「2005年度下半期映画ちょっとだけ感想&デキゴトロジー」です。これは私が昨年下半期に鑑賞した映画の中で、ちょっとだけ感想を書いておきたい、感想は別に書いたけどそれに補足をしておきたい、映画館でトンデモ事件に遭遇したので報告しておきたい…など、基本的に映画ヨタ話を記したものです。ただし、観た映画すべてを書くことは絶対ムリなので、一部だけになっております。

なお「ちょっとだけ感想とデキゴトロジー」は、マジメな感想とは違い、基本的にしょーもないことばかり書くようにしてます。

それでは以下、ちょっとだけ感想とデキゴトロジーです。

■「イントゥ・ザ・ブルー」
ロマンたっぷりなお宝探しムービーだと期待して、ワクワクしながら観に行ったら、思いっきり地雷を踏んだ…というより踏まされた。展開が退屈でスリリングじゃないだの、そういったつまらなさならまだ我慢できる。だけど、夢をぶち壊す血生臭さ、欲望の対象であるお宝が**だったこと、人間のイヤな部分をこれでもか!と見せ付けられたことに対し、心底ガッカリしてしまった。何度途中退場しようと思ったか。どこに夢やロマンがあったとゆーのだ!?ウソツキ!…ポール・ウォーカー演じる主人公のジャレットは、あれほどヒドイ目に遭わされても、なぜスコット・カーン演じる男と縁を切らずに、そのまま友達でいるのかがわからない。最低な人間なのに!

■「イントゥ・ザ・サン」
世界的にみて、これだけ主演作が次々と劇場公開されるのは日本だけじゃないかと思われる、セガール様による(いつも通りな)俺様映画。ジャン・クロード・ヴァン・ダムに比べりゃ、断然セガール様派な私なので、ちゃんと前売りを買って観に行ったけれど、そんなもの好きな女性の観客は、やっぱり今回も私ひとりだけでした。しっかし栗山千明の出演シーンがあれだけとは。まあ全体の出来を考えれば、逆にあれだけでよかったか。最近のセガール様映画なら、2004年公開の「沈黙の聖戦」が一番面白かったと思う。

↓「沈黙の聖戦」の感想
http://diarynote.jp/d/25683/20041016.html
(セガール様映画を語る女性は少ない…同志求む!)

■「ザスーラ」
私、ホント、この手のキッズムービーに弱いんだよなあ。もうスキスキ♪…ザスーラやゾーガン星人のデザインが、とてもレトロだったことに大感動しちったい。SF系キッズムービーといっても、我が巨匠ジョー・ダンテのように途中で話が破綻することもなく、ちゃんとキッズ向けな仕上がりだったし。ちなみに兄弟ふたりが繰り広げるケンカは、過去の自分とアニー(兄)ソックリでした(ははは♪)。

ただし。宇宙飛行士役はダックス・シェパードより、クリス・オドネルのほうが断然適役だったと思う。

↓クリス・オドネル(IMDb)
http://us.imdb.com/gallery/ss/0190865/3

↓ダックス・シェパード(IMDb)
http://us.imdb.com/gallery/granitz/2025/DaxfromPun_Grani_1220440_400.jpg

↓参考:ザスーラ兄弟(兄:ジョシュくん、弟:ジョナくん)
http://us.imdb.com/gallery/ss/0406375/DF-01739.jpg

…なぜ私がそう思ったかは、映画をご鑑賞の上でクリス・オドネルの写真をご覧になれば、おわかり頂けるかと。

■「ノエル」
しあわせを巡る群像劇。米国版「ラブ・アクチュアリー」。スクリーンにポール・ウォーカーが出てきた瞬間、「ヤバイ、またつまらない映画か?」と危惧したけれど、まあまあの出来。かと云って「ちょっといい映画」だとも思えず(「いい映画」を狙い過ぎてるから)…う〜ん。私は「ラブ・アクチュアリー」が好きじゃなかったけれど、本作を観たら、あれがいかに良くできてたかがわかったナリ。ちなみにクレジットなしで某有名俳優が出演しています…実にわかりやすい役で。

■「エンパイア・オブ・ザ・ウルフ」
え?駄作?けっこう面白かったと思うのは私だけ?そーゆーの、しょっちゅーだからいいもん、別に!…「クリムゾン・リバー」「クリムゾン・リバー 2」に続く、ジャン=クリストフ・グランジェ原作、ジャン・レノ主演による仏産サスペンス映画。3本目にしてようやく…ジャン=クリストフ・グランジェの作風がわかったきたぞ!…そっかそっか〜、「実は***だった!」という反則気味なトンデモぶりは、グランジェ節の醍醐味だったのか♪(駄作「クリムゾン・リバー2」除く)…母国おフランスでグランジェはベストセラー作家――そう知ったら、フランス人に妙な親近感が沸いちゃった♪けけけけけ♪

■「Mr.&Mrs.スミス」
ふむ。面白かったけれど、「最初キャスティングされたニコール・キッドマンが降板せず、そのままMrs.スミス役としてブラピと共演していたら…どうだったんだろう?」だの、「こんなアンジーだったら、どんな男でもそりゃイチコロだわさ」だの、ついついそんなことを思いながら観てしまった。

ところで。「互いの正体を知られてしまった以上、たとえ愛する人でも抹殺するのがこの世界の掟」って、なんでそんな掟があるの?別にいいじゃん?…ってか、それだと話が成立しませんって!>秋林さん

「9」に続きます。

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