←「どうか私を好きにならないでくれ…」と、スクリーンいっぱいに現れ訴えられても、ジョニーは素敵です……が、本編中にあれほど醜くなるとは。

4月に観に行こうと思った「リバティーン」。ところが体調を崩したために、結局2ヶ月ほど遅れで昨日やっとこすっとこ観に行ってきました。客層はかなりお高めだったかな。

どんなに海の向こうで賛否両論が激しい作品でも、「人は人、我は我」、私の中でハズレなかったら別にいいやと思ってたんだけど……。あ〜あ、やっちゃった、ひっさしぶりに色調の暗いジメジメっとした英国映画を観ちゃったなあ。そして、ジョニー自身の出来は別としても、やっぱりジョン・マルコヴィッチのほうが合ってる、彼のロチェスター伯爵を観たかった、というのが正直な感想。この手のコスプレ戯曲で、我が道を行くインモラルでラブボヘミアンな男(「危険な関係」のヴァルモンもそう)を演じさせると、マルコヴィッチは最高の役者さんだと思うもの。

しっかし…この「リバティーン」、性的な言葉がかなりキツイのには参った。「カーント!カーント!カーント!」…。

――ま、ちゃんとした感想は別の機会があれば、またそのときに。

ところで以前、私はこの映画に出演しているルパート・フレンドに関し、こんなことを書きました。

↓偽オーリと呼ばないで
http://diarynote.jp/d/25683/20060123.html
(「プライドと偏見」に出てたMr.ウィッカムです)

彼とジョニーがちゅーしているらしい――そんな情報を海の向こうで仕入れたので、ソッチの方面もちょっとばかし期待してたのに。

そんなシーンなんぞ、なかった……。

でもメリケン人は「いや、そんなことはない、ちゃんとしてる」とおっしゃる。

なんで?どぉおーして?

…と思いちょっと調べたら、日本版は米国版より上映時間が20分も短いということが判明しました(チラシとIMDbで確認)。地元の英国では114分…ってことは日本が一番短いのか。

削除シーンは、くんずほぐれつしてるところ?
強烈にR指定な言葉のせい?
カットの基準はなんだったの??

その20分の中にちゅーのシーンがあるんだろうな。DVDではカットされた数々のシーンも入ると思うので、もしDVDをご覧になるご予定の方がおられましたら、観る予定がナイ私(理由:観るのは一度でもう充分だから)に、「どうだったか」だけ、教えて下さいまし。

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