ショコラとヘーゼルナッツのパウンドケーキ
ショコラとヘーゼルナッツのパウンドケーキ
ショコラとヘーゼルナッツのパウンドケーキ
いつも作っている卵ベース系のパウンドケーキ。
ショコラとヘーゼルナッツを使った、オリジナルのレシピです。

シュガーバターベース(室温に戻したバターに砂糖をひたすら混ぜ合わせ、溶いた卵を少しずつ入れていく方法)という王道の方法で、あまりパウンドケーキを焼かないのは、たぶん…ひたすら混ぜ合わせるという手順が単調で面白くない・力が必要なのでしんどいからなのと、味が馴染むまで時間がかかって待ってられないのと、美味しくても私には味が濃厚に感じる…からかなあ?

(しっとりとしたパウンドケーキがお好きな人には、シュガーバターベースのほうをオススメします)

卵ベースは、作業時間が短いです。でもベーキングパウダーを使わずに膨らませるので、卵と粉の扱い方には最大限の注意を払います。気を抜くと、焼き上がりや味が大きく左右される――作業中は緊張感の連続です。たぶん、その緊張感がたまらないんだろうなあ。

外側をカリっと、でも中は口解け良い仕上がり。
何度でも手をのばしたくなるような、後口の良い仕上がり。

小さい子にあげると、けっこう喜ばれるんですよね。
そんなケーキを目指しています。

今回作ったケーキはオリジナルです。

■材料
小麦粉(ドルチェ)……65g
卵(新しからず古からず)……120g
バター(明治無塩発酵バター)……110g
グラニュー糖……105g
ヘーゼルナッツパウダー…40g
ココア……20g
チョコレート(マンガロ)……30g
ドライストロベリー……45g

チョコレートはミッシェル・クルイゼル社のマンガロ。欧州産のチョコレートは、日本のメーカーではあまりない酸味とクセの強いものがけっこうあって、マンガロはそのうちのひとつ。カカオ分は65%。本当は72%くらいのチョコレートのほうが良かったんだけど、マンガロを使ってみたかったのでチョイス。マンガロなら赤いフルーツがあうだろうと、今回は無印良品で売られていたドライストロベリーを入れてみた…が、食べてみて…もうちょっと酸味のあるフルーツ――冷凍庫にあるレッドカラントを使えば良かったかな?と感じた。そして、「こりゃフツーのケーキ屋さんの店頭には並ばないだろうな」と思わせるほど、酸味とクセの強ーい超濃厚な味になっていた。ちっちゃい子向けじゃない、大人向けの味、しかも人を選びそうな…そんな仕上がり。むむむむ。もっと苦味のあるチョコレートのほうが良かった…そうだなー、今度はヴァローナのグアナラを使ってみよう(ますます大人向け)。

バターは発酵バターを使用(発酵バターを使うとすんごく美味しい仕上がりになる。でも高いのでふだんは無塩バターを使用)。で、そのバター。いままで雪印・四つ葉・明治・高千穂…などなどいろんなメーカーを使ってみたけど、私は明治が一番好き。個人的には明治が一番オススメ。

焼き時間は42分。竹串チェックをしなくても、ケーキがキレイに型から離れている&表面の割れが乾いていれば、その時点で焼き上がり。今回はキレイに焼けたー!この割れ具合は、ちゃんと材料が混ざっている証拠。嬉しい♪


はゆたさんがケーキを型から外す方法で悩んでおられたので、写真を撮ってみました。

一番上:型に溶かしバターを塗って強力粉をまぶし、余分な粉をはらってから、ケーキのたねを入れるまで冷蔵庫で冷やしておく。

真ん中:焼き上がってすぐ、パレットナイフを手前に引くような感じで型に入れ、ひっくり返してポン!とケーキを出す(ちゃんと焼き上がっていれば、ナイフは簡単に入るし、ケーキもすぐに外れます)。

一番下:出来上がり。


クッキングシートを敷く方法で焼くときもあるけど、パウンドケーキの場合、溶かしバター+強力粉パターンが多いです。ごくフツーのスポンジケーキやチーズケーキなどを焼くときは、シートを敷きます。


来週はタルトを作ろうかな…。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

日記内を検索