2006年上半期映画ちょっとだけ感想&デキゴトロジー 5
2006年8月20日 年度別フェイバリット10映画
「2006年度上半期映画ちょっとだけ感想&デキゴトロジー」です。これは私が今年上半期に鑑賞した映画の中で、ちょっとだけ感想を書いておきたい、感想は別に書いたけどそれに補足をしておきたい、映画館でトンデモ事件に遭遇したので報告しておきたい…など、基本的に簡単な感想と、ヨタ話を記したものです。ただし、観た映画すべてを書くことは絶対ムリ!不可能!なので、一部だけとなっております。
(前口上、終わり)
今回の「5」は、ちょっとだけ感想がメインです。
基本的に「ちょっとだけ感想」は、しょーもない内容ばかりなので・なので・なので…。
■「リバティーン」
梅毒になると鼻が落ちるってのは本当だったんだ!
ジョニーの顔があれほど醜くなった映画は、過去あったでしょーか?…ルパート・フレンドもなあ……白塗りにボーボー眉毛で妙に赤いくちびる(と思う)だったもんだから、出てきた瞬間、大笑いしちゃったナリよ。しっかし…劇中劇に出てくるあのでっかい彫刻は、昔8号線沿いにあった秘宝館(中に入ったことはない。だって小学生だったし)を思い出させる…。
■「Vフォー・ヴェンデッタ」
ファシズム国家となった英国が舞台の近未来モノ。冒頭のナタリー・ポートマンによるボイスオーバーが終わり、シェー!の人みたいな仮面をかぶったVさんが登場した時点でイヤな予感がした。そして彼が喋り出して数秒経過後――「ダメだ、こりゃ」。スタイリッシュにしたかったのか、キッチュにしたかったのか。ダサイなあ、もう!
ナタリー・ポートマンをいったいどうしたかったのか、最後までわからなかった。国家に対して恨みを持っているVが、個人の怨恨からどう「民衆のための革命」を起こそうと思うに至るのかも、わからなかった。革命ならばなんだって許されるの?…説得力不足だから娯楽映画として片付けられなかった。たとえ私が英国民だったとしても、あんなVには踊らされないね。そもそもファシズム糾弾の仕方やサトラー議長という単純なネーミングからして米国的、英国が舞台なんて信じられないよ!
途中退場を真剣に考えたのに我慢したのは、どーしてもナタリー・ポートマンが丸刈りになるシーンが見たかったから。でもそのシーンときたら、ずいぶんあとになってからじゃないと出てこなくて……トホホ…。
原作者が「クレジットから自分の名前を外して欲しい」というくらいなんだから、しょせんその程度の映画なんでしょうね。
↓「映画『Vフォー・ヴェンデッタ』でムーアがDCと決別」(planetcomics.jp)
http://www.planetcomics.jp/index.php?itemid=283
(ここまで嫌がるなんて。かわいそう…)
■「ニュー・ワールド」
寡作で有名なテレンス・マリック監督によるアメリカ建国伝説。英国人ジョン・スミスとポカホンタスの悲恋のお話。ジョン・スミス役にコリン・ファレル、ポカホンタス役に新人のクオリアンカ・キルヒャー、ジョン・ロルフ役にクリスチャン・ベイル。
愛した男を忘れられないポカホンタス、そんなポカホンタスを愛し、彼女に愛されるのをただひたすら待つジョン・ロルフ――って、やっぱりここは遠くのコリンより近くのクリスチャンだろう!>ポカホンタス…とつい思ってしまうあたり、ナイスな配役です!>監督
主演がコリンなだけに、ポカホンタスとのラブシーンはさぞ濃厚だろうと思ったら、実に詩的なシーンになっていて、そんな下世話な想像をした自分を恥じちゃった。そう――本作はそんな映画じゃないのよね、ゴメンなさい>監督
監督の前作「シン・レッド・ライン」は私にとってイマイチだったけど、これは良かったなあ。映像美と哲学的なモノローグでストーリーが展開する映画を作るテレンス・マリックは、戦争モノよりスピリチュアルな題材のほうが合ってると思う。
■「アンダーワールド:エヴォリューション」
ヴァンパイアvs.ライカン(狼男)だった前作に、ハイブリッド(混血種)が参戦した、モンスター種族間における「仁義なき戦い」。熱狂的なファンがついている「アンダーワールド」の続編。
いや〜、2作目になってもその世界観にまったく揺るぎがないことに感心してしまった。ツッコミどころはあれど、ワイズマン監督によって完全に構築されている世界とゆーか。人間界なんざ二の次三の次四の次五の次、闇に生きるモンスターたちのお家騒動――本作ではヴァンパイアの種の起源について――が、「神」ではなく「彼らの神」視点でストイックに描かれ、アクションは水ドバ〜!血ドバ〜!、モンスターの弱点や変身シーンはレトロなのに、「紫外線銃」といったアイデア満載な最先端な銃器類が出てくる…というユニークな個性はぜんぜん変わらない。セリーンの強さは自己完結的なゆえに、恋人でハイブリッドになりたてのマイケルはお荷物同然、彼が活躍するのは彼女の大ピンチのときだけ…と、そんなところまで変わらないときたもんだ。脱帽。ストイックで強いセリーンはクールだよね、でも最後は男に助けられるあたり、また男心をそそるんだろうな。
■「ブロークン・フラワーズ」
ビル・マーレイを主役に据えてる時点でもうすでに反則でしょ!な、ジム・ジャームッシュ監督による、ほんのり哀愁オヤジロードムービー。昔プレイボーイだった男に、ある日「あなたには19歳になる息子がいる」という無記名の手紙が届く。どうやら昔の彼女からの手紙らしいが、果たしていったいどの女なのか。とりあえずピンクの花束を持って、ひとりひとり訪ねてみよう――。ふむ。ジャームッシュ映画のわりには比較的とっつきやすいかな。
昔の恋人を訪ね歩くことは、ちょっと気まずい。いい思い出ばかりとは限らないし、歓迎されない場合がほとんどのはず(私だったら、住所調べられて来られるなんてヤダ)。さらに昔はゴージャスだった恋人たちの現在の姿を見ることで、自分の老い加減とショボさ具合を痛感させられ、ふと自分の人生を振り返ってせつなくなる――哀愁だよねえ。世のお父さんたちの共感を得そう。でも演じるのはビル・マーレイなので、どこかしらファニーでキュート、漂うのもちょっとスカした哀愁で…とゆーか、間の埋め合わせをどうしていいかわからず、オタオタする(でも無表情)バツの悪さがよく出ているのはさすが。思い出めぐりで終わるかと思いきや、最後で痛い目に遭うシーンに至っては、大爆笑しちゃったよ。
核心はサラリ、たいした場面じゃないだろうと思われるシーンのほうが丁寧――とっつきやすくても、そこらへんはやっぱりジャームッシュか。変わんないね。ただし、彼の映画に対して普段なら「ふ〜ん」で終わる私でも、本作は純粋に楽しめたっス。
■「イーオン・フラックス」
駄作扱いされている本作。シャーリーズ・セロンがちゃんと体張ってアクションをこなしてるところは、ほかの「人気女優によるヒーローもの」よりずっと評価できる…けど、なんでこれがダメなのか?…たぶん、世界観がしっかりしてないからなのと、最後に明かされる秘密にでっかい穴がポッカリ開いているからなんだと思う。
一切の自由が奪われた近未来…って、レンジスタンスがいるほど、国民たちが圧制に苦しんでいるようにはてんで見えないし、イーオン・フラックスを始めとするレジスタンスたちの格好ときたら、オシャレを楽しんでいるかのよう。近未来SFなので、それ相応の衣装になっていて、なおかつそれをシャーリーズが着ることが、見所のひとつになっているのはわかるけどさ、冒頭の顔が半分見えないあの衣装――国に目を付けられてるレジスタンスがあんなの着てたら…目立ってしょーがないじゃん!
それからね――(以下、ネタバレあり)
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
ワクチンの副作用で人類は子供を自然妊娠することができなくなったから、DNAを再利用してクローンを作っている…ここまではわかる。でもいつの間にか自然治癒して妊娠可能になった人間が出てくるようになった…ってのはちょっといいかげんだし、国民を牛耳るために妊娠可能になった人間を殺しておきながら、そのDNAを再使用するなんて――イタチごっこじゃないの?…妊娠できないようDNA操作をする説明はなかったし……ちょっとねえ?
…「6」に続きます。
(前口上、終わり)
今回の「5」は、ちょっとだけ感想がメインです。
基本的に「ちょっとだけ感想」は、しょーもない内容ばかりなので・なので・なので…。
■「リバティーン」
梅毒になると鼻が落ちるってのは本当だったんだ!
ジョニーの顔があれほど醜くなった映画は、過去あったでしょーか?…ルパート・フレンドもなあ……白塗りにボーボー眉毛で妙に赤いくちびる(と思う)だったもんだから、出てきた瞬間、大笑いしちゃったナリよ。しっかし…劇中劇に出てくるあのでっかい彫刻は、昔8号線沿いにあった秘宝館(中に入ったことはない。だって小学生だったし)を思い出させる…。
■「Vフォー・ヴェンデッタ」
ファシズム国家となった英国が舞台の近未来モノ。冒頭のナタリー・ポートマンによるボイスオーバーが終わり、シェー!の人みたいな仮面をかぶったVさんが登場した時点でイヤな予感がした。そして彼が喋り出して数秒経過後――「ダメだ、こりゃ」。スタイリッシュにしたかったのか、キッチュにしたかったのか。ダサイなあ、もう!
ナタリー・ポートマンをいったいどうしたかったのか、最後までわからなかった。国家に対して恨みを持っているVが、個人の怨恨からどう「民衆のための革命」を起こそうと思うに至るのかも、わからなかった。革命ならばなんだって許されるの?…説得力不足だから娯楽映画として片付けられなかった。たとえ私が英国民だったとしても、あんなVには踊らされないね。そもそもファシズム糾弾の仕方やサトラー議長という単純なネーミングからして米国的、英国が舞台なんて信じられないよ!
途中退場を真剣に考えたのに我慢したのは、どーしてもナタリー・ポートマンが丸刈りになるシーンが見たかったから。でもそのシーンときたら、ずいぶんあとになってからじゃないと出てこなくて……トホホ…。
原作者が「クレジットから自分の名前を外して欲しい」というくらいなんだから、しょせんその程度の映画なんでしょうね。
↓「映画『Vフォー・ヴェンデッタ』でムーアがDCと決別」(planetcomics.jp)
http://www.planetcomics.jp/index.php?itemid=283
(ここまで嫌がるなんて。かわいそう…)
■「ニュー・ワールド」
寡作で有名なテレンス・マリック監督によるアメリカ建国伝説。英国人ジョン・スミスとポカホンタスの悲恋のお話。ジョン・スミス役にコリン・ファレル、ポカホンタス役に新人のクオリアンカ・キルヒャー、ジョン・ロルフ役にクリスチャン・ベイル。
愛した男を忘れられないポカホンタス、そんなポカホンタスを愛し、彼女に愛されるのをただひたすら待つジョン・ロルフ――って、やっぱりここは遠くのコリンより近くのクリスチャンだろう!>ポカホンタス…とつい思ってしまうあたり、ナイスな配役です!>監督
主演がコリンなだけに、ポカホンタスとのラブシーンはさぞ濃厚だろうと思ったら、実に詩的なシーンになっていて、そんな下世話な想像をした自分を恥じちゃった。そう――本作はそんな映画じゃないのよね、ゴメンなさい>監督
監督の前作「シン・レッド・ライン」は私にとってイマイチだったけど、これは良かったなあ。映像美と哲学的なモノローグでストーリーが展開する映画を作るテレンス・マリックは、戦争モノよりスピリチュアルな題材のほうが合ってると思う。
■「アンダーワールド:エヴォリューション」
ヴァンパイアvs.ライカン(狼男)だった前作に、ハイブリッド(混血種)が参戦した、モンスター種族間における「仁義なき戦い」。熱狂的なファンがついている「アンダーワールド」の続編。
いや〜、2作目になってもその世界観にまったく揺るぎがないことに感心してしまった。ツッコミどころはあれど、ワイズマン監督によって完全に構築されている世界とゆーか。人間界なんざ二の次三の次四の次五の次、闇に生きるモンスターたちのお家騒動――本作ではヴァンパイアの種の起源について――が、「神」ではなく「彼らの神」視点でストイックに描かれ、アクションは水ドバ〜!血ドバ〜!、モンスターの弱点や変身シーンはレトロなのに、「紫外線銃」といったアイデア満載な最先端な銃器類が出てくる…というユニークな個性はぜんぜん変わらない。セリーンの強さは自己完結的なゆえに、恋人でハイブリッドになりたてのマイケルはお荷物同然、彼が活躍するのは彼女の大ピンチのときだけ…と、そんなところまで変わらないときたもんだ。脱帽。ストイックで強いセリーンはクールだよね、でも最後は男に助けられるあたり、また男心をそそるんだろうな。
■「ブロークン・フラワーズ」
ビル・マーレイを主役に据えてる時点でもうすでに反則でしょ!な、ジム・ジャームッシュ監督による、ほんのり哀愁オヤジロードムービー。昔プレイボーイだった男に、ある日「あなたには19歳になる息子がいる」という無記名の手紙が届く。どうやら昔の彼女からの手紙らしいが、果たしていったいどの女なのか。とりあえずピンクの花束を持って、ひとりひとり訪ねてみよう――。ふむ。ジャームッシュ映画のわりには比較的とっつきやすいかな。
昔の恋人を訪ね歩くことは、ちょっと気まずい。いい思い出ばかりとは限らないし、歓迎されない場合がほとんどのはず(私だったら、住所調べられて来られるなんてヤダ)。さらに昔はゴージャスだった恋人たちの現在の姿を見ることで、自分の老い加減とショボさ具合を痛感させられ、ふと自分の人生を振り返ってせつなくなる――哀愁だよねえ。世のお父さんたちの共感を得そう。でも演じるのはビル・マーレイなので、どこかしらファニーでキュート、漂うのもちょっとスカした哀愁で…とゆーか、間の埋め合わせをどうしていいかわからず、オタオタする(でも無表情)バツの悪さがよく出ているのはさすが。思い出めぐりで終わるかと思いきや、最後で痛い目に遭うシーンに至っては、大爆笑しちゃったよ。
核心はサラリ、たいした場面じゃないだろうと思われるシーンのほうが丁寧――とっつきやすくても、そこらへんはやっぱりジャームッシュか。変わんないね。ただし、彼の映画に対して普段なら「ふ〜ん」で終わる私でも、本作は純粋に楽しめたっス。
■「イーオン・フラックス」
駄作扱いされている本作。シャーリーズ・セロンがちゃんと体張ってアクションをこなしてるところは、ほかの「人気女優によるヒーローもの」よりずっと評価できる…けど、なんでこれがダメなのか?…たぶん、世界観がしっかりしてないからなのと、最後に明かされる秘密にでっかい穴がポッカリ開いているからなんだと思う。
一切の自由が奪われた近未来…って、レンジスタンスがいるほど、国民たちが圧制に苦しんでいるようにはてんで見えないし、イーオン・フラックスを始めとするレジスタンスたちの格好ときたら、オシャレを楽しんでいるかのよう。近未来SFなので、それ相応の衣装になっていて、なおかつそれをシャーリーズが着ることが、見所のひとつになっているのはわかるけどさ、冒頭の顔が半分見えないあの衣装――国に目を付けられてるレジスタンスがあんなの着てたら…目立ってしょーがないじゃん!
それからね――(以下、ネタバレあり)
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
ワクチンの副作用で人類は子供を自然妊娠することができなくなったから、DNAを再利用してクローンを作っている…ここまではわかる。でもいつの間にか自然治癒して妊娠可能になった人間が出てくるようになった…ってのはちょっといいかげんだし、国民を牛耳るために妊娠可能になった人間を殺しておきながら、そのDNAを再使用するなんて――イタチごっこじゃないの?…妊娠できないようDNA操作をする説明はなかったし……ちょっとねえ?
…「6」に続きます。
2006年上半期映画ちょっとだけ感想&デキゴトロジー 4
2006年8月18日 年度別フェイバリット10映画
2006年度上半期映画ちょっとだけ感想&デキゴトロジー」です。これは私が今年上半期に鑑賞した映画の中で、ちょっとだけ感想を書いておきたい、感想は別に書いたけどそれに補足をしておきたい、映画館でトンデモ事件に遭遇したので報告しておきたい…など、基本的に簡単な感想と、ヨタ話を記したものです。ただし、観た映画すべてを書くことは絶対ムリ!不可能!なので、一部だけとなっております。
(前口上、終わり)
今回の「4」は、ちょっとだけ感想…とゆーより出演俳優に対する感想がメインでーす。
■「ナイト・オブ・ザ・スカイ」
キャラ相関とストーリー展開がとにかくゴーイン、そして全体的に大味な印象のキャッチーで内容スカスカな仏映画…ということで、ユーロコープ製作(つまりリュック・ベッソン系)かと思ったナリよ。それでもCGに頼らない飛行シーンは迫力があり、戦闘機は気持ちよさそうに飛んでいたので、戦闘機マニアにはいい作品かも。主演はブノワ・マジメル。チョビヒゲ生やしてたって彼は素敵よね〜♪…彼の青い瞳――水色ではなく、深く透き通った瑠璃色のような青い瞳――に吸い込まれそうだったわ♪うちのままりん(母)までホメてたし。彼の瞳の美しさをフィーチャーしたショットが多かったあたり、監督グッジョブ!
ちなみに、「ナイト・オブ・ザ・スカイ」という邦題があまりにダサいので、こりゃ配給会社がテキトーにつけたに違いない、原題はぜんぜん違うイミなんじゃないの?と思って、原題「Les Chevaliers du ciel」をバベルフィッシュ翻訳「仏語→英語」にかけてみたら――「Knights Of The Sky」。そのまんま…とゆーことは、そーかそーか、原題がすでにベタでダサかったのか。
■「ファイヤーウォール」
最近てんで魅力のないハリソン・フォード主演の、海外TVMにありそうな2時間サスペンスもの。可もなく不可もなく(予想通り)。それにしたって、定年退職してたっておかしくない還暦のハリソンに、10代の子持ち役はキビシイよ。孫の間違いじゃないの?…私は「車の後部座席が定位置」ポール・ベタニー目当てで観に行ったけど、なんつーかその…せっかくポールなんだから、よくあるサスペンスのよくある犯人役なんてもったいない、もっと血だらけ、もっと英国ハ虫類系な怖さ/嫌らしさを出した役にしたらよかったのに。彼は悪くないんだけどね。あと、ポールとはなにげに共演3回目のニコライ・コスター・ワルドー。完全ミスキャスト、彼は悪党に見えないって!
■「君とボクの虹色の世界」
新鋭ミランダ・ジュライが監督/脚本/主演したオフビートなラブコメディ。群像劇。このズレながらフンワリしてる雰囲気は、好みが分かれるところかな。ポール・トーマス・アンダーソン、ウエス・アンダーソン、ソフィア・コッポラ作品が好きな人にはオススメ。私?……ダメだった。つまらないんじゃなくて、ただただニガテ。
))<>((
■「ナニー・マクフィーの魔法のステッキ」
WT社製作のファミリーファンタジー。子供向けでも全体的にスマートなところは、さすがWT社とゆーか。現代版「メリー・ポピンズ」みたいな云われ方をされていたけれど、印象は「レモニー・スニケット」に近かったような。子役より大人の俳優のみなさんが上手くなければ、こーゆー映画は引っ張れないんだなと、エマ・トンプソン、コリン・ファース、イメルダ・スタウントンを観てしみじみ思った。しかし…コリン・ファースが7人の子持ちなんて!…「アナカン」から20年ちょっと――光陰矢のごとしとはこのことか…。
■「フライトプラン」
昨年の「フォーガットン」鑑賞以降(http://diarynote.jp/d/25683/20050829.html)、もう騙されないぞ、それがたとえジョディ・フォスター主演作だって!…と気を引き締めながら観た、ジャンボ機内で行方不明になった娘を探す母親の戦いを描いたサスペンスもの。ポスターに写ってるジョディの顔のシワ除去&修正は、ちょっとやり過ぎじゃない?…「あっち系?そっち系?」と思いながら観てたけど、機長役がショーン・ビーンというクセモノだから困っちゃって。ほら、彼はヒーローからその側近、はたまた悪玉オヤジまでさっまざま演じれる人でしょ?…だから彼が出てくるたび、頭の中は「だって小さい役でもショーン・ビーンだし、ショーン・ビーンだし、ショーン・ビーンだし……」と、完全に豆氏で騙された!…でももう少し出番があったらなあ。ホントもったいない。
それにしたって、才女のイメージが強いジョディなだけに、アラブ系らしき人物をムチャな理由で非難するシーンは違和感があった。テロ事件が頻発するようになって以降、それだけアラブ系は真っ先に疑惑の目を向けられてしまうんだということだろうけど。
(以下、ちょっとだけネタバレ)
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
これって、まず棺桶ありきな犯行だよね?…飛行機にどうやって棺桶を乗っけるかを考えた――棺桶とあの親子を選んだことでトンデモ計画を立てた犯人は、ある意味、想像力豊かでスゴイ人なのかも。
…「5」に続きます。
(前口上、終わり)
今回の「4」は、ちょっとだけ感想…とゆーより出演俳優に対する感想がメインでーす。
■「ナイト・オブ・ザ・スカイ」
キャラ相関とストーリー展開がとにかくゴーイン、そして全体的に大味な印象のキャッチーで内容スカスカな仏映画…ということで、ユーロコープ製作(つまりリュック・ベッソン系)かと思ったナリよ。それでもCGに頼らない飛行シーンは迫力があり、戦闘機は気持ちよさそうに飛んでいたので、戦闘機マニアにはいい作品かも。主演はブノワ・マジメル。チョビヒゲ生やしてたって彼は素敵よね〜♪…彼の青い瞳――水色ではなく、深く透き通った瑠璃色のような青い瞳――に吸い込まれそうだったわ♪うちのままりん(母)までホメてたし。彼の瞳の美しさをフィーチャーしたショットが多かったあたり、監督グッジョブ!
ちなみに、「ナイト・オブ・ザ・スカイ」という邦題があまりにダサいので、こりゃ配給会社がテキトーにつけたに違いない、原題はぜんぜん違うイミなんじゃないの?と思って、原題「Les Chevaliers du ciel」をバベルフィッシュ翻訳「仏語→英語」にかけてみたら――「Knights Of The Sky」。そのまんま…とゆーことは、そーかそーか、原題がすでにベタでダサかったのか。
■「ファイヤーウォール」
最近てんで魅力のないハリソン・フォード主演の、海外TVMにありそうな2時間サスペンスもの。可もなく不可もなく(予想通り)。それにしたって、定年退職してたっておかしくない還暦のハリソンに、10代の子持ち役はキビシイよ。孫の間違いじゃないの?…私は「車の後部座席が定位置」ポール・ベタニー目当てで観に行ったけど、なんつーかその…せっかくポールなんだから、よくあるサスペンスのよくある犯人役なんてもったいない、もっと血だらけ、もっと英国ハ虫類系な怖さ/嫌らしさを出した役にしたらよかったのに。彼は悪くないんだけどね。あと、ポールとはなにげに共演3回目のニコライ・コスター・ワルドー。完全ミスキャスト、彼は悪党に見えないって!
■「君とボクの虹色の世界」
新鋭ミランダ・ジュライが監督/脚本/主演したオフビートなラブコメディ。群像劇。このズレながらフンワリしてる雰囲気は、好みが分かれるところかな。ポール・トーマス・アンダーソン、ウエス・アンダーソン、ソフィア・コッポラ作品が好きな人にはオススメ。私?……ダメだった。つまらないんじゃなくて、ただただニガテ。
))<>((
■「ナニー・マクフィーの魔法のステッキ」
WT社製作のファミリーファンタジー。子供向けでも全体的にスマートなところは、さすがWT社とゆーか。現代版「メリー・ポピンズ」みたいな云われ方をされていたけれど、印象は「レモニー・スニケット」に近かったような。子役より大人の俳優のみなさんが上手くなければ、こーゆー映画は引っ張れないんだなと、エマ・トンプソン、コリン・ファース、イメルダ・スタウントンを観てしみじみ思った。しかし…コリン・ファースが7人の子持ちなんて!…「アナカン」から20年ちょっと――光陰矢のごとしとはこのことか…。
■「フライトプラン」
昨年の「フォーガットン」鑑賞以降(http://diarynote.jp/d/25683/20050829.html)、もう騙されないぞ、それがたとえジョディ・フォスター主演作だって!…と気を引き締めながら観た、ジャンボ機内で行方不明になった娘を探す母親の戦いを描いたサスペンスもの。ポスターに写ってるジョディの顔のシワ除去&修正は、ちょっとやり過ぎじゃない?…「あっち系?そっち系?」と思いながら観てたけど、機長役がショーン・ビーンというクセモノだから困っちゃって。ほら、彼はヒーローからその側近、はたまた悪玉オヤジまでさっまざま演じれる人でしょ?…だから彼が出てくるたび、頭の中は「だって小さい役でもショーン・ビーンだし、ショーン・ビーンだし、ショーン・ビーンだし……」と、完全に豆氏で騙された!…でももう少し出番があったらなあ。ホントもったいない。
それにしたって、才女のイメージが強いジョディなだけに、アラブ系らしき人物をムチャな理由で非難するシーンは違和感があった。テロ事件が頻発するようになって以降、それだけアラブ系は真っ先に疑惑の目を向けられてしまうんだということだろうけど。
(以下、ちょっとだけネタバレ)
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
これって、まず棺桶ありきな犯行だよね?…飛行機にどうやって棺桶を乗っけるかを考えた――棺桶とあの親子を選んだことでトンデモ計画を立てた犯人は、ある意味、想像力豊かでスゴイ人なのかも。
…「5」に続きます。
キアヌ・ウオッチャー事務局プチ便り 〜サンドラ&キアヌ来日決定〜
2006年8月17日 映画ヨタ話 コメント (4)
←これは米国版DVDジャケット。クリックすると詳細がわかります。そう、米国ではもうリリースされちゃうんです(9/26予定)。それより、サンドラのお顔にかなり修正が入ってることのほうがとても気になる…。
…というわけで、もう何回目かわかんないから、え〜い!プチ便りにしてしまえ!…な「キアヌ・ウォッチャー事務局便り」です。しょせん書いてるのは私だし。
■「キアヌ・ウォッチャー事務局」とは?
「キアヌのことは好きだけど、『キアヌ様♪うふ♪』と云う気はぜーんぜん!まったく!さらさら!ない。いいとこ、「ヘイ、デュード、次は何を演じるんだい?」。でも新作が公開されると観たくなる…とゆーか観なくては!と思ってしまい、観たら観たで今度はなにかひとことふたこと云いたくなる」という極東ギャルによって、2004年春、勝手に発足された不定期活動体。活動内容はたった1つ――「キアヌを生あったかい目で末長く見守ってあげる」こと。現在、傍観者募集中。
え〜っと、日本では9/23(祝…とゆーか、イナバさんの誕生日じゃん!)に公開予定の、サンドラ・ブロック&キアヌ・リーブス主演「イルマーレ」ですが。
↓日本公式サイト(ワーナー・ブラザース)
http://wwws.warnerbros.co.jp/thelakehouse/
(作りはUSサイトとほぼ一緒)
↓いまだに「イルマーレ」という邦題に不満を感じている話
http://diarynote.jp/d/25683/20060605.html
(そう思いません?…え?こだわりすぎ?)
主演のおふたりさんが、9/2(土…とゆーか、キアヌの誕生日じゃん!)にキャンペーン来日してくれるそうです。プレス・ジャンケットが9/5だから、思ってたより長く滞在するみたいですね。考えてみれば、キアヌはこれから2本「サムサッカー」「スキャナー・ダークリー」(これも邦題にムカつく!)と出演/主演作が続くので、それらのキャンペーンも兼ねてたりするのかな?…「スキャナー〜」のほうは同じWB配給だし…ってどうなんだろう??
ちなみにはこの映画、DVDが早期リリースされるくらい、米国では興行的にポシャってるんですけども、一部の大御所評論家にはウケてるんですよ。
たとえば「イルマーレ」USサイト(http://thelakehousemovie.warnerbros.com/)を覗くと、まず目に付くのが「Two thumbs up ―Ebert & Poeper」。
親指2本上がるとどうなのかを説明すると、米国でもっとも影響力を持ち、そして人気のある映画評論家ロジャー・エバートが「面白いよ」と云ってる――つまり「彼がサムアップするならばいい映画だ」という認識が、米国ではけっこう浸透しているのです。
ぜんぜん好みが違うエバートとPoeper(どうカタカナ表記すればいい?)が、親指の上げ下げで新作映画を語るという、有名な映画評論番組「Ebert & Poeper」にて「イルマーレ」が取り上げられ、ふたりともサムアップ。それが宣伝に使われたんですねー。
↓「Ebert & Poeper」公式サイト
http://tvplex.go.com/buenavista/ebertandroeper/today.html
(ふたりとも現段階の今年ベスト作の1本に「ユナイテッド93」を選んでます)
以前語ったように、ロジャー・エバートは評論家にありがちなアート映画好きということもなく、ある年のベスト作品に「ダークシティ」を選んだりする(さらにDVDの音声解説まで嬉しそうにしてるし)くらい、評論家の中ではちょっと変わった人。彼は基本的にダークな映画が好きなんだと思う。男の人にありがちなラブコメを低く評じることはなく、同じキアヌ主演の「雲の中で散歩」を年間ベスト10に入れてたりするので、私もかなり彼の評を参考にしてます。
そんなエバートさんはガン再発のために入院、現在療養中。それってやっぱりその…例の「ヴィンセント・ギャロの呪い」がまだ続いているからなんでしょうか……。
以上、キアヌ・ウオッチャー事務局プチ便りでした。
なお、キアヌを見たい人は某ラーメン屋さんへ行くと会えるかもしれません…よ?
■追記
以前書いた「キアヌ、ヨメに行くのか?」ですが、ガセと判明。本人が(いつものように)ソッコーで否定しました。
…というわけで、もう何回目かわかんないから、え〜い!プチ便りにしてしまえ!…な「キアヌ・ウォッチャー事務局便り」です。しょせん書いてるのは私だし。
■「キアヌ・ウォッチャー事務局」とは?
「キアヌのことは好きだけど、『キアヌ様♪うふ♪』と云う気はぜーんぜん!まったく!さらさら!ない。いいとこ、「ヘイ、デュード、次は何を演じるんだい?」。でも新作が公開されると観たくなる…とゆーか観なくては!と思ってしまい、観たら観たで今度はなにかひとことふたこと云いたくなる」という極東ギャルによって、2004年春、勝手に発足された不定期活動体。活動内容はたった1つ――「キアヌを生あったかい目で末長く見守ってあげる」こと。現在、傍観者募集中。
え〜っと、日本では9/23(祝…とゆーか、イナバさんの誕生日じゃん!)に公開予定の、サンドラ・ブロック&キアヌ・リーブス主演「イルマーレ」ですが。
↓日本公式サイト(ワーナー・ブラザース)
http://wwws.warnerbros.co.jp/thelakehouse/
(作りはUSサイトとほぼ一緒)
↓いまだに「イルマーレ」という邦題に不満を感じている話
http://diarynote.jp/d/25683/20060605.html
(そう思いません?…え?こだわりすぎ?)
主演のおふたりさんが、9/2(土…とゆーか、キアヌの誕生日じゃん!)にキャンペーン来日してくれるそうです。プレス・ジャンケットが9/5だから、思ってたより長く滞在するみたいですね。考えてみれば、キアヌはこれから2本「サムサッカー」「スキャナー・ダークリー」(これも邦題にムカつく!)と出演/主演作が続くので、それらのキャンペーンも兼ねてたりするのかな?…「スキャナー〜」のほうは同じWB配給だし…ってどうなんだろう??
ちなみにはこの映画、DVDが早期リリースされるくらい、米国では興行的にポシャってるんですけども、一部の大御所評論家にはウケてるんですよ。
たとえば「イルマーレ」USサイト(http://thelakehousemovie.warnerbros.com/)を覗くと、まず目に付くのが「Two thumbs up ―Ebert & Poeper」。
親指2本上がるとどうなのかを説明すると、米国でもっとも影響力を持ち、そして人気のある映画評論家ロジャー・エバートが「面白いよ」と云ってる――つまり「彼がサムアップするならばいい映画だ」という認識が、米国ではけっこう浸透しているのです。
ぜんぜん好みが違うエバートとPoeper(どうカタカナ表記すればいい?)が、親指の上げ下げで新作映画を語るという、有名な映画評論番組「Ebert & Poeper」にて「イルマーレ」が取り上げられ、ふたりともサムアップ。それが宣伝に使われたんですねー。
↓「Ebert & Poeper」公式サイト
http://tvplex.go.com/buenavista/ebertandroeper/today.html
(ふたりとも現段階の今年ベスト作の1本に「ユナイテッド93」を選んでます)
以前語ったように、ロジャー・エバートは評論家にありがちなアート映画好きということもなく、ある年のベスト作品に「ダークシティ」を選んだりする(さらにDVDの音声解説まで嬉しそうにしてるし)くらい、評論家の中ではちょっと変わった人。彼は基本的にダークな映画が好きなんだと思う。男の人にありがちなラブコメを低く評じることはなく、同じキアヌ主演の「雲の中で散歩」を年間ベスト10に入れてたりするので、私もかなり彼の評を参考にしてます。
そんなエバートさんはガン再発のために入院、現在療養中。それってやっぱりその…例の「ヴィンセント・ギャロの呪い」がまだ続いているからなんでしょうか……。
以上、キアヌ・ウオッチャー事務局プチ便りでした。
なお、キアヌを見たい人は某ラーメン屋さんへ行くと会えるかもしれません…よ?
■追記
以前書いた「キアヌ、ヨメに行くのか?」ですが、ガセと判明。本人が(いつものように)ソッコーで否定しました。
2006年上半期映画ちょっとだけ感想&デキゴトロジー 3
2006年8月16日 年度別フェイバリット10映画
「2006年度上半期映画ちょっとだけ感想&デキゴトロジー」です。これは私が今年上半期に鑑賞した映画の中で、ちょっとだけ感想を書いておきたい、感想は別に書いたけどそれに補足をしておきたい、映画館でトンデモ事件に遭遇したので報告しておきたい…など、基本的に簡単な感想と、ヨタ話を記したものです。ただし、観た映画すべてを書くことは絶対ムリ!不可能!なので、一部だけとなっております。
(前口上、終わり)
今回は、デキゴトロジーがメインです。長いのでご注意下さい。
■「クラッシュ」
昼下がりの日比谷シャンテシネで鑑賞。先にチケットを購入していたので、ほぼ希望通りの座席をゲット。お買い物をした後、上映時間20分前になって再びシャンテシネへ行くと、ある男性(かなりオタクな感じの人)がスタッフに対し、「なんで座席指定なんだ、自由に選ばせろ!」と、気味が悪いくらいネチネチとクレームをつけていた。
↓座席指定は2005年7月より開始だった模様(シャンテシネのスタッフコラム)
http://www.chantercine.com/cafe_chanter/backnumber/cafe139.html
スタッフさんは丁寧に謝っていたが、最終的にあのお客さんが納得したのかは不明。
ちなみに私が映画館にクレームをつけたことは、このブログを始めてからならば、2…3…4回ほどある。でもそのすべて(フィルムにキズ事件、避難訓練に付き合わされた件、巻を間違えられた件、あともうひとつの事件はまた今度)は映画館側のミスだったし、第一そんなネチネチとオタクっぽいクレームの付け方なんてしないもん。
座席指定に関して云うなら、私はたとえ田舎のシネコンでも、上映前日または数時間前にチケットを買うか、もしくは開場一番にカウンターへ行くかする、つまり余裕を持って映画を観に行くタイプ。常に希望通りの席をゲットしているため、ここ数年はヒドイ席で観たことがない。自由席だとしても、かなり前に映画館入りしてベストポジションを確保するし、席が悪いくらいなら別の日にする――逆に云えば、ベストポジションで観るためなら努力するのが当たり前だと思ってる。なので、先にチケットを買えちゃう座席指定は嫌いじゃないんだけど、それはあくまでも私の場合であって、時間に余裕のない人や、ちっとも希望を聞いてくれない映画館ではツライだろうなあ。ちなみに、空いてても一列にぎゅうぎゅう詰め込むTOHOシネマズは大キライ!…同じ東宝系でもシャンテシネはそんなことなかったからよかったけど…って、シネコンとミニシアターでは規模や客層も違うから、比べようがないか。
と思いながら、ちょっとだけ席を離れた隙にmy傘を盗られてしまいました…。
雨の日の日比谷シャンテシネでは、どうかお気をつけ下さいまし>みなさま
■「エミリー・ローズ」
悪魔祓い中に死亡した少女エミリーをめぐる裁判(実話)を描いた、法廷ドラマの要素が強いホラー系作品。「恐怖のイナバウアー」というタイムリーな宣伝がされていたせいか、私が座った席の前列には中学生らしきカップル、同じ列の左には男性ひとり客と女性ふたり連れ、右には高校生らしきカップル、後列には大学生カップル…といった具合に、ホラー系映画にしては珍しい、たいへん客層が豊かな状態で鑑賞。そのため、ホラー慣れしていない人が多かったようで、この手の映画では一種のお約束である、突然鳴り響く「ぎゃああああん!」「ぐわああああん!」といった効果音や、突然挿入されるエミリーのすんごい形相に、みなさん強烈に反応しまくり。何度も何度も椅子がビクッ!ビクッ!と激しく揺れ、そのたびに「カップルのうち、ビビッてるのは男?それとも女?」と、ほくそ笑みながら観察してしまい…って、アンタこそ、めっちゃマニアでイヤな客じゃん!>私
■「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!」
我がホクリークの映画鑑賞料金は、「大人:1700円、子供:1000円」、都会よりちょっとだけお安め。でも1000円の日やレイトショーになかなか行けない人もいるし、とくに時間の都合が取りにくい親子連れはタイヘン。そんなわけで、この私めも同じ会社で働く某親子に協力しようと、「グルミット」前売券を購入しに、某シネコンのカウンターへ。
すると、前売り販売は「大人券1500円(1300円じゃない)」「親子ペア券2,400円(大人1500円+子供900円)」のみと判明、思いっきり困惑してしまった。頼まれたのは「大人1枚、子供2枚」、ペア券を買えば子供券があと1枚必要になるのに、子供券とゆーものが存在しないので、人数分買えないじゃんっ!…じゃあ、別の日に私も観に行くから、いま親子ペア券を2枚買って、あとで切り離して使えばいいじゃん、我ながらナイスアイディ〜ア♪と思ったら、今度は無情にも「事前にペア券を切り離したら無効です」とスタッフに云われてしまう。
でも待てよ?…そーいえばたしかこのシネコンでは、某カードを見せると「ひとり200円引き」になるはず。だったらそのカード使って「大人1500円、子供800円」にすればいいんじゃ?…って、あれ?あれれれ?…じゃあ子供料金は前売りより安くなるってこと?…と気が付き、念のためスタッフに訊くと――
私:「本当に『ひとり200円割引』ですか?『大人200円引き、子供100円引き』ではなく?…だったら前売りより子供料金が安くなりません?」
スタッフ:「そうなりますね」
とゆーわけで、前売券大人2枚(会社の人と私の分)を購入。会社の人には、「お子さんおふたりの分は、これで200円割引になります。前売りよりお安くなりますよ」と大人券1枚を渡しながら伝え、カードをレンタル。カードで200円引きなるのに、わざわざ大人券を買ったのは、2枚買えば2個「グルミット・ストラップ」がもらえるから。ケンカすることがないよう、お子さんふたりにプレゼントできたのでした♪
1500円の前売りのときに使える親子3人テクニックなれど、某シネコンはすでにそのカード割引を打ち切ってるかも…。
…「4」に続きます。
(前口上、終わり)
今回は、デキゴトロジーがメインです。長いのでご注意下さい。
■「クラッシュ」
昼下がりの日比谷シャンテシネで鑑賞。先にチケットを購入していたので、ほぼ希望通りの座席をゲット。お買い物をした後、上映時間20分前になって再びシャンテシネへ行くと、ある男性(かなりオタクな感じの人)がスタッフに対し、「なんで座席指定なんだ、自由に選ばせろ!」と、気味が悪いくらいネチネチとクレームをつけていた。
↓座席指定は2005年7月より開始だった模様(シャンテシネのスタッフコラム)
http://www.chantercine.com/cafe_chanter/backnumber/cafe139.html
スタッフさんは丁寧に謝っていたが、最終的にあのお客さんが納得したのかは不明。
ちなみに私が映画館にクレームをつけたことは、このブログを始めてからならば、2…3…4回ほどある。でもそのすべて(フィルムにキズ事件、避難訓練に付き合わされた件、巻を間違えられた件、あともうひとつの事件はまた今度)は映画館側のミスだったし、第一そんなネチネチとオタクっぽいクレームの付け方なんてしないもん。
座席指定に関して云うなら、私はたとえ田舎のシネコンでも、上映前日または数時間前にチケットを買うか、もしくは開場一番にカウンターへ行くかする、つまり余裕を持って映画を観に行くタイプ。常に希望通りの席をゲットしているため、ここ数年はヒドイ席で観たことがない。自由席だとしても、かなり前に映画館入りしてベストポジションを確保するし、席が悪いくらいなら別の日にする――逆に云えば、ベストポジションで観るためなら努力するのが当たり前だと思ってる。なので、先にチケットを買えちゃう座席指定は嫌いじゃないんだけど、それはあくまでも私の場合であって、時間に余裕のない人や、ちっとも希望を聞いてくれない映画館ではツライだろうなあ。ちなみに、空いてても一列にぎゅうぎゅう詰め込むTOHOシネマズは大キライ!…同じ東宝系でもシャンテシネはそんなことなかったからよかったけど…って、シネコンとミニシアターでは規模や客層も違うから、比べようがないか。
と思いながら、ちょっとだけ席を離れた隙にmy傘を盗られてしまいました…。
雨の日の日比谷シャンテシネでは、どうかお気をつけ下さいまし>みなさま
■「エミリー・ローズ」
悪魔祓い中に死亡した少女エミリーをめぐる裁判(実話)を描いた、法廷ドラマの要素が強いホラー系作品。「恐怖のイナバウアー」というタイムリーな宣伝がされていたせいか、私が座った席の前列には中学生らしきカップル、同じ列の左には男性ひとり客と女性ふたり連れ、右には高校生らしきカップル、後列には大学生カップル…といった具合に、ホラー系映画にしては珍しい、たいへん客層が豊かな状態で鑑賞。そのため、ホラー慣れしていない人が多かったようで、この手の映画では一種のお約束である、突然鳴り響く「ぎゃああああん!」「ぐわああああん!」といった効果音や、突然挿入されるエミリーのすんごい形相に、みなさん強烈に反応しまくり。何度も何度も椅子がビクッ!ビクッ!と激しく揺れ、そのたびに「カップルのうち、ビビッてるのは男?それとも女?」と、ほくそ笑みながら観察してしまい…って、アンタこそ、めっちゃマニアでイヤな客じゃん!>私
■「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!」
我がホクリークの映画鑑賞料金は、「大人:1700円、子供:1000円」、都会よりちょっとだけお安め。でも1000円の日やレイトショーになかなか行けない人もいるし、とくに時間の都合が取りにくい親子連れはタイヘン。そんなわけで、この私めも同じ会社で働く某親子に協力しようと、「グルミット」前売券を購入しに、某シネコンのカウンターへ。
すると、前売り販売は「大人券1500円(1300円じゃない)」「親子ペア券2,400円(大人1500円+子供900円)」のみと判明、思いっきり困惑してしまった。頼まれたのは「大人1枚、子供2枚」、ペア券を買えば子供券があと1枚必要になるのに、子供券とゆーものが存在しないので、人数分買えないじゃんっ!…じゃあ、別の日に私も観に行くから、いま親子ペア券を2枚買って、あとで切り離して使えばいいじゃん、我ながらナイスアイディ〜ア♪と思ったら、今度は無情にも「事前にペア券を切り離したら無効です」とスタッフに云われてしまう。
でも待てよ?…そーいえばたしかこのシネコンでは、某カードを見せると「ひとり200円引き」になるはず。だったらそのカード使って「大人1500円、子供800円」にすればいいんじゃ?…って、あれ?あれれれ?…じゃあ子供料金は前売りより安くなるってこと?…と気が付き、念のためスタッフに訊くと――
私:「本当に『ひとり200円割引』ですか?『大人200円引き、子供100円引き』ではなく?…だったら前売りより子供料金が安くなりません?」
スタッフ:「そうなりますね」
とゆーわけで、前売券大人2枚(会社の人と私の分)を購入。会社の人には、「お子さんおふたりの分は、これで200円割引になります。前売りよりお安くなりますよ」と大人券1枚を渡しながら伝え、カードをレンタル。カードで200円引きなるのに、わざわざ大人券を買ったのは、2枚買えば2個「グルミット・ストラップ」がもらえるから。ケンカすることがないよう、お子さんふたりにプレゼントできたのでした♪
1500円の前売りのときに使える親子3人テクニックなれど、某シネコンはすでにそのカード割引を打ち切ってるかも…。
…「4」に続きます。
2006年上半期映画ちょっとだけ感想&デキゴトロジー 2
2006年8月15日 年度別フェイバリット10映画
「2006年度上半期映画ちょっとだけ感想&デキゴトロジー」です。これは私が今年上半期に鑑賞した映画の中で、ちょっとだけ感想を書いておきたい、感想は別に書いたけどそれに補足をしておきたい、映画館でトンデモ事件に遭遇したので報告しておきたい…など、基本的に簡単な感想と、ヨタ話を記したものです。ただし、観た映画すべてを書くことは絶対ムリ!不可能!なので、一部だけとなっております。
(前口上、終わり)
今回の「2」も、デキゴトロジーよりちょっとだけ感想がメインでーす。
■「ジャーヘッド」
出演作選びが上手いよなあと思う、旬の若手俳優ジェイク・ギレンホール主演による湾岸戦争モノ。訓練に耐えてイラクに派兵されてみたら、まったく出番がなく、そのまま終戦をむかえてしまった兵士たち――そんな彼らによる現地待機の日々を描いた作品。
メディアを通した戦争しか知らないまま、訓練所で殺人マシーンに仕立て上げられ、いざ現地へと派兵されれば、実戦がない。があああっと水飲んでは、先の見えない訓練三昧、ひとりになれば自家発電――延々その繰り返し。戦場に立っていても、どこかバーチャル。ふむ。私は米国人ではないけれど、基本的に主人公たちと同じジェネレーションX(いわゆるテレビ世代。米国ベビーブーム世代の子供で、60年代半ばから70年代半ばに生まれ、高度成長期に育った世代の若者のこと。ダグラス・クープランドの小説『ジェネレーションX』が語源。無気力で責任感のない若者として否定的にいわれる)になるので、とにかく興味深かった。「ベトナム戦争じゃないから、ドアーズはやめろ!」というセリフが世代を象徴してたな。主な登場人物がそんなジェネレーションXばかり、彼らの視点で終始語られる映画はいろいろあるけど、戦争モノは初めてなんじゃ?
前半がびっくりするくらいキューブリックの「フルメタル・ジャケット」に似ていて、皮肉だよねえ。同じ「ジワリジワリと人間が非人間性を帯びてくる狂気」が描かれていても、「ジャーヘッド」の主人公たちは、職務をまっとうできない葛藤で人間性を失いそうになる。ストーンズの「黒くぬれ!」か、カニエ・ウエストの「Jesus Walks」か。…ミッキーマウスのテーマは本編のラストでした。ごめんちゃい。監督のサム・メンデスもキューブリックと同じ英国人だから、米国が引き起こした(それに関してはいろいろご意見はありましょうが)戦争について、ストレートに反戦を主張しない、こういう一風変わった映画をちょっと冷めた視線で撮れるのかな…。
私イチオシのジェイク・ギレンホール――あの「ロケットボーイズ」の高校生くんが、よくあんな格好をした!大人になったねえ…(遠い目)。BBMと合わせて。おねーさん、感動感心しちゃったじゃない。女子から絶賛大人気中♪な若手俳優があーゆー格好すんのは、「栄光のエンブレム」での「ロブ・ロウ、サポーター姿になる」以来じゃないの?…そしてピーター・サースガード。どんなジャンルの映画でも、なにゆえ彼はあれほどの色気を放つのか――誰か教えて下さい。
↓色気にヤラれた話
http://diarynote.jp/d/25683/20060225.html
(「愛についてのキンゼイ・レポート」のところね)
■「ある子供」
ダルデンヌ兄弟が監督した2005年カンヌパルムドール受賞作。生まれた自分の子供を売ってしまおうとするほど金銭的・精神的に貧しい、父親になれない/なろうとしない青年ブリュノの話。自分のことで精一杯、それに関しては呆れかえるくらいたくましい自己中な若者ってのは、普遍的にゴロゴロいそう。いつものダルデンヌ兄弟節よろしく、主人公の行動をスケッチしながら、ドキュメンタリー調にストーリーは流れていく。「人間ってのはね…」と淡々と映像で語られる95分。赤ちゃんよりブリュノに明日がない、そして感情のない青年のままで終わるのかと思ったら――そうきたか。やっぱりダルデンヌ兄弟は優しいね。
■「歓びを歌にのせて」
スウェーデン映画。一線を退いた世界的な天才的マエストロが、幼いころ過ごした田舎へと引っ越す。仕方なく地元の聖歌隊を指導することになったものの、住民たちと交流することで音楽の素晴らしさを再認識、人間性を取り戻していく。う〜む、人種や習慣は違えど、田舎ではしがらみが多すぎて、問題が起きてもうやむやになってしまうところは、スウェーデンも同じなのね。極東日本でもありえそうな人間関係だなあ。それにしても、レナ役のフリーダ・ハルグレン!なんてかわいいの♪…彼女の笑顔を見てるだけで、ほんわかしちゃったナリ。
■「灯台守の恋」
閉鎖的な島の小さな村にやって来たヨソ者の青年。そして人妻と許されぬ恋に落ちる――直球ど真ん中なメロドラマ。ベタ?凡作?ありきたり?すべて想像つく?…いいじゃないの、これはこれで。とても丁寧に作られてるし、ちょっと枯れた味わいがまたgood。所帯疲れしてるけど美しい人妻、島の男とは違うやさしい青年――不倫は許されない、夫が大切だと充分わかってる、でも…。女性ってのはいつまでも恋をしていたい、愛じゃなく恋を求めたい――そんなときってあるんじゃない?
■「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」
主演のホアキン・フェニックス自身、インタビューで否定しているように、自らの過去に縛られてはいない、俳優としてジョニー・キャッシュを演じているってことくらい、私だってよくわかってたし、自分にそういい聞かせてた。でも、ジョニーの幼少時代エピソード、彼が頭を壁に打ち付けるシーンやドラッグが出てくると、スクリーンを見てられなかった。911にコールする彼の声、キャッシュ兄弟のように仲睦ましいふたりの写真がフラッシュバックして……どうしよう、どうしよう、そんなんじゃないのよ、これは!と頭の中がぐるぐるぐるぐるぐるぐる。またお兄ちゃん役のルーカス・ティルくんが似ていてね…うううう…こんなはずじゃ…。
■「アサルト13 要塞警察」
「スズメバチ」はフランス映画で設定が違ってたよね?じゃあ本作が「ジョン・カーペンターの要塞警察」の正式リメイクになるの?…って、これも監督がフランス人なんだ!…と驚いた作品。それなりに楽しめたのに、なんだろうこの物足りなさ、もったいなさは。あ〜ん、上手く云えないよう!…ところで、精神カウンセラー役のマリア・ベロ。どうしてみんな彼女の髪を美しく撮ってくれないの?…どの作品(「シークレットウインドウ」「ヒストリー・オブ・バイオレンス」など)も髪が痛んでいてツヤがなく、疲れてるように見える。実際に痛んでいたとしても、なんとかして欲しかったナリ。
■「ファイナル・カット」
お久しぶりのロビン・ウィリアムズ主演による近未来SF。「ゾーイ」と呼ばれるマイクロ・チップを脳に移植することで、全人生の記憶がそれに記録される近未来。死後、記憶はカッター(編集者)によって、親族の希望通りに美しく編集され、上映会で披露される。記憶は都合よく編集されていいのものなのか?そもそもチップ自体、許されていいのか?…そしてもしチップが自分に移植されていると知らなかったら?…と、プロットは実に私好みで魅力がいっぱい。
監督&脚本はこれでデビューのオマー・ナイム。おお!とうとうヴィンチェンゾ・ナタリ系の若手が現れたか!と喜んだらば、ラスト15分で超カッガリ(ジム・カヴィーゼルのつまらないセリフに愕然)。なんでそーなるの!?…もったいない!同じプロットでヴィンチェンゾ・ナタリ、もしくはアンドリュー・ニコルが脚本&監督していれば、ラストだって「やられた〜!」と思わせてくれて、もっと面白くなったでしょうに。カルト作になり損ねちゃった、残念。目が離せないほどの緊張感や、アイロニーまみれな展開を過度に期待した私も私か。
…「3」に続きます。
(前口上、終わり)
今回の「2」も、デキゴトロジーよりちょっとだけ感想がメインでーす。
■「ジャーヘッド」
出演作選びが上手いよなあと思う、旬の若手俳優ジェイク・ギレンホール主演による湾岸戦争モノ。訓練に耐えてイラクに派兵されてみたら、まったく出番がなく、そのまま終戦をむかえてしまった兵士たち――そんな彼らによる現地待機の日々を描いた作品。
メディアを通した戦争しか知らないまま、訓練所で殺人マシーンに仕立て上げられ、いざ現地へと派兵されれば、実戦がない。があああっと水飲んでは、先の見えない訓練三昧、ひとりになれば自家発電――延々その繰り返し。戦場に立っていても、どこかバーチャル。ふむ。私は米国人ではないけれど、基本的に主人公たちと同じジェネレーションX(いわゆるテレビ世代。米国ベビーブーム世代の子供で、60年代半ばから70年代半ばに生まれ、高度成長期に育った世代の若者のこと。ダグラス・クープランドの小説『ジェネレーションX』が語源。無気力で責任感のない若者として否定的にいわれる)になるので、とにかく興味深かった。「ベトナム戦争じゃないから、ドアーズはやめろ!」というセリフが世代を象徴してたな。主な登場人物がそんなジェネレーションXばかり、彼らの視点で終始語られる映画はいろいろあるけど、戦争モノは初めてなんじゃ?
前半がびっくりするくらいキューブリックの「フルメタル・ジャケット」に似ていて、皮肉だよねえ。同じ「ジワリジワリと人間が非人間性を帯びてくる狂気」が描かれていても、「ジャーヘッド」の主人公たちは、職務をまっとうできない葛藤で人間性を失いそうになる。ストーンズの「黒くぬれ!」か、カニエ・ウエストの「Jesus Walks」か。…ミッキーマウスのテーマは本編のラストでした。ごめんちゃい。監督のサム・メンデスもキューブリックと同じ英国人だから、米国が引き起こした(それに関してはいろいろご意見はありましょうが)戦争について、ストレートに反戦を主張しない、こういう一風変わった映画をちょっと冷めた視線で撮れるのかな…。
私イチオシのジェイク・ギレンホール――あの「ロケットボーイズ」の高校生くんが、よくあんな格好をした!大人になったねえ…(遠い目)。BBMと合わせて。おねーさん、
↓色気にヤラれた話
http://diarynote.jp/d/25683/20060225.html
(「愛についてのキンゼイ・レポート」のところね)
■「ある子供」
ダルデンヌ兄弟が監督した2005年カンヌパルムドール受賞作。生まれた自分の子供を売ってしまおうとするほど金銭的・精神的に貧しい、父親になれない/なろうとしない青年ブリュノの話。自分のことで精一杯、それに関しては呆れかえるくらいたくましい自己中な若者ってのは、普遍的にゴロゴロいそう。いつものダルデンヌ兄弟節よろしく、主人公の行動をスケッチしながら、ドキュメンタリー調にストーリーは流れていく。「人間ってのはね…」と淡々と映像で語られる95分。赤ちゃんよりブリュノに明日がない、そして感情のない青年のままで終わるのかと思ったら――そうきたか。やっぱりダルデンヌ兄弟は優しいね。
■「歓びを歌にのせて」
スウェーデン映画。一線を退いた世界的な天才的マエストロが、幼いころ過ごした田舎へと引っ越す。仕方なく地元の聖歌隊を指導することになったものの、住民たちと交流することで音楽の素晴らしさを再認識、人間性を取り戻していく。う〜む、人種や習慣は違えど、田舎ではしがらみが多すぎて、問題が起きてもうやむやになってしまうところは、スウェーデンも同じなのね。極東日本でもありえそうな人間関係だなあ。それにしても、レナ役のフリーダ・ハルグレン!なんてかわいいの♪…彼女の笑顔を見てるだけで、ほんわかしちゃったナリ。
■「灯台守の恋」
閉鎖的な島の小さな村にやって来たヨソ者の青年。そして人妻と許されぬ恋に落ちる――直球ど真ん中なメロドラマ。ベタ?凡作?ありきたり?すべて想像つく?…いいじゃないの、これはこれで。とても丁寧に作られてるし、ちょっと枯れた味わいがまたgood。所帯疲れしてるけど美しい人妻、島の男とは違うやさしい青年――不倫は許されない、夫が大切だと充分わかってる、でも…。女性ってのはいつまでも恋をしていたい、愛じゃなく恋を求めたい――そんなときってあるんじゃない?
■「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」
主演のホアキン・フェニックス自身、インタビューで否定しているように、自らの過去に縛られてはいない、俳優としてジョニー・キャッシュを演じているってことくらい、私だってよくわかってたし、自分にそういい聞かせてた。でも、ジョニーの幼少時代エピソード、彼が頭を壁に打ち付けるシーンやドラッグが出てくると、スクリーンを見てられなかった。911にコールする彼の声、キャッシュ兄弟のように仲睦ましいふたりの写真がフラッシュバックして……どうしよう、どうしよう、そんなんじゃないのよ、これは!と頭の中がぐるぐるぐるぐるぐるぐる。またお兄ちゃん役のルーカス・ティルくんが似ていてね…うううう…こんなはずじゃ…。
■「アサルト13 要塞警察」
「スズメバチ」はフランス映画で設定が違ってたよね?じゃあ本作が「ジョン・カーペンターの要塞警察」の正式リメイクになるの?…って、これも監督がフランス人なんだ!…と驚いた作品。それなりに楽しめたのに、なんだろうこの物足りなさ、もったいなさは。あ〜ん、上手く云えないよう!…ところで、精神カウンセラー役のマリア・ベロ。どうしてみんな彼女の髪を美しく撮ってくれないの?…どの作品(「シークレットウインドウ」「ヒストリー・オブ・バイオレンス」など)も髪が痛んでいてツヤがなく、疲れてるように見える。実際に痛んでいたとしても、なんとかして欲しかったナリ。
■「ファイナル・カット」
お久しぶりのロビン・ウィリアムズ主演による近未来SF。「ゾーイ」と呼ばれるマイクロ・チップを脳に移植することで、全人生の記憶がそれに記録される近未来。死後、記憶はカッター(編集者)によって、親族の希望通りに美しく編集され、上映会で披露される。記憶は都合よく編集されていいのものなのか?そもそもチップ自体、許されていいのか?…そしてもしチップが自分に移植されていると知らなかったら?…と、プロットは実に私好みで魅力がいっぱい。
監督&脚本はこれでデビューのオマー・ナイム。おお!とうとうヴィンチェンゾ・ナタリ系の若手が現れたか!と喜んだらば、ラスト15分で超カッガリ(ジム・カヴィーゼルのつまらないセリフに愕然)。なんでそーなるの!?…もったいない!同じプロットでヴィンチェンゾ・ナタリ、もしくはアンドリュー・ニコルが脚本&監督していれば、ラストだって「やられた〜!」と思わせてくれて、もっと面白くなったでしょうに。カルト作になり損ねちゃった、残念。目が離せないほどの緊張感や、アイロニーまみれな展開を過度に期待した私も私か。
…「3」に続きます。
2006年上半期映画ちょっとだけ感想&デキゴトロジー 1
2006年8月12日 年度別フェイバリット10映画
「2006年度上半期映画ちょっとだけ感想&デキゴトロジー」です。これは私が今年上半期に鑑賞した映画の中で、ちょっとだけ感想を書いておきたい、感想は別に書いたけどそれに補足をしておきたい、映画館でトンデモ事件に遭遇したので報告しておきたい…など、基本的に簡単な感想と、ヨタ話を記したものです。ただし、観た映画すべてを書くことは絶対ムリ!不可能!なので、一部だけとなっております。
(前口上、終わり)
今回の「1」は、デキゴトロジーよりちょっとだけ感想がメインでーす。
■「プライドと偏見」
WT社製作による文芸恋愛モノ。原作「高慢と偏見」は、「ユー・ガット・メール」の中でメグ・ライアンが引用していたほど有名。以前、英国で製作されたドラマ版が大変良くできていた上、「コリン・ファースといえばMr.ダーシー」というくらい彼の当たり役だっただけに、ファンは「Mr.ダーシーを演じるマシュー・マクファディンは、ダイジョブかいな?」と、しこたま心配していた模様(実は私もそのひとり)。フタを開けてみれば、マシュー・マクファディンはそんな悪くなかった…とゆーか、ドラマ版が「コリン・ファースありき」ならば、映画版は「キーラ・ナイトレイありき」、エリザベスもキーラに合わせて現代風にしてあって、意識的にドラマ版と差別化を図っていたという感じ。
主演のキーラはとてもクラシカルで綺麗な顔立ちをしているくせ、インタビュー映像を見ていると、なに喋ってるのか聞き取れないくらい早口かつサバサバ・あっけらかんと話す人なので、こういう文芸モノだとかなり素とのギャップを感じるけど、「ドミノ」よりこっちのほうが絶対似合ってると思う。WT社は正統派で古典的な恋愛モノも、英国映画にありがちなダラダラ・ジメジメを感じさせずにサラリと仕上げられるだから、やっぱ上手いっスね。
■「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」
父親と同じ数学の才能を持って生まれた娘。親子として、同じ数学者として、彼の意見をどうしても聞きたい――そんな切羽詰ったときに、父親は真に精神のバランスを崩して二度と自分の前には戻ってこないんだと目の当たりにさせられたら?…自分が崩壊しそうになるよ…これはせつないね…。迷走していた感のあるグウィネス・パルトロウは、華やかな役柄よりこういう云いたいことがなかなか云えない、でも内に秘める情熱はあるんだという女性のほうが似合うと思う。
でもね。…いくらこれの舞台で彼女が主演したからって、それは数年前だったわけで、現在明らかに30過ぎだとわかる彼女が20代女性を演じ、しかもボーイフレンド役は、いまや全米女子から熱い眼差しを受けまくるジェイク・ギレンホールっつーのが、わたしゃどーしても許せないのよっ!!くわっ!それはじぇらしぃ〜。
■「イノセント・ボイス 12歳の戦場」
混んでいる「ホテル・ルワンダ」を避けて観に行ったのが、これ。12歳になった男の子はみな軍に強制的に徴兵され、兵士として教育を受け、戦場では簡単に殺されたという、80年代における中米エルサルバドルでの実話を元にした映画。軍もゲリラもあったもんじゃない、その悲惨な内容にたいへんショックを受けた。そして本編が始める前に流れたロゴが、アルバトロス・フィルムだったことにも衝撃を受けてしまったナリ。
■「レジェンド・オブ・ゾロ」
ゼータ姐さんは相変わらずお美しい、ルーファス・シーウェルはイメージが固定化しちゃって、毎回同じ役どころだよね…ってその前に、ちょっとちょっとちょっと!これのいったいどこがゾロ伝説なわけ!?パソドブレが鳴り響くスコアだけ。ぼそ。…ファミリービジネスなゾロ一家、お父さんゾロはママの尻に敷かれて毎日たいへん!という話じゃなく、怪傑ゾロの怪傑たる所以のカッコいいアクションドラマを私は観たかったのに!ばっかも〜んっ!!きいいいいいいいっ!!
■「ミュンヘン」
こんな問題作が待ってるんだったら、そりゃハートウォーミングな小作品を2本くらい(「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」「ターミナル」)、そして商業的なリメイク作(「宇宙戦争」)を撮ってみたかったってのも、いまとなってはよくわかる話か。みんなスピルバーグのルーツはユダヤ系だからどーのこーの云うけれど、それ以前に彼は米国人。本編の最後の最後でそれを痛感させられ、「結局、視点は米国からなのね」と正直ガッカリもした。それでもやはりスピルバーグ、面白かったっス。
とくにイスラエル暗殺部隊のメンバーひとりひとりの性格付けが上手く、キャスティングは完璧、中でもエリック・バナはマジメで誠実そうだから、その狂気をはらんで悩む姿には説得力があった。妊娠後期な身重の妻を気遣いながら「いつまでできるかな?」とセックスをする、妻も微笑みながら「生まれるまでできるわよ」――ひどい行為だと思う?…たしかに妻にとっては体力的につらいはず、けど逆に云えば彼はほかに相手を考えていない、妻だけしかいない、とてもとても誠実な男であるということ。妻を愛していて、妻も自分が愛されてるのをわかっている、そんな彼に求められるならつらくないわ――妻の思いも伝わってきて、そんな夫婦の姿にホロリときてしまった。まさかスピルバーグ作品で男女の関係を、しかもこんなちょっとしたシーンでホロリとさせられるなんて、思ってもみなかったナリ。
…「2」に続きます。
(前口上、終わり)
今回の「1」は、デキゴトロジーよりちょっとだけ感想がメインでーす。
■「プライドと偏見」
WT社製作による文芸恋愛モノ。原作「高慢と偏見」は、「ユー・ガット・メール」の中でメグ・ライアンが引用していたほど有名。以前、英国で製作されたドラマ版が大変良くできていた上、「コリン・ファースといえばMr.ダーシー」というくらい彼の当たり役だっただけに、ファンは「Mr.ダーシーを演じるマシュー・マクファディンは、ダイジョブかいな?」と、しこたま心配していた模様(実は私もそのひとり)。フタを開けてみれば、マシュー・マクファディンはそんな悪くなかった…とゆーか、ドラマ版が「コリン・ファースありき」ならば、映画版は「キーラ・ナイトレイありき」、エリザベスもキーラに合わせて現代風にしてあって、意識的にドラマ版と差別化を図っていたという感じ。
主演のキーラはとてもクラシカルで綺麗な顔立ちをしているくせ、インタビュー映像を見ていると、なに喋ってるのか聞き取れないくらい早口かつサバサバ・あっけらかんと話す人なので、こういう文芸モノだとかなり素とのギャップを感じるけど、「ドミノ」よりこっちのほうが絶対似合ってると思う。WT社は正統派で古典的な恋愛モノも、英国映画にありがちなダラダラ・ジメジメを感じさせずにサラリと仕上げられるだから、やっぱ上手いっスね。
■「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」
父親と同じ数学の才能を持って生まれた娘。親子として、同じ数学者として、彼の意見をどうしても聞きたい――そんな切羽詰ったときに、父親は真に精神のバランスを崩して二度と自分の前には戻ってこないんだと目の当たりにさせられたら?…自分が崩壊しそうになるよ…これはせつないね…。迷走していた感のあるグウィネス・パルトロウは、華やかな役柄よりこういう云いたいことがなかなか云えない、でも内に秘める情熱はあるんだという女性のほうが似合うと思う。
でもね。…いくらこれの舞台で彼女が主演したからって、それは数年前だったわけで、現在明らかに30過ぎだとわかる彼女が20代女性を演じ、しかもボーイフレンド役は、いまや全米女子から熱い眼差しを受けまくるジェイク・ギレンホールっつーのが、わたしゃどーしても許せないのよっ!!くわっ!それはじぇらしぃ〜。
■「イノセント・ボイス 12歳の戦場」
混んでいる「ホテル・ルワンダ」を避けて観に行ったのが、これ。12歳になった男の子はみな軍に強制的に徴兵され、兵士として教育を受け、戦場では簡単に殺されたという、80年代における中米エルサルバドルでの実話を元にした映画。軍もゲリラもあったもんじゃない、その悲惨な内容にたいへんショックを受けた。そして本編が始める前に流れたロゴが、アルバトロス・フィルムだったことにも衝撃を受けてしまったナリ。
■「レジェンド・オブ・ゾロ」
ゼータ姐さんは相変わらずお美しい、ルーファス・シーウェルはイメージが固定化しちゃって、毎回同じ役どころだよね…ってその前に、ちょっとちょっとちょっと!これのいったいどこがゾロ伝説なわけ!?パソドブレが鳴り響くスコアだけ。ぼそ。…ファミリービジネスなゾロ一家、お父さんゾロはママの尻に敷かれて毎日たいへん!という話じゃなく、怪傑ゾロの怪傑たる所以のカッコいいアクションドラマを私は観たかったのに!ばっかも〜んっ!!きいいいいいいいっ!!
■「ミュンヘン」
こんな問題作が待ってるんだったら、そりゃハートウォーミングな小作品を2本くらい(「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」「ターミナル」)、そして商業的なリメイク作(「宇宙戦争」)を撮ってみたかったってのも、いまとなってはよくわかる話か。みんなスピルバーグのルーツはユダヤ系だからどーのこーの云うけれど、それ以前に彼は米国人。本編の最後の最後でそれを痛感させられ、「結局、視点は米国からなのね」と正直ガッカリもした。それでもやはりスピルバーグ、面白かったっス。
とくにイスラエル暗殺部隊のメンバーひとりひとりの性格付けが上手く、キャスティングは完璧、中でもエリック・バナはマジメで誠実そうだから、その狂気をはらんで悩む姿には説得力があった。妊娠後期な身重の妻を気遣いながら「いつまでできるかな?」とセックスをする、妻も微笑みながら「生まれるまでできるわよ」――ひどい行為だと思う?…たしかに妻にとっては体力的につらいはず、けど逆に云えば彼はほかに相手を考えていない、妻だけしかいない、とてもとても誠実な男であるということ。妻を愛していて、妻も自分が愛されてるのをわかっている、そんな彼に求められるならつらくないわ――妻の思いも伝わってきて、そんな夫婦の姿にホロリときてしまった。まさかスピルバーグ作品で男女の関係を、しかもこんなちょっとしたシーンでホロリとさせられるなんて、思ってもみなかったナリ。
…「2」に続きます。
←クリックすると画像は大きくなります。
彼のフォトではこれがいっちばん好き。myお気に入り。
本当にトム・クルーズなのかと疑うほど(←余計なひとこと)、自然体じゃないですか?…これくらい、スクリーンでもフツーな顔を見せて欲しいんですけどね…。
…もう少し、力を抜こうよ。>トムっち
■追記
トムトムの日本語吹替は鈴置洋孝さんがいっちばん素敵でした。
とても残念でなりません…ご冥福をお祈りいたします。
彼のフォトではこれがいっちばん好き。myお気に入り。
本当にトム・クルーズなのかと疑うほど(←余計なひとこと)、自然体じゃないですか?…これくらい、スクリーンでもフツーな顔を見せて欲しいんですけどね…。
…もう少し、力を抜こうよ。>トムっち
■追記
トムトムの日本語吹替は鈴置洋孝さんがいっちばん素敵でした。
とても残念でなりません…ご冥福をお祈りいたします。
Mr.ウィッカム、近況
2006年8月10日 映画ヨタ話
←クリックすると画像は大きくなります。顔にデビルマンみたいな線がついてるような…。
ハテ?どなたですか?…って、キーラ・ナイトレイの彼氏(らしい)、「プライドと偏見」でMr.ウィッカムを演じた偽オーリルパート・フレンドさん(23〜25歳)なんですけど。
ルックスうんぬんの前に、いまどきの若いもんがかけるサングラスじゃないよ、これ!
日本ではさほど話題になっていない、どちらかと云えばUK方面の一部で騒がれてる彼ですが、実は今年に入ってもう2本も出演作が公開されてたりして、私めもしっかり鑑賞済みだったりします。
がしかし。
私は彼よりオーリのほうが断然好みっス。
↓お顔をちゃんと確認できるお写真(IMDb)
http://us.imdb.com/gallery/hh/1670029/iid_1022814.jpg
(めちゃハンサムに見える…)
ハテ?どなたですか?…って、キーラ・ナイトレイの彼氏(らしい)、「プライドと偏見」でMr.ウィッカムを演じた
ルックスうんぬんの前に、いまどきの若いもんがかけるサングラスじゃないよ、これ!
日本ではさほど話題になっていない、どちらかと云えばUK方面の一部で騒がれてる彼ですが、実は今年に入ってもう2本も出演作が公開されてたりして、私めもしっかり鑑賞済みだったりします。
がしかし。
私は彼よりオーリのほうが断然好みっス。
↓お顔をちゃんと確認できるお写真(IMDb)
http://us.imdb.com/gallery/hh/1670029/iid_1022814.jpg
(めちゃハンサムに見える…)
バンザーイ!
マチャアキ版の「西遊記」DVD-BOXが9/27に出ます。
待っていたのよう!
↓待ってた話
http://diarynote.jp/d/25683/20041014.html
(ポールだけでなくユアンだってホウキを振り回してたかも…)
特典ありです。
嬉しいなあ♪
9月は欲しいDVDがほかにもドカドカとリリースされるので、少々困ってます。なにも9月に集中しなくたって…と云いながら、それでも買っちゃう私。
最近はマジで忙しいため、一般店舗にてお買い物がなかなかできません。仕方なく楽天ばかり利用してたら、とうとうプラチナ会員になってしまいました。ポイントが貯まるのは嬉しいけれど、ネット通販三昧ってのもなあ…。
マチャアキ版の「西遊記」DVD-BOXが9/27に出ます。
待っていたのよう!
↓待ってた話
http://diarynote.jp/d/25683/20041014.html
(ポールだけでなくユアンだってホウキを振り回してたかも…)
特典ありです。
都内のスタジオに当時のセットを再現し、堺正章、岸部シロー、西田敏行の主要キャスト陣が撮影当時のエピソードを振り返る「スペシャル対談」が収められた特典ディスクも封入されている。
嬉しいなあ♪
9月は欲しいDVDがほかにもドカドカとリリースされるので、少々困ってます。なにも9月に集中しなくたって…と云いながら、それでも買っちゃう私。
最近はマジで忙しいため、一般店舗にてお買い物がなかなかできません。仕方なく楽天ばかり利用してたら、とうとうプラチナ会員になってしまいました。ポイントが貯まるのは嬉しいけれど、ネット通販三昧ってのもなあ…。
というわけで…
2006年7月31日なんとか「トム・クルーズ」を書きました。
長くなっちゃった(いつものこと)。
あとね、ブラピとかユアンとか…書きたいなあ♪
…時間があれば。
…くすん……。
長くなっちゃった(いつものこと)。
あとね、ブラピとかユアンとか…書きたいなあ♪
…時間があれば。
…くすん……。
本日のため息日記
2006年7月27日信じられないくらい、忙しいです。
帰ってくるのは、23時前後で朝は5時起き。
仕事中にブログ更新したりすることはできないし(でかい会社なのでセキュリティがキビシイのと、勤務時間に更新なんてするヒマもないし、自分の性格的にもムリ)。
俳優語りしようと思ってるのに、本気で時間を作れましぇん…。
トムトムの続きは日曜日かな…トホホ。
…もうちょっとお待ち下さいませ…休日出勤…トホホ。
帰ってくるのは、23時前後で朝は5時起き。
仕事中にブログ更新したりすることはできないし(でかい会社なのでセキュリティがキビシイのと、勤務時間に更新なんてするヒマもないし、自分の性格的にもムリ)。
俳優語りしようと思ってるのに、本気で時間を作れましぇん…。
トムトムの続きは日曜日かな…トホホ。
…もうちょっとお待ち下さいませ…休日出勤…トホホ。
現在、全世界で主演作「M:i:III」が公開中のトム・クルーズ。
彼の一番有名なプロフィールは、やはり86年「トップガン」の興行的大成功によって、一気にスターダムにのし上がったことでしょうか。「ハリウッドで最もボックスオフィスを稼げるスター」となった彼ですが、私が最初に彼をスクリーンで観たのは、「トップガン」よりも前、たしか小学生の頃に観た「アウトサイダー」だったと思います。
そのときの彼は脇役で、当時の日本では「YAスター」と呼ばれる若手俳優のひとりに過ぎなかったし、どちらかと云えばマット・ディロン、ロブ・ロウのほうが人気があり、映画雑誌もマットほど取り上げてなかったような記憶が残っています。私自身、さほど彼に注目はしておらず、ただ「いかにもアメリカのにーちゃんだなあ」という印象を持っていました。
★「アウトサイダー」
まだフランシス・F・コッポラ監督がフランシス・コッポラだった頃に手がけた青春映画。当時の人気若手俳優がズラリのYAスター代表作。コッポラと云えば「地獄の黙示録」「ゴッドファーザー」が監督作として有名ですが、ちょうどこの頃から映画を観始めた私にとっては、「アウトサイダー」と、続く「ランブルフィッシュ」がリアルタイム作品だったせいか、監督に対するファーストインプレッションは「青春映画の人」でした。
コッポラ監督による「ランブルフィッシュ」の主演オファーを断ってまで出演した「卒業白書」が全米でスマッシュヒット、この作品で見せた「シャツ+靴下+白ブリーフ姿でダンス」はあまりにも有名で、ご存じない方は一度ご覧になることをオススメいたします。このダンスがどれほどインパクトを与えたかは、のちの出演作「マグノリア」(白ブリーフ姿で回転)や、「ラストサムライ」(初めて和装したときの立ち居振る舞い)を観ると、よくわかると思います。これらのシーンで笑った人は、トムトム作品をよく知っていると云えるでしょう。
以上、ざっと「トムトムと私」なる思い出話を語ってみました。
懐かしいですね♪
私は「キャー!トム〜♪」というファンではないとはいえ、クラスメイトのOちゃんと、トムトムの太モモを見るために「レジェンド」を観に行った、という前科を持っています。10代の女の子にそんなことを思わせるほど、彼は人気があったんですよね。もちろん、いまもありますが。
昔から変わらないなと思うのは、あの吸い込まれそうな瞳と、真っ白い歯を見せながらの笑顔、ワーカホリックぶり、ファンサービスの良さでしょうか。そしてトム・クルーズの定番、十八番と云えば「魅力的なワカゾー(青二才)」。90年代半ばくらいまでそんなワカゾー役が続き、実際たいへんスクリーンに映えてたのですが、プロデューサーを兼ねるようになってからは、多少俺様映画なところが出てきた印象があります。俺様映画と云っても、やはりトム・クルーズ、B級どころかZ級に近いセガール様映画と違ってA級映画ですってば。…トムトムより共演者のほうが注目され、オスカーノミニーになったりあるいは受賞しちゃったりするのは、そのせいなのかもしれません…。
トムトムにはこれからも「トム・クルーズ映画」を作っていって欲しいです。ただ個人的には、トム自身によって「トムありき」からスタートするのではなく、「トム・クルーズを想定して書いた」という脚本で、どこかの監督に出演を望まれて映画に出て欲しいな…という気持ちもあります。「トム・クルーズを想定して書いた」と云えば、PTAの「マグノリア」でしょうか。私自身、「マグノリア」は好みの映画でありませんでしたけど、PTAはトム・クルーズをよく見てるなあ、と感心したもんです。
俳優として見るならば、彼は器用でカンの良いタイプかと。「ラストサムライ」で、トムトムの日本語がちゃんと日本語として聞こえるのは、必死に練習しただけでなく、やはりカンが良いからだと思います。実はラッシー(ラッセル・クロウ)もそんなタイプ。意外に思われるかもしれないけど。
「トム・クルーズ映画」を期待しつつ、俳優としてまた違った引き出しを持ってもらいたい、できればもうちょっと自然体で……40代になった彼に対し、そんなことを思う私なのでした。
秋林オススメ!「トム・クルーズが魅力的な映画」3本
★「ア・フュー・グッドメン」
魅力的なワカゾー役ならば、一番はこれ!
アメリカ軍ワカゾー弁護士役のトムトム。多少ゴーインな裁判でも、彼の成長モノとして観るなら◎。バタくさくなりそうなところを、ヘンな恋愛を織り込まずスマートで品を感じさせる作品にしているあたり、さすがロブ・ライナー(とアーロン・ソーキン)。でも後味はしっかり「トム・クルーズ映画」なんだから、文句は一切ありません。トムと対決するジャック・ニコルソンの、ジャック・ニコルソンたる見事な引き算演技(引き算演技ってな〜に?…いつかまた語ります)もいいですね!
本編中、デミ・ムーアの「なぜかみんなあなたが好きなのよ。好印象を持たれてるわ」というセリフが、役だけでなく当時のトムトムをよく表していたと思います。
なお、鑑賞予定の方には字幕版で観ることをオススメします。理由は、トムトムがジャック・ニコルソンのマネをするシーンがあるから。脚本にそうあったのではなく、トムトム自身のアドリブなんだそうで、共演のデミ・ムーアはそのシーンで笑っていて……あれは絶対に素で笑ってるナリ。
★「ミッション・インポッシブル」
いろいろモメた映画ではありましたが、デ・パルマのクールな映像に、顔にムダ肉がなくルックス最高なトム・クルーズが、とてもよく映えていたのは事実でしたから。「3」と違って、パーペキ過ぎない、ちょっとワカゾー気味なイーサン・ハントってのもトムトムらしいし。
★「マグノリア」
トムトムは性の伝道師役。トムトムのイメージ、そして彼の暑苦しさを上手くうっちゃってるキャラが見事。ただしPTA映画は好き嫌いがハッキリ分かれる上、作品自体も3時間以上あるので、簡単にオススメとは云えません。それでもオススメ作にしているのは、トムトムの伝道師ぶりは面白いと思うか〜ら〜。ちなみに私は嫌いではないけれどニガテ(←トムトムではなく作品全体のことです)。だってうっとうしいんだもん……。
★番外:「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」
トムトムはなんと吸血鬼役。原作者のアン・ライスが最初ボロクソに云って、完成後に謝ったといういわく付きの作品。トムトム、綺麗でしたよ。でもやっぱりブラピに目がいってしまう…。いまとなっては珍作扱いですが、共演者に目が奪われてしまうあたりは、やはり「トム・クルーズ映画」。あ〜あ…リバーが出てたらなあ…。
彼の一番有名なプロフィールは、やはり86年「トップガン」の興行的大成功によって、一気にスターダムにのし上がったことでしょうか。「ハリウッドで最もボックスオフィスを稼げるスター」となった彼ですが、私が最初に彼をスクリーンで観たのは、「トップガン」よりも前、たしか小学生の頃に観た「アウトサイダー」だったと思います。
そのときの彼は脇役で、当時の日本では「YAスター」と呼ばれる若手俳優のひとりに過ぎなかったし、どちらかと云えばマット・ディロン、ロブ・ロウのほうが人気があり、映画雑誌もマットほど取り上げてなかったような記憶が残っています。私自身、さほど彼に注目はしておらず、ただ「いかにもアメリカのにーちゃんだなあ」という印象を持っていました。
★「アウトサイダー」
まだフランシス・F・コッポラ監督がフランシス・コッポラだった頃に手がけた青春映画。当時の人気若手俳優がズラリのYAスター代表作。コッポラと云えば「地獄の黙示録」「ゴッドファーザー」が監督作として有名ですが、ちょうどこの頃から映画を観始めた私にとっては、「アウトサイダー」と、続く「ランブルフィッシュ」がリアルタイム作品だったせいか、監督に対するファーストインプレッションは「青春映画の人」でした。
コッポラ監督による「ランブルフィッシュ」の主演オファーを断ってまで出演した「卒業白書」が全米でスマッシュヒット、この作品で見せた「シャツ+靴下+白ブリーフ姿でダンス」はあまりにも有名で、ご存じない方は一度ご覧になることをオススメいたします。このダンスがどれほどインパクトを与えたかは、のちの出演作「マグノリア」(白ブリーフ姿で回転)や、「ラストサムライ」(初めて和装したときの立ち居振る舞い)を観ると、よくわかると思います。これらのシーンで笑った人は、トムトム作品をよく知っていると云えるでしょう。
以上、ざっと「トムトムと私」なる思い出話を語ってみました。
懐かしいですね♪
私は「キャー!トム〜♪」というファンではないとはいえ、クラスメイトのOちゃんと、トムトムの太モモを見るために「レジェンド」を観に行った、という前科を持っています。10代の女の子にそんなことを思わせるほど、彼は人気があったんですよね。もちろん、いまもありますが。
昔から変わらないなと思うのは、あの吸い込まれそうな瞳と、真っ白い歯を見せながらの笑顔、ワーカホリックぶり、ファンサービスの良さでしょうか。そしてトム・クルーズの定番、十八番と云えば「魅力的なワカゾー(青二才)」。90年代半ばくらいまでそんなワカゾー役が続き、実際たいへんスクリーンに映えてたのですが、プロデューサーを兼ねるようになってからは、多少俺様映画なところが出てきた印象があります。俺様映画と云っても、やはりトム・クルーズ、B級どころかZ級に近いセガール様映画と違ってA級映画ですってば。…トムトムより共演者のほうが注目され、オスカーノミニーになったりあるいは受賞しちゃったりするのは、そのせいなのかもしれません…。
トムトムにはこれからも「トム・クルーズ映画」を作っていって欲しいです。ただ個人的には、トム自身によって「トムありき」からスタートするのではなく、「トム・クルーズを想定して書いた」という脚本で、どこかの監督に出演を望まれて映画に出て欲しいな…という気持ちもあります。「トム・クルーズを想定して書いた」と云えば、PTAの「マグノリア」でしょうか。私自身、「マグノリア」は好みの映画でありませんでしたけど、PTAはトム・クルーズをよく見てるなあ、と感心したもんです。
俳優として見るならば、彼は器用でカンの良いタイプかと。「ラストサムライ」で、トムトムの日本語がちゃんと日本語として聞こえるのは、必死に練習しただけでなく、やはりカンが良いからだと思います。実はラッシー(ラッセル・クロウ)もそんなタイプ。意外に思われるかもしれないけど。
「トム・クルーズ映画」を期待しつつ、俳優としてまた違った引き出しを持ってもらいたい、できればもうちょっと自然体で……40代になった彼に対し、そんなことを思う私なのでした。
秋林オススメ!「トム・クルーズが魅力的な映画」3本
★「ア・フュー・グッドメン」
魅力的なワカゾー役ならば、一番はこれ!
アメリカ軍ワカゾー弁護士役のトムトム。多少ゴーインな裁判でも、彼の成長モノとして観るなら◎。バタくさくなりそうなところを、ヘンな恋愛を織り込まずスマートで品を感じさせる作品にしているあたり、さすがロブ・ライナー(とアーロン・ソーキン)。でも後味はしっかり「トム・クルーズ映画」なんだから、文句は一切ありません。トムと対決するジャック・ニコルソンの、ジャック・ニコルソンたる見事な引き算演技(引き算演技ってな〜に?…いつかまた語ります)もいいですね!
本編中、デミ・ムーアの「なぜかみんなあなたが好きなのよ。好印象を持たれてるわ」というセリフが、役だけでなく当時のトムトムをよく表していたと思います。
なお、鑑賞予定の方には字幕版で観ることをオススメします。理由は、トムトムがジャック・ニコルソンのマネをするシーンがあるから。脚本にそうあったのではなく、トムトム自身のアドリブなんだそうで、共演のデミ・ムーアはそのシーンで笑っていて……あれは絶対に素で笑ってるナリ。
★「ミッション・インポッシブル」
いろいろモメた映画ではありましたが、デ・パルマのクールな映像に、顔にムダ肉がなくルックス最高なトム・クルーズが、とてもよく映えていたのは事実でしたから。「3」と違って、パーペキ過ぎない、ちょっとワカゾー気味なイーサン・ハントってのもトムトムらしいし。
★「マグノリア」
トムトムは性の伝道師役。トムトムのイメージ、そして彼の暑苦しさを上手くうっちゃってるキャラが見事。ただしPTA映画は好き嫌いがハッキリ分かれる上、作品自体も3時間以上あるので、簡単にオススメとは云えません。それでもオススメ作にしているのは、トムトムの伝道師ぶりは面白いと思うか〜ら〜。ちなみに私は嫌いではないけれどニガテ(←トムトムではなく作品全体のことです)。だってうっとうしいんだもん……。
★番外:「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」
トムトムはなんと吸血鬼役。原作者のアン・ライスが最初ボロクソに云って、完成後に謝ったといういわく付きの作品。トムトム、綺麗でしたよ。でもやっぱりブラピに目がいってしまう…。いまとなっては珍作扱いですが、共演者に目が奪われてしまうあたりは、やはり「トム・クルーズ映画」。あ〜あ…リバーが出てたらなあ…。
「Ghost Rider」
2006年7月23日 映画ヨタ話 コメント (2)
←クリックすると画像は大きくなります。
顔が燃えてます。顔だけじゃなく、足やバイクも燃えてますが、彼を包んでいるのは、ただの火ではなく業火なんだと思います(たぶん)。
ハリウッドもネタ切れなのか、ここ数年、アメコミ原作の映画がよく製作・公開されています。「スパイダーマン」や「バットマン」「スーパーマン」「ハルク」といった日本人にも比較的なじみのある作品から、「ヘルボーイ」「ファンタスティック・フォー」「ヒストリー・オブ・バイオレンス」といったマニアくらいしか知らないような作品まで、まあ出てくるわ出てくるわ…マジで網羅する気?と思うほど。
で、そんな中、私の心をそのビジュアルで思いっきり鷲づかみにしたのが「Ghost Rider」(ソニー・ピクチャーズ配給…たぶん日本でも)。全米公開は来年2月、日本は6月になってますね。
↓IMDb情報(IMDb)
http://us.imdb.com/title/tt0259324/
(トレイラーはこちらで見れます)
↓公式サイト
http://www.sonypictures.com/movies/ghostrider/index.html
(一瞬、若い頃のアルパチかと思った…)
主演はアメコミ大好きニコラス・ケイジ。よっ!真打登場!
↓バイクに乗ってるニック
http://www.worstpreviews.com/review.php?id=110
(めちゃカッコイイんですけど)
あらすじらしきものを見ると…え〜っと――オートバイ曲芸師ジョニー(ニコラス・ケイジ)は、父親を助けるために悪魔メフィストと契約、全身燃え盛る仮面ライダーことゴーストライダーへと変身、必殺仕置き人となる話…みたいです(だって、原作知らないし!)。なんでも多くの罪を持つ者がゴーストライダーを見ると、その罪によって自らを焼き尽くされ、そのまま灰になってしまうんだそう(だって、原作知らないし!)。さらにジョニーはゴーストライダーとして生き続けなければならないという宿命を持っているようで、メフィストという名前が出てくるあたりも含め、かなりダークな作品になる…ようです(だって、原作知らないし!)。
これだけ炎に包まれてる主人公だったら、そりゃ車よりバイクのほうがサマになるでしょうよ。車だったら「ゴースト・ドライバー」、どうやったってダサくなるもん。
それにしてもニック、ようやくアメコミ(ダーク)ヒーローものに主演できたんだ、ホント念願叶ってよかったね〜♪
この映画については以前、ジョニー・デップ主演という話をチラリと聞いていたのですが、ジョニーはアメコミ映画に主演しないだろうと思ってたんですよ。そしたらいつの間にか映画権がミラマックスからソニーへ移っていて、その後「なんとしてでも自分が出たい」と前々から云ってたニックが、主演に収まったようです。
芸名「ケイジ」だってアメコミキャラクターから取ってるし、生まれた息子に「カルエル」というクラーク・ケントの本名(またマニアックな…)をつけるし、コミック蔵書はスゴイらしいし(リサマリーと結婚したときに売り払ったという話は?→オークションでコレクションを売却、なんと総額1億円越えの収入だったとか)、実際にゴーストライダーのタトゥを彫っていて、撮影時にはメイクで隠さなければならなかったとか、ティム・バートン版「スーパーマン」では主演の予定だったのにポシャったりとか、サム・ライミは最初「スパイダーマン」のグリーン・ゴブリンをニックで想定してたのに、これまたポシャったり――と、業界では根っからのアメコミファンとして有名なのに、めぐり合わせが悪く、なかなか主演/出演が実現しなかったんだよね。
でも今回の「ゴーストライダー」では、主演をブジ(?)ゲット。
よかったね〜、よかったね〜なんて思いながら、そんなこんなで5月くらいでしょうか、初アップされたトレイラーを見てたんですけど――あれ???あれれれれれれ??なんかいつものニックとは違うんじゃないの?なんで?
さらにじ〜っと、写真(http://www.worstpreviews.com/review.php?id=110)を見ること数十秒。
あ、そーか、髪が多いんだ!
あの髪は(やっぱり)ヘアピースで、セットするのに毎日3時間かかったんだそうな。
……鑑賞中は髪に目がいってしまいそうだわ……ぼそ。
そして気になるのは、監督が「デアデビル」と「エレクトラ」のマーク・スティーヴン・ジョンソンだってこと。この人なあ…「サイモン・バーチ」(ジョン・アーヴィング原作の映画)は良かったんだけど、アメコミ作品がなあ…。
一抹の不安はあれど、ニックが主演している以上、絶対に観に行かねば。ええ!絶対に行きますとも!
そんな「Ghost Rider」の日本公開は、2007年6月9日(予定)です。
↓ワールドワイド公開予定日(公式サイト)
http://www.sonypictures.com/movies/ghostrider/international/
顔が燃えてます。顔だけじゃなく、足やバイクも燃えてますが、彼を包んでいるのは、ただの火ではなく業火なんだと思います(たぶん)。
ハリウッドもネタ切れなのか、ここ数年、アメコミ原作の映画がよく製作・公開されています。「スパイダーマン」や「バットマン」「スーパーマン」「ハルク」といった日本人にも比較的なじみのある作品から、「ヘルボーイ」「ファンタスティック・フォー」「ヒストリー・オブ・バイオレンス」といったマニアくらいしか知らないような作品まで、まあ出てくるわ出てくるわ…マジで網羅する気?と思うほど。
で、そんな中、私の心をそのビジュアルで思いっきり鷲づかみにしたのが「Ghost Rider」(ソニー・ピクチャーズ配給…たぶん日本でも)。全米公開は来年2月、日本は6月になってますね。
↓IMDb情報(IMDb)
http://us.imdb.com/title/tt0259324/
(トレイラーはこちらで見れます)
↓公式サイト
http://www.sonypictures.com/movies/ghostrider/index.html
(一瞬、若い頃のアルパチかと思った…)
主演はアメコミ大好きニコラス・ケイジ。よっ!真打登場!
↓バイクに乗ってるニック
http://www.worstpreviews.com/review.php?id=110
(めちゃカッコイイんですけど)
あらすじらしきものを見ると…え〜っと――オートバイ曲芸師ジョニー(ニコラス・ケイジ)は、父親を助けるために悪魔メフィストと契約、全身燃え盛る仮面ライダーことゴーストライダーへと変身、必殺仕置き人となる話…みたいです(だって、原作知らないし!)。なんでも多くの罪を持つ者がゴーストライダーを見ると、その罪によって自らを焼き尽くされ、そのまま灰になってしまうんだそう(だって、原作知らないし!)。さらにジョニーはゴーストライダーとして生き続けなければならないという宿命を持っているようで、メフィストという名前が出てくるあたりも含め、かなりダークな作品になる…ようです(だって、原作知らないし!)。
これだけ炎に包まれてる主人公だったら、そりゃ車よりバイクのほうがサマになるでしょうよ。車だったら「ゴースト・ドライバー」、どうやったってダサくなるもん。
それにしてもニック、ようやくアメコミ(ダーク)ヒーローものに主演できたんだ、ホント念願叶ってよかったね〜♪
この映画については以前、ジョニー・デップ主演という話をチラリと聞いていたのですが、ジョニーはアメコミ映画に主演しないだろうと思ってたんですよ。そしたらいつの間にか映画権がミラマックスからソニーへ移っていて、その後「なんとしてでも自分が出たい」と前々から云ってたニックが、主演に収まったようです。
芸名「ケイジ」だってアメコミキャラクターから取ってるし、生まれた息子に「カルエル」というクラーク・ケントの本名(またマニアックな…)をつけるし、コミック蔵書はスゴイらしいし(リサマリーと結婚したときに売り払ったという話は?→オークションでコレクションを売却、なんと総額1億円越えの収入だったとか)、実際にゴーストライダーのタトゥを彫っていて、撮影時にはメイクで隠さなければならなかったとか、ティム・バートン版「スーパーマン」では主演の予定だったのにポシャったりとか、サム・ライミは最初「スパイダーマン」のグリーン・ゴブリンをニックで想定してたのに、これまたポシャったり――と、業界では根っからのアメコミファンとして有名なのに、めぐり合わせが悪く、なかなか主演/出演が実現しなかったんだよね。
でも今回の「ゴーストライダー」では、主演をブジ(?)ゲット。
よかったね〜、よかったね〜なんて思いながら、そんなこんなで5月くらいでしょうか、初アップされたトレイラーを見てたんですけど――あれ???あれれれれれれ??なんかいつものニックとは違うんじゃないの?なんで?
さらにじ〜っと、写真(http://www.worstpreviews.com/review.php?id=110)を見ること数十秒。
あ、そーか、髪が多いんだ!
あの髪は(やっぱり)ヘアピースで、セットするのに毎日3時間かかったんだそうな。
……鑑賞中は髪に目がいってしまいそうだわ……ぼそ。
そして気になるのは、監督が「デアデビル」と「エレクトラ」のマーク・スティーヴン・ジョンソンだってこと。この人なあ…「サイモン・バーチ」(ジョン・アーヴィング原作の映画)は良かったんだけど、アメコミ作品がなあ…。
一抹の不安はあれど、ニックが主演している以上、絶対に観に行かねば。ええ!絶対に行きますとも!
そんな「Ghost Rider」の日本公開は、2007年6月9日(予定)です。
↓ワールドワイド公開予定日(公式サイト)
http://www.sonypictures.com/movies/ghostrider/international/
←私の永遠の憧れ、ナスターシャ・キンスキー。パパがキョーレツな人(クラウス・キンスキー)でも美人は生まれる、という生き証人です。弟のニコライは激しくパパ似。
世界一の美女を決める「ミス・ユニバース」。内面の美しさはわからないので、いつも外見オンリー、写真を見ては「この人、キレ〜」とかなんとか云ってるんですけども。
HELLO!サイト(英国)にて、「どこの代表が好き?」という一般投票(もちろん公式ではない投票)が行われてます。
↓ここ(HELLO!サイト)
http://www.hellomagazine.com/vote/missuniverse2006/index.html
(vote for your favourite contestantに写真、その横に結果あり)
ひゃー。水着写真がセクシー路線でスゴイ。
そして各国代表のみなさん、なんと濃い顔立ちなことよ!
エヴァ・メンデス、テリー・ハッチャー、叶恭子という感じ。
投票結果を見ると、カナダ代表がダントツ1位ですか。
こういうタイプが人気あるんだ〜、そっか〜、ふ〜ん。
ちなみに昨年のミス・ユニバースもカナダ代表、こちらは私好みでたいへん納得したんですけど、残念ながら今年はどこの代表にもそそられません。
↓こちらが昨年のミス・ユニバース(公式サイト)
http://www.missuniverse.com/index2.html
(透明感があって綺麗〜♪上品だし♪)
う〜ん…あえて云うなら、アンジー似のアルバニア代表かな。
写真映りの良し悪しもあるので、別のサイトでチェック!
↓NBC.com(公式サイト)
http://hs.interpolls.com/cache/nbc/missuniv2k6_33DF/americas.html
NBCのほうがHELLO!より映りが良いかも…でもやっぱりみんなエヴァ・メンデス、テリー・ハッチャー、叶恭子なことには変わりないなあ。
美人の基準は人それぞれ、よって美人論など語るつもりはありませんが、個人的に絶世の美女だと思う顔立ちは、外国人ならばダニエラ・ビアンキ、シャーリーズ・セロン、ナスターシャ・キンスキー。日本人なら夏目雅子と宮沢りえかな?
外見だけでなく内面の美しさとなると、オードリー・ハプバーンを思い出します。
オードリーによる「美人の基準」。
それを実行してる人が本当の美人なのかもしれません。
世界一の美女を決める「ミス・ユニバース」。内面の美しさはわからないので、いつも外見オンリー、写真を見ては「この人、キレ〜」とかなんとか云ってるんですけども。
HELLO!サイト(英国)にて、「どこの代表が好き?」という一般投票(もちろん公式ではない投票)が行われてます。
↓ここ(HELLO!サイト)
http://www.hellomagazine.com/vote/missuniverse2006/index.html
(vote for your favourite contestantに写真、その横に結果あり)
ひゃー。水着写真がセクシー路線でスゴイ。
そして各国代表のみなさん、なんと濃い顔立ちなことよ!
エヴァ・メンデス、テリー・ハッチャー、叶恭子という感じ。
投票結果を見ると、カナダ代表がダントツ1位ですか。
こういうタイプが人気あるんだ〜、そっか〜、ふ〜ん。
ちなみに昨年のミス・ユニバースもカナダ代表、こちらは私好みでたいへん納得したんですけど、残念ながら今年はどこの代表にもそそられません。
↓こちらが昨年のミス・ユニバース(公式サイト)
http://www.missuniverse.com/index2.html
(透明感があって綺麗〜♪上品だし♪)
う〜ん…あえて云うなら、アンジー似のアルバニア代表かな。
写真映りの良し悪しもあるので、別のサイトでチェック!
↓NBC.com(公式サイト)
http://hs.interpolls.com/cache/nbc/missuniv2k6_33DF/americas.html
NBCのほうがHELLO!より映りが良いかも…でもやっぱりみんなエヴァ・メンデス、テリー・ハッチャー、叶恭子なことには変わりないなあ。
美人の基準は人それぞれ、よって美人論など語るつもりはありませんが、個人的に絶世の美女だと思う顔立ちは、外国人ならばダニエラ・ビアンキ、シャーリーズ・セロン、ナスターシャ・キンスキー。日本人なら夏目雅子と宮沢りえかな?
外見だけでなく内面の美しさとなると、オードリー・ハプバーンを思い出します。
美しい唇のためには、親切な言葉を話すこと。
美しい目のためには、他人の美点を探すこと。
スリムな体のためには、空腹の人々に食べ物を分け与えること。
歳をとれば、あなたは二本の手を持っていることに気付くでしょう。
自分自身を助ける手、そして他人を助ける手を持っていることを。
オードリーによる「美人の基準」。
それを実行してる人が本当の美人なのかもしれません。
「ほとんど記憶のない女」
2006年7月18日 読書 コメント (2)
私が映画感想を書くとたまに出てくる表現――「オチうんぬんより、人物をじっと見つめるような『傍観』映画」。
ある人物が見せるある行為、そのある行為からまた次のある行為へ――ストーリーがどう展開するのかよりも登場人物の行動プロセスに注目してしまう、登場人物と観ている自分との間に微妙で奇妙な距離を感じてしまう映画、ということなんだけれども。
「ストーリーまったくなし、プロセスだけ」なんていう映画は、興行的に成功はしないだろうから、実験映画や短編映画などを除けばまずお目にかかれないし、どんなに抽象的な内容だったとしても、たいがいの映画は起承転結ストーリーのあるのが基本だったりする。
…なんて思っていたら、「ストーリーはどうでもいい、書きたいのはプロセスだけ」という、なんとも珍しい信念を持った作家リディア・デイヴィスが書いた短編小説集「ほとんど記憶のない女」を見つけた。
「彼女」なのか「あなた」なのか「私」なのか。
本の中の「私」と、その本を読んでいる「私」。
不思議な距離を感じたい人は、この本を面白いと思うかも。
ある人物が見せるある行為、そのある行為からまた次のある行為へ――ストーリーがどう展開するのかよりも登場人物の行動プロセスに注目してしまう、登場人物と観ている自分との間に微妙で奇妙な距離を感じてしまう映画、ということなんだけれども。
「ストーリーまったくなし、プロセスだけ」なんていう映画は、興行的に成功はしないだろうから、実験映画や短編映画などを除けばまずお目にかかれないし、どんなに抽象的な内容だったとしても、たいがいの映画は起承転結ストーリーのあるのが基本だったりする。
…なんて思っていたら、「ストーリーはどうでもいい、書きたいのはプロセスだけ」という、なんとも珍しい信念を持った作家リディア・デイヴィスが書いた短編小説集「ほとんど記憶のない女」を見つけた。
「彼女」なのか「あなた」なのか「私」なのか。
本の中の「私」と、その本を読んでいる「私」。
不思議な距離を感じたい人は、この本を面白いと思うかも。
「パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト」
2006年7月15日コメント (4)
←観に行ってきました。
本編が終わってエンドクレジットが流れた瞬間、my脳裏に浮かんだのは「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2」。
強烈にそんな作り、そんなポジション、そんな印象でした。
上映時間が2時間40分あるなんて――長いっつーの!
製作側は相当重いプレッシャーを背負っていたんでしょうね、みんなのお目当てだろうジャック・スパロウに、あんなことこんなことをさせて、観る側を楽しませようという気持ちが伝わってきたもの。ただ、各エピソードをつなぎ合わせるのに精一杯だったようで、「パイレーツ〜」のウリであるはずのジャックと彼を巡る人々による当意即妙なやりとり、そしてその自然さ・軽快さがガクンと落ちたような。狙い過ぎは逆効果。その上、相手としてデイヴィ・ジョーンズはキャラ的に重過ぎたんと思う。海賊映画はバケモノや怪獣が出てこなければならない…なんてことはないはず。でもどうやら「パイレーツ・オブ・カリビアン」は、そーゆーのを出したいのね。そっかそっか。
ただし、前作より帆船内の描写が格段に良くなった(リアルになった)点は評価したいです、はい。そこらへん、前作ではさんざん「M&C」と比較されたからな…。
お宝を巡って海の男たちがチャンバラ!という、単純明快ストーリーによる海賊映画を期待してたら(実際チャンバラはいっぱいあった)、なんだか「ジャック・スパロウ船長、七つの海で怪獣退治映画」になりそうで…でもそれはそれでいいのかな?…あれ?
う〜ん…気が向いたら続きを書きます。
本編が終わってエンドクレジットが流れた瞬間、my脳裏に浮かんだのは「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2」。
強烈にそんな作り、そんなポジション、そんな印象でした。
上映時間が2時間40分あるなんて――長いっつーの!
製作側は相当重いプレッシャーを背負っていたんでしょうね、みんなのお目当てだろうジャック・スパロウに、あんなことこんなことをさせて、観る側を楽しませようという気持ちが伝わってきたもの。ただ、各エピソードをつなぎ合わせるのに精一杯だったようで、「パイレーツ〜」のウリであるはずのジャックと彼を巡る人々による当意即妙なやりとり、そしてその自然さ・軽快さがガクンと落ちたような。狙い過ぎは逆効果。その上、相手としてデイヴィ・ジョーンズはキャラ的に重過ぎたんと思う。海賊映画はバケモノや怪獣が出てこなければならない…なんてことはないはず。でもどうやら「パイレーツ・オブ・カリビアン」は、そーゆーのを出したいのね。そっかそっか。
ただし、前作より帆船内の描写が格段に良くなった(リアルになった)点は評価したいです、はい。そこらへん、前作ではさんざん「M&C」と比較されたからな…。
お宝を巡って海の男たちがチャンバラ!という、単純明快ストーリーによる海賊映画を期待してたら(実際チャンバラはいっぱいあった)、なんだか「ジャック・スパロウ船長、七つの海で怪獣退治映画」になりそうで…でもそれはそれでいいのかな?…あれ?
う〜ん…気が向いたら続きを書きます。
そんなときもあるよね
2006年7月12日 映画ヨタ話 コメント (4)
パトリス・ルコント監督の映画が好きです。
(↑のプロフィールでも、お気に入りの映画監督ベスト5に入れてるくらい)
いまちょうど「親密すぎるうちあけ話」という新作(製作は2004年)が日本でも公開中、私の住む田舎でも公開が決定しているので、楽しみにしてるんですけど――今年はなんでか例年以上にミニシアター系をチェックしてるような気がします。
さらに仕事が忙しいこともあって、ブログを書きたい気持ちも萎え気味。
別に「ミニシアター系を観る=暗い」わけではないけれどなあ…う〜ん…ポップコーン映画でも観に行って、自分を自分の軌道に乗せたいです。
今週末は「パイレーツ・オブ・カリビアン」の続編でも観に行こうかな…。
>Dさん
「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」で、デイヴィ・ジョーンズ(タコひげの人)を演じてるビル・ナイの素の顔は以下にあります。
↓ビル・ナイ(IMDb)
http://us.imdb.com/gallery/hh/0631490/iid_1083622.jpg
(大好きだ〜〜!)
↓お茶目なポーズを(毎回)取ってくれるビル・ナイ(IMDb)
http://us.imdb.com/gallery/granitz/2392/BillNighy_Vespa_2094585_400.jpg
↓ビル・ナイ as デイヴィ・ジョーンズ(IMDb)
http://us.imdb.com/gallery/ss/0383574/Davy_jonesR.jpg
(云われなければ、ビルだとわからんつーの!)
(↑のプロフィールでも、お気に入りの映画監督ベスト5に入れてるくらい)
いまちょうど「親密すぎるうちあけ話」という新作(製作は2004年)が日本でも公開中、私の住む田舎でも公開が決定しているので、楽しみにしてるんですけど――今年はなんでか例年以上にミニシアター系をチェックしてるような気がします。
さらに仕事が忙しいこともあって、ブログを書きたい気持ちも萎え気味。
別に「ミニシアター系を観る=暗い」わけではないけれどなあ…う〜ん…ポップコーン映画でも観に行って、自分を自分の軌道に乗せたいです。
今週末は「パイレーツ・オブ・カリビアン」の続編でも観に行こうかな…。
>Dさん
「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」で、デイヴィ・ジョーンズ(タコひげの人)を演じてるビル・ナイの素の顔は以下にあります。
↓ビル・ナイ(IMDb)
http://us.imdb.com/gallery/hh/0631490/iid_1083622.jpg
(大好きだ〜〜!)
↓お茶目なポーズを(毎回)取ってくれるビル・ナイ(IMDb)
http://us.imdb.com/gallery/granitz/2392/BillNighy_Vespa_2094585_400.jpg
↓ビル・ナイ as デイヴィ・ジョーンズ(IMDb)
http://us.imdb.com/gallery/ss/0383574/Davy_jonesR.jpg
(云われなければ、ビルだとわからんつーの!)
Death to Birth
2006年7月10日 映画ヨタ話
先日、某映画を鑑賞しました。
どんな内容になるのか、またどんな展開をみせるのか、大方の予想はついていたし、実際その通りだったんですけども…やはり鑑賞直後から気分はどよ〜ん。
1日経った現在も keep on どよ〜ん。
ひとりについてのことかと思ってたのに、スクリーンに見えてきたのはふたりでした。あのふたりへのレクイエムと思えば、この気持ちを嚥下することができるのでしょうか?>ヴァン・サント監督
う〜ん…。
落ち着いてアタマの中の整理がついたら、また(私なりに)感想を書いてみます。
どんな内容になるのか、またどんな展開をみせるのか、大方の予想はついていたし、実際その通りだったんですけども…やはり鑑賞直後から気分はどよ〜ん。
1日経った現在も keep on どよ〜ん。
ひとりについてのことかと思ってたのに、スクリーンに見えてきたのはふたりでした。あのふたりへのレクイエムと思えば、この気持ちを嚥下することができるのでしょうか?>ヴァン・サント監督
う〜ん…。
落ち着いてアタマの中の整理がついたら、また(私なりに)感想を書いてみます。
誰のいもーと?2 〜解答編〜
2006年7月8日 映画ヨタ話 コメント (2)誰のいもーと? 〜解答編〜
2006年7月8日 映画ヨタ話
←あ、そーか!…お姉さんと瞳の色が違うんだ!…髪の色も違うけど、ニコールの地毛はブロンドじゃないはず(たぶん)。
…というわけで、ニコール・キッドマンの妹さんでした。
レネ・ゼルウィガーが、カントリー・シンガーと結婚したニコールに「(カントリー)シンガーはワーカホリックな人が多いわよ、気をつけて」と云ったとか、なにかの記事で読んだような記憶がありますけど、ニコール自身(および元ダンナも)、かなり仕事をしている女優さんだからなあ…。
「トムトムよりなんとしてでも早く」な、駆け込み結婚式だった印象はあれど、どうか末永くお幸せに〜。
…というわけで、ニコール・キッドマンの妹さんでした。
レネ・ゼルウィガーが、カントリー・シンガーと結婚したニコールに「(カントリー)シンガーはワーカホリックな人が多いわよ、気をつけて」と云ったとか、なにかの記事で読んだような記憶がありますけど、ニコール自身(および元ダンナも)、かなり仕事をしている女優さんだからなあ…。
「トムトムよりなんとしてでも早く」な、駆け込み結婚式だった印象はあれど、どうか末永くお幸せに〜。