すちゃらか映画レビュー!(その31)
2003年1月11日いや〜…ヒューについて語ってみたら、意外に反響あってビックリ!
とりあえず、もうちょっと語ってみよっと♪てへ♪
というわけで、いきなり始まる「すちゃらか映画レビュー!」どす!
(字数が足りなくなるから〜)
今回のお題は「ヒュー・ジャックマン」。
「X-MEN」以外の3作品を取り上げます。
そのうちの2作品はさらっと触れる程度。
メインレビューは1作だけとなります。
■「ソードフィッシュ」(2001・米)
ヒュー狙いで観に行った映画その1。
今作では凄腕ハッカー役。ヒネリも魅力もなく、ラストも「なんじゃこりゃ!?」な映画。ガッカリ。脂ぎってるヤギヒゲ虎ボルタ相手だけに、ヒューのフレッシュさが際立っているけど…結局、ハル・ベリーとヒューのボディ対決が(私的に)見所な映画。あ〜…でもヒュー演じるスタンリーの娘になってみたい…。こんな素敵なパパなら友達に自慢できるもん!>Dさん
しかし…スタンリー…あんな状態でよくハッキングできたよニャ〜…。「ハッキングしながらでも、60秒は軽く持ちます」。これって大物ハッカーの条件ニャ??(…レビューで裏シドする私)
■「恋する遺伝子」(2001・米)
ヒュー狙いで観に行った映画その2。
今作ではプレイボーイ役。なんてつまんない映画だ〜!!…恋愛論をぶち上げる前に、素直になって己を省みてはいかが?…ったく!…共感できず、印象に残るのはアシュレイのパンツ姿とヒューの甘い顔(と、ボクサーパンツ)だけという作品。
しかし…ヒューよ…いつも思うんだけど…なんでキスシーンで唇を尖がらせるのニャ?
ちなみに両作品とも共通するのはヒューのヌード。
いいもの見せてもらえるのは結構な話だけど、いいかげん脱がなくていい映画にも出て欲しいよニャ〜…。
では――メインレビュー!!
「ニューヨークの恋人」Kate & Leopold(2001・米)
IMDb→http://us.imdb.com/Title?0035423
監督:ジェイムズ・マンゴールド
脚本:ジェイムズ・マンゴールド、スティーブン・ロジャース
出演:メグ・ライアン、ヒュー・ジャックマン、リーヴ・シュレイバー、ブレッキン・メイヤー、他
ストーリー:
19世紀後半NY。オルバニー公爵・レオポルド(H・ジャックマン)は、愛する人にめぐり会えないまま満たされない日々を送っている。そんな中、花嫁を決めなければならない舞踏会の席で、怪しい人物を見かけたレオポルドは、彼を追いかけてブルックリン橋から落ち、そのまま現代のNYへとタイムスリップしてしまう。そして、バリバリのキャリア・ウーマンのケイト(M・ライアン)と出会うが――
この前「映画としてそれほど出来がいいとは思わない」と書いたけど、取り消し!
なんていい映画だ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!
…って、そんな風に云うのは私ぐらいかもね。
じゃあなんで「いい映画」なのかを――語ってみます。上手く伝わればいいけど…。
この作品って…おとぎ話として、本当に出来がいい。とてもレトロなロマンティック・コメディなの。最初から最後まで、昔風な展開。「メリー・ポピンズ」や「アパートの鍵貸します」「ティファニーで朝食を」「マイ・フェア・レディ」あたりを思い出しちゃった。マンゴールド監督は、古き良きロマンティック・コメディを作りたかったんじゃないかニャ〜?
おとぎ話のロマンティック・コメディなんだから、ツッコミは野暮。設定がおかしいとか、タイムスリップの原理に納得いかないとか、ラブシーンがリアルじゃないとか、そんなことは問題じゃない!どーでもいいの!!…時を越えて出逢ったふたりが、どんな風に恋に落ちていくかが大事なの!!そして、おとぎ話的ハッピーエンドがポイントなの!!
で。俳優なんだけど…まず、メグ・ライアン。年齢的にちょっとキツイかニャ〜?と思ったんだけど、やっぱ彼女はロマコメの女王だと感心しちゃった。…セリフの間の取り方、身のこなし…この映画ではパーフェクトに近いんじゃないかニャ?…彼女が出演したロマコメ映画の中でも、今回のケイトは珍しく、最初からキュートなタイプではない。だから「可愛げないな〜」と思う人は多いかもしれない。でもそんなケイトが変わっていく…その姿にはやっぱり共感できるものがあったな〜…。
ヒュー・ジャックマン。いや〜、上手いわ!…ビックリした。あのウルヴァリン役やってた彼が、こんなに優雅で誠実で気高い貴族を演じられるとはね〜!…歌も披露するんだけど、さすがミュージカルで鍛えただけあって、素敵な歌声〜♪…もうメロメロ〜♪…いや〜この映画、レオ役がヒューでよかった〜♪ナイス・キャスティング!!…もしかしたら彼はフツーの役より、19世紀の貴族とか、孤独なミュータントとか…ちょっと特殊な役のほうが合ってるのかも。
ただ、スチュワート役のL・シュレイバー。コメディセンスがあるかどうかが、ちょっと微妙。あんまり間がいいとは思えなかったんだけど…ま、これも好みかニャ?
それから私的な見解だけど…この映画を観てたら、やっぱ女は男に対して1番求めるのは誠実さなんだな〜…って思った。
だっていまどきの男って、下心ありありの「見返り」を要求してくるヤツ多いもん(ウンザリする!)。だけど、レオはそんな「見返り」は要求してこない。あくまでも正攻法(しかもレトロな)。それにキュンとくる女性は――やっぱ多いと思うよ。
ケイトとレオのキスだって、ぜんぜんリアルじゃないし、カメラだってそれほど彼らを追っていない。でもそれが返って――ふんわりとした気持ちにさせてくれる。どんなキスをしたかってことが問題じゃない。あのふたりがキスをしたってことだけで…もう充分な気持ちになるもんなんだよ…。
この映画に納得いかない男性は多いだろうニャ〜。設定に穴が多いとか、ラストが気に入らんとか、おとぎ話過ぎるとか…まあ、いろいろあるでしょう。でもね。私にはそんなことはどうでもいいの。…ほんのひととき――2時間ちょっとだけど――夢を見れて幸せだったもん。いまどき、こんなオマージュに溢れたレトロなロマンティック・コメディが観れるとは思ってなかった。…だから素直に「ありがとう」って云いたい…。
そして映画が終わって、エンドクレジットが流れた瞬間。スティングの歌が流れて…思わず涙がポロリ。なんていい曲なんだ〜…。余韻に浸れる時間を与えてくれる主題歌だよニャ〜。「チムチム・チェリー」を思い出すような曲調なんだけど、きっとスティングはこの映画が理解できたんだろう…。
ところで。大人気のヒュー・ジャックマンなんですけど。レオポルド役を演じてからというもの、ことあるごとに「どうしてあなたはいつもレオポルドでいてくれないの!?」と奥さんに云われるそうな〜。ぎゃははははは♪
♯こんな人にオススメ
「レトロなロマンティック・コメディが観たい」「ヒュー・ジャックマンってかっこいい〜〜♪」「スティングが大好きなんです!」
ちなみにこの映画、本編においてヒューは全然脱いでません。ところが、DVDの映像特典に「レオポルドの未公開バスルームシーン」なるものが付いてきます。メグ・ライアンじゃなくて、ヒュー・ジャックマンってところが狙ってるよニャ〜!はははははは♪
とりあえず、もうちょっと語ってみよっと♪てへ♪
というわけで、いきなり始まる「すちゃらか映画レビュー!」どす!
(字数が足りなくなるから〜)
今回のお題は「ヒュー・ジャックマン」。
「X-MEN」以外の3作品を取り上げます。
そのうちの2作品はさらっと触れる程度。
メインレビューは1作だけとなります。
■「ソードフィッシュ」(2001・米)
ヒュー狙いで観に行った映画その1。
今作では凄腕ハッカー役。ヒネリも魅力もなく、ラストも「なんじゃこりゃ!?」な映画。ガッカリ。脂ぎってるヤギヒゲ虎ボルタ相手だけに、ヒューのフレッシュさが際立っているけど…結局、ハル・ベリーとヒューのボディ対決が(私的に)見所な映画。あ〜…でもヒュー演じるスタンリーの娘になってみたい…。こんな素敵なパパなら友達に自慢できるもん!>Dさん
しかし…スタンリー…あんな状態でよくハッキングできたよニャ〜…。「ハッキングしながらでも、60秒は軽く持ちます」。これって大物ハッカーの条件ニャ??(…レビューで裏シドする私)
■「恋する遺伝子」(2001・米)
ヒュー狙いで観に行った映画その2。
今作ではプレイボーイ役。なんてつまんない映画だ〜!!…恋愛論をぶち上げる前に、素直になって己を省みてはいかが?…ったく!…共感できず、印象に残るのはアシュレイのパンツ姿とヒューの甘い顔(と、ボクサーパンツ)だけという作品。
しかし…ヒューよ…いつも思うんだけど…なんでキスシーンで唇を尖がらせるのニャ?
ちなみに両作品とも共通するのはヒューのヌード。
いいもの見せてもらえるのは結構な話だけど、いいかげん脱がなくていい映画にも出て欲しいよニャ〜…。
では――メインレビュー!!
「ニューヨークの恋人」Kate & Leopold(2001・米)
IMDb→http://us.imdb.com/Title?0035423
監督:ジェイムズ・マンゴールド
脚本:ジェイムズ・マンゴールド、スティーブン・ロジャース
出演:メグ・ライアン、ヒュー・ジャックマン、リーヴ・シュレイバー、ブレッキン・メイヤー、他
ストーリー:
19世紀後半NY。オルバニー公爵・レオポルド(H・ジャックマン)は、愛する人にめぐり会えないまま満たされない日々を送っている。そんな中、花嫁を決めなければならない舞踏会の席で、怪しい人物を見かけたレオポルドは、彼を追いかけてブルックリン橋から落ち、そのまま現代のNYへとタイムスリップしてしまう。そして、バリバリのキャリア・ウーマンのケイト(M・ライアン)と出会うが――
この前「映画としてそれほど出来がいいとは思わない」と書いたけど、取り消し!
なんていい映画だ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!
…って、そんな風に云うのは私ぐらいかもね。
じゃあなんで「いい映画」なのかを――語ってみます。上手く伝わればいいけど…。
この作品って…おとぎ話として、本当に出来がいい。とてもレトロなロマンティック・コメディなの。最初から最後まで、昔風な展開。「メリー・ポピンズ」や「アパートの鍵貸します」「ティファニーで朝食を」「マイ・フェア・レディ」あたりを思い出しちゃった。マンゴールド監督は、古き良きロマンティック・コメディを作りたかったんじゃないかニャ〜?
おとぎ話のロマンティック・コメディなんだから、ツッコミは野暮。設定がおかしいとか、タイムスリップの原理に納得いかないとか、ラブシーンがリアルじゃないとか、そんなことは問題じゃない!どーでもいいの!!…時を越えて出逢ったふたりが、どんな風に恋に落ちていくかが大事なの!!そして、おとぎ話的ハッピーエンドがポイントなの!!
で。俳優なんだけど…まず、メグ・ライアン。年齢的にちょっとキツイかニャ〜?と思ったんだけど、やっぱ彼女はロマコメの女王だと感心しちゃった。…セリフの間の取り方、身のこなし…この映画ではパーフェクトに近いんじゃないかニャ?…彼女が出演したロマコメ映画の中でも、今回のケイトは珍しく、最初からキュートなタイプではない。だから「可愛げないな〜」と思う人は多いかもしれない。でもそんなケイトが変わっていく…その姿にはやっぱり共感できるものがあったな〜…。
ヒュー・ジャックマン。いや〜、上手いわ!…ビックリした。あのウルヴァリン役やってた彼が、こんなに優雅で誠実で気高い貴族を演じられるとはね〜!…歌も披露するんだけど、さすがミュージカルで鍛えただけあって、素敵な歌声〜♪…もうメロメロ〜♪…いや〜この映画、レオ役がヒューでよかった〜♪ナイス・キャスティング!!…もしかしたら彼はフツーの役より、19世紀の貴族とか、孤独なミュータントとか…ちょっと特殊な役のほうが合ってるのかも。
ただ、スチュワート役のL・シュレイバー。コメディセンスがあるかどうかが、ちょっと微妙。あんまり間がいいとは思えなかったんだけど…ま、これも好みかニャ?
それから私的な見解だけど…この映画を観てたら、やっぱ女は男に対して1番求めるのは誠実さなんだな〜…って思った。
だっていまどきの男って、下心ありありの「見返り」を要求してくるヤツ多いもん(ウンザリする!)。だけど、レオはそんな「見返り」は要求してこない。あくまでも正攻法(しかもレトロな)。それにキュンとくる女性は――やっぱ多いと思うよ。
ケイトとレオのキスだって、ぜんぜんリアルじゃないし、カメラだってそれほど彼らを追っていない。でもそれが返って――ふんわりとした気持ちにさせてくれる。どんなキスをしたかってことが問題じゃない。あのふたりがキスをしたってことだけで…もう充分な気持ちになるもんなんだよ…。
この映画に納得いかない男性は多いだろうニャ〜。設定に穴が多いとか、ラストが気に入らんとか、おとぎ話過ぎるとか…まあ、いろいろあるでしょう。でもね。私にはそんなことはどうでもいいの。…ほんのひととき――2時間ちょっとだけど――夢を見れて幸せだったもん。いまどき、こんなオマージュに溢れたレトロなロマンティック・コメディが観れるとは思ってなかった。…だから素直に「ありがとう」って云いたい…。
そして映画が終わって、エンドクレジットが流れた瞬間。スティングの歌が流れて…思わず涙がポロリ。なんていい曲なんだ〜…。余韻に浸れる時間を与えてくれる主題歌だよニャ〜。「チムチム・チェリー」を思い出すような曲調なんだけど、きっとスティングはこの映画が理解できたんだろう…。
ところで。大人気のヒュー・ジャックマンなんですけど。レオポルド役を演じてからというもの、ことあるごとに「どうしてあなたはいつもレオポルドでいてくれないの!?」と奥さんに云われるそうな〜。ぎゃははははは♪
♯こんな人にオススメ
「レトロなロマンティック・コメディが観たい」「ヒュー・ジャックマンってかっこいい〜〜♪」「スティングが大好きなんです!」
ちなみにこの映画、本編においてヒューは全然脱いでません。ところが、DVDの映像特典に「レオポルドの未公開バスルームシーン」なるものが付いてきます。メグ・ライアンじゃなくて、ヒュー・ジャックマンってところが狙ってるよニャ〜!はははははは♪
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