←読んだことがないのですが、今から20年近く前に出版された「愛してポーポー」に近い内容なのではないでしょうか?

以前ちょろっと書いたように、私が小学生〜中学生の頃はジャッキー・チェンが大人気でして、彼に関するグッズや本がいろいろと売られておりました。私めも世のブームに逆らうことなくジャッキーが大好きだったので、彼の映画はよく観たし、お小遣いでジャッキーの音楽LP(日本語で歌ってました。♪ま〜り〜あ〜んぬ♪)や特集本、映画チラシを集めたり、ファンクラブに入ったりしておりました。

その中でも忘れられないのが、ジャッキー自身が書いた「愛してポーポー」という自伝(「ポーポー」とはジャッキーの幼少時代の愛称)。これがもう、ジャッキースマイルな表紙からは想像もつかない超ヘビィな内容で、人気絶頂の国際スターがここまで書いていいものなのか?と思ったほど。そこに書かれている、彼の生い立ち、両親の話、恋の話、青春時代や駆け出しの頃の話――ページが進むうち、いつしか私の目から涙がポロポロ落ちていたのでした。

アジアでは日本限定公開だという、ジャッキー・チェンの父親が語る中国現代史を映像に収めたドキュメンタリー映画「失われた龍の系譜〜トレース・オブ・ア・ドラゴン」のトレイラーよもやま話をば。

■「失われた龍の系譜 トレース・オブ・ア・ドラゴン」TRACES OF A DRAGON: JACKIE CHAN & HIS LOST FAMILY(2003・香港)
公式サイト→http://www.maxam.jp/trace/
日本版トレイラー→http://www.maxam.jp/trace/trailer.html
製作総指揮:アレックス・ロウ
監督:メイベル・チャン
出演:ファン・ダオロン、ジャッキー・チェン、他

トレイラーを見ていると、製作に関わっているメンツが(ほぼ)ジャッキー関係者なので、ドキュメンタリーにしてプライベート・フィルムだという話は本当のようですね。

↓「ジャッキー・チェンによる、ショッキングなドキュメンタリー」(eiga.com)
http://www.eiga.com/buzz/050201/09.shtml

(以下、上記サイトから引用)
 製作のロウ氏は「ジャッキーからオーストラリアに遊びに行こうと誘われたのが、本作の始まりでした。ジャッキーは彼の父親が“あること(ジャッキーには実は兄弟がいるということ)”を話すというので、ビデオを持って父親の話す姿を映像に撮っておこうと思っていたのでしょう」と製作に至った経緯を語った。

ドキュメンタリーは初めてというチャン監督は「あまりドキュメンタリーということは意識しませんでした。皆さんが知っているスーパースター、ジャッキー・チェンとは違うもう1人のジャッキーをこの映画で観ることが出来ると思います」とコメント。

 本作には、戦争中の日本軍の蛮行や、ジャッキーの父親が共産党員であることなど、これまでのジャッキーのイメージからは想像もつかないショッキングな内容が含まれている他、プライベート・フィルムとして作られたという経緯もあり、アジアでは日本だけの公開になるという。だが、ジャッキーの父親の人生を映画化するという別企画も進行中とのことだ。
現在は豪州在住であるジャッキーのパパが、実は中国から命を懸けて香港に逃げてきたこと、ご両親が再婚同士であるということ、ジャッキーには父親の違うお姉さんがふたりいること、ジャッキーは産み月を過ぎてもママのお腹にいて、産まれたときは5000gを超えていたため、ママにかなりの負担をかけたこと、幼い頃はたいへん貧乏でご両親は苦労されたこと…などなどは、「愛してポーポー」に書かれていたので(いちおう)知ってはいたのですが、パパが中国から逃げてきた理由は語られておりませんでしたし、お姉さんだけでなくお兄さんもいるということはまったくもって初耳でした…ってか、ジャッキー自身も知らなかったのですね。そっか…。

ジャッキーはご両親思いの孝行息子である、というイメージを私はずっと持ち続けていました。そんな息子に対し、初めて真実を語る父、フィルムに残しておきたいほどの「龍の系譜」か――どんなことが語られているのかな…。

中国激動時代が背景なので、歴史的な面でもたいへん興味があります。ただ、3月5日より公開と云えども思いっきり単館系、私が住む田舎からだと1番近くて名古屋かあ…どうしようかな…。

――まりゅうさん、観に行かれます?
もしそのご予定なら、感想よろしくお願い致します。

以上、「トレイラーよもやま話」でした♪

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