「2005年度下半期映画ちょっとだけ感想&デキゴトロジー」です。これは私が昨年下半期に鑑賞した映画の中で、ちょっとだけ感想を書いておきたい、感想は別に書いたけどそれに補足をしておきたい、映画館でトンデモ事件に遭遇したので報告しておきたい…など、基本的に映画ヨタ話を記したものです。尚、観た映画すべてを書くことは絶対ムリ!不可能!なため、一部だけになっております。

それでは以下、ちょっとだけ感想とデキゴトロジーです。

なお「ちょっとだけ感想とデキゴトロジー」は、マジメな感想とは違い、基本的にしょーもないことばかり書くようにしてます。

■「エリザベスタウン」
キルスティン・ダンストが、いかにしてオーランド・ブルームを落とすか?を描いた作品。キルスティン演じるクレア(もしくはキルスティン本人)みたいなタイプがどうにも好きでたまらない、救ってもらいたいんだよという男にはいいが、私にはホラーとしか思えず。夜なべして作ったロードマップ、「これがベストなの♪」とBGMをシチューエーションごとに細かく指示、結果的に男が自分を劇的に見つけてくれるよう演出を施す女――うわ〜〜〜〜!カンベンして!…で、またそーゆー女にひっかかる救ってもらいたい男にオーリが見えちゃうんだから、結局これも「ふたりの世界、ふたりにしかわからない関係――別に他人に理解してもらわなくたっていい、愛の形はさまざまある、それでピタリと重なるふたりならば、とても貴重で幸せなことじゃないの♪」ってことか。

今回ダメだった理由は他にもいろいろあるけれど、もうひとつあげるなら音楽。盛り上げるように聴こえてくるのではなく、聴かされてしまったという印象。鼻についてウンザリ。ロックに造詣深いキャメロン・クロウの作品に対し、そんなこと思うなんてちょっとショックだった。

それにしても、失敗はすべてデザインのせい、それを担当したひとりの社員によるものあり、会社は関係ございません…だなんて、オーリの会社はバカ?…そのデザインがウケるかどうか、事前にしっかりリサーチしなさいよ。大手企業としてヘタレ以外の何者でもない。全体責任だっつーの!

■「銀河ヒッチハイク・ガイド」
日本公式サイトで「ヴォゴン・ゲーム」をやろうとしたら、いきなりチケットを引かされ、5日もの間、順番待ち状態に。それでも2日くらい経てば、そんな順番なんぞ終わってるだろうと思ったのに、これが本気で5日間待たされた!…そして5日後にやっと遊べたゲームの内容ときたら、実にヴォゴン星人プレゼンツらしいつまらなさ!…つくづく感心してしまったナリ。

↓銀河ヒッチハイク・ガイド日本公式サイト
http://www.movies.co.jp/h2g2/

ちなみに劇場では前列におじさん数人、横におばさん数人、若人ほとんどナシという、年齢層かなりお高めの中で鑑賞。みんな淡々と観ていたところ、無限不可能性ドライヴでの某シーンにて、「おおおおおおおおおおおおおお!」というどよめきが発生(私も叫んだ!)。あんなオドロキなどよめき声が聞こえてきたのなんて、「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」で、レゴラスが象さんに飛び乗って一発退治したシーン以来だったなあ。

映画自体は、面白くなる要素&アイテムがてんこもりだとゆーのに、展開にキレがなく、最後までダラダラダラダラしていてガッカリ。「銀河ヒッチハイク・ガイド」で描かれているものは、個人的にどれも大好き、原作読んだときは「こんな面白い小説があったのか!」と目からウロコを落としたというのに…なんでああなるの?…英国的ヒネくれユーモアはダレるとダメだという典型。原作ファンもイマイチな反応だったので、続編はキビシイかと。ただ、ビル・ナイ演じる「ヘタレなオビ・ワン」ことスラーティバートファーストと、サム・ロックウェル演じるゼイフォード・ビーブルブロックスは適役で素晴らしかった。いっそのことゾンビ映画のパロディを作ったWT社が製作してくれてたらなあ、もっと違ってただろうに。それでもDVDは買っちゃうだろう私。だって…42だから!

5に続きます。

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