タランティーノが「1992年以降のお気に入り20作品」について語っていました。

↓これ
http://www.allcinema.net/prog/news_details.php?NsNum=4883
(なんで1992年?…「自分が監督デビューした年だから」だって)
 ・「バトル・ロワイアル」
 ・「僕のニューヨークライフ」
 ・「オーディション」
 ・「ブレード/刀」
 ・「ブギーナイツ」
 ・「バッド・チューニング」
 ・「ドッグヴィル」
 ・「ファイト・クラブ」
 ・「friday」
 ・「グエムル -漢江の怪物-」
 ・「インサイダー」
 ・「JSA」
 ・「ロスト・イン・トランスレーション」
 ・「マトリックス」
 ・「殺人の追憶」
 ・「ポリス・ストーリー3」
 ・「ショーン・オブ・ザ・デッド」
 ・「スピード」
 ・「チーム★アメリカ/ワールドポリス」
 ・「アンブレイカブル」

ああナルホド、そんな感じだよね、いかにも選びそう。意外なタイトルが1本もない。笑っちゃったのは、ウォシャウスキー兄弟のことあれだけボロクソ云ってたくせに、ちゃっかり「マトリックス」が入っていること。あとは「グエムル」「殺人の追憶」が入っているのに、自分がカンヌで審査委員長やったときに絶賛し、結果グランプリを獲ることになった「オールド・ボーイ」は入ってないことかな。

自分が映画好きで良かったと思うのは、「好きな映画は?」と誰かに尋ねて返って来た答えを聞くと、その人の好みだけでなく、性格や人間性(と書くと、大げさでエラソーかな…)も見えてくること。邦画より洋画を観ることが多いから、どっちかといえば私の知識は洋画寄り、よってこの質問は外国人に対しても有効。たとえばノルウェイ人に好きな映画のタイトルをいくつか挙げてもらっても、なんとなく人となりがうっすらとわかる気がする。

…と書いておいて、私も1992年以降のお気に入り映画を20本挙げてみようかな。

「マスター・アンド・コマンダー」
「パンズ・ラビリンス」
「ガタカ」
「ビフォア・サンライズ」
「ビフォア・サンセット」
「セクレタリー」
「ショーン・オブ・ザ・デッド」
「アバウト・ア・ボーイ」
「レスラー」
「トゥルーマン・ショー」
「グラン・トリノ」
「サンキュー・スモーキング」
「ルビー&カンタン」
「スピード」
「ダークシティ」
「マトリックス」
「リベリオン」
「X-MEN 2」
「ブロークバック・マウンテン」
「世界でいちばん不運で幸せな私」
「恋愛適齢期」

…なにかといろいろバレちゃいますね。

今日20本挙げたところで、明日には「やっぱり『世界でいちばん~』より『ユー・ガット・メール』のほうがいいかな」とか、「なんか別にあったような?」とか思っちゃうんだろうなあ。

コメント

モカ
モカ
2009年8月18日14:33

20本のラインナップ、興味津々!さすがにタランティーノ氏とかぶる部分は少なかったけど、秋林瑞佳さんとはいくつか好きな映画がかぶっているので、リストの中からまだ見ていないものをピックアップして見たくなりました〜!

ボースン
2009年8月18日22:24

1992年以降の映画を20本も見ていないかもしれないワタクシ…(爆)
でも「マスターアンドコマンダー」だけはかぶってま~す☆

秋林 瑞佳
2009年8月19日9:59

>モカさん
ちょっと1本、変えちゃいました。その変えちゃった「世界で~」は、とくに男の人にはウケ悪そうな、「悪趣味、勝手」と斬り捨てそうな、フランス産「本人たちがしあわせならどんな形でもいいんだ、そゆこと!」な恋愛映画です。

モカさんにオススメするなら…「ビフォア・サンライズ」「ビフォア・サンセット」かな…って、たぶんもう観ておられるような気がします(わはは♪)

>ボースンさん
80年代が入っていたら、確実に何本かは変更してます(わはははー!)。

「マスター・アンド・コマンダー」…続きがあって欲しかったです…艦長、次の航海はいつですかー?!くっそ~…。

モカ
モカ
2009年8月20日21:46

秋林瑞佳さま
まさにその映画が大好きで、見るたびに号泣しちゃうんです(ちょっと変?)。ぜひ他のラインナップも見てみます!!

ボースン
2009年8月21日0:09

ラッセル・クロウは「マスター・アンド・コマンダー」続編にも乗り気らしいんですけどね~。映画はひとりじゃ作れないし~
映画化されないと、ストップしてる原作シリーズの邦訳も続かないのかしらん(涙)

秋林 瑞佳
2009年8月21日18:51

>モカさん
あーやっぱりー♪<大好き
私も大好きで、休日はこの2本のDVDを1日流しっぱなしにします。イーサンとジュディの声と演技ではないけれど、「ふたりの話している内容は、人種・男女問わず普遍な恋愛観なので日本語でも違和感をまったく感じない、逆にリアル」、「字幕よりたしかな翻訳」、「イーサン役の声優さんの声が好き」という理由から、日本語吹替え版でいつも観ます。

私の挙げている20本の映画…一般的なものからマニアものにB級までいろいろありますけど、そうだなあ…上から「パンズ・ラビリンス」「ガタカ」「アバウト・ア・ボーイ」「恋愛適齢期」あたりがモカさんにオススメでしょうか。「パンズ・ラビリンス」「ガタカ」は…胸が張り裂けそうになりますが、主人公は決して不幸ではありません。イマジネーションの力を感じる作品です。「アバウト・ア・ボーイ」は…ヒュー・グラント主演作の中ではコレが一番。

「恋愛適齢期」は(すでにご覧になっているかも?)、もしお時間があれば、1回観た後、もう一度DVDの音声解説の…2本あるうち、ジャック・ニコルソンが参加しているほうをつけて(音声解説の日本語字幕をONにする)、日本語吹替で観ることをオススメします。女性が恋愛においてときめくシチュエーションに、なんで男の人が反応できないかを、ジャックが語ってくれます。私は彼の云うことに「なるほどなあ」と思いました。

秋林 瑞佳
2009年8月21日18:54

>ボースンさん
なんかねえ、ラッシーは乗り気みたいなんですけど…FOXはサプライズ号を売り飛ばしちゃったし(まあCGって手もあるでしょうが)…。原作も…どうなるんだろう…。

ラッシー本人も人から云われるみたいで、お医者さんかだれかに「艦長、次まだ?」とか訊かれたそうです。

モカ
モカ
2009年8月21日23:22

秋林瑞佳さん、おお!俄然見る気満々になりました。しかも日本語吹き替えで見るなんて斬新。私、実は日本語吹き替えがすごく苦手なんだけど、上手なものに当たったことがないからかも・・・。
「恋愛適齢期」ってヘレン・ハントも出てました?もしそうなら、見たことあるはず。でもそんな面白い解説付きだなんて知らなかったです!!
ぜひぜひ見てみます〜。ありがとうございます♪

秋林 瑞佳
2009年8月22日9:26

私は洋画を観る際は字幕派なんですけど、DVDは日本語吹替がくっついてくることが多いので、字幕で見てから日本語吹替で観ます。で、その際、もし音声解説がついているDVDだったら解説字幕をONにします。監督や脚本家、出演者が「このときはこんな撮影で」とか「なんでこうしたのか」といった裏話をしてくれるので、けっこう面白いです。

>「恋愛適齢期」ってヘレン・ハントも出てました?
それは「恋愛小説家」ですね♪…同じジャック・ニコルソンが出ていて、なおかつタイトルも似ているのでよく間違われるみたいです。

えーっと「適齢期」はですね、ダイアン・キートンとジャック・ニコルソン、そしてキアヌ・リーブスが出ています。舞台脚本家のダイアンがひょんなことからジャックと知り合って…という話です。キュートで笑えます♪女心がよく表現されていて、私は「小説家」より「適齢期」のほうが好きです。

ジャック・ニコルソンが出ている映画は、字幕で観ないと魅力が半減してしまうので、字幕で観てから、時間があれば音声解説を見てみようかな、という感じでいいと思います(最初から音声解説をONしちゃうと、ネタバレで面白くないです)。

じゃあなんで解説をオススメしたかというと、いろいろDVDの音声解説を見てきたけれど、コレが一番面白かったからです♪監督兼脚本のナンシー・メイヤーズとジャック・ニコルソンの話していることが面白くて。「キアヌばかりいい男に撮りやがって。ひいきだ!」「そのまんま撮っただけよ」とか、「なぜ女性がここでウケるのかわからない」「それはね…」とか、ラブコメディなのに「こういうときクロサワ映画は~」とか云い出して、ナンシー・メイヤーズは「……」だったり。

女性にオススメの1本です♪

モカ
モカ
2009年8月22日11:57

ああ!「恋愛小説家」だったんですね。でも出演者を聞いたら「恋愛適齢期」も観たことある気がしてきました(すごく忘れっぽい・・)。
そんな解説があるなんて!絶対借ります!そういう裏話っぽいのって面白いんですよね〜。早速ツタヤへGOだわ(笑)。

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