2005年度上半期映画ちょっとだけ感想&デキゴトロジー 3
2005年8月26日 年度別フェイバリット10映画
「2005年度上半期映画ちょっとだけ感想&デキゴトロジー」です。これは私が今年上半期に鑑賞した映画の中で、ちょっとだけ感想を書いておきたい、感想は別に書いたけどそれに補足をしておきたい、映画館でトンデモ事件に遭遇したので報告しておきたい…など、基本的に映画ヨタ話を記したものです。尚、観た映画すべてを書くことは絶対ムリ!不可能!なため、一部だけになっております。
続きを書いてみました♪
■「エターナル・サンシャイン」
私は完全にクレメンタイン派。同じような状況になったら、思い立ったが吉日とばかりに記憶を消しに行くでしょうね。ところで、「想像していたものと全然違った」「難しかった」「マニアでオタクな感じ」「フツーのラブコメを期待したのに、ワケわかんない!」と感想を語る女性が多い本作ですが、「C・カウフマン脚本」と聞けば、ある程度身構えることができる映画好きならともかく、ごくごくフツーの女子にはキビしかったかもしれません。それに日本版オリジナルポスターがたいへん良い出来なので、これ見たら、誰だって「せつないけれど、とびきり甘い」ストーリーを期待しちゃうでしょうよ。
↓日本版オリジナルポスター(amazon)
http://images-jp.amazon.com/images/P/B0007TW7W8.09.LZZZZZZZ.jpg
(いい感じだけど、ちょっと乙女ちっく?)
↓本国版オリジナルポスター(movieposter.com)
http://www.movieposter.com/poster/MPW-8968/Eternal_Sunshine_Of_The_Spotless_Mind.html
(こっちの雰囲気のほうが映画に忠実…って、これ85ドルもするの!?)
■「ナショナル・トレジャー」
ここまで見事に毒気がないとは。連想ゲームのように謎を解くなんて、考古学者もカタナシ!…でも「グーニーズ」のような映画がない現在、本作のような「親が子供を連れて観に行けるお宝探し映画」に対し(面白い/面白くないは別問題として)あんまりケチはつけたくないなあ。
■「世界で一番パパが好き!」
いつものようにニュージャージーが舞台でも、野郎同士ではなく父と娘の日常が描かれているという、ケヴィン・スミス監督作にしては珍しいハートウォーミングな映画。かなりベタな内容だけど、面白く観たのでそんな酷評されるような出来じゃないと思う。ただ彼の映画である以上、やっぱり女の描写は相変わらずモテない野郎ビジョンで、リヴ・タイラー演じる女の子の言動や行動に激しい嫌悪感を抱いてしまい、途中退席を真剣に考えてしまった。でも「前半はヒドイ女が後半から良くなる」というのが彼の映画の特徴だし、実際そうだったので、なんとか乗り切ったけど。それにしても…あれだけカメラを固定していたケヴィンなのに、この映画はカメラが動く動く。どういう心境の変化?
■「五線譜のラブレター」
作曲家コール・ポーターの恋多き人生、妻リンダとの愛を描いた作品。コールを演じたケビン・クラインが素晴らしく、ファン(私含む)は必見かと。彼はもともとコメディでバカやれる人だというのに、ここ数年はすっかり品のいいおじさま役が板についちゃって、と思わず遠い目。ころで、本作のウリのひとつである「人気シンガーがひとりずつ出てきてコールの曲を歌ってくれる」というスペシャルシーン。そこによもやファット・ダンサー(命名:ノエル・ギャラガー)が現れようとは。ジョージを呼べ、ジョージを!
↓オアシスのノエル「若者の暴力行為はエミネムのせい」(BARKS)
http://www.barks.jp/news/?id=1000009182
■「ビヨンド the シー 夢見るように歌えば」
あの胡散臭そうなケヴィン・スペイシーが歌う!歌う!歌う!踊る!踊る!踊る!…あまりに想像デッドゾーンだったので、珍獣を見に行く…とゆーか冷やかし気分100%で観に行ってみれば――ケヴィンの歌の上手さにビックリ仰天。ただし、最初から最後までケビン一色、出ずっぱり&歌いっぱなしな白昼夢ストーリーだったため、本気で幕間が欲しくなりました。どこまでも続くケヴィン曼荼羅な1本。
■「Shall We ダンス?」
映画館に入るや、ダンス用のドレスを着たマネキンの数々に迎えられてビックリ。すると今度は「ただいまキャンペーン中です。くじを引いて下さい」とカウンターのおばさんに云われたので、試しに引いてみれば――「あ、当りましたよ!おめでとうございます!ダンス教室1日無料レッスン券を差し上げますね♪」。……。で、そのダンス教室には、もちろんリチャード・ギアがいるんでしょうね?
■「デンジャラス・ビューティー2」
これも「ブリジット・ジョーンズ」と同じで、主人公のお約束ドジ・言動・行動を楽しむという「まずキャラクターありき」なシリーズなんですけど…あのグレイシー・ハートが、そんな簡単に魂を売り渡すわけないじゃん…と、冒頭からショックを受けてしまい、結局そのままノリきれずに終了。ガッカリ。
とりあえず今日はここまで。
続きはまた明日になります。
続きを書いてみました♪
■「エターナル・サンシャイン」
私は完全にクレメンタイン派。同じような状況になったら、思い立ったが吉日とばかりに記憶を消しに行くでしょうね。ところで、「想像していたものと全然違った」「難しかった」「マニアでオタクな感じ」「フツーのラブコメを期待したのに、ワケわかんない!」と感想を語る女性が多い本作ですが、「C・カウフマン脚本」と聞けば、ある程度身構えることができる映画好きならともかく、ごくごくフツーの女子にはキビしかったかもしれません。それに日本版オリジナルポスターがたいへん良い出来なので、これ見たら、誰だって「せつないけれど、とびきり甘い」ストーリーを期待しちゃうでしょうよ。
↓日本版オリジナルポスター(amazon)
http://images-jp.amazon.com/images/P/B0007TW7W8.09.LZZZZZZZ.jpg
(いい感じだけど、ちょっと乙女ちっく?)
↓本国版オリジナルポスター(movieposter.com)
http://www.movieposter.com/poster/MPW-8968/Eternal_Sunshine_Of_The_Spotless_Mind.html
(こっちの雰囲気のほうが映画に忠実…って、これ85ドルもするの!?)
■「ナショナル・トレジャー」
ここまで見事に毒気がないとは。連想ゲームのように謎を解くなんて、考古学者もカタナシ!…でも「グーニーズ」のような映画がない現在、本作のような「親が子供を連れて観に行けるお宝探し映画」に対し(面白い/面白くないは別問題として)あんまりケチはつけたくないなあ。
■「世界で一番パパが好き!」
いつものようにニュージャージーが舞台でも、野郎同士ではなく父と娘の日常が描かれているという、ケヴィン・スミス監督作にしては珍しいハートウォーミングな映画。かなりベタな内容だけど、面白く観たのでそんな酷評されるような出来じゃないと思う。ただ彼の映画である以上、やっぱり女の描写は相変わらずモテない野郎ビジョンで、リヴ・タイラー演じる女の子の言動や行動に激しい嫌悪感を抱いてしまい、途中退席を真剣に考えてしまった。でも「前半はヒドイ女が後半から良くなる」というのが彼の映画の特徴だし、実際そうだったので、なんとか乗り切ったけど。それにしても…あれだけカメラを固定していたケヴィンなのに、この映画はカメラが動く動く。どういう心境の変化?
■「五線譜のラブレター」
作曲家コール・ポーターの恋多き人生、妻リンダとの愛を描いた作品。コールを演じたケビン・クラインが素晴らしく、ファン(私含む)は必見かと。彼はもともとコメディでバカやれる人だというのに、ここ数年はすっかり品のいいおじさま役が板についちゃって、と思わず遠い目。ころで、本作のウリのひとつである「人気シンガーがひとりずつ出てきてコールの曲を歌ってくれる」というスペシャルシーン。そこによもやファット・ダンサー(命名:ノエル・ギャラガー)が現れようとは。ジョージを呼べ、ジョージを!
↓オアシスのノエル「若者の暴力行為はエミネムのせい」(BARKS)
http://www.barks.jp/news/?id=1000009182
■「ビヨンド the シー 夢見るように歌えば」
あの胡散臭そうなケヴィン・スペイシーが歌う!歌う!歌う!踊る!踊る!踊る!…あまりに想像デッドゾーンだったので、珍獣を見に行く…とゆーか冷やかし気分100%で観に行ってみれば――ケヴィンの歌の上手さにビックリ仰天。ただし、最初から最後までケビン一色、出ずっぱり&歌いっぱなしな白昼夢ストーリーだったため、本気で幕間が欲しくなりました。どこまでも続くケヴィン曼荼羅な1本。
■「Shall We ダンス?」
映画館に入るや、ダンス用のドレスを着たマネキンの数々に迎えられてビックリ。すると今度は「ただいまキャンペーン中です。くじを引いて下さい」とカウンターのおばさんに云われたので、試しに引いてみれば――「あ、当りましたよ!おめでとうございます!ダンス教室1日無料レッスン券を差し上げますね♪」。……。で、そのダンス教室には、もちろんリチャード・ギアがいるんでしょうね?
■「デンジャラス・ビューティー2」
これも「ブリジット・ジョーンズ」と同じで、主人公のお約束ドジ・言動・行動を楽しむという「まずキャラクターありき」なシリーズなんですけど…あのグレイシー・ハートが、そんな簡単に魂を売り渡すわけないじゃん…と、冒頭からショックを受けてしまい、結局そのままノリきれずに終了。ガッカリ。
とりあえず今日はここまで。
続きはまた明日になります。
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