まずは昨日書けなかった話から。

■「バーバレラ」で騒ぐ
センターステージ移動の際だったか、映画「バーバレラ」の(あの有名な)タイトルバック曲が流れ、「これ『バーバレラ』だよ!『バーバレラ』の曲!」と興奮気味にNちゃんに云うも、Nちゃんは「???」。……。やっぱり「バーバレラ」なんて誰も知らないのか…って云うか、B’zのふたりもきっと知るまい…。

■イナバMCにて
イナバのMCは昔からひっじょ〜に真面目。その路線は変わらず、今回もし〜〜〜んと静まりかえった5万人の観客の前で、「B’zの15回目の誕生日に、この渚園にまた来れて嬉しいです。次の記念にも渚園でやれたらと思います」(うろ覚え)と発言。それを聞いた瞬間、Nちゃんと私は(異口同音)「え!?マジで!?」。………本気でまた渚園…ですか…?………。

■三種の神器
10年前に比べて便利になったな〜と思ったのが、次の三品。

1.カメラ付き携帯
居場所はわかるわ、メールできるわ、記念撮影できるわ…。

2.500mlペットボトル飲料
缶の時代、量は少ないわ、置き場所には困るわ…。

3.インターネット
事前情報がゲットできて楽。

■遠隔操作カメラ
私たちのブロックの上で、ロープウェイ状態のカメラが高速でいったりきたりしていた。こんなの10年前にはなかったよな〜と、Nちゃんと私、思わず見惚れる。

■ボス、ゼブラ衣装で登場
10年前の渚園で着ていたゼブラ衣装を身にまとい、松本氏登場。会場の(10年前の渚園に参加した)松ちゃんファンを大泣きさせる。それに対しイナバ氏(当時38歳)は、結局一度も太陽orクチビル短パン姿になることはなく……。……。

以下、全体を通しての感想と総評。

■総評
9/21の渚園公演で、12年続いたプレジャー・ツアーが終わった。いま、とても淋しい気持ちでいっぱいだ。

91年の「pleasure’91」ツアーのMCで、稲葉さんが「アルバムメインのツアーだけでなく、こういった過去の曲を多く取り入れたツアーを、『プレジャーツアー』と題して、できれば毎年やってきたい」と話してくれたのが、つい先日のように思える。

渚園に対しても、非常に思い入れがある。
10年前の公演時、前日から乗り込んで渚園のまわりを歩いた。翌日、早朝から並び、開演までの長い時間を友人とともに笑いながら過ごした。ライブが始まってからは、5万人の仲間、そしてB’zとともに…灼熱の時間を過ごした。だからこそ――どんな状況が待っていたとしても――私は今回の渚園公演に参加したんだと思う。あの素晴らしい瞬間の積み重ねを…もう一度感じたくて。

がしかし。

正直云うと、今回の渚園公演は――あまり「ラストプレジャー」という印象が持てなかった。渚園だからなにか特別な演出があるのかと期待したが、映像は過去のものばかり(記念的なライブでもあるから、ある程度は仕方ないんだけど)、ダイブも95年の焼き直し、曲のアレンジもそれほど特別なものはなく、曲数だって通常のツアーと変わらない(20曲くらい)。そしてなんと云ってもショックだったのは――過去の曲が聴けるはずのプレジャーなのに、新しい曲が多かったということ。

「これはおかしい…」と思ったら、案の定、1日目より5曲も減らされたそうだ。その曲名は下記の通り。

Pleasure’03、Wonderful Opportunity、GIMME YOUR LOVE、Bad Communication、愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない

……。これじゃあ、みな不満を漏らすわけだ。プレジャーツアーなのに「Pleasure’**」(**は年数が入る)を削るなんて!…ほかの曲だって、みなが聴きたい人気曲ばかり。でも新しい曲は、しっかりリストに入っている。せっかくプレジャーなんだから、削るなら「アラクレ」「野生のENERGY」「ultra soul」あたりを削ればいいのに…。

曲やライブ時間が減らされたのは、天候的な理由(地元警察から中止要請があったとかなんとか…)、観客の健康、地元住民側からの希望(ソースがしっかりしてないので、事実かどうかはわかりません)などがあったからと云われている。それでも、全国から静岡県・渚園に集まったファンのため(リスクを背負いながらも)B’zはライブを決行した。…そのことに関しては(感動とともに)最大の感謝をしている。がしかし。削る曲をもうちょっと考えてくれ〜〜〜〜!!

最新アルバムセールスのことを思えば、新曲を削らないのもわかる。でも…やっぱりバッコミは聴きたかったよ…。

B’zがどれだけ苦渋の決断を迫られていたのか――私は容易に想像できる。だって15年もファンやってきたんだよ?…その間、ず〜っと彼らの成長を見てきたんだよ?…もしかして私は騙されてるのかもしれない。でも曲に人柄は絶対に反映してくるものだ。あの真面目でファン思いなふたりが、私たちのことを考えてないなんてこと――100%ありえない。それだけに…なんとも心の中は複雑な思いでやりきれない。

スウィートな時間を過ごすつもりだったのに――いや実際、かなりスウィートだったんだけど――いざかじってみれば、そこにあるはずがないと思ってたビターな味が感じられて、思いがけずショックを受けてしまった――そんなラストプレジャーだった。

あ〜…でもまた渚園でライブがあったら――きっと行くんだろうな〜…。

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