英国を代表する監督のひとりであるサー・リドリー・スコット(67)。「エイリアン」「ブレードランナー」といったSF系から、青春ドラマ系「白い嵐」、コメディ系「マッチスティック・メン」、歴史大河系「グラディエーター」など、手がけたジャンルは意外と(失礼!)幅広く、そしてメジャー系作品が多いので、特別映画好きでなくても、彼の監督した映画を観た方はけっこういらっしゃるのではないでしょうか?

そんな監督のMYイメージは「エゴイスト(自分の世界を持っている人、という意味でとらえて下さい)な完ぺき主義者」。どの作品を観ても、確固たる「オレの世界」を崩さない(崩そうとしない、のほうが正確かな?)監督だなという印象です。

↓「エイリアン」:シガニー・ウィーバーと若き日…と云っても40代の監督(IMDb)
http://us.imdb.com/gallery/ss/0078748/ADC-180.jpg
(25年前ですが、あんまり今と変わんないですね)

↓「キングダム・オブ・ヘブン」:オーリに演技指導中の監督(IMDb)
http://us.imdb.com/gallery/ss/0320661/KOH-732.jpg
(孫とおじいちゃんみたい…似てませんが)

で、そのリドリー監督。

実は以前、ロンドンのリドリー・スコット邸で日本人女性のお手伝いさんが働いていたことがあるそうです。90年代半ばくらいの頃だったかな?

その元お手伝いさんがお書きになったエッセイ本(「イギリス人はおかしい」著:高尾慶子)がありまして、出版されたとき私めも楽しく読んだ…とゆーか、私が10代の頃からずっとイメージしていた英国の姿が、あまりにもそのまんま描かれていたので、「やっぱりなあ」と思いつつ、読んだものです。私は英国が紳士の国だなんて思ったことナイも〜ん。

で、その本にあったリドリー監督の話で大笑いしたのが――「監督はロケで自宅に不在の日でも、ゴミ出し日の朝になると、必ずロケ先から『ケイコ、今日はゴミ出し日だ』と電話をかけてくる」。ぎゃはははははははは!目に浮かぶナリ〜♪

そのほか、監督はヘルシーな日本食が好きだとか、職人がウザがるほど庭の手入れや掃除については小うるさいくせに、ご自身は着るものにまったく無頓着だとか――監督の性格が実によくわかる話がてんこもり。

以来、キャンペーン来日記者会見で監督がどんなに渋く語っておられても、つい「今日はゴミの日コールをしたんだろうか?」と思ってしまう私なのでした〜。←今日のわんこ風で♪

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