ミンゲラ監督作を観ていつも思うのは、タイトルバックの秀逸さ、芸術的でセンスあるよなあということ。そしてどこかスピリチュアル。こだわりがあるのかもしれない。

内容的には正統派のラブロマンス。話も映像もキレイ過ぎるかな?という印象。ニコールとジュードだから画面がどーしても端正になっちゃう。話にもドロドロさがまったくなく、なんとなく恋に恋してたふたりのような気がしないでもなく。そして現実感がないまま、話は終わる。どこまでもキレイ。ふたりとも「愛するのはこの人だけ」清純派キャラって…ウソくさいのに、この映画だとしっくりくるとゆーか、説得力がある。なのでもう「美しい映画」でいいんだと思う。

ミンゲラが「キャンディ・キャンディ」を撮ると、こんな感じかなって気がする(注意:「キャンディ」と話は似ていません)。ふむ。

ミンゲラが亡くなったのは、ジュードにはとっても痛いですね。
彼をとにかく美しく撮る監督だったから。

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