釘食い男

2010年6月11日 読書
翻訳が出てると最近やっと知って、それからずっと探してた。
店頭で中をチェックしたかったの。

紀伊国屋さんでやっと見つけたー。

その昔、学生時代にS教授が薦めてくれたんだけども、仏語の原書はどうやったって読めないので(ってか、専攻自体違うってばー)、翻訳をひたすら待ってた。ずいぶん待たされたよ。

時間かけてじっくりゆっくり読もうっと。
イオニア海に浮かぶギリシアの島ケファリニアの住人、口達者で人騒がせ、天真爛漫にして情熱家ぞろいのユダヤ人男五人組のもとに、ある日、一通の暗号文が届く。この時から途方もなく滑稽などたばた冒険が始まる。フランソワ・ラブレーの『ガルガンチュアとパンタグリュエル』にも比される、猥雑にして野放図な傑作小説!
奇妙なこの題名は、物語の中心人物ピンハス・デ・ソラルの渾名。空腹に耐えかねて「釘さえも食った」(マンジュクルー)とホラを吹くその言葉に由来する。

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