ソックリポスター
←画像をクリックすると大きくなります。
もうじき全米公開の、ジョージ・クルーニー主演でスティーブン・ソダーバーグが監督という、いつものコンビによる「The Good German」(戦後のベルリンが舞台、米国人ジャーナリストが追う殺人事件もの…とだけいちおう)。そのオリジナルポスターのデザインが、これ。

見た瞬間、うひょー!と思いました。

だってH・ボガート&I・バーグマン主演の名作「カサブランカ」にソックリなんだもん!

…もちろん、狙ってソックリにしたんだろうけど。

↓「カサブランカ」のポスター
http://www.movieposter.com/poster/b70-1187/Casablanca.html
(「カサブランカ」の公開は1942年だっけ?あれ?)
よしながふみ作「大奥」。CXドラマや映画よりよっぽどこっちのほうが面白いと思うんだけど。

…どっかのTV局でやってくれませんか?
原作通りのギリギリ描写希望。よって22:00以降の放送枠で。

水野は玉ちゃん(玉木宏)でどう?
先週の土曜日、「王の男」「敬愛なるベートーヴェン」「硫黄島からの手紙」の三本を観に行ってました。

「敬愛なるベートーヴェン」→「王の男」→「硫黄島からの手紙」

…の順で観て、正解でした。「硫黄島」を1本目に観てたらどうなっていたことか。

で、「王の男」を観た際(ハズせないでしょ、腐女子なら。そしてやはりこの手の映画はヘラルド配給でないと)、チケットモギリ嬢からコンギル役のイ・ジュンギくんのサイン入り写真をプレゼントされてしまいました。

↓この方です(「王の男」日本公式サイトコンテンツ「イ・ジュンギの魅力」)
http://www.kingsman.jp/lee/index.html
(日本人っぽいため、高校時代のあだ名は「ナカムラさん」だったそーです…って、「マツダさん」ではなく?)

いらないんだけどな…。

でもモギリ嬢に悪いと思って断れず、そのままもらってしまいました。個人的には、「エド・ハリスのヅラ付きベートヴェンコスプレ写真」のほうが欲しかったです。←そんなプレゼント、ありませんっ!

………。

気がむいたら、「王の男」の感想を書きたいと思います。
■「硫黄島からの手紙」Letters from Iwo Jima(2006・米)
IMDb→http://us.imdb.com/title/tt0498380/
日本公式サイト→http://wwws.warnerbros.co.jp/iwojima-movies/
1944年、陸軍中尉・栗林が硫黄島に降り立った。本土防衛の最後の砦の硫黄島だったが、場当たり的な作戦と非情な体罰により、兵士たちは疲労と不満が渦巻いていた。ところが栗林は違った。アメリカ留学の経験があり、敵国を知り尽くした男は、体罰をやめ、島のすみずみまで歩き、作戦を練りに練った。そして米国が来襲。硫黄島は5日で落ちると予想されていたが、壮絶な闘いは36日間にも及んだ。しかし、その闘いで兵士たちは何を思ったか。それは61年後に掘り起こされた、出されることのなかった家族への手紙にしたためられていた…。

「硫黄島からの手紙」を観てきました。

エンドロールが終わってからも涙が止まらず――下を向きながら映画館を出ました。スクリーンに映し出されていたものが、ジャパンでもニッポンでもジパングでもない――紛れもなく日本だったからです。

邦画では散っていく姿の美しさ、洋画では日本のカミカゼぶりにうんざりさせられることも多い戦争映画ですが、「お国のため」ではない、いまを生きる私たちのように、「生き延びたい、家に帰りたい」と生に執着する二宮くん演じる西郷の視点がメインだったこともあって、このハリウッド製の「日本映画」にはそういった過剰な美化は一切なく、強いられる自決の不条理さ、米兵を助ける日本兵に、邪魔だからと日本捕虜を殺す米兵の対比など――描かれた数々のエピソードから、戦争の虚しさや愚かさといったものが、シンプルかつストレートに、そしてフェアに伝わってきました。

もっと生きたかったろうと思います。
もっと生きていて欲しかったと思います。

これはまさしく硫黄島で戦った人たちへのトリビュート作品です。

↓クリント・イーストウッドからの手紙(公式サイト)
http://wwws.warnerbros.co.jp/iwojima-movies/letter/index.html
(一読をオススメします)

日本軍の中には、栗林中将やバロン西のような西洋的な思考を持つ者もいれば、中村獅童演じる伊藤のようなステレオタイプな日本兵もいた――それだけで終わらず、彼らひとりひとりにドラマが用意されていたことにたいへん驚きました。どうしてあれだけ描くことができたのか。トンチキジャパンが多いだけに、イーストウッドの凄さをまざまざと感じさせられました。

「父親たちの星条旗」も面白くてよくできた映画ですが、時間軸を交差させるいまどきの脚本(書いたポール・ハギスは素晴らしいですね)と構成だったせいか、イーストウッド作品の中でもなんだか妙に複雑でテクニカルな印象が強く、「硫黄島からの手紙」のほうがより彼らしいというか――この…淡々と穏やかに燃える内炎を見つめるかのような感覚にさせられるところは、やはりイーストウッドの真骨頂なんだなと思いました。シンプルな旋律のスコアも心に深く残ります。

【内炎 ないえん】
ほのおの内層。可燃性気体が集まって不完全燃焼をしている部分で、外炎にくらべ温度が低い。還元炎。(『大辞林 第二版』)

↓「ミリオンダラー・ベイビー」のちょっとだけ感想
http://diarynote.jp/d/25683/20050830.html
(年間ベストの1本です)

米国での興行は期待できないだろうに、その上さらに、使用言語を英語ではなく日本語にしてまでこの映画を作ってくれたイーストウッドとスピルバーグに、心から感謝したいと思います。

ジェイムズ・ボンドを演じるのが英国(系)俳優であるのと同様、日本人役を日本人俳優が演じないと日本にならないことを、ハリウッドにはもっともっと知って欲しいです。二宮くんがとくに褒められているようですが、日本人俳優はみな素晴らしく、私は誇りに思います。

日本人だけでなく、ひとりでも多くの米国人にこの映画を観てもらいたいですね…。

追記するかもしれませんが、とりあえず簡単な感想でした。
白シャツ男ブームを巻き起こすか?な玉木宏くんは左利きです。 やったぁ〜♪
なんとなくそうじゃないかな〜と思ってたらビンゴでした。残念ながら日本人俳優の左利きリストは持っていません(日本人の場合、矯正されていることが多いのでわかりにくい)、玉ちゃんのほかで知っているのは、稲垣吾郎・竹中直人・南野陽子・斉藤由貴あたりくらい。少ない…だって〜確認がとても難しいんだもん…。

■左利きリスト(別名:「秋林の左利きフェチっぷりがよくわかるリスト」)
http://diarynote.jp/d/25683/20060926.html
(ちょっとだけ更新されています)

↓NEC公式サイト「スロットゲーム」
http://joy-pc.com/game/game02/game02.html
(絵や数字が揃うと、「地デジ観ながら ヨガのポーズで くつろぐヒロシくん」「雑誌みながら リラックスして 筋トレするヒロシくん」など、お宝映像が楽しめます)
月曜日に温泉行ってから、流行中のウィルスに感染しまして、吐き気に襲われ(ってか、何度も吐いた)死にそうです。

…なんでこんなことに。
会社2日も休んじゃった。

トホホ。

みなさまもご注意下さいませ。
←これはCD。ちなみに日本盤は、ボーナストラックとして「Kissing A Fool」「Club Tropicana」の2曲が追加されてます。

だからなに?…それもまた音量が違うってわけ?

………。

25周年記念うんたらで、ジョージ・マイケルのベストCDとDVDが、我がニッポンでも近々リリースされるんですけどね。

いまさらな話とはいえ、DVDにおける内外価格差にかなりショックを受けてます。

以下、各国のネット販売価格(11/23現在)

★HMVでの日本盤(リージョン2、NTSC):4723円

★HMVでのアジア盤(リージョンALL、NTSC):2116円

★amazon.comでのUS盤(リージョン不明、NTSC):13.99ドル
(1ドル116円で換算すると約1622円)

★amazon.ukでのUK盤(リージョンALL、PAL):9.99ポンド
(1ポンド222円で換算すると約2217円)

★amazon.deでの独盤(リージョンALL、PAL):17.97ユーロ
(1ユーロ150円で換算すると約2695円)
ドイツご在住のキーツさんより、独盤はリージョンALLという情報を頂きました。ありがとうございました!>キーツさん♪

中身は一緒、ちょっとだけパッケージが違うだけだろうに、最大3000円ほどの価格差があるなんて。いくら割引率が高いから洋盤は安いったって、プレス量が違うったって、日本の場合、販売元であるソニーミュージックエンタテインメントの国内価格設定の時点で、もう高すぎなのよっ!

ぷんぷん!
我が家のお茶の間PCは代々、木村拓哉氏がメインキャラクターとなっている富士通製と決まっているのですが、現在そのお茶の間富士通PCの壁紙は、ライバルNECサイトからDLした画像となってます。

Fマシンに堂々NECロゴ。

今度買うならNECにしよう…ってか、たぶんNECにするでしょう。だってキムタクよりヒロシだもん。私はキムタクマジックにかかったことが一度もナイ人です。今後も絶対にナイ!と断言しておきます。

↓見てるだけで幸せ♪NECサイト
http://joy-pc.com/index.html
(アタシもヒロシさんのお部屋に行きたいです)

↓壁紙プレゼント(NECサイト)
http://joy-pc.com/wallpaper/index.html
(山本太郎をDLするマニア人はいるのでしょうか?)

ヒロシさんは銀行員という設定ですが、こんな茶髪の銀行員はいないと思います。それにどっちかとゆーと、ヒロシさんは黒髪のほうが似合いますってば!

ともあれ、NECサイトでもメロメロになってるあたり、負けは決定的っス。白旗、降参。

ただね、ヒロシさん…こーゆージャニーズ系の髪型で顔がアップになると、目元のシワが余計気になるんですけど…。

コメント下さっている方、ありがとうございます♪
ただいま帰って参りました。しばしお待ち下さいませ…ぐぐぐ…すみましぇん…。
←「コンスタンティン」みたい。

「なんでこんなヤツがボンド?」だの「金髪でジャガイモ顔のボンドなんて」だの、「品がない」「背が低い」だのとさんざん云われ続け、強い逆風と冷たい北風にさらされていたダニエル・クレイグasジェイムズ・ボンドですが、どうやら作品とともに英国では絶賛されてる模様。

ホント、よかったです。

実は私も最初「ダイジョブかあ〜!?」と思っていたんですよ。でも、まだ本編すら観ていないのに、007ファン(とゆーか、そのほとんどはブロスナン・ボンドファンだと思われる)からボロクソ云われている彼がどうにも気の毒になっちゃって、そりゃあんまりだよと同情していたんですが、いざ封が切られてみれば、英国では「ベストボンドムービー!」だの「コネリー以来の最高のボンド」だの云われていて、モウマンタイどころか、彼の株が一気に上昇したようです。

がしかし。その「カジノ・ロワイヤル」トレイラーで、今度は別問題が(個人的に)発生。

M役のデイム女優ジュディ・デンチが↓なことをおっしゃるので、トレイラーが流れると、私めの視線も、ついそっち方向へ向かっちゃうじゃないですか。

↓「ジュディ・デンチ、新ボンドの股間に驚く」(MovieWalker)
http://www.walkerplus.com/tokyo/latestmovie/news/news2955.html

…ボンドガールよりボンドの水着姿のほうが話題になるボンド映画なんて、前代未聞っスね。

↓トレイラーでも確認できるボンドの水着ってこれ(HELLO!)
http://www.hellomagazine.com/film/specials/bondspecial/pagina_5_1.html
(この水色って印象的だよなあ…中田ヒデねーさんもこれと同じようなヤツ着てなかった?)
劇場で1回、地上波で1回、2度も鑑賞済だとゆーのに、あることを確かめるため、映画「ウォーターボーイズ」のDVDを借りようと、ビデオ屋さんへ行ったらば。

すべてレンタル中でした<「ウォーターボーイズ」

…………。

あんまりにも悔しいので、ほかのビデオ屋さんへ行ってみたのですが、なんとそこでも5本すべてレンタル中。

…………。
いまごろ「ウォーターボーイズ」がすべてレンタルされる理由なんざ、ただひとつしかありましぇん。

ちなみに、「ロッカーズ ROCKERS」「殴者 NAGURIMONO」「変身」の3本も、トーゼンのごとく、レンタル中でした。

…………。

過去の出演作が軒並みレンタル中だなんて、まるで「パイレーツ・オブ・カリビアン」で大ブレイクした3年前のジョニー・デップのようです。通常ならば、さほどレンタルされることはないはずの「エド・ウッド」や「デッドマン」までもが軒並み「レンタル中」、あのときのビデオ屋さんにおけるジョニデ賑わいには、たいへん驚かされたものです。

ちなみに「ロッカーズ」(2003)と「殴者」(2005)は、劇場鑑賞済みなので(前者は玉木宏・塚本高史・玉山鉄二の3人が出てる以上、絶対外せなかったし、後者はワイズポリシー配給だったので観に行った)、DVDを借りるつもりはなかったのですが、「変身」は見逃したのでちょっと観てみたかったかな――ってか、それ以前にまさか「ウォーターボーイズ」が、すべてレンタルされてるなんて思ってなかったよ〜〜〜〜〜〜〜っ!

…TVドラマ効果ってスゴイ。
20年経って、嬉しいこと
←クリックすると拡大します。小さい頃、これが欲しくてたまりませんでした(実際にゲットしたのは数年前)。大学4年生のとき、就職活動でソニーを選んだのは、「もしかしたら1セットくらい、ソニーの倉庫にワム人形がホコリ被りながら残ってるんじゃないか?」という理由からでした。そーゆーかなり不純で、いいかげんな動機だったので、トーゼン3次(だったかな?)の面接&試験で落とされましたけど。

ジョージ・マイケルのチューリッヒ公演、およびベルリン公演に行かれたという、海外ご在住のみちえさん(スイス)とキーツさん(ドイツ)から、コメントを頂きました。

ジョージを待っていた仲間がここにもいる――そんな嬉しい気持ちでいっぱいです。

いままでジョージのすったもんだに振り回されてきたし、これからもやっぱり振り回されるのでしょうが、そんな目に遭ってるのは自分だけじゃない、ドイツやスイスにも振り回されている方がおられるんだな〜と思うと、ちょっと心強いです。

ファンを長く続けてると、いいこともありますね♪てへ♪
←でリンクしているキリカさん&ご勤務先のみなさん、そして天照大神さんも、「玉木くんにメロメロ〜♪」なんだそうです。ちなみに秋林家、そして私の勤務先でも、みんな玉木くんにやられてしまって「メロメロ〜♪」状態です。ドラマ版「のだめ」は、玉木くんをいかに美しく撮るかに命かけているんじゃないでしょーか?

↓「のだめカンタービレ」公式サイト
http://wwwz.fujitv.co.jp/nodame/index.html
(大河内役の遠藤くんも、現場で玉木くんにメロメロ〜♪のようです)

明日の月曜日は、NO残業デー(=「のだめ」デー)。
先週、事務所で高らかに「月曜日は残業を一切致しません宣言」をしたので、明日はさっさと帰宅します。じゃないと夜9時までに帰れないし。

…どうしましょう?>私
こりゃ、とーぶん「玉木くんにメロメロ〜♪」状態が続くな…。

顔はもちろん、あの黒髪(茶髪時代よりずっといい)に、とっても形のいいくちびる、長くて綺麗な手と指(女性は男性の手を必ずチェックするものです)、そして時代劇(「功名が辻」ね)でも映えちゃうあの声が、とにかく素敵なのよん♪…これで、もう少し体に筋肉がついたら(イナバ氏くらいとまでは云いませんから)、パーペキだと思います。

映画感想の続き(「ラストデイズ」「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」「RENT/レント」「トランスアメリカ」「マイ・アーキテクト ルイス・カーンを探して」)が残ってるのに…ダメだ、こりゃ!
昨日、異動により我が社の担当を外れることになった、あの「BBM男」こと押尾さん(仮名。通称オッシー)と、彼の同僚である皆さん、そしてウチの部署所属数名とで飲み会がありました。つまり合コン。

片思い相手であるS部長(哀川翔似の妻子持ち)が飲み会に参加しないとわかるやロコツにガッカリ顔を晒したオッシーと、ギラギラ目つきなみなさんと飲み会やってるくらいならさっさと家に帰りたい…ってか、仕事で疲れてるんだから帰らせてくれ!状態だった私は、その場にいたくなかったので、盛り上がってる合コン集団から離れ、ふたり隅っこのほうに座り、ず〜っと話をしておりました。

それから2時間後、ようやく飲み会はお開き。

そして今日、お昼休み時間中に同僚のTさんが私を呼び止めました。

「秋林さん秋林さん、昨日は押尾さん(仮名)とずっと一緒だったでしょ?オッシーさん、私たちの間では一番人気だって知ってました?彼狙いの女の子がどれだけいたか。ズルイズルイ、いったいオッシーさんとなに仲良く話していたんですか〜!?…もうっ!」

…………。
なに仲良く話していたかって?

S部長の近況についてだとか、「ブロークバック・マウンテン」DVDに収録されている日本語吹替の出来はイマイチであるだとか、山田ユギ著「夢を見るヒマもない」の森川(じゃなく森下でした)先輩の魔性にゼヒあやかりたいものだとか、「SEX PISTOLS」の5巻が出るらしいだとか、ブルガリのメンズ香水ならプールオムより断然ブラックでしょ!だとか……そして、もっとも熱く!熱く!語り合った話が――先日放送されたCXドラマ「のだめカンタービレ」第3話(じゃなく4話でした)における、玉木宏くんのシャワーシーンだった、なんてことは口が裂けても云えなひ…。オッシーとは趣味が合うので困ってしまう。

結局、合コンという飲み会の席ですら、気が付けば腐った女子的話題に終始していたオッシーと私だったのでした…。
最近、月曜日が楽しみで仕方ありません。

そーです。
CXドラマ「のだめカンタービレ」です。

原作のイメージそのまんま、上手くドラマ化されているなあ、面白いなあと感心しているのですけどね、結局のところ、私の一番の楽しみとゆーのは――そう、玉木宏くんです。

私は妻夫木くんより玉木くん派。

……負けた。

どれくらい負けたかとゆーと、あんまり面白くないだろう、退屈しそうだと予想ついてても「ただ、君を愛してる」を観に行こうかと思ってるくらい。

でも仕事で忙しくて(スケジュールが分単位だったり)……なんとかならないかなあ…トホホ。

■追記
ドラマ版「のだめ」のいいところって、俳優陣が楽しくいきいきと演じているのがビシバシ伝わってくること(竹中直人は別枠カウント←いつも通り)。玉木宏&上野樹里コンビはいいですね、ふたりとも役を理解していて、完全にノって演じてる。ただ樹里ちゃんが…上手いしコメディエンヌぶりが素晴らしいしカワイイんだけど――このドラマで俳優として得しているのは、(いまのところ)彼女より玉木くんのほうだな、と。私の欲目ではなく。
←ヒラリー・スワンクに似てないんですけど?

やっとこすっとこ「ブラック・ダリア」を観に行って来ました。

デ・パルマ監督が大好きな私は、彼の映像を観てるだけで嬉しくなってしまうんですが――あのブラック・ダリアことエリザベス・ショートの死体が見つかるシーン、スゴかったですね!まさにデ・パルマここにあり、あんなカメラワークするの、彼しかいないでしょ!

別の人物を捉えていたのに、カメラがぐうううううう〜〜んとビルを飛び越えて、やがてフォーカスが死体に。でも死体の状況すべてを見せない。そして見物の人々を映し出す。うおおおおおおおおおお!スゴイ、スゴイ!そのほか、合わせ鏡のようなショットとか…ああ、観に行ってよかったーーーー!!こんなデ・パルマ賛辞を書いてるから、「秋林さんって、実は男の人なんじゃないですか?」とか云われるんだ…。

…え、出来ですか?
それは訊かないで、いいじゃん、デ・パルマなんだから♪

私は楽しみました。
でもひとことで云うなら、ヘンタイ映画…かな?

せっかく米国での配給は久しぶりに大手ユニバーサルだったとゆーのに、これでデ・パルマが映画撮らせてもらえなくなったらヤだな…。

ちなみにこれと「16ブロック」をハシゴしたら、ともに製作がMillennium Filmsでした。

■感想を書き上げました
「イルマーレ」「ナイロビの蜂」
実際に購入したお色は、←の白ではなく、OTM(オートミール)のほう。売り切れてるためなのか、どうしても画像を出せなかったので、とりあえず白タイプを選択。

楽天人気ショップcroukaさんから購入しました。
快晴堂のロゴパーカーは、同じ楽天でもけっこう取り扱っているショップが多いんですけど、croukaさんが一番お洒落で、コーディネートがひっじょーに上手く、写真もキレイ。個人的にオススメしたいショップです。そうだな、はゆたさんに似合いそうなお洋服が多い感じですね。

…というわけで。

バンザーイ!

やっとお休みがきて、時間を作れるぅううう!
感想の続き、頑張って書きたいと思います♪

押忍!

■ご報告
ジョージ・マイケルの「25ライブ」チューリッヒ公演を観に行かれたという、スイスご在住のみちえさんからコメントを頂きました!(ありがとうございますっ>みちえさん)

↓こちら
http://diarynote.jp/d/25683/20040703.html

みなさ〜〜〜ん!
ヨグ、ちゃんとツアーやってるようですよ〜〜!

「イルマーレ」

2006年10月29日 映画
■「イルマーレ」The Lake House(2006)
IMDb→http://www.imdb.com/title/tt0410297/
↓日本公式サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/thelakehouse/
2006年、シカゴの病院で働くことになった女性医師ケイト(サンドラ・ブロック)は、湖岸に立つ一軒家からシカゴ市内に引っ越すことに。郵便受けに次の住人へのメッセージを残した彼女は、後日返事を受け取るものの、それは2004年を生きる建築家の青年アレックス(キアヌ・リーブス)からの手紙だった。

私はオリジナルより、こっちのリメイク版のほうが好きかな。父と子の関係などをちゃんと織り込んで、90分ちょいによくまとめたと思う。

映画としてどっちが優れているうんぬんという問題ではなく、オリジナル版のヒロイン像が男性好みだったのに対し(一概に云えないけど、韓国映画は韓国料理同様、基本的にどのジャンルでも男性向けに作られているような印象を受ける)、リメイク版のヒロインのほうが女性の共感を得やすいキャラクターだったからで、その上、相手がサンディとの相性バツグン、日本では絶大な人気を誇るキアヌ・リーブスでしょ?…このふたりが揃うといいよね、そんことあるわけない展開だとしても、リアリティのあるサンディに、ちょっと摩訶不思議な雰囲気のキアヌでちょうどいい。舞台であるシカゴの街並みも素敵だったし。

そこのタイムパラドックスの穴を追求する人。
――やめてよ、ヤボなこと云わないで。

いいじゃないの、多少強引だって、美しくまとまってるんだから。
「ニューヨークの恋人」のマンゴールド監督も云ってたように、タイムループなロマンス映画で、タイムパラドックスの原理がどうのこうのとディテールを気にするのは、ナンセンスだってば!…逆にこういう映画を素直に好きだと云ってくれる男性のほうが、好感度大だな。

一緒にいて楽しくて、考え方が同じ――そんな「だれか」を待つということ。

もしかしたら出会っていたかもしれないのに、タイミングが合わなかったとか。
とりあえずボーイフレンドはいる、だけどもっと自分にあった人に出会えるんじゃないか、とか。
困難があって結ばれず、ほかの人と一緒になったとして、はたしてそれで幸せになれるのかとつい考えて出してしまい、どうしても踏み出せない、とか。

待つヒロインは内省的な女性で、こういう人は多いんじゃないかと思う。この映画があからさまに女性狙いなのは、本編で引用されるクラシカルな本からもよくわかることで、文芸恋愛小説「説得」は、実に説得力がある。脚本を手がけたデヴィッド・オーバーンは、男性なのによくぞジェーン・オースティンを取り上げた、ロマンティックでいたいという女心をよく理解しているよ、繊細だし品があるし、上手くリメイクしたと感心する。デヴィッド・オーバーンね、覚えておこう――って、この人、グウィネス・パルトロウ主演「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」の原作兼脚本担当だったんだ!…ああ、なるほど、だから繊細なのね、超納得だわ。しかもシカゴ出身なんだって。

主演のサンディは、もうちょっと元気のある役のほうが似合うだろうけど、こういうしっとりとした女性を演じても素敵ですね。キアヌはなあ…10年くらい前にベタなロマンス映画「雲の中で散歩」(私はこの映画が大好きです)を観に行ったとき、ロマンティックなラブシーンなのに、「今すぐ君を抱きたい!でも僕には妻が…」というヤツのセリフで大爆笑してしまい(そして一緒に観に行ったRちゃんを怒らせた)、ロマンティックなヒーローを演じるにはイノセント過ぎてセリフ浮きまくり、まだ彼にはキビシイ…と思ったけど、いや〜あの頃を思えば上手くなったよ、うん。「恋愛適齢期」でも上手くなったと感じたし、SFからアクション、そしてロマンスまでこなせてしまうんだから、たとえナンバー1になれなくても、すでにオンリー1になってるね。ツッコミどころは、またいつか別のところで書きます。

あともうひとつホメたいのは、衣装。サンディの着ていた服のどれもが素敵で、彼女に似合ってた。品と暖かみのあるカジュアルな装い。サンディの場合、胸元が丸く広く開いているシャツやインナーが似合うので、上手く選んでいるなと思った。キアヌは…40男にあれほど自然にパーカーが似合うなんざもう……彼奴の年齢不詳度の高さ、おそるべし。いまに始まったことじゃないけど。

安心してロマンス映画を観たい人には、オススメの1本。

ところで。
今年はやたらとトラップ大佐ことクリストファー・プラマーを見かけたなあ。出演作を4本も観たよ。

「ナイロビの蜂」

2006年10月28日 映画
■「ナイロビの蜂」 The Constant Gardener(2005)
IMDb→http://www.imdb.com/title/tt0387131/
日本公式サイト→http://www.nairobi.jp/
DVD 日活 2006/11/10 ¥3,990
外交官のジャスティン(レイフ・ファインズ)は、妻テッサ(レイチェル・ワイズ/本作でアカデミー賞助演女優賞を受賞)と駐在先のナイロビで暮らしていたが、ある日突然テッサが殺人事件で死亡したとの知らせが届く。疑念に駆られて真相を究明しようとするジャスティンは、やがて世界的な陰謀と対峙(たいじ)することになってしまう…。

静かなる良人(おっと)ジャスティンによる、女ゲバラな妻テッサへの愛を綴った物語。

「長編小説が原作の、異国情緒豊かなアフリカを舞台にした、英国夫婦のロマンス映画」だと思っていたので、ベルトルッチの「シェルタリング・スカイ」や、ミンゲラの「イングリッシュ・ペイシェント」みたいだったらどうしよう…とマジで心配していたんだけれど、ある程度の情報を得てのち観に行ってみれば、「社会派ドラマとロマンスの融合――ロマンスのレンズを通して見られた社会派ドラマ」という位置づけの映画だった。

ただ個人的には、社会派ドラマというより、せつなく美しいラブストーリーとして覚えておきたいかな…。やっぱり私も女なので、一途に妻を思う夫(しかも演じるのはレイフ・ファインズだし)というのには弱いのよ。

監督は、ブラジル国籍のフェルナンド・メイレレス(「シティ・オブ・ゴッド」)。ナルホドなあ、上手いよなあ。もしこれがアンソニー・ミンゲラ(英国人)だの、ジェイムズ・アイボリー(この人は米国人)だのといった、ブンゲイ作品お得意な欧米人が撮っていたらば、私もいままでよ〜く観てきた、お決まりな英国、異国情緒が豊か過ぎるアフリカになっていたように思う。

ところがメイレレスは、英国もブラジルも一緒。英国の上流階級は乾いたグレーの世界、スクリーンに映るアフリカは、太陽は黄色く、空は澄んでいるけど、どこか無機質で憂鬱な感じ。汗が流れ落ちてくるような暑い国には思えない。とてもクールで乾いている。似たような撮り方をする人で、アンドリュー・ニコル(「ロード・オブ・ウォー」)がいるけど、彼のようにスノッブなスタイリッシュさはなくて、血は残されてる。だからなのか、ストーリーが進むにつれわかってくるテッサの情熱、綺麗なのは表面だけで、裏は汚い社会に殺された妻を追い求めるジャスティンの姿に、心打たれてしまった。

真実を追い求めるうち、死んだ妻をどんどん愛していく良人――同じ女だからなのか、私はジャスティンがなぜテッサを、というより、テッサがなぜジャスティンを愛したのかがわかる気がする。

勝てないかもしれないけど不正には黙っていられない、先はわからないけれど、まだ自分は走り続けることができる、でも巨大な相手に押しつぶされそうで、どうしたらいいかわからない。そんなときにパートナーが同じく熱い人ならば、疲れてしまう。趣味は庭じり、平凡だけど善良な良人(おっと)、なにも知らないまま優しく自分を包んでくれる――テッサはそういうジャスティンに救われていて、自分を救っていることの自覚がないままの彼が好きだったんだと思う。

クールだからこそ、重苦しい悲壮感に覆われたラストにはならず、血が通っているからこそ、ふたりのロマンスは美しく、そしてただただせつない……絶妙だね。

それにしても、第三世界と先進国が絡んだ問題を取り扱った映画が増えたよなあ(昨年は「ロード・オブ・ウォー」、今年だったら「ホテル・ルワンダ」「イノセント・ボイス」あたり)。ドキュメンタリーにせず、エンタテイメントを感じさせる映画となると、そのさじ加減は難しいんだろうな…。

In Rehab

2006年10月23日コメント (2)
いっつも「書く」とか云っておきながら、なかなか書けずにいる映画感想。

それなりに観に行ってはいるんですけどね…う〜ん…。

今年の上期myベスト数本と、ここ1ヶ月くらいに観た10本くらいは書いておきたい…けど、どうやって感想を書いたらいいのか、自分なりの書き方というものを忘れてしまったようです。困った。

カンを取り戻さねば。

リハビリの森へ行ってきます。

■今月中に感想を書いておきたい(と思っている)一部タイトル
「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」「ナイロビの蜂」
「マイ・アーキテクト ルイス・カーンを探して」「RENT/レント」「ラストデイズ」
「ワイルドスピード3」「もしも昨日が選べたら」「イルマーレ」「トランスアメリカ」

以上、目標を書いて自分を追い込んでみる。

今月末はリバーの命日だから、「ラストデイズ」「トランスアメリカ」だけは絶対に書く!

押忍!
当ブログにたびたび登場する某社営業オッシー(愛称。押尾学に似ているので、みんなからそう呼ばれている)なんですが。

↓とってもBBMなオッシーのこと
http://diarynote.jp/d/25683/20060901.html
(いまは逆に私が彼に山田ユギを大プッシュしてます)

実は昨日もつるんでゴハンを食べに行ったらばですね、その席上で――S部長と釣りに行くことが決定、なんと今週末にふたりでお出かけするとの報告を受けてしまいました。

むむむ…。

S部長はノンケ(←私がそう云うんだから絶対!)だけど…ちゃんと釣りするんでしょうね?…ってか、いまなにが釣れるわけ?>オッシー

当然オッシーは終始浮かれ気味で、「なに着ようかな〜♪」と釣り具より服のほうが心配な様子。……。この前買ったARMENのジャケット着ていったら?

現地にはオッシーの車(乗ってるのはアウディ)で乗り付けるらしく、今度は「S部長って何聴くのかな?どんなCDかければいいと思う?」と、私に訊いてくる始末。

――おのれは中学生か!!

と呆れつつもその中学生に、少々古めではありますが、伝家の宝刀MAROON 5の「Songs About Jane」を薦め、さきほどそのCDを手渡してきました。

ベタだけど、ドライブしながらいい感じに持って行きたいならこれがベスト…ってかマストだと思う。ただ問題は、あくまでもそれが男女の場合だってことで――仕方ないじゃん、ゲイの市場なんざ私ゃ知るわけないんだからっ!

↓MAROON 5「Songs About Jane」の感想
http://diarynote.jp/d/25683/20050129.html

ただ〜し。不倫だけはヤメてね。
まあそうは云っても、S部長が流されたり、魔がさしたりしてどーにかなるなんてBLな展開はまずナイでしょうし、オッシーもそこまで望んでないだろうことは私にもよくわかってるので、大丈夫だと思うけど。でも念のため、魚籠に「魚を持ち帰ってね♪」ってメモ付けてやろうかな…。

ともあれ、よい週末を。楽しんできて下さ〜い!>オッシー

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