←え〜っと、誰もが知ってるだろうハリウッドのスーパースターことトム・クルーズさん(42歳)。先日、美容院にてブ厚くて重い女性誌(「MORE」とかそのあたり)を読んでいたら、「いま話題の俳優たち」という映画俳優特集ページがあったので、どんなメンツが出てくるやらとパラパラめくってみたところ、ガエル・ガルシア・ベルナルやロドリゴ・サントロ、ジェイク・ギレンホールといったハリウッドでも注目株である若手俳優が数多く出てきて、「ナルホド、日本の女性誌も目の付け所を変えてきたわね」と感心していたら――ガエルくんとロドリゴの次に、いきなりトムトムがばば〜ん!…いくらスーパースターでも、彼らのあとにトムトムは正直キツイっスよ…。

今月の当ブログ内「THE MOST ATTRACTIVE MAN」(ATTRACTIVE…誘引力のある)は、トム・クルーズさんに決定!

正直云うと、現在いい感じで人気上昇中のジェイミー・フォックスにしたかったのですが、頑張って初の悪役をこなしたこと、ドタキャン付きとは云え、キャンペーン来日してくれたことによる合わせ技イッポン!で、トムトムに決めました。極東の田舎より表彰したいと思います。オメデトゴザイマース♪

で、「コラテラル」なんですけど。
この前「シークレット・ウインドウ」を観に行ったときには、まだ「コラテラル」のトレイラーが流れておりまして、そういえばなんでかトレイラー観てなかったよなと、ついじ〜っと観てしまったのですが…なんだかとってもネタバレな内容だったので、ビックリしましたよ。もちっと控えめのほうがいいと思うんだけどなあ。

この前書いた感想――実は中盤までの感想と云っても過言ではなく、正直云うと、私はラストやクライマックスが特別いいとは思ってないのです。はたしてあんな姿のトム・クルーズ(ラストバトルあたり)を観たい人はいるのかな、と。彼が(いつものように)頑張ってるのがよくわかるから、余計にその熱さが痛いとゆーか。でもそのトムトムの暑(熱)苦しさを、ジェイミー・フォックスの演技と存在で上手く相殺させてるところに、マイケル・マンという監督の上手さ…その手腕を感じてしまいましたよ。ふたりの男によるケミストリー映画を撮らせると、やっぱ上手いな〜と。う〜む。

トムトムは――「オスカー狙いがミエミエで、あざとさを感じる」と云う人がいますが、私に云わせりゃ「そりゃ欲しいよね〜、頑張ってるんだから」。なんかもうこうなったら、オスカーゲットするまで、あからさまにとことん頑張って欲しいものです。

ただ、ポール・トーマス・アンダーソン(PTA)が、「マグノリア」で彼のために書いたあの性の伝道師役(暑苦しさを上手く利用してるなと至極感心)でもオスカーが取れなかった――アナタのことを、それこそ「アウトサイダー」の頃よりずっと見続けた極東ギャルが思うに…その暑苦しさは想像以上のネックになってるのではないかと。

本人は野心的で情熱家、映画に対しては子供みたいなところがあるんでしょうけど(だからスピルバーグとウマが合うのでしょう)、裏目に出ちゃうもんですねぇ…う〜む…。

彼が、加齢による渋さと枯れ具合、そして眼差しと笑顔だけで勝負しない自然な演技を身につけ、その熱さを昇華させたとき――もしかしたら今回初めて見せてくれた悪役より、「おお!これがトム・クルーズなのか!?」と感動させてくれるような気がします。…ヘタな役者じゃないんだし。

以上、トムトム論に至ってしまった(…)10月の「THE MOST ATTRACTIVE MAN」でした♪

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