谷崎泉スペシャル!:「イントロダクション」
2007年9月16日 Rotten Sisters!
←今年の春あたりだったか、いつもの居酒屋でオッシーに「秋林さん、シャレードが好きだって云ってませんでしたっけ?谷崎泉は読まないんですか?看板作家なのに」と訊かれ、たしかにシャレードは好きだけど(理由:デザインや本文フォントが好みで、職業系モノが多いから)、云われてみれば、谷崎泉は「パンダ航空1〜3」しか読んでないなあ、でもあれはあんまり面白くなかった、たぶん谷崎センセの一人称が私好みでなかったのと、内容・キャラともに凡庸で印象に残らず、そのイメージがついて回って、どうしても他の著作に手を出す気にならなかったんだろうな…と、オッシーにそう理由を伝えたらば。
「じゃあ、『しあわせにできる』シリーズを読んだことないんですね。うわ〜、なんてもったいない!…そういえばこの前、Fさんに偶然ドトールで会ったんですけど、昔、Fさんと秋林さんが某社で一緒に働いていて、お互いとんでもなく忙しかったって話を聞いたんですよ。だったら『しあわせにできる』を読むべきです。絶対共感できます。英田サキが『ラブ>>>>>仕事』で好みじゃないというなら(←毎回そうとは限らないってば!)、谷崎泉は『ラブ≧仕事』ですよ。秋林さん好みのリーマンものだと思うし、僕大好きなんですよ、このシリーズ!」
と、現役営業リーマンにたいへん熱っぽく語られた以上、こりゃ一度読んでみないとあかんやん!…と、手に取ってみることにしたのですが。
『しあわせにできる』は完結した?
しかも最近最終巻が出たばかり――って…へ?いったい何冊出ているの?
答え:12冊
なんだたった12冊か、世の中もっと長いシリーズがあるってば、フジミなんてそのいい例じゃん?と云われても、私にとって12巻もの旅路は長い!…とりあえず古本屋でお試し購入した1巻が問題だ、投資額は105円なれどムダにはしたくない、果たして面白いんだろうか…と通勤電車の中で読み始めたら――うわ〜!とまらな〜い〜〜!?どうしよ〜!?ひ〜え〜!
その後、2〜12巻を定価で楽天&密林購入、1週間で読了。
…「12巻もの旅路」はどーした?
そして初夏、「シバタフミアキさんと運命の再会」を果たすきっかけとなった『最後のテロリスト(ラステロ)』(1巻だけ2007年上半期myベスト1)に遭遇。なんとこれもまた谷崎泉作品だったりで――結果、今年上半期にいきなり谷崎ブームが到来、他の著作にも手を出すことになったのでした…。
■シバタさんと運命の再会をしたときの話
http://diarynote.jp/d/25683/20070729.html
(『ラステロ1巻』の密林書評「シバタフミアキさんとの10年振り位の再会だと思います」を読んで、私と夜霧さんだけじゃなかった!やっぱり!…と、思わずほくそ笑み)
とゆーわけで、「谷崎泉スペシャル!」――始めま〜す。ひとり上手。
ISBN:4576051334 文庫 谷崎泉/陸裕千景子 二見書房 2005/08/26 ¥560
「じゃあ、『しあわせにできる』シリーズを読んだことないんですね。うわ〜、なんてもったいない!…そういえばこの前、Fさんに偶然ドトールで会ったんですけど、昔、Fさんと秋林さんが某社で一緒に働いていて、お互いとんでもなく忙しかったって話を聞いたんですよ。だったら『しあわせにできる』を読むべきです。絶対共感できます。英田サキが『ラブ>>>>>仕事』で好みじゃないというなら(←毎回そうとは限らないってば!)、谷崎泉は『ラブ≧仕事』ですよ。秋林さん好みのリーマンものだと思うし、僕大好きなんですよ、このシリーズ!」
と、現役営業リーマンにたいへん熱っぽく語られた以上、こりゃ一度読んでみないとあかんやん!…と、手に取ってみることにしたのですが。
『しあわせにできる』は完結した?
しかも最近最終巻が出たばかり――って…へ?いったい何冊出ているの?
答え:12冊
なんだたった12冊か、世の中もっと長いシリーズがあるってば、フジミなんてそのいい例じゃん?と云われても、私にとって12巻もの旅路は長い!…とりあえず古本屋でお試し購入した1巻が問題だ、投資額は105円なれどムダにはしたくない、果たして面白いんだろうか…と通勤電車の中で読み始めたら――うわ〜!とまらな〜い〜〜!?どうしよ〜!?ひ〜え〜!
その後、2〜12巻を定価で楽天&密林購入、1週間で読了。
…「12巻もの旅路」はどーした?
そして初夏、「シバタフミアキさんと運命の再会」を果たすきっかけとなった『最後のテロリスト(ラステロ)』(1巻だけ2007年上半期myベスト1)に遭遇。なんとこれもまた谷崎泉作品だったりで――結果、今年上半期にいきなり谷崎ブームが到来、他の著作にも手を出すことになったのでした…。
■シバタさんと運命の再会をしたときの話
http://diarynote.jp/d/25683/20070729.html
(『ラステロ1巻』の密林書評「シバタフミアキさんとの10年振り位の再会だと思います」を読んで、私と夜霧さんだけじゃなかった!やっぱり!…と、思わずほくそ笑み)
とゆーわけで、「谷崎泉スペシャル!」――始めま〜す。ひとり上手。
ISBN:4576051334 文庫 谷崎泉/陸裕千景子 二見書房 2005/08/26 ¥560
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