今年は…そうだニャ〜…なんか仕事で余裕のない年でした。

仕事行く→仕事する→仕事から帰る→読書・DVD鑑賞・映画鑑賞(のどれかを)する→日記書く→寝る

こんな感じ。

お友達を大切にすると決めたのに、メールの返事がなかなか書けないのはダメだよニャ〜…。

ってなわけで、お年賀はカードではなく、おひとりおひとりにメールしよう!と決めました。年明けに書くことになりそうだけど…でも「一年の計は元旦にあり」って云うし(←年末の決意のくせに)…ぐぐぐぐぐ…こんな私ですが、どうかみなさま…生暖かい目で見守って下さいまし〜。

リンク下さってる方、どんぐり仲間のみなさま、本年中はお世話になりました。来年もよろしくお願い致します。


ではよいお年を〜〜〜〜!!
今年最後になりそうな「すちゃらか映画レビュー!」どす!

お題は「ギョーカイ・ドキュメンタリー」。
考えてみれば、ドキュメンタリー映画を「すちゃらか!」で取り上げるのは、初めてなんだよニャ〜…。


「デブラ・ウィンガーを探して」Searching for Debra Winger(2002・米)
IMDb→http://www.imdb.com/title/tt0318049/
日本公式サイト→http://www.debra.jp/
監督:ロザンナ・アークェット
出演:http://www.debra.jp/cast.html

ストーリー:
なぜデブラ・ウィンガーが女優を引退するに至ったのか――仕事と家庭の両立に悩む女優のロザンナ・アークェットが、34人の女優にインタビューし、彼女たちと本音を交えながらその答えを導き出そうとするドキュメンタリー映画。


仕事と家庭の両立――女優に限らず、仕事を持ちながら子育てしている女性なら(よほどの例外がないかぎり)、みな抱えてる問題でしょうね〜…。

というわけで、普遍的な「仕事と家庭の両立の難しさ」話よりも、最近あまり見かけない女優さんや中堅どころの女優さんたちのホンネ――と云っても、どこまでそれを話しているのか疑問な人のほうが多かったのですが――を聞いてるほうが楽しかったです、はい。

インタビューで出てくる女優陣を見てると、3つの層に分かれてました。

1.中堅女優
2.最近パっとしない女優
3.引退した女優

1については――「ずっと中堅のまま」な人もいれば、「昔は売れっ子だったけど、今はイマイチ」な人もいるし、「一時低迷したけど現在巻き返してる」人もいたので、女優さんが出てくるたびに「あ、この人は1で『一時低迷組』だ」と振り分けてた私(ヤなヤツかも)。

ただ、家庭や子供がいる女優でも、いわゆる大女優(たとえばメリル・ストリープやスーザン・サランドン)や、超売れっ子女優(たとえばニコール・キッドマンとか)は、誰ひとりと出てなかったな〜…。

そんな中で印象的だったのは――

見た目は個性的なマーサ・プリンプトン(故リバーの元恋人)が、「もっと個性的な役をしたいの!」と、ダリル・ハンナの前で云ってる姿(でもこの後ダリルは、QTの映画で超個性的な役を演じるんだよニャ〜)や、トレーシー・ウルマン(じゃなかったかもしんない)の「コラーゲン注射した私の唇、とってもナチュラルでしょ」と皮肉ってる発言あたり。

そのほかだと――40歳越えてもメグ・ライアンは飛び抜けてカワイイな〜、引退してもデブラ・ウィンガーは品があって美しいな〜、シャーロット・ランブリングは女優の理想かもしんないな〜、ジェーン・フォンダは顔も存在もすべて迫力に満ちてるな〜…という点でした。

絶対あるだろう女優同士の確執に触れることはなかったし、インタビュー回答も差し障りのない程度のものばかりだったし、これらの内容では、ロザンナ・アークェットの伝えたいことが結局なんだったのか――正直云って非常にボヤけた印象が残ってしまった作品。

♯こんな人にオススメ
「懐かしい女優が見たいな〜」「女優と家庭の両立ってできるわけ?」


「くたばれ!ハリウッド」The Kid Stays In the Picture(2002・米)
IMDb→http://www.imdb.com/title/tt0303353/
日本公式サイト→http://www.kutabare.com/kutabare/index.html
監督:ブレッド・モーゲン、ナネット・バースタイン
脚本(脚色):ブレッド・モーゲン
出演:ロバート・エヴァンズ、他

ハリウッドの伝説的プロデューサーであるロバート・エヴァンズの、俳優として映画界に入った頃から、プロデューサーに転身して大成功、その頂点からの転落、そして奇蹟の復活を遂げた現在までを、自伝「The Kid Stays In the Picture(邦題:「くたばれ!ハリウッド」)をベースに、ドキュメンタリー映像化した作品。


う〜む…上手い邦題だニャ〜…。

ロバート・エヴァンズって誰よ!?…って云われても、端的に説明できないのですが――「ローズマリーの赤ちゃん」「ある愛の詩」「チャイナタウン」「ゴッドファーザー」などのを生み出し、パナマウントを窮地から救った、ハリウッドにおける超個性的・超有名なカリスマ・プロデューサー…と云えばいいかニャ?

この映画を観る前に、とりあえず自伝を読んでみたら、これがなかなか面白くて(なにやら本国では、この自伝をエヴァンズ自身がナレーションしたCDが、数年前に売り出されたのだとか)。で、その映画が公開されるというので、観に行ってみたら――これもまた面白い作りのドキュメンタリー作品に仕上がってました。

だって――エヴァンズ本人が俺様口調でナレーションしてるんだもん!

ウワサに聞いてた彼の独特の口調って――こんな感じだったんだ〜…。へえ〜。

そして、ナレーションとともに映し出される過去の映像、切り張りしたかのような画面構成。実に上手い編集と構成だよニャ〜…。う〜む…思わず画面に集中しちったい!

ランタイムが短いので(93分)、各エピソードが短めで控え目になってしまったのは残念。でも、当時の映像で御大自らナレーションされると、「ま、いっか〜」という気持ちにもなる(細かく知りたければ、自伝読めばいいわけだし)。映画や自伝で語られていない、もっと黒い事実が隠されているんでしょうけど、それでも――魅力的な人物に見えちゃう。う〜む…さすがカリスマ。

ラッキーなことに、彼の手がけた作品のほとんどを過去に観てたため、私にとってはさらに面白い作品に仕上がってましたが、エヴァンズに興味のナイ人にはつまらなく思えるかも。

ただ、ドキュメンタリー作品として見た場合、画面構成と編集の斬新さ、あの独特な俺様口調によるナレーションはなかなか秀逸なので、映画にあまり詳しくない人・興味のナイ人でも、つい引き込まれて観ちゃいそうな仕上がりになってます。

ちなみに印象的だったエピソードは、ジャック・ニコルソンの話。ニコルソンが直談判するために、ハリウッドからいきなり一般人の家にやってきたら――誰だってビックリしちゃうよニャ〜…。

そして笑えたのは…ロバート・エヴァンズのIMDb情報。

↓ロバート・エヴァンズってこんな人(IMDb)
http://www.imdb.com/name/nm0263172/

ぎゃはははははははははは!
ご本人の写真がアニメ画になってる〜〜〜♪
ソックリ〜〜〜!
ぎゃはははははははははは!

尚、消化しきれない情報を補うためなのか、この映画の日本公式サイトがえらく充実してるので、ご興味のある人・映画好きな人は、一度覗いてみるといいかもしれません。

♯こんな人にオススメ
「昔はよく映画を観たんだよ〜(40代以上の人)」「ハリウッドで仕事がしたい」

DVDで買うならどちらを買うか?
う〜ん…どちらもそれほど欲しいとは思わない…けど、特典次第かニャ?
今日、近くのレンタルビデオ屋さんに行って、陳列棚をぼけーっと見ていたらですね――

「アンドリュー・マッカーシー主演」

…という文字が書かれているパッケージを発見してしまいました。「アンドリュー・マッカーシーを見かけない」と昨日まで嘆いてたくせに、ちゃんと探せば見つかるんですね。努力を惜しんだらダメダメです。

で。見つけたのは「チェンジ・オブ・ハート/天使が舞い降りた街」(1998)という、米国TVムービーをビデオ化したものでした。本国でもビデオ化されてないのに、ライジング・サンの国もやるよニャ〜…。

…というわけで、嬉しそうにビデオを手にし、スキップしながらレジへと直行。

ちなみに、そのビデオ屋さんには、90年代半ば以降に出たアンドリュー主演作品はほ他になく、家に帰ってリリース作を調べてみると、これが意外に出てくる出てくる。そのまま今度はもうひとつのビデオ屋さんに行って、それらがないかを確認してみたら――これがけっこう出てきちゃって、いったい私はいままでなにを見てたんだと、反省してしまいました。出演映画なら「バーニーズ2」(1992)や「ジョイ・ラック・クラブ」(1993)までは観たけれど、まさかリー・タマホリの「狼たちの街」(1996)まで出てたなんて…。

で、再び家に帰って借りたビデオを観てみれば。

いや〜ん♪
アンドリューってば素敵〜♪
優しそう〜〜〜♪
こんな人がダンナさんだったらいいニャ〜♪

…と、気がつけば瞳孔開きっぱなし状態になってしまいました。

ストーリーは実話を元にした感動ドラマで、養子縁組での親権を巡る争い(裁判)が描かれていました。主役のキースは、アンドリューにピッタリな役でしたね。あ〜…マジ、こんなダンナが欲しいです、私。

でも久しぶりにアンドリューを見てると、なぜ彼がメインストリームに残れなかったのか、わかるような気がします。演技力の問題ではなく、なんつーかその――良くも悪くも強烈な個性がないし、かなりの童顔だし――それが彼の最大のネックだったのかな〜と。

それでも私はアンドリューが好きです。今から5年も前に製作されたTVムービーの発見に喜び、どんな作品に出ようとも応援し続けてる人間が海の向こうの極東にいるなんて…彼が知ることもないでしょうけど。

これからも頑張って俳優を続けていってほしいな〜…。

■「アンドリュー・マッカーシー」と検索してこのページに来られた皆さま
2004年8月31日の日記にいろいろ彼について書いております。
ご参照下さいませ。

↓2004年8月31日の日記
http://diarynote.jp/d/25683/20040831.html
今日は、ちと懐かしい話をば。

このブログでもよく語ってることなのですが、私は80年代映画が大好き。そのため、80年代から活躍してる俳優を新作映画で見かけると、つい嬉しくなって「あああ!?あの××が出てる〜!」と叫んでしまうことがあります。

ただし、大大出世したトム・クルーズやトム・ハンクスといったハイクラスな俳優たちに対しては、さすがにそういった感慨はなく、どちらかと云えば――「80年代に活躍したけれど、最近見かけない俳優」だとか、「今もそこそこ頑張ってる中堅俳優」などが出てくると、ツボを直押しされてしまうようです。

最近ではケビン・スミスが監督した「ジェイ&サイレント・ボブ 帝国への逆襲」を観て、ひと叫びしました。私が住む田舎では公開されなかったので、レンタルビデオ屋さんで借りて観たのですが――ジャド・ネルソンが出てるではあ〜りませんか!

↓ジャド・ネルソンってこんな俳優さん(IMDb)
http://us.imdb.com/name/nm0000555/

あのアレック(「セント・エルモス・ファイアー」での役柄)も、おじさんになっちゃったな〜…。

そしてちょっと前ですが――TVドラマ「ホワイトハウス」。ロブ・ロウが出てるやんけ!?

↓ロブ・ロウってこんな俳優さん(IMDb)
http://us.imdb.com/name/nm0000507/

80年代はぶいぶい云わせてたのに、例の事件を起こして以降はすっかり見かけなくなってしまい、たま〜にB級映画に出て「ああ、頑張ってるな〜」という状態だったロブ。そんな彼が――評価の高いTVドラマに出演して人気を博しているとは!(ただ、彼の人気や地位が回復してきたのは、やはりここ数年だそうです)

女優陣だと「デブラ・ウィンガーを探して」。
もうこれは中堅女優のオンパレード状態だったので、何度叫びそうになったことか。アリー・シーディが出てきたとき、思わず「ああ!?」ともらしてしまい、大変恥ずかしい思いをしました。

…とこんな風に、懐かしツボを押されては叫んでいる私なのですが、ある俳優さんだけは、出演作が日本未公開ばかりのせいか、ほとんど見かけることができません。

その俳優とは――アンドリュー・マッカーシー。

↓アンドリュー・マッカーシーってこんな俳優さん(IMDb)
http://us.imdb.com/name/nm0000530/

主な出演作:「セント・エルモス・ファイアー」「プリティ・イン・ピンク」「レス・ザン・ゼロ」「マネキン」「カンザス」

あの素敵な笑顔。優しげな瞳。誠実そうな雰囲気。「セント・エルモス・ファイアー」(1985)で、彼演じるケビンがある人物に愛を告白するシーン――あんな告白されたら、私はパーペキ落ちます。あのとき語った彼のセリフはとても素晴らしく、いまでも覚えています。「セント〜」をダビングしたビデオは、そのシーンを何度も何度も何度も繰り返し観たために、擦り切れてボロボロになってしまいました。

…でも。
最近、見かけないんですよ。

ブラットパックの中ではけっこう売れてるほうでしたが、童顔だったからか、年齢を重ねるたびに見かけなくなってしまいました。

現在41歳になっている彼は、果たしてどんな感じになってるのか――。

80年代における彼は、匂うようなセクシー系ではなく、お坊ちゃん系という感じでした。その笑顔と瞳はとても素晴らしく、当時の私は彼を観ることさえできれば、それでよかったのでした。あの優しげな雰囲気は今も変わらないのかなと思いながら、彼の現在が知りたくて、いろいろ検索してみるのですが…これがなかなか画像にヒットしません。ああ、このままで終わるのかと落胆していたら――彼の公式サイトを発見することに成功しました!やった〜〜〜〜♪

↓Andrewmccarthy.com(公式サイト)
http://www.andrewmccarthy.com/

なんて素敵なの〜〜〜〜♪
ロブ・ロウだってちょっと顔が歪んだのに、アンドリューってば素敵なまんま♪
やっと顔が年齢に追いついてきたわね♪

梶芽衣子に会ったとき、はしゃぎまくってたタランティーノ(←TVで放送してた)の気持ちがよくわかっちったい!…アンドリューに会ったら、私だって握手した手を離さないと思うもん!

あ〜…彼の出演する新作映画を日本の映画館で観ることができたら、いいんだけどニャ〜…。

うっかり鑑賞

2003年12月26日
この日記は毎日更新が基本なんですけど、目の具合が良くなるまでは、一日おきの更新となっておりまする…。

ま、「休暇に入った=コンタクトレンズをはずす時間が長くなる」ということで、実はもうかなり良くなってきております。…目は正直だよニャ〜…。

昨日からコンタクトレンズをはずしてメガネをかけ、こたつに入りながらボケーっと映画チャンネルを観ている状態です。…だって…メガネだと外出できないもん(視力が出ないから)。

それにしても人間の習性とはコワイもので、ここ10年くらい「1日1本観てから寝る」という生活だったためか、レンズをはずして視力が出なくても、つい観ちゃうんですよね〜…。

そーゆーわけで、今日も朝からWOWOWで、郷ひろみ主演「鑓の権三」(たぶん1985年くらい)を観てしまいました。…いと懐かし。

「鑓の権三」は――もうずいぶん前、公開されたときに映画館まで観に行きました。別に郷ひろみなんてどーでもよかったのですが(だって私は西城秀樹のほうが好きだったから♪)、なんでかポスターにそそられて観に行きまして――見事、撃沈してしまったことをよ〜く覚えております。ヘタっぴな郷ひろみにそそられなかったのも原因のひとつでしょうが、やはり女子中学生に近松門左衛門の世界は厳しかったんでしょうね〜。

で、今回20年近くぶりに観たわけですが――いや〜…「どぴゅ!どぴゅ!びっしゃ〜〜!」と、タランティーノが喜びそうな血しぶきがあがってましたよ〜。当時の私はそれが普通に思えたもんですが、今見ると「うわ〜!ハデに血が出てるわ〜」。やっぱ20年ひと昔ってことでしょうか。


あ〜…明日はなに観ようかニャ〜…。


では、また♪

気になった話題など

2003年12月25日
目を休めながら、この日記(とゆーか、ブログ)を更新してます。

私がボケーっとしてるここ2〜3日の間に、海の向こうの芸能界でもいろんなことがあったようですね〜。ちなみに私のアンテナが「びびびびび!」ときたのは、以下の話題です。


↓「渡辺謙、幸せいっぱい!トム・クルーズから祝福の電話」(yahoo!JAPAN)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031220-00000010-sks-ent

グローブ賞やアカデミー賞といった、いわゆる賞レースにおいて、「ラスト サムライ」が受賞しそうだといわれてるのは――助演男優賞…つまり謙さんだったりします。トムトムはむずかしいでしょうね〜…。

そういえば、彼が「マグノリア」でアカデミー助演男優賞ノミニーになったとき、私めもその授賞式をTVで見てたのですが――残念ながらトムトムは受賞を逃しました。そのときの彼のフクザツな笑顔といったら!…けっこう本命視されてたし、自信もあったんでしょうけど、カメラはしっかりとその正直な瞬間を捕らえていたよニャ〜…。

今年は、「千と千尋の神隠し」がオスカー受賞したり、「ラスト サムライ」以外にも日本が舞台となっている話題作があったり、日本刀を振り回してる作品が多かったりと、日本文化がちょっとしたブームになっているようです。

海の向こうの掲示板見てると、向こうの人は日本や日本人俳優に関する情報があまりないようで、日本人が書き込むと(英語でね)「教えてくれ〜」とばかりにかなりレスがつきます。

■「栗山千明は素晴らしい!…ああ!彼女になら殺されたい!『バトルロワイヤル』は観たか?」
GOGO夕張は、海の向こうの野郎どもの心をすっかり奪ってしまったようです。

■「小雪は純粋な日本人なのか?」
名前をアルファベットで書くと、日本人っぽくないのでそう思われるようです。

■「平井堅の顔はとても日本人に思えない」
…いや、日本人から見てもそうですって…。

――以上、(ごく一部ですが)こんな感じで書かれています。


そのほかの話題としては――


↓「王家衛『2046』:12月末クランクアップ 」(中国情勢)
http://news.searchina.ne.jp/2003/1220/entertainment_1220_001.shtml

例のあの作品、どうやらクランクアップするようです。ふ〜ん…。でも木村拓哉は、なに演じても「キムタク演技」をしてる感があります。彼の同類項として、窪塚くんも同じ雰囲気持ってると思う私(なに演じても「クボヅカくん」)。


↓「J・デップ、ドン・キホーテに再挑戦?」(FLIX)
http://www.flix.co.jp/v2/do/news/N0004206.html

あの出来なかった映画を映画にした映画が、ちゃんと映画になるようです…って、わかりにくいな…でも説明するのがメンドクサイ…。ともかく、撮影再開されるようです。


↓「catwoman」の衣装(countingdown.com)
http://countingdown.com/movies/15513

ハリ・ベリー主演の「キャットウーマン」(「バットマン」に出てくる、あのキャットウーマンね)ですが、聞くところによると…と〜っても衣装がダサイんだとか。どんな衣装なのかと調べてみたら――こりゃたしかにダサイわ〜…(上のリンク先、左上にあります)。


↓「レニー・クラビッツがニコール・キッドマンを二股に?」(eiga.com)
http://www.eiga.com/buzz/031223/04.shtml

トムトムと別れたニコールが、今年の夏からレニーと付き合ってるという話は聞いていましたが――ま、とりあえず様子を見ましょう。


↓「ジェニロペとベンアフ、破局は秒読み?」(eiga.com)
http://www.eiga.com/buzz/031223/05.shtml

J.LOと付き合いだしてから、ベン・アフレックの株は下がる一方。J-LOとの共演作は「最低・最悪映画」とコキ下ろされるわ、セクシー番付から転げ落ちるわ、主演映画は製作中止になるわ…今年1番ツイてない人なのではないでしょうか〜??


↓「赤ちゃんの虜になったラッセル『授賞式典行かない』」(中央日報)
http://japanese.joins.com/html/2003/1223/20031223174953700.html

……。早産だったから大騒ぎしただろうニャ〜…。でも、これで「マスター&コマンダー」来日キャンペーンはなくなりましたね。せめてウィアー監督とポール・ベタニーが来てくれると嬉しいのですが。


以上、とりあえず気になった話題でした〜。


では、また♪

持つべきものは

2003年12月23日
医者と弁護士とケーキ職人やってる知人・友人は、持っておくといいよニャ〜…。

実はここ1ヵ月ほど目の調子が悪く、かなりヤバイ状態だと自覚していたのですが、アクシデントにより保険証を紛失。「どどどどどどうしよう〜〜…」とあたふたしてたら、大学病院で眼科医やってるOくんが、「月曜日夜勤だから、診てあげるよ。薬は出せないけどね」と云ってくれまして、昨日、いそいそと夜の大学病院に行って診察を受けてきたのですが――

「ちょっと目を休ませなさい」

と、一喝されてしまいました。

ほとんど無休状態だったこの3ヶ月間、目にかなり負担を与えていたようです。

今後いかに自分の目と付き合っていくか、このままの状態が続けばどうなるのかなどを、Oくん…いや、O先生は私に説明してくれまして――なんつーかその……近所のかかりつけ医者とは違って、ハッキリ教えてくれるところがありがたかったのです(遠慮がないしね、お互い)。

もうちょっと目を大切にしなきゃ!

ってなわけで、今日はもうコンタクトをはずして寝ます。


最近つまんない日記になりがちですが、復活までもうちょっとお持ち下さいまし…。


では、また♪


あ〜…「アンダーワールド」、もっかい観たいな〜…。でも公開最終日にギリギリ観に行ったから、もう田舎でも公開が終わっちゃったナリよ…。はやくDVD化しないかニャ〜…。

私にはスマッシュヒットな作品だったので、もしかしたら今後「すちゃらか映画レビュー!」で取り上げるかもしれません。マニアックな雰囲気を醸しているため敬遠されがちだけど――私にはひっじょーに魅力的な映画だったのです…うううううう…。

楽日

2003年12月21日
今年の冬の副業が、今日で終わりました。

長かった…本当に長かったです…うるるるるる…。

いまから10年以上前、B’zの稲葉さんは、66公演あった地獄の「IN THE LIFE」ツアーの最終公演で、アンコールが終わってステージをあとにした瞬間、「もう(ライブを)やらなくていいんだ〜」と、涙が出てきてどうにも止まらなかったそうですが――いまの私もまさにそんな気持ちです。

うっわ〜〜〜〜ん…やっと終わったよ〜〜〜〜!

今年は稀にみる長丁場だったのですが、精神的に落ち着いていたせいか、去年ほどしんどくありませんでした。もちろん体力的な限界はきてたし、たまに「私…ここでなにやってんだろう?」とか「みんなは楽しそうでいいな〜…」と、精神的にかなり低空飛行な状態だったこともありました…が、それもなんとか乗り切れたので…我ながらよくやったと思います。

来年はどうしようかニャ〜…う〜ん…。

…ま、明日は明日の風が吹くでしょう。
とりあえず今日はもう寝てやるのニャ!


でもその前に…ちょっとだけお話を。

今年は、エプソン・キヤノン両社ともにメイン機種総モデルチェンジという珍しい年になったため、私もいつもより1ヶ月早い登板となりました。

仕事に入る前、一般ユーザーがどう評価しているかの情報収集をしようと、価格.comで状況を見てみたら…信じられないことにエプソンの評価がやたらと高く、キヤノンは厳しい評価でした。なんだか腑に落ちないまま、戦場最前線で「実際のところはどうよ?」と全機種を動かしてみたら――「あれれ?このプリンタ、かなりいい性能いいんだけど…なんで評価が悪いわけ?」「あれれ?以前より速くなったけど、妙に色が暗くない?」。

そして現在。

あの最悪な評価だった860iの――なんと円に近い評価なことよ!

やっぱちゃんと伝わったんだニャ〜…。
よかった、ホントによかったよ〜…。


エプソンもよい商品を作っていると思います。
でも…やっぱり私はキヤノンが好きです。

速さ!
インクの安さ!
ソフトの使いやすさ!
簡単なインクチェンジ!
なにげに考えられている作り!

耐光性のあるインクでも、高いのはいかがなもんでしょう?…それより「ある程度の耐光性を持ちながら、価格は安いインク」のほうがいいと思うんだけどニャ…。

そして・…あのソフトの使いやすさは、もっともっと多くの人に知ってもらいたいです(なので、私はお客様にその使い方を必ず説明してます)。


で、結局セールス的にどうだったかというと。

エプソンはA850という複合機が飛ぶように売れてました。
キヤノンは560i・860iがよく売れ、最高機種ではエプソンのG900より、キヤノンの990iの方が売れました。

…う〜ん…来年はどうなるかニャ…。


以上、お話でした♪

おやすみなさ〜い!

私的マンガ夜話

2003年12月20日
日記に書くネタはいっぱいあるけど、時間が追いつかない状態です。むむむむむ…。

←でリンクしている方で、マンガの感想を書かれている方が数名いらっしゃるので、私もまねっこして、小説やマンガの感想などを書いてみたひ…。

ちなみに私は普段、こんなマンガを読んでいます。

毎月楽しみにしているのは――和泉かねよしの「そんなんじゃねえよ」、一条ゆかりの「プライド」、吉田秋生の「イヴの眠り」。

和泉かねよしと一条ゆかりは――女性キャラがいつも自分に正直で魅力的だな〜と。吉田秋生は、そのすべてが私にとって最高か…ニャ??

ここでいきなりですが。
吉田秋生作「BANANA FISH」を読んでるとき、私は登場人物を以下の俳優で脳内変換しています。

1.アッシュ・リンクス:リバー・フェニックス
ほかに誰がいるとゆーの!?
ちなみに「旅立ちの時」の頃希望。

2.奥田英二:15年前の野村宏伸
ほかに誰がいるとゆーの?
ちなみに「メインテーマ」の頃希望。

3.ディノ・ゴルツィネ:マーロン・ブランド
こんな変換、私だけか…。

4.マックス・ロボ:ハリソン・フォード
連載が始まってから、ずっとハリソンに変換してました。みんな「ハリソン・フォードじゃかっこよすぎ!」と云ってたけど、吉田先生ご自身も「実はモデルはハリソン・フォードなんです」とインタビューにお答えになってたもん!…その記事を読んだとき、思わず「やった〜!」と叫んじまったい!

5.シン:Kinkikidsの堂本剛くん(ただし15歳くらいの頃)
似合ってると思うけど…。

6.ユーシス:遠山景織子か松田龍平
なんつーか、この人は想像つかないナリよ…。

7.ブランカ:(ヴァル・キルマー+ジョニー・デップ)×ピアース・ブロスナン
つまり――「そんな男いない」ってことですね♪

8.オーサー:15年前のキーファー・サザーランド
「ロストボーイ」「スタンド・バイ・ミー」の頃希望。
25年前くらいのスティングでもいいな〜♪

9.ショーター:20年前のサンプラザ中野
ほかの誰がいるとゆーの!?

10.チャーリー:15年前のウィリアム・ハート
連載当時こう変換してたら…数年後、吉田先生も「ウィリアム・ハートです」とおっしゃってて、心底ビックリしました。いまだったら…そうだニャ、マシュー・マコノヒーがいいかも。

以上、「BANANA FISH」脳内変換リストでした♪


――話を戻して。

それからえ〜っと…好きでもないのに「どーゆーオチにする気なんだろう〜??」と気になって、ついつい読んでしまっているのは――北川みゆきの「罪に濡れたふたり」。…これなんか…尾崎南の「BRONZE」に似てません?(絵柄は180度違いますが)。だって、同じことばっか繰り返してエンドレス状態なんだもん。

あとはえ〜っと…(なんでか)細川智恵子の「王家の紋章」。これも同じこと繰り返しマンガですね。ついつい読んじゃう。ちなみに私はメンフィス派。イズミル派ではありませぬ〜。

BL系はあまり読まないのですが――好きなのは「最後のドアを閉めろ!」シリーズ。
それからえっと――最近、Cちゃんのマンガを数年ぶりに読みました。実にCちゃんらしい内容だったのですが…――よし!今度、そのCちゃんのマンガの感想を書いてみるとするか!

――と云うわけで、近日中にBLマンガの感想を書きたいと思います♪


では、また♪

寝る前日記

2003年12月19日
ううう…寒い…。

明日・明後日にて今シーズンの副業は終了です。
あともうちょっと!

…とりあえず…これだけ書いて寝ようっと…。


>まりゅうさん
「アンダーワールド」、面白かったです♪…私もけっこう(って云うか、かなり)好きだな〜。

全体的な印象としては、エロを抜いてわかりやすくした菊地秀行の小説、および末弥純(菊地秀行の小説の挿絵をよく描いてるイラストレーターで、「すえみじゅん」と読みます)の世界に似てるな〜と。あるいは、マッドハウスのアニメみたいというか。ワイズマン監督は、もしかして日本のアニメとか(とくにマッドハウス系)お好きなのかニャ〜?

以前の日記にも書きましたが、あのポスターの構図は、まんま末弥純って感じ。

↓「アンダーワールド」日本公式サイト
http://www.underworld.jp/main.html

末弥純の絵を知ってる人は上記サイトのトップ画を見ると、ピンとくるかもしんないです。

主演のケイト・ベッキンセールは…今まで出演した映画の中で、1番キレイに映ってましたね。彼女って、角度によって顔が変わる女優さんで、「パール・ハーバー」のポスターを見たとき、なんてキレイな女優さんなんだろうと感動したのに、本編観たら「あれれれれ?こんな感じなの??」とビックリ。「セレンディピティ」でも同様だったので、私の中ではあまり美人俳優なイメージはありませんでした(美人なんだけど)。やっぱ監督がホレたせいもあるんでしょうか〜?

それにしても…なんでライカンって、男ばっかだったのかニャ〜??


では、また♪
ううう…時間がない…なんでこんなに忙しいのかニャ〜?

というわけで、さっさと本題に入ります〜。
え〜っと、今日取り上げるトレイラーはネコモノ2本です。

「ハットしてキャット」THE CAT IN THE HAT(2003・米)
IMDb→http://us.imdb.com/title/tt0312528/
公式サイト→http://www.thecatinthehatmovie.com/
日本公式サイト→http://www.uipjapan.com/thecat/index.htm
トレイラー→上記日本公式サイトにあります

Dr.スースの有名な絵本「キャット・イン・ハット」の実写映画版で、主演はマイク・マイヤーズ(…上手い配役だニャ〜)。特殊メイクで猫に化けたマイヤーズが見もの…かニャ?

ちなみに原作のDr.スースは、他にも「グリンチ」という絵本を書いてまして(あの緑のジム・キャリーね〜)、「キャット〜」がどんな作品か知らなくても、「グリンチ」を知ってる人には…雰囲気が想像できるかと。

ストーリーは――子供ふたりがお留守番している家の玄関に、帽子(シルクハット)を被った猫がやって来て、ふたりを不思議の国へ連れて行き、すったもんだする…という感じ。

日本公式サイトにあるトレイラーでは、シルクハットからネコが出てくる…つまり「帽子を被ったネコってどーゆーこと?」という不思議さを全面に出してますが、米国サイトのほうは、よく知られてる絵本の映画だからなのか、のっけからストーリーを感じさせる内容となっています。

それにしても…上手い邦題だニャ〜!
付けた人(配給会社の人?)に座布団2枚!

ただニャ〜…大人の私が観て耐えられるかどうかが気になるんだよニャ〜…。今年「スパイキッズ」観て沈没しちゃっただけに、ちーと心配です。ま、主演がマイク・マイヤーズだから、ギリギリダイジョブかニャ?

尚、日本公開は2004年春だそーです。

――次!!

「Garfield」(2004・米)
IMDb→http://us.imdb.com/title/tt0356634/
公式サイト→http://www.garfieldmovie.com/home.html
トレイラー→http://www.garfieldmovie.com/trailers/index.html

……え〜っと。
あのシニカルデブネコ、ガーフィールドの実写映画です。
……ウソじゃありません。
トレイラー観るとわかりますが…ホントーに「ガーフィールド」です。ただし、ガーフィールドはCG処理になってるようです。

主演(声)は、ビル・マーレイ(上手い配役だニャ〜…)。共演は――おおお!「この子、上手いな〜」とずっと思っていた、ブレッキン・メイヤーだ!…どうやらジム・キャリーがオファーを断ったので、役が彼にまわってきたみたい(ソースはIMDb)。彼にとっては大抜擢かもしんないけど、ちょっとキビシイかもしんないな〜…。ウィル・フェレルとかじゃダメだったのかニャ〜?(←同じこと云ってる人がいた)。でも頑張って欲しいものです。

で。「It ain’t the Cat in the Hat」(「ハットしてキャットじゃないよ〜ん」)と書かれておりましたが、他の作品と比べてうんぬんという前に、なんで今ごろ「ガーフィールド」なのかってことのほうが気になるんだよニャ…。

ちなみに全米公開は6月18日(日本は未定)。5月だと大作ぞろいだし、6月くらいに夏休みも始まるみたいだから、1ヶ月ずらしたんでしょうね〜。

以上、ネコ映画トレイラーのご紹介でした♪

「ラスト サムライ」

2003年12月16日
トム・クルーズの「ラスト サムライ」を観に行ってきました。

ネタバレ上等で感想をば。
(ただしネタバレのある箇所は、事前に配慮します)

↓「ラスト サムライ」日本公式サイト
http://www.lastsamurai.jp/


いや〜…本編始まってから、ずっ〜〜とスクリーンに集中してたんですが――トムトム主演映画らしいと云えばらしいし、らしくないと云えばらしくない――観ていて、なんだかとっても不思議な気分になっちまいましたよ。いやはや。

20〜30代前半までのトムトムが得意とした役柄というのは、「小生意気だけど魅力に溢れるワカゾー」。たとえ映画のジャンルは違っても、だいたいそんな主人公を演じておりました(一部除く)。そして最終的には「俺はトム・クルーズなんだそう〜!」という、よく云えばオーラを感じさせる、悪く云えば俺様印象が強烈に残る……そういう映画に仕上がっておりました。

そんなトムトムも40歳を越え、さすがにワカゾー役はキビしくなってきました。私めも「これからトムトムってば、いったいどうするつもりなんだろう〜?」と思いながら、昨年は「マイノリティ・リポート」、今年はこの「ラスト サムライ」を観たわけですが――あの…トムトムさん…「マイノリティ〜」はともかく、「ラスト サムライ」のほうときたら――完全に渡辺謙に食われちゃってますよ??

でもね。これでいいの、これでいいの〜〜!
だって!「ラストサムライ=勝元」であり、ズウィック監督はインタビューで「侍を英雄として、影の主役として見せたい」と常々云ってたから。

トムトムを主役にしておけば必ず注目されるし、彼のほうも武士道に惹かれてるとなれば……もう云うことなし!ピッタリじゃん!

それにしても…ああ!渡辺謙のなんて美しいことよ!
…わたしゃ、心底感動しました!
な〜〜んていい男だ〜〜!

トムトムを上回る存在感。そして男らしい色気。こりゃ海外で絶賛されるの、わかるわ〜。海外スケールで見て、これだけ美しい日本人俳優なんて――三船敏郎以来じゃない?
もちろん、渡辺謙が(こーゆー役を演じると)素晴らしいということは知ってたし、とても絵(画?)になる俳優だということもわかっていたけど…まさかまさかまさかあのトムトムと並んでここまで映えるとは!…まったく想像してなかったので、私は純粋に嬉しかったです。

…がしかし。
ストーリーがね〜…どうにも美しすぎるんだよニャ〜…。もう参っちゃうナリよ〜…。

たしかに「ダンス・ウィズ・ウルブス」や「ブレイブハート」のサムライ版という印象を受けましたが、私の脳裏で始終ぷかぷか浮いていたのは、同じズウィック監督作の「グローリー」のほうでした。
「グローリー」も美しい映画だったのです(スローモーションで散っていく…うるるるるるる…)。そして「ラストサムライ」と同じように、脇役(デンゼル・ワシントン)が主演(マシュー・ブロデリック)を完全に食ってたよニャ〜…。う〜む。

話を「ラストサムライ」に戻して。
とにかく日本人の私が見ても、美化美化なストーリーでした。こんなに美しくしていいものか、と思うくらい。もっと汚い侍だっていたでしょうに、ここまで美しくするなんて――ズウィック監督は、大真面目な人(過去の作品観りゃわかるけど)であるとともに…かなりロマンティックな人でもあるんだニャ〜と実感しました。

なにをいまさら当たり前なこと云ってるのかと自分でも思うけど…やっぱ作品に人柄は出るからニャ〜…。

でもちょっとモノ申すと、オルグレンが勝元と行動をともにするまでの心理描写が――ちとわかりにくくないですかニャ?

そして…頑張っているけど、やっぱみょうちくりんな日本描写はあったよニャ〜…。


(以下、ネタバレ気味)


・酒は「必ずとっくりに入れて燗で飲むもの」?
・時代がズレた鎧
・蹴り付き殺陣
・忍者が村攻撃?
・ガンダルフが白馬に乗って出てきそうな広大な平野(だってロケ地がNZだから〜)
・あの時期(7月?9月?)に桜が咲いてる?(せめてソメイヨシノにして欲しかった)
・日本人俳優のセリフまわしが、時代劇調と現代劇調の混在状態で摩訶不思議
・あの時代の天皇がおじぎをする?


挙げれば他にもあるけど――まあ、今作は日本映画ではなくて、全世界へ発信するハリウッド映画なわけだし、以前話した「将軍」のように、日本人が観て屈辱を感じるような描写はないから…ま、いっかニャ〜(昔のJAC系時代劇だって、相当「あれれ〜?」な描写があったし)。ガイジンフィルターをかけて見た日本を感じられて、逆に「ニャるほど〜…そう見るか〜」と思いました。

渡辺謙以外の日本人俳優に関しては――まず、時代劇で殺陣る真田広之を久々に観れて嬉しかったです。見事でとても美しいな〜と。でも…その昔、JAC映画や角川映画をよく観てた世代の私としては、これで黒崎輝が出てれば文句ナシなんだけど…。

小雪は――なかなかよかったです♪…トムトム映画では、女はイマイチな扱いになることが多いのですが、控え目な存在でセリフも少なく、顔立ちも古風なためか、主張しすぎずに上手く馴染んでいたと思います。でも…これでまた海の向こうで日本人女性に妙な夢を抱く男が増えるかもニャ(←同じような夢を抱いて日本にやって来た、米国男である友人E談)。やっぱ全部は見せないチラチラ〜は、理想なんでしょうか〜?

サイレントサムライ役の福本先生!
「赤影」で終わらなくてよかった〜〜〜!!
でも、オルグレンに「ボブ」と云われたとき、思わず「ケビン・スミス?」と思ってしまったナリ〜…。

そしてトムトム。
なんつーかその…謙さんや真田広之が出てくると、どうしても影が薄くなってましたが、ピンでいるときや小雪とのシーンでは…さすがさすがのハリウッドスター!…表情と視線に大スターの力があります!…もうあのこぼれるような笑顔で勝負しなくても、視線で充分殺せますね!

トムトムの日本語は…なんでみんな笑うの?…上手いじゃないのさ!…「日本にやってきた異人さん」らしいじゃん!

殺陣に関しては…いや〜…上手いわ〜。今年はいろんな映画で、いろんな俳優が日本刀を振り回してましたけど、彼が1番上手かったです。その成果をあるシーンで見せてくれましたが、それがやっぱり「俺はトム・クルーズ、主演なんだぞう〜」なシーンだったので、やっぱり共演者に食われてもトムトムはトムトムでした。

そして、なによりトムトム映画らしいなと実感したのは――

(以下、最大限のネタバレ)


↓バレよけガード
バレバレバレバレバレバレバレバレバレバレバレバレバレバレバレバレバレバレバレバレバレバレバレバレバレバレバレバレバレバレバレバレヴァレバレバレバレ…白字反転できたらニャ〜…。


オルグレンは死ななかった、ということ。
あんな先頭にいても生き残った。
つまり――「俺は生きて、最後に勝つ」。
なんつーか…やっぱり米国人的だよニャ〜…。

そういえば私――トムトムが死んだ映画って観てないかも(というか、思い浮かばない…)。


ま、なにかしらの難があっても、やっぱトムトムがこーゆー日本を舞台にした映画に出てくれて嬉しかったです。彼じゃないと、ここまで(日本でも海の向こうでも)話題にならなかっただろうしね〜。


しっかし…オルグレンが初めて袴を穿いたとき、彼はなんだか浮かれたように(嬉しかったのニャ?)型をやってましたけど…あれ観てたら、トムトムが「マグノリア」「卒業白書」にて、白ブリーフいっちょで踊ってたシーンを思い出しました。…となると、これも「トムトム映画らしいシーン」のひとつか…。

京都お買い物記

2003年12月15日
…帰ってきました。
つ…疲れたナリ…。

で。
とりあえず、お買い物のお話をば。


お昼前に京都に到着し、そのままホテルに荷物を預けに行き、一息ついてから――四条へGO!

河原町通りを歩き、いくつかお店に入りつつ(でもなにも購入せず)、そのまま三条通りへ。目的は――10年近く前、よく食べに行ったお店がまだあるかの確認。三条京阪とは反対方向にひたすら歩いていたら――「びお亭」、まだありました。よかった〜♪

↓「びお亭」(yahoo!グルメ)
http://gourmet.yahoo.co.jp/gourmet/restaurant/Kinki/Kyoto/guide/0699/M0026000660.html

ネットで検索すればすぐわかるんだろうけど、学生だった頃のこと思い出しながら、道を歩きたかったんだろうニャ〜…。そして、「あった〜♪」と自分の目で確認して、喜びたかったんだと思う。

「びお亭」と再会した後、そのまま回れ右して、今度は明治屋を目指す。

昔と変わらない明治屋に入り、以下のものを購入。
日本で購入すると、こんな価格になります〜>rayさん、みいりんさん


■ポール・ニューマン印のドレッシング「NEWMAN’S OWN」
以前この日記でも語った、米国俳優P・ニューマンの似顔絵がトレードマークである、「ニューマン家秘伝のドレッシング」(…と裏面に書いてある)。やっと(10年越し!)購入。なんだか高カロリーなタイプを選んじゃった…。でもまだ食べてないので、味はわかりません。

明治屋価格:550円也

■神戸名物「牛すじこんにゃく」
これは日本製。神戸「満る里」(創業大正8年)のお惣菜パック。

明治屋価格:290円也

■英国チャールズ皇太子プロデュース「DUCHY ORIGINALS HIGHLAND SHORTBREAD」(250g)
ショートブレッドが好きなので、いつものを買おうと思ったら、そのとなりにこれがあったので、お試しとばかり購入。そういえば、以前TVでチャールズさんがいくつか事業(になるの?)やってて、その中に自然食品を取り扱う会社がある――と紹介してましたけど、そのリリース品のひとつがこれなのかニャ?

明治屋価格:680円也

■「イタリア産むき栗」(100g)
マロングラッセ用の栗なんだって〜。

明治屋価格:300円也

■「Bubblicious STRAWBERRY SPLASH」
毒々しいパッケージに、ちょっと鼻に近づけるだけで匂ってくる強烈な香り。…アッメリカ〜ンなガム。

明治屋価格:150円也

■SNYDER’S「Honey Mustard & Onion」(56.5g)
米国ではおなじみのスナック菓子プレッツェル。友人Eからのリクエストにより購入(でも1番量の少ないのを選ぶ私)。1袋56.5gで282kcal…こんなの食べてるから米国人は太るんだろうニャ〜…。Eから指定を受けて「ハニーマスタードオニオン」を買ったのですが、どの味が1番人気なんだろう〜??

ちなみに、日本では今年発売10周年だそうで、そのためかなにやらキャンペーンをやってます。

↓「スナイダーズ日本発売10周年記念キャンペーン」
http://www.multifood.jp/campaign/index.html

うっかりC賞が当たったりなんかしたら、大変なことになるナリよ…。

明治屋価格:120円也。


明治屋でお買い物後、鴨川近くのケーキ屋さん「キルフェボン」を目指す。

南青山にある「キルフェボン」でケーキを食べたとき、とても美味しくて感動したのです。でも東京はなかなか行けないニャ…と残念に思ってたら、京都に支店ができてました。やった〜い♪

で、その京都店でケーキを6ピース購入。…1ピースが500〜550円なので…かなりの出費。…イテテテ。

以上のお買い物を終了した後、ホテルへ。
友人との待ち合わせまでまだ2時間ある…ケーキを食べるための時間を残したのです。

ホテルのお部屋でケーキを食す…が、3ピースでギブアップ。どんなに美味しくても、大量に食べるもんじゃないと実感しました。…ぐぐぐぐぐぐ…。


以上、お買い物話でした(ライブの話は、また今度〜)。


では、また♪

本日の野望

2003年12月14日
今日は遠出してきます。

え〜っと、目的はお買い物とLIVE-GYMに…ホテルでゴロゴロとくつろぐこと。

地下日記(ヒミツ日記のこと)にも書いたのですが、とあるケーキ屋さんで美味しそうなケーキをしこたま購入し、ひとりで食べることが――ここ数ヶ月間の私の夢でした。我ながらささやかだわ〜…うるるるるる…。

↓キルフェ・ボン公式サイト
http://www.quil-fait-bon.com/top/top.html

いっぱい食べてやる〜〜〜〜〜〜!!

あとは…明治屋で怪しげな食材を購入し(私は昔から明治屋散策が大好きなのです)、551の豚まんを食べて、街でお買い物をし、LIVE-GYMへ行く!

…待っててね♪>松っちゃん&イナバさん


てなわけで、今日はこのへんで〜♪


では、また♪
TVでキヤノンの特集をやっていました。

ここ数年、私はお客さまの前で(最前線だニャ)、商品を見て・触って・説明してきましたが、商品というのはとても正直で――キヤノンがどんな会社なのか、すべてを物語ってくれます。ホントにスゴイ開発だと思うし(なんでみんなエプソン買うんだろう〜?)、デモンストレーターや営業が説明しやすいようにと、お客様にわかりやすいツール、デモで邪魔にならない作りなポップを考えてくれ、しかもそれらが年々進化している…つまり、商品は良い上に(作りが甘くてヘボいところもありますが)、営業側のことまで考えてくれてるという――末端細部まで、よく目が行き通っているメーカーなのです。

ここまでやってくれるメーカー…稀有だよニャ〜…。

それに比べ、エプソンのポップやデモ用印刷システムは、デモンストレーターのことをあまり考えてなさそうな作り。キヤノンデモの便利さを考えると、かなりの差があり、毎年「大変そうだニャ〜…」と(横目で見ながら)つい同情してしまいます(代わりに私がエプソン機を説明したり、ロール紙をセッティングしてあげたりするときもある…)。

そして、その成果が出たのか――以前は7:3(7はエプソン)くらいだったプリンタシェアも、現在はほぼ互角。私が出入りしているところでも、以前はキヤノンプリンタサプライ品(インクや用紙)売り場があまり大きくなく、それらがよく売れているわけではありませんでした。でも2年ほど前からでしょうか、プリンタがかなり売れるようになり、それと比例するかのように、サプライ品売り場もどんどん大きくなっていき…私でも「インクがけっこう売れてるな〜」と実感できるまでになりました。

「昔に比べて、キヤノンさんのインクや用紙、売れるようになったわ。良かったわね〜」

と、品出し担当を長年しているパートのおばさんが、私のところまで来て、そう語ってくれました。

「今、昨年買ったキヤノンプリンタ使ってるんだけどね、インクはこれでよかったよね?」

と、お客さまが私にインクの種類を尋ねてくれます。…昔はエプソンインクばかり尋ねられたのに。


昔はちっとも売れなかったキヤノンプリンタ。
いつも悔しい思いをしてきました。

でも…この1年で状況はかなり変わり、売れるようになってきました。

ただ今でも、「プリンタ=エプソン」のイメージは根強く――それをひっくり返すのは困難なことです。

たとえそうだったとしても…私がいるところで、エプソン7割は絶対許しません。許したこともナイです。


来週で今シーズンの仕事は終了します。
あともうちょっと…頑張りたいと思います。


ただニャ〜…開発にはちょっといいたいことがあるんだよニャ〜…。
彼らが気付かないところ(あるいは気付いていても直さないところ)を、ハッキリ・スッパリ・キッカリと指摘してやりたいナリよ〜…。


では、また♪

期待のお正月映画

2003年12月12日
仕事(本業&副業)がとても忙しいので、映画を観に行く時間がなかなかとれましぇん。

それでもなんだかんだと数本観てるのですが、これ以上は27日以降でないとムリだニャ〜…。となると、まさにお正月映画花盛り状態の中での鑑賞になりそうです。

そんなお正月映画群の中でも、私が一番期待してるのは(なんと云っても)「ミスティック・リバー」。もしかしたら、「王の帰還」のオスカー受賞を阻止するかもしれないと云われてる作品です。

↓Mystic River 公式サイト(英語)
http://mysticrivermovie.warnerbros.com/index.php

↓「ミスティック・リバー」公式サイト(日本語)
http://www.warnerbros.co.jp/mysticriver/index.html

監督はクリント・イーストウッド。出演はショーン・ペン、ティム・ロビンス、ケビン・ベーコン。…もうこれだけでそそられます。

海の向こうでも話題になってたし、里帰り中に観たという友人Eも、帰ってきてから「面白い映画観てきたよ。日本はいつ公開になるんだろう?」と云ってたので、こりゃ絶対面白いはず。そうなると俄然観たくなってきました。ま、配給はワーナーなので、私が住む田舎でも(たぶん)公開してくれるでしょう。

あとは…「ニューオリンズ・トライアル」かニャ?

↓「ニューオリンズ・トライアル」公式サイト(日本語)
http://nt.eigafan.com/

ジョン・キューザック主演。ジーン・ハックマン、ダスティン・ホフマン共演。…以上のメンツならば、絶対観ます。

ジャンルは…ともにドラマ系ですが、「ミスティック〜」はミステリー、「ニューオリンズ〜」はサスペンスの要素が強いようです。


ま、どっちにしろ、観るのはとーぶん先になるか〜…。


では、また♪
コケてヒザに打撲を負った日の前日のこと。

会社帰りに駅の近くのシネコンに寄ったら、思いがけず「マスター・アンド・コマンダー」(以下、「M&C」)のチラシを発見してしまいました。

↓「Master and commander:The Far Side of the World」official site
http://www.masterandcommanderthefarsideoftheworld.com/
(この日記で何回リンク張ってるんだか…)

こ…これは持ち帰らなくては!と、目を輝かせながらウキウキと2枚拿捕(…)し、電車の中でその内容を確認してみたらですね。

(以下、引用)

「あなたは教えてくれた――愛する者のために、一人の戦士となることを…」

魂を揺さぶる空前のスペクタル・ロマン――完全映画化!

…ふむ。コピー(惹句)に関しては、(云いたいことはありますが)これはこれでよしとしても…裏面にあった、あの人物紹介&写真は――いったいなんなのニャ!?(コラ〜〜!>ブエナビスタ)


ハリウッド期待の新星 マックス・パーキス
わずか12歳の《闘う戦士》ブレイクニー ANGEL

友情に生きる《若き戦士》カラミー SOLDIER

不敗神話を誇る《孤高の艦長》ジャック・オーブリー COMMANDER


あの……スティーブン・マチュリンは??
ジャックの親友で名医で英国諜報員でもあり――原作本が「オーブリー&マチュリン」(以下、「A&M」シリーズ)と呼ばれる所以になった、この人がいないと話にならない、もうひとりの主人公と云っても過言ではない、あの魅力的な相棒のマチュリンは〜〜〜〜!?

……そして。ハリウッドの期待の新星(らしい)マックスくん演じるブレイクニーが、ラッシー演じるジャックよりも写真がでっかいってどーゆーことよ〜〜〜!?

正直云って…「M&C」が日本で公開になっても、ヒットするなんて思ってません(私もそう思ってるんですよ>kumikoさん)。

だからといって、この路線をメインで宣伝を打つなんて…あんまりだ…うるるるるるるるる〜…。


――ならば。
ここで私めも伝家の宝刀を抜かせて頂きます。

いままで、この日記でも何度か「M&C」の話を書いて参りましたが、原作がどんなお話なのかはあまり語ってきませんでした。

人物紹介でも書こうかニャ?と思っていた矢先、とある「A&M」シリーズのファンサイトを発見、そのあまりの素晴らしさにすっかり感動してしまい、私なんぞが語らなくても、いつかそのサイトをみなさんにご紹介すれば、このシリーズの魅力がおわかり頂けるニャ〜と思ったからです。

そのすんばらしいサイトというのは――以下のサイトです♪
(管理人のkumikoさま…リンクのご許可、ありがとうございます♪)

↓映画「Master and Commander:The Far Side Of The World」と
原作「オーブリー&マチュリン」シリーズのページ
http://www002.upp.so-net.ne.jp/kumiko-meru/fsotw.htm

管理人のkumikoさんは、ラッシーのファンサイト運営なさっておられるのですが(私もたまに書き込んでます)、彼の新作が「M&C」だからという理由で原作を読み始めたら、すっかりハマってしまい、「A&M」シリーズのサイトをラッシーサイトとは別に作ってしまったのだとか(私は「ピーター・ウィアー監督の新作だから」という理由なので、経緯は似てますね〜)。

どちらのサイトも内容は充実してるし、文章はセンスがあって素敵だし、そしてなんといっても管理人さんの個性を感じられるのが最大の魅力です。

こんな素晴らしいサイトは、なっかなか出会えません!
(絶賛しかしないもんね〜私)

とくに、ジャックやスティーブンの人物紹介、履歴書などをお読み頂くと、彼らがどんなに魅力があるキャラクターなのかがおわかり頂けるかと思います。

個人的には、「これから読み始める方への、ちょっとしたアドバイス」がとても共感できました。だって…私も原作を読み始めたとき、「だめだ、これは到底理解できない」と思ったもん(そして「カリブの海賊」で帆船のお勉強しようとして、見事失敗)。ま、現在は(だいぶ)慣れましたけど。


…というわけで。
これからまた「A&M」シリーズを読まなきゃ♪


では、おやすみなさいまし〜〜♪

いててててててて…

2003年12月10日
…ちょっとしたケガをしてしまいました。

身体が相当に疲れているらしく、今日は2回ハデにすっ転びました。我ながら見事なコケぶり。ひざに打撲を負ってしまったので、今日は大人しく寝ることにします。

さすがにちょっと働き過ぎだよニャ〜…。

とりあえず、寝る!


あ。明日になれば、フツーの日記に戻れると思います♪


では、また♪

ムーミンな夜

2003年12月8日
12/5に届いた「ムーミン パペット・アニメーションDVD-BOX」の封をようやく開けて(だって!開けるのもったいなかったくらい、カワイイんだもん!)、寝る前にちびちび観ることを日課としております。

全78話あるんですよ…〜。
全部観るまで、どのくらいかかるかニャ〜??

こうやって観てると、昔TVでやってた日本版アニメと比べて、このパペットアニメーションのほうが、摩訶不思議な雰囲気を醸しているな〜と感じます。そして色合いはとても地味。たぶん、これが本来のムーミン色なんだろうニャ〜…。

登場人物がかなり多いため、どれくらいいるのか把握しきれないでいたら、箱の中にあった「登場人物紹介ブックレット」にて、ようやく確認できました。これがまた…相当数のキャラクターがいるんだよニャ〜…。うっひ〜!

メインキャラクターはアニメ版と同じメンツですけど、アニメ版と比べて、意外にスナフキンが付き合いのよい人だったのには驚いちゃったナリ〜。

ナレーションやキャラクターの声は、すべて岸田今日子さん(日本版のアニメでムーミン役をご担当)。たまに、原音だろうと思われるムーミンの「キキキキキキキキ!」という笑い声が聞こえてくるのですが、岸田今日子さんの声に慣れてる日本人の私は、でっかい違和感を感じます。でも、その「キキキキキキキキ!」という声を聞くと、ムーミンがカバではなく、妖精であることを再認識させられるんですけど。

でもやっぱあの声でムーミンが話すのを聞くと、安心しちゃうよニャ〜…。


そういえば、公式サイトでムーミングッズを見てたら…一番人気はムーミンじゃないんですね。スナフキンが1位。これはなんかわかるような気がします(やっぱアニメの影響かと)。

国によってキャラクターの人気は違うようで、たとえば「ウォレスとグルミット」は、日本じゃグルミットが一番人気だけど、英国ではショーン(ひつじさん)のほうが人気があると聞いたことがあります。本国(フィンランド)では、ムーミンが一番人気なのかニャ〜??


あ、そうそう。私の銀行キャッシュカードは、ムーミン柄だったりします♪


では、また♪
昨日の続き「すちゃらか映画レビュー!」どす!
今日はレンタルビデオ屋さんで借りて観た、日本未公開の「男のホンネ」映画を取り上げまする〜。


「アマンダ・ピートの ピンクな気持ち ワタシは、Hなオンナのコ」Whipped(2000・米)
IMDb→http://us.imdb.com/title/tt0174336/
監督:ピーター・M・コーエン
脚本:ピーター・M・コーエン
出演:アマンダ・ピート、ブライアン・ヴァン・ホルト、ジューダー・ドムケ、ジョナサン・エイブラハムズ、ゾリー・バーバー、他

ストーリー(訂正しました):
週に1度はダイナーに集まって、付き合った女性の話をし合うブラッド(B・ヴァン・ホルト)、ジーク(Z・バーバー)、ジョナサン(J・エイブラハムズ)、エリック(J・ドムケ)は、仲の良い男4人組。そんなある日、彼らの前にミア(A・ピート)という女性が現れた。ミアに心惹かれ、付き合いだすブラッド・ジーク・ジョナサンの3人。だが、全員がミアと付き合っていると分かると、その友情に影響が出始める。そして――


「アマンダ・ピートって、誰よ?」と思いながら観始めたんですが――あれ?私…最近、この顔を見たぞ?

なにに出てたっけ〜?と、しばし脳内検索の旅に出てたらですね、ようやく最近公開された「“アイデンティティー”」に出てた女優さんだと気がつきました。さらに、先日紹介したジャック・ニコルソン&ダイアン・キートンの新作、「Something’s Gotta Give」のトレイラーにも出てたと気付き…ってことはなんですか?彼女の将来性を見込んで、この映画のDVD、およびレンタルビデオのリリースを決定したんですか??

「ひとりの魅力的な女性をめぐって、複数の男がすったもんだを繰り広げる、ちょっとえっちなストーリー」という、よくある設定とあらすじを持つ今作なのですが――いちおう見所は「男のホンネを4人の男が(一人ずつ)語る」というところなんでしょうか〜?

で、その独白系「男のホンネ」なんですが。
意外や意外、「ああ!それわかるわ〜〜…」と、女である私が(なんでか)納得をしてしまいました。


■「用を足したあと、便座を下ろさないと女は怒るんだ」

そう!ちゃんと下ろすよーに!!(ちなみに、ヒュー子ちゃんも奥さんに怒られたそーだ)

■「ひとりでヤルとき、手を痺れさせてからヤル。そのほうが人にしてもらってるような感じがするからだ」

友人F(ゲイ)は、左手でヤルのだとか。理由は上と同じ…って、私が納得したところでどーしよーもナイんですが。

■「『ナインハーフ』のミッキー・ロークは素晴らしかった。女に対して常に主導権を持っていた」

たしかに素晴らしかったっス!私も騙されたっス!
…でも「主導権は男が持たねば」なんて考えてる男ほど、女に主導権を握られてると思うけど?

■「『セント・エルモス・ファイヤー』(1985)でのアンドリュー・マッカーシーは損をしている。知的でクリエイティブな仕事をしてるとゲイだと思われがちだが、彼自身もそうだと思われてしまった。僕は、同じ仕事をしていても違うけどね」

そう!A・マッカーシーは、あの映画で絶対損をしている〜〜〜!

…などなど、映画ネタを交えた独白に至っては、思わず唸りながら観てしまったナリ。それ以外のストーリーとなると、俳優陣にまったく魅力がないし(とくにアマンダ・ピート)、友情も恋愛もどっちらけなオチにもガッカリ。

そしてなんと云っても、「3人の男が恋してしまうほど魅力的なミア」にはちっとも思えなかったのがツライ。どこかミステリアスな雰囲気が漂っているわけでなく、またビッチな感じがあるわけでもなく、かといってキュートな女の子ってなわけでもない。とくに彼女の秘密がわかったときは、もうガッカリ。こんな女にはなりたくない。この映画の焦点が「男4人の友情と恋愛事情」であるということを考慮しても、このミアの設定と扱いは、私にゃツラかったナリよ…。

ま、男4人に対して「ああ、こんな男っているよニャ〜」とは思えたので、(魅力はともかく)リアル感はそれなりにあった…かニャ?
でも、男性がこの映画を観て、「男のホンネを語ってるな〜、友情ってこんな感じだよな〜」と思えたかは疑問。

ちなみに俳優陣ですが――アマンダ・ピートは、デニース・リチャーズ系(つまり、表情のバリエーションが2〜3種、カエル顔、セリフは棒読み)だよニャ〜。顔のインパクトはある。でも(私には)それだけ。
ブラッド役のブライアン・ヴァン・ホルト。彼も、出てきたときに「あれ?最近この顔見たぞ?」と思った人だったのですが、それもそのはず「S.W.A.T」と「閉ざされた森」に出てたのでした。…意外と頑張ってるのね〜。


しっかし…男4人&ミアの年齢設定は26〜27歳あたりだそうだけど――そんな年齢層が、ピーター・ウィアー作品「誓い」の引用(「足は?」「鋼のバネ」「ヒョウのように」)や、「トッツィー」(D・ホフマンの映画)の引用(「ジョージジョージジョージ!」)、「セント・エルモス・ファイヤー」(80年代を代表する青春映画のひとつ)、「ナインハーフ」(まだM・ロークが大人気だった頃の映画)の話なんかするかニャ〜?…絶対、30歳以上じゃないとわかんないと思うけどニャ〜…。


♯こんな人にオススメ
「最近、友達と同じ女の子を好きになっちゃってさ〜…」

DVDで買うならどっちを選ぶか――
どっちも欲しいとは思わない…けど、あえて云うなら「アマンダ・ピートよりはキャメロン・ディアス」ってことで、「クリスティーナ〜」かニャ?…でもこれなら「メリーに首ったけ」のほうが、絶対いいと思うけどニャ…。

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