リバー亡き後、日本の腐女子/貴腐人界に「レオナルド・ディカプリオ」(以下、デカプ〜)という名が知られることになった衝撃作「太陽と月に背いて」。19世紀の詩人アルチュール・ランボーとポール・ヴェルレーヌの愛を描いたこの作品は、もともとリバー・フェニックス&ジョン・マルコヴィッチで撮影されるはずが、リバーの死によりデカプ〜に白羽の矢が立ったことでも有名です(マルコヴィッチは降りちゃった)。しかし…このDVDジャケット、最悪です。再販時には変えてもらえないでしょうか?

どもども♪
Kiss Man映画部門の特別講師(命名:まりんさん…ありがとうございます)、秋林瑞佳です。

↑の「太陽と月に背いて」についてお書きになってる方(Dさん&はゆたさん)がおられたので、私も書いてみようと思ったんですけど、おふたりにご指摘受けるまですっかり忘れてましたよ…デカプ〜の存在を。

いまでこそハワード・ヒューズを、スコセッシ監督のもとでリッパに演じるようになったデカプ〜こと、レオナルド・ディカプリオさんですが、その昔――「タイタニック」前の彼は、たいへん腐女子に人気のある若手俳優でした。

当時の彼は美しい顔立ちな上、痩せていて、前髪がハラリと落ちるスタイルだったせいか、ポスト・リバー・フェニックス的な存在でした。リバーが演じる予定だった「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」「太陽と月に背いて」「バスケットボール・ダイアリーズ」のうち2本を、実際にデカプ〜が演じていることを思えば、まわりも彼にそんな期待を持っていたと云えるでしょう。

ただ私には、デカプ〜はリバーとまったく違うタイプの俳優に思えました。

「太陽と〜」「バスケット〜」より前に公開された、「ギルバート・グレイプ」を観に行ったときに気付いてたのですが、デカプ〜は演技派俳優なんですよね。

似てるところがあるとすれば、初期キャリアで複雑な家庭・ドラッグ・同性愛など、比較的重めなテーマの映画に出演が続いたこと、若いうちから汚れ役を演じたこと、一時アイドル路線を強いられたこと…あたりでしょうか。

で、話を「太陽と月に背いて」に戻しますが、デカプ〜だってちゃんとちゅーしてるのに、なぜ「The Top 10 Man-on-Man Onscreen Kisses」に選出されず、また私も指摘してないのかというと、それはやっぱりこれがデカプ〜攻のオヤジ受映画だったからじゃないでしょうか。

…逆かよっ!?

衝撃も衝撃、腐女子には大衝撃でした。

はゆたさん同様、私もソレを観た瞬間、ソレまで&ソレ以降の内容がすべてぶっとびました。だからストーリーをイマイチ覚えてない。

…デカプ〜もこの手の映画に二度と出ないんじゃないかと思われますので、貴重と云えば貴重なんですけどね…。

以上、いまでこそフツーの演技派になっちゃったデカプ〜だけれど、昔は腐女子を衝撃で叫ばせるほどスゴかったんだよ、というお話でした。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

日記内を検索