G女王からの情報によると、どうやらジョージ・マイケルさん(40)は、「shoot the dog」騒動の最中に妙なタイミングでリークがあった、アテネ五輪テーマソング担当の話に、いまだ意欲満々だとか。…ふ〜ん…。

とりあえず私も――生暖かい気持ちでヤツを応援してやるとするか。


でもアテネ五輪って、もう来年の話ですか?
時の流れって…はやいよニャ〜…。


ところでジョージさん…結局、出る出ると云われたアルバムのほうは?どうなったの?いつ発売になるの?


では、また♪

本屋さんで

2003年9月3日
友人Eと本屋で待ち合わせ。

Eは立ち読み。私は欲しい本を選び、会計を済ませようとレジへ。ところがその途中、なんとナンパに遭遇。持っていた本の中に洋雑誌(ヒュー子ちゃんの記事が載ってる)があったせいか、声をかけてきたのは、ちょっと太めのマット大西(注1)。「ワタシ ニホンゴ ベンキョウシテイマス。モシヨカッタラ タダシイニホンゴヲ オシエテクレマセンカ? アナタニウンメイヲカンジマシタ」。……。…あのね。山田詠美と内田春菊の本を手にした女が、そんなナンパにひっかかるとでも?

正しいニホンゴでお断りすると、太めのマット大西は「ザンネンデス」と云い残し、その場を去っていった。そのずんぐりとした姿と、手にした洋雑誌を見比べながら、「やっぱ近くのマット大西より、遠くのヒュー・ジャックマン(注2)だよニャ〜」と思わずひとりごち。その瞬間、後ろからEの笑い声が。どうやら一部始終を見ていたらしい。ニヤニヤしながら「へ〜、秋林でもナンパされるんだ。物好きなガイジンだな」。…アンタもガイジンだっつーの!!!

しかし…ガイジンによる本屋でのナンパってのは、成功率が高いの?…実はこれで2回目の遭遇になるんだけど。


では、また♪


追記:

↓マット大西って、こんな俳優さん(IMDb)
http://us.imdb.com/name/nm0000354/
(ちーと若い写真です…「グッド・ウィル・ハンティング」の頃とみた)

↓ヒュー・ジャックマンって、こんな俳優さん(IMDb)
http://us.imdb.com/name/nm0413168/
(いい男だ〜!)
以前、「上半期ベスト10映画」「ベスト10外だけど気になった映画」なる作品リストを、つらつら書いたとき――自分が一番好きで得意なジャンルであるはずのラブ・コメディ作品が、その中に1作も入っておらず、「…ってことは、今年はまだ面白いと感じたラブコメに出会ってないということか」と、ちーとばかり衝撃を受けた私でしたが、ここになってようやく、「こりゃ期待できそーだ!」と思える作品が出てまいりました。

今日は、その映画のトレイラー紹介をば。

「Lost in Translation」(2003・米)
IMDb→http://us.imdb.com/title/tt0335266/
公式サイト(英語)→http://www.lost-in-translation.com/
トレイラー→http://www.focusfeatures.com/home.php?clip=lost_in_translation

ソフィア・コッポラ(フランシス・F・コッポラ監督の娘で、N・ケイジのいとこ)監督、ビル・マーレイ主演の低予算ラブコメディ。

ストーリーは…え〜っと…ハリウッドスターだけど、ちょっと落ち目であるボブ(B・マーレイ)が、ウィスキーCF撮りのために来日。なんだかよくわからない日本の風習や仕事のやり方で戸惑うボブ、同じように日本にやって来たものの、ワーカホリックな夫がかまってくれなくて孤独を感じている若いシャーロット(スカーレット・ヨハンソン)。そのふたりがある日出会い、だんだんとお互いが気になり始める…というストーリーみたい。ちなみに全編日本ロケだとか。

ビル・マーレイが好きなので、彼主演ってだけでもう嬉しい〜♪

まず、公式サイトのTOPで大笑い♪
いかにも「日本のホテルに滞在してま〜す」てな感じだし(スリッパと浴衣〜♪)、あのB・マーレイお得意の表情!…ぎゃははははははははは!

で、トレイラー観てさらに大笑い♪
あれ…藤井隆だよね?…あんなコテコテな吉本芸を目の当たりにしたら、フツーのガイジンさんならみんなビックリするって〜!ぎゃはははははははははは!

なんかやたらと海の向こうでは評判でして(サウンドトラックも話題になってます)、「こりゃ今年観た中でベスト!」「日本にちょっとでも行ったことのある人は必見!」「B・マーレイ、もしかしたらオスカーノミニーいけるかも?」…とかなんとか書かれています。なにィ?…そこまで面白いのニャ?…こりゃなんとしてでも観ねば!

で、気になる日本公開日を調べてみたら――「2004年2月予定」。………。なにィ!?また2月とな!?………もうカンベンしてナリよ……。

でも、なんでこれR指定になってるんだろう?…トレイラー観た限りじゃあ、そんな感じしないんだけど。

以上、トレイラーよもやま話でした♪

Wanted

2003年9月1日
会社から帰宅途中、洋雑誌「Entertainment Weekly 8/22-29」を探しに、ちょっと大きめの本屋さんへ。

…が、いっくら探しても見つからない。「HELLO!」や「PREMIER」「ELLE」はあるのに。仕方なく店員さんに訊いてみれば「洋雑誌は、月刊誌だけのお取り扱いとなっております」。……ぐぐぐぐぐぐ…。

――というわけで。
もし、お近くの本屋さんで、こーゆー表紙の「Entertainment Weekly」を見かけましたら、秋林までご連絡下さいまし…。

↓「Entertainment Weekly 8/22-29」 
http://www.murphsplace.com/crowe/aubrey/images3/ETcover.jpg


だって、日本の雑誌じゃあジャック・オーブリー艦長の表紙なんて絶対ムリだもん。どーせ来年2月頃の映画雑誌は、み〜んな「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」一色でしょ?…いいもん…いいもん…別に…いいもん…いいもん…いいもん…いい…もん……。


では、また♪
「マトリックス リローデッド」のDVDが、10/17に出るそうです。
…もう出ちゃうのか〜。

まあ、11月公開の「レボリューションズ」に合わせてのリリースでしょうけど、それでもやっぱ早いよニャ〜。しかも3000円くらいですか?(amazonではさらに15%OFF)…これはよく売れるだろうな〜。
ついでに「マトリックス」(1作目)も、1500円で再リリースとな?…前回の2500円から1000円の値下げ。これは前回購入した人は悔しい!…私は買い損ね組なので(あれだけ「買う」とか云ってたくせに)、チャンス到来です。今度こそ、買おうっと♪

ところで。最近のDVDプレミアムBOXって、映像オマケだけでなく、ヘンなオマケもついてますね〜。「シカゴ プレミアムBOX」(9800円也)は、シガレットケースだの網タイツ(…)だのついてるし、「8Mile プレミアムBOX」(いくらだっけ?)は、オリジナル・ニット帽付き。でも「8Mile」は、未発売CDがついてることもあって、どこも売れ切れ状態(数量限定だし)。上手い売り方だよニャ〜…。エミネムはどう思ってるのかは知りませんが…。


というわけで昨日の続き〜♪


■第44回「誓い」「モスキート・コースト」(5/10・5/18)
お題:「ピーター・ウィアー」

オーストラリア人監督ピーター・ウィアーの、あまり知られていない映画を取り上げてみたのでした。ちなみにウィアー監督は、お写真や映像、インタビュー記事などを読むと、「知的で物静かで、とても素敵なおじさま」という雰囲気の方です。

↓ピーター・ウィアー監督って、こんな人(IMDb)
http://www.imdb.com/name/nm0001837/


「誓い」(1981)
原題は「Gallipoli」。第一次世界大戦「ガリポリの戦い」における、オーストラリア人青年ふたりのお話です。比較的歴史の浅いオーストラリアが、初めて世界的な戦争に参加したのが第一次世界大戦で、とくにこの「ガリポリの戦い」は、数多くの若いオーストラリア人青年が犠牲になったそうです。また、この戦いのあった日は、オーストラリアとニュージーランドでは記念日となっており、毎年厳かな式典が催されるそうです。

圧倒的な映像や、たとえば「これがベトナムだ!」と、そのリアルさを徹底的に追求した映画もいいとは思うのですが、こういう行間のある作品のほうが私にはツボのようです(「戦場のピアニスト」のように、その両方を兼ね揃えた作品は、もう別格の域です)。

「モスキート・コースト」(1986)
ハリソン・フォードの最高演技が観られるかな〜と。でもアリ役は最初、ハリソンではなくジャック・ニコルソンにオファーがあったそうです。……う〜む…。


■第45回「マトリックス リローデッド」「リベリオン」(5/31・6/1)
お題:「本当の自分を取り戻せ!<SFアクション映画>」


「マトリックス リローデッド」(2003)
映像的には最先端なはずなのに、全体的に野暮ったいイメージがあるのは…なんででしょう〜?

「リベリオン」(2002)
さんざん語った作品なので、今回は別の観点から。

この映画を観たことのない人に説明するとき、「『ファーレンハイト451(華氏451)』+『マトリックス』という感じ」という云い方をするときがあります。ただ、「リベリオン」を最初に観たときは、「マトリックス」より「ファーレン〜」のイメージのほうが強かったです。…なぜそれを「すちゃらか!」で書かなかったかというと、「マトリックス」は知ってても、「ファーレン〜」を知る人は少ないだろうと思ったから。むむむむ…。

尚、「リベリオン」のDVDは、10/24発売(レンタル開始も同じ日ですか?)となるので、気になる方はご覧になって下さいまし〜!…ああ…せめてレンタルビデオ屋さんで、人気作になってくれないかニャ〜…。

ちなみに、↑で出てきた「ファーレンハイト451」(1966)ですが(トリュフォ監督作で唯一好き)、なんと!ハリウッドでリメイクされるそうです。監督はフランク・ダラボン(「ショーシャンクの空に」)。

↓Fahrenheit 451(IMDb)
http://us.imdb.com/title/tt0360556/

伝え聞くところによると、最初はメル・ギブソンが監督に名乗りをあげたものの、スケジュールの都合でダメになり、その後ダラボンになったとか(キャストは未定)。でもダラボンって、2004年にはトムトムの次回作と「インディ4」があるのに…ダイジョブなのでしょうか〜?
それにしても、なぜ今ごろ「ファーレン〜」なのか。まあ「リベリオン」も「ファーレン〜」っぽい設定ではあったけど。…う〜む…。

――とか云いつつ、希望は述べておこうかニャ?

モンターグ役はジュード・ロウじゃダメっすか〜?>ダラボン監督

※「ファーレンハイト451」(華氏451)は、レイ・ブラッドベリのSF小説で、本を持つことや読むことを禁止された未来の管理社会を描いています(大ざっぱな説明ですみません)。フランソワ・トリュフォ監督にて映画化もされてますが、DVDではリリースされていません。待ってるんだけど…。
トムトムが(14時間ほど)来日してましたね〜!

ここ近年、「もっとも美しい50人」「セクシー番付」「パワー・ランキング」といったランキングから名前が消えてしまったトムトムですが、やはりスーパースターであることには変わりはないようです。

↓来日トム・クルーズは「サムライ大将」(yahoo!)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030829-00000008-sks-ent

プレスリーの歌を、トムトム・ズウィック監督・小泉さんで合唱したという話は、IMDbニュースでも取り上げられてました(でも最初の話題は、U・サーマン&E・ホークの離婚危機ネタ)。トムトムと監督と小泉さん…ちゃんと歌になってたんでしょうか〜?

ちなみに上の記事で私が気になったのは、「『トムと小雪が日本語で会話するシーン』の一部公開」。トムトムの日本語は、どれくらいのレベルなのかニャ〜?ラッシーレベル?(「オネーサーン」「シシャモトテンプラ」)――それともショーン・コネリーレベル(…)〜?


というわけで、今日は「すちゃらか映画レビュー!」をお休みして、過去にレビューした作品を振り返ってみたいと思います♪


■第41回「めぐり逢い」「サブリナ」(4/12・4/14)
お題:「名作のリメイク作品」

なんつーか…ともにビミョーなリメイク作品でした。


「めぐり逢い」(1994)
キャサリン・ヘップバーンが出演してたのですが、観ていてかなりつらかったです。話題作りに利用されたかな〜…と。まあ、ご本人が納得なさっていたのならいいのですが。テリー役のアネット・ベニングは当時、かなりの売れっ子だったことをよく覚えています。たしか「バットマン」のキャットウーマン役は、最初彼女にオファーがあったのですが、妊娠のため実現しなかったんだよニャ〜…。

「サブリナ」(1995)
ハリソン・フォードってフケたな〜…と実感した映画でした。


■第42回「ポランスキーのパイレーツ」(4/19)
お題:「あの監督がこんな映画を?」

海洋冒険ものである「パイレーツ・オブ・カリビアン」「マスター&コマンダー」の話や、それらのトレイラー紹介をしたついでに、過去に大コケした海洋冒険映画の例を取り上げてみたのでした。…すみましぇん>監督


「ポランスキーのパイレーツ」(1986)
今日ビデオ屋さんに行って、ビデオパッケージにあったポランスキー監督のコメントを確かめてきました。それによると――「私はディズニーが好きだ」ではなく、「私はディズニーランドの『カリブの海賊』が好きだ」でした。……。カリブの海賊で遊ぶポランスキー――そっちのほうが想像デッドゾーンだよニャ…。

↓ロマン・ポランスキー監督って、こんな人(msn.com)
http://entertainment.msn.com/celebs/celeb.aspx?c=338079


■第43回「デアデビル」「X-MEN 2」(5/3・5/4)
お題:「アメコミワールドへようこそ!2」

同じマーヴェルものでも、これだけ評価に差が出るとはね〜…。


「デアデビル」(2003)
ラスト近くに、背景が真っ白なためにまったく字幕が読めないシーンがありました。大したことは云ってませんでしたが、あの真っ白状態はスゴかったよニャ〜。

ところで。私、ケビン・スミスがカメオ出演してるなんて知らなかったので、いきなりスクリーンに彼が出てきたときはかなりビックリしました。…まあ、なんで彼がカメオなのかはわかるのですが――それにしても…カメオのくせによく喋ってたよニャ〜!喋る!喋る!喋る!…あの部分だけ彼の脚本かと思うほどでした(やたらと長いセリフは、彼の脚本の特徴なのです)。

↓ケビン・スミス監督って、こんな人(msn.com)
http://entertainment.msn.com/celebs/celeb.aspx?c=336725


「X-MEN 2」(2003)
一番カッコよかったのはウルではなく、ミスティークでした。「私は生きたいように生きるの!なんか文句ある?」って感じ。

↓ミスティーク(レベッカ・ローミン・ステイモス)って、こんなミュータント(msn.com)
http://entertainment.msn.com/movies/movie.aspx?m=527919

「そう遠くない未来」という時代設定の今作ですが、ウルたちが車で逃げてるときに、パイロがカーラジオをつけて流れたのはインシンクの曲(…ってことは、現代?)。また、ストライカー将軍がキーをプッシュしたときの音が、「未知との遭遇」の例の旋律にソックリだったような気がします(DVDで確かめよう…)。

それからストライカー将軍を演じたブライアン・コックス。最近、ホントーによくいろんな映画で見かけます(「オールド・ルーキー」「ザ・リング」「ボーン・アイデンティティー」「アダプテーション」など)。なにげに売れっ子なんだニャ〜…。

↓ブライアン・コックスって、こんな俳優さん(msn.com)
http://entertainment.msn.com/celebs/celeb.aspx?c=280143

そのほか、この映画に関するネタは下記の通り(さんざんお勉強&情報収集したもんニャ〜)。

1.プロフェッサーXの車椅子は、1作目の撮影終了後オークションにかけられ、大のX-MENファンであるP・スチュワート(プロフェッサーX役)の顧問弁護士が落札。「X2」では、車椅子を彼からレンタルして撮影したそう。

2.ウルヴァリン役は、初めからH・ジャックマンではなく、R・クロウ(断る)→D・スコット(スケジュール間に合わず)→H・ジャックマン(「オクラホマ!」ロンドン公演中にテスト)…という変遷が。…ま、最初ラッシーにオファーがいったのもよくわかるのですが、やっぱウルはヒュー子ちゃんで正解でしたね♪

3.とあるシーンで、全裸に近い格好をしていたヒュー子ちゃん。彼はそのとき、黒のGストリング1枚状態だったそうです。さすがのヒュー子ちゃんも恥ずかしかったため、「ほかには誰も入れないで」と人払いをしてもらって撮影したそうですが、あの格好でトンネルを走り抜け「うおおおおおお〜!」と叫んで「OK!カット!」がかかったとき――その向こう側で、30人くらいの女性が黄色い歓声をあげていたとか。それを見たヒュー子ちゃんいわく「誰も入れないでって云ったのに…。しかもその中には、サイクロップス役のJ・マーズデンのお母さんもいて、本当に参ったよ」。…私も30人の中に入りたかったです…。


続きはまた明日〜♪

映画ネタ方針覚書

2003年8月29日
えっと…今日は、私がいつも書いてる映画ネタについて、説明いたします。

以前も同じようなことを書いたのですが、あれから時間が経ってますし、私なんぞの日記をお読み下さってる方が(もしかして)増えているかもしれませんので、もっかい――自分への確認の意味も含めて――書いてみたいと思います。


1.土日の「すちゃらか映画レビュー!」

観たことのある映画についての話を、思い出しながらだけではなく、ビデオ等で再見した上で書いてます。できるだけジャンルは偏らないようにしてますが、時期やそのときの気分・好みによっては、かなりの偏りが出る場合があります。なので…「ラッシー映画ばっかやんか!」「邦画がナイやんか!」と云われると、ぐうの音も出ません。

基本的な内容としては、まず、お題に沿って2本(たまに1本のみや3本以上のときもアリ)の映画を取り上げ、その映画の作品名(原題)・公開年・製作国・監督・脚本・俳優(場合によっては「原作」「編集」「撮影」など書く場合もアリ)、IMDb情報、自分で短くまとめたストーリーを、本文の前に情報として書いています。ですが、最後の「こんな人にオススメ」「DVDで買うならどちらを買うか」は、アテにしないで下さひ……だって最大の主観なんだもん…。

本文は「レビュー」と銘打ちながら、実際は感想程度です(10本のうち1本くらいはレビューになってるものもありますが)。というのも、この日記を読んで下さってる方の8割は、「映画はたまにしか観ない。読書のほうが好き」という方なため(たぶん)、小難しいマニアックなことはできるだけ避けた方が、読みやすくていいかニャ〜?という気持ちが心理的に作用してるからです。自分の思い出や、その映画にまつわるどーでもいい話、スターのゴシップなどを、冒頭に書いてるのはそのためです。あとレビューにさせるだけの文章力と語彙力がナイってのもあるか。

で。書いてる内容は基本的にネタバレしてます。ただし、現在公開中の作品を取り上げる際は、本文前に注意書きなどの配慮をします。そしてリンクする際は、URLだけではなく、リンク先の小見出しやサイト名を補記します(だって「引用」になるんだもん)。

レビューもどきの感想は、主観に基づき、自分の個性を重視します。その中でも気をつけてることは、ダメ出し。「脚本がなってない」「演技がダメ」と書くならば、「どうしてなってないのか、またダメなのか」「じゃあ、どうしたら良くなると思うのか」ということまで、(できるかぎり)書きたいと思ってます。…でないと、その感想に説得力がナイように思えるからです。

ちなみに、←でリンクしてる蛍風さんとまりゅうさんの映画感想は、私のなんかよりも、ず〜〜〜〜っと端的に面白くまとめられています(いつも楽しみにしてます♪>蛍風さん&まりゅうさん)。おふたりのレベルになることが、私の目標です。


それから…「すちゃらか映画レビューを振り返る」というタイトルで、過去に取り上げた作品の裏話などを定期的に書いてます。


以上、こんな感じ…かニャ?
――続きはまた次の機会に書きます。

あ〜…マジメに書いちまったい!


では、また♪
今日、ブライアン・デ・パルマ監督映画「ファム・ファタール」を観に行ってきました(実は2回目だったりする)。

いまのところ「すちゃらか!」で取り上げる予定はないのですが、ネタバレしない程度に感想をば。


日本公式サイト→http://www.ffmovie.jp/index_main.html


あまりのデ・パルマ節に降参!ノックアウト!
やっぱ「初心忘るべからず」ってところでしょうか〜??>デ・パルマ監督

なんつーかですね、デ・パルマがいままでどんな映画を撮ってきたか知ってる…と云うか、観たことがある人なら(それも初期の作品。近作の「ミッション・インポッシブル」「ミッション・トウ・マーズ」あたりは除く)、納得できるかも。お約束の長回しはもちろん(って、今回はなかったか)、よくわからない筋書き、やたらと脱いでるわりには、意外に最後まで見せてない(というか、見せようとしない)ヒロインのヌード、ゴージャスそう(←この「そう」がポイント)な音楽、クラシック映画への傾倒(おもにヒッチコックだよニャ、やっぱ)、衝撃のラスト――いや〜ん♪…こーゆーの、もっといっぱい撮って〜♪>監督

まさしく賛否両論作品。冒頭の宝石泥棒は信じられない展開だし(動機すらわかんないもんニャ)、ヒロインの背景はよくわからないし、なんと云ってもあのラストのオチ!なんなのよ、いったい!――と、怒る人の気持ちはよくわかる。私だって、フツーのお友達には「『ファム・ファタール』面白かった〜♪今度、みんなも観に行ったら?」なんて、口が裂けても云えない(…なので観に行かないで下さい←こら!)。

ちなみに私には面白かった…というよりは、楽しかったナリよ〜♪
この作品が一級品だとま〜ったく思ってませんが、久しぶりにデ・パルマ節を感じられて嬉しかったです♪大笑いできたし♪(ははははは)

ヒロインのロール役はレベッカ・ローミン・ステイモス。「X-MEN」シリーズで、全身真っ青なミスティーク役をクールに演じた女優さん。彼女の青くない顔(…)をこれだけ観たのは、実は初めてなんだけど、思ってた通り「ちょっとデコっぱちで泣き笑い系なお顔立ち」でした。
そういえば、ロール役は最初ウマ・サーマンだったとか。彼女の出産や「KILL BILL」の撮影などがあって、結局レベッカになったらしいけど、この内容だったら、ウマよりレベッカだったのは、かえってよかったなと。ただ、10年前ならシャロン・ストーンが演じたら似合ったかもね。

それから、共演にアントニオ・バンデラス。なんでか彼の印象って、いっつも「そう云えばバンデラスが出てたっけ〜」もしくは「あの映画に出てたんだ!へ〜!気が付かなかった〜」。非常に申し訳ないんだけど、あれだけ濃い顔のわりには、淡白な印象なんだよニャ〜…。

今作はデ・パルマの傑作ではないけれど、昔から彼の映画を観てる人、彼がなにに傾倒しているか知ってる人、B級トンデモに寛容的な人、上記
の内容や彼のスピリットや感性に「びびびびび!」ときた人など、「デ・パルマの愛すべきB級作品を、脳内処理できる免疫を持つ人」には、楽しい映画かも。


しかし…「ファム・ファタール」って、「悪女」という意味もあったんだ〜…ずっと「運命の女」だけだと思ってたナリよ…。

晩夏の古本屋まわり

2003年8月27日
ニャるほど〜。古本屋さんで掘り出し物を探すのは、たしかに疲れるかもしれませんニャ〜…。お疲れさまでした!>りょうさん

私は本やDVDをすっぱりと新品で買っちゃうタイプなので(ただし値引きには興味があるナリ〜)、あんまり古本屋さんや中古CD・レコード屋さんには行かないのですが、たまに絶版・廃盤探しのために、それらのお店へ行くことがあります。

以前は、ジョージ・マイケルのSCD「MONKEY」(未ゲット)、B’zの稲葉さんが学生時代に覆面ボーカリストとして参加したCD「BURNING」(ゲット)…などを探したりしてましたが、最近は、W・マーフィー&R・サピア著「デストロイヤーシリーズ」という、米国の人気小説シリーズ(米国では100巻以上出てる)をコソコソと探しています。

「デストロイヤーシリーズ」は、その昔、日本でも10冊くらい翻訳本が出版されていました(創元推理文庫だっけ?あれ?)。がしかし。買おう買おうと思ってるうちに(つまり借りて読んでた)、いつの間にか絶版になってしまいました。…もっかい読みたいよ〜〜!!…レモとチウンの師弟コンビの掛け合いが、と〜っても面白いんだもん!

実は15年くらい前に一度映画化になっています(「レモ/第一の挑戦」)。ですが、残念ながら続編は作られておりません。B級スピリット好きの方には、ぜひオススメしたい面白い映画なんですけど(まりゅうさんや蛍風さん、いかがっスか?)、かなりマイナーだしニャ〜……むむむむむ…。

↓「レモ/第一の挑戦」について(playstaion.com)
http://www.jp.playstation.com/item/1/6151120.html

ああ〜…この映画、リメイクしてくれないかニャ〜…。チウン(映画ではチェン)は、そのままジョエル・グレイに演じて欲しい〜〜!!彼のチウンが大好きなのニャァァ〜!!

…話がズレちったい。

とにかく「デストロイヤーシリーズ」を、コツコツ古本屋さんまわって探そうと思ってます。…ネット使ってもいいけど、それは最後の手段にしよう…。

でも再映画化になったら、再版されるかもしれないよニャ〜…。P・オブライアンの「Master & Commander」なんかもそうだったし。…むう〜…。


では、また♪


>あひるさん
私は青が一番好きでした。でもM・チャンは赤がよかったです♪

>Dさん
「クイック&デッド」でラッシーが抜擢されたのは、S・ストーンが「相手役は彼がいい。とってもセクシーだわ」と引っ張ってきたからなのです。

>りょうさん
「男を上手にフル方法」は今週くらいに観る予定です♪…だって私、一番好きな映画ジャンルは「ラブコメ」「ロマコメ」なんですもん♪…ただ、最近日記で取り上げる作品が男臭いのばっかりだから、恋愛ものよりもそーゆーのが好きだと誤解されてるだろうニャ〜…。まあ、たしかに男臭いのも好きではありますが。…むう〜。

>蛍風さん
ニャるほど!セガール様ってレンタルビデオ界のスターなんですね〜。云われてみると、私もレンタルしてるような…。やっぱりジャン・クロード・ヴァン・ダムもスターなのでしょうか。
あと「ダイ・アナザーディ」でショックだったのは、金網をペンチ(ニッパー?)で切断してるボンドを見たときです。レーザービーム(?)の出る腕時計を、いつもQから配給されてるでしょーが!!
昨日の続き〜♪

↓ラッセル・クロウってこんな俳優さん
http://www.hellomagazine.com/profiles/Crowe_Russell/


■51.ラッセルに何かひとつプレゼントをするとしたら、何を贈りますか?

帽子

■52.現在ラッセルは「a beautiful mind」の撮影中ですが、この作品のどこに期待しますか?

素晴らしい演技でしたが、大学生姿はキビシかったニャ〜と

■53.撮影現場で一晩中待っていたらラッセルがサインに応じてくれました。あなたは何と言う?

「アリガトゴザイマース」とお礼を云うだけで終わりそう…

■54.撮影現場で仕事ができるとしたら何をしたい?

ボディメイク

■55.次回作では数学者役(英国海軍艦長役)のラッセルですが、今度はどんな職業のラッセルが見てみたい?

消防士

■56.「a beautiful mind」のプロモーション来日が実現したらあなたはどうする?

(「Master & Commander」に振り替えます)
P・ウィアーも一緒だったら、なんとしてでも舞台挨拶付きプレミアに潜り込みたい!…まりゅうさん、その際は情報よろしく!!

■57.来日記者会見で1つだけ質問できるとしたら何を聞く?

「P・ウィアー監督の演出はいかがでしたか?」

■58.ラッセルにインタビューする人はだれがいい?してほしくないのは?

してほしい人→佐伯明(ムリか…)
してほしくない人→古館伊知郎、久米宏、渋谷陽一

■59.来日時のラッセルのファッションはどんなでしょうか?

ヨレヨレポロシャツ、ジーンズ&キャップ


■60.来日して彼が気に入る日本食は何?

シシャモとテンプラ

■61.来日して彼は何をお土産に買っていくでしょうか?

日本酒

■62.ラッセルが極秘で日本観光をするとしたらどこへ行く?

六本木

■63.ラッセルが日本でCMに出るとしたら何のCM?

RV車
プリンタやデジカメってタイプじゃないもんニャ〜…

■64.ラッセルがCMで共演するとしたら誰?



■65.ラッセルは今やハリウッドで名うてのプレイボーイの仲間入りをしてしまいましたが、誰もが彼に夢中になるのはなぜ?

抗えない野生フェロモンのため

■66.彼にふさわしいのは誰?もしくはどんな女性?

包容力のある年上女性だと思ってたのに…

■67.彼とつきあってほしくない女性は?

10代〜20代前半の女の子(M・ダグラスじゃあるまいし…)

■68.ラッセルは何歳で結婚すると思う?相手は誰?

結局、38(39?)で結婚しましたニャ〜、元カノと。

■69.彼は結婚したら落ち着くでしょうか?

子供ができたら、相当落ち着くのではないでしょうか?
W・ベイティ、J・デップ、C・シーンといった歴代暴れん坊も落ち着いてしまいましたし。

↓R・クロウ、父親業に専念?(FLix)
http://www.flix.co.jp/news.jsp?nid=N0003756

■70.ラッセルはオーストラリアの牧場での生活を大切にしていると有名ですが、そこで働く機会があったら何をする?

お食事作ります♪
シシャモとテンプラ♪

■71.あなたはラッセルのエージェントです。すばらしいオファーがありました。それはどんな役?

ドラマ系の映画で、NYの消防士役(主役)

■72.監督はだれ?

マイケル・マンかマーティン・スコセッシ

■73.共演者はだれ?

黒幕役→J・ニコルソン
上司役→R・レッドフォード
同僚役→J・キューザック
奥様役→K・ブランシェット

■74.ギャラはいくら?

2500万ドル

■75.同時にスターウォーズのジェダイ・マスターの役のオファーがありました。どうする?

蹴る

■76.ジョン・ウー監督、共演チョウ・ユン・ファのオファーもありました。どうする?

断る

■77.さらに、007のジェームス・ボンドのオファーもありました。どうする?

………。ボンドのイメージじゃないので断る
興味ナイでしょ?>ラッシー

■78.日本の俳優で(男女問わず)オファーがあれば、ラッセルと共演してもいいのは誰?

高倉健

■79.ラッセルが医者の役をやるとしたら何科の先生?

精神科

■80.エージェントとして最も気をつけることは何?

タブロイド処理の際はコメントを厳選する!(ラッシーなだけに…)

■81.ラッセルのバンド"30 odd foot of grunts"の曲を聴いたことはある?

ナイです。
キアヌのバンドの曲は聞いたことあるけどニャ〜…。

■82.CDは持っていますか?

持ってナイです。

■83.どんな曲が好きですか(聴いたことの無い方は想像で)?

…ロックっすか?

■84.ラッセルのギターは上手いでしょうか?

「ハマーアウト」でギター持って歌ってたけど、本格的でなかったのでわかんニャかったです。でもちゃんと通しで聴けば(見れば)、わかります。

■85.ライブがあるとしたらどこまで行く?

金沢あたりまで。

■86.日本でライブがあるとしたら会場はどんなところがいい?

名古屋「ボトムライン バー&グリル」(←まだある?)みたいな雰囲気のところ。

■87.ミュージシャンとしてのラッセルについて一言

ほどほどに

■88.オーストラリアからハリウッドに進出したラッセルですが、シャロン・ストーンに一言

…で、やっぱり食べちゃった?

■89.ハリウッドで影響をうけてほしくないことはありますか?

プリウスには乗って欲しくないニャ〜…。

■90.「LAコンフィデンシャル」のバド、「インサイダー」のワイガント、「グラディエーター」のマキシマス、「プルーフ・オブ・ライフ」のテリー、それぞれの下着の種類と色は何?

バド(「LAC」)→白のブリーフ
ワイガンド(「インサイダー」)→グレーのブリーフ
マキシマス(「グラディエーター」)→ぶらぶら
テリー(「POL」)→黒のボクサーパンツ

■91.バスト・ショットから下は禁止されているラッセル。どうしても彼の下半身が見たいシーンとは?

「グラディエーター」…コロッセウムの地下室で、両手を縛られて繋がれてるシーン。やっぱ私もこれ〜♪

■92.「バーチュオ・シティ」と「ハマーアウト」で見せたフル・ヌード、感想は?

「バーチュオ・シティ」→もちっとおなかを…
「ハマーアウト」→悶絶。素晴らしすぎて言葉が出ない。

■93.メグ・ライアンとのベッドシーン、あなたはどこまで許す?

お好きなように〜

■94.ラッセルのキス・シーンで一番良かったのは?

「POL」のM・ライアンとのシーン(少数意見だろうニャ〜)

■95.ラッセルのラブ・シーンであなたが代役をするとしたら誰の役?

「人生は上々だ!」のグレッグ(J・ポルソン)かニャ?(でも重そうだ〜)
「ハマーアウト」のグレース(C・ランプリング)も捨てがたい(けど、馬小屋はちょっとニャ〜…)。

――大真面目に悩んでしまった。……。

■96.今だから言えるあなたのラッセル失敗談はありますか?

「クイック&デッド」のコートと「LAC」のバドを演じているのが、同一人物だと気付かなかった。

■97.彼の演技で最も素晴らしかったと思うのはどんなシーン?

「インサイダー」での出演シーンすべて。

■98.ラッセル・ファンになってよかったことは?

男を見る目が変わりました。

■99.彼の身の回りのモノになれるとしたら、何になる?

…ヒゲ?

■100.ラッセルにメッセージをどうぞ

お子さんがブジに生まれるといいですね♪
…でも…来日キャンペーンはして欲しいニャ…。
最近、ラッセル・クロウが好きだと自覚した私でございますが、「ラッセル・ファンへの100の質問」というのを本日発見しまして、自覚記念に回答してみることにしました。

↓ラッセル・クロウってこんな人(HELLO!)
http://www.hellomagazine.com/profiles/Crowe_Russell/


「ラッセル・ファンへの100の質問」

■1.生まれて初めて観たラッセルの映画はなんですか?

「クイック&デッド」(1995)
サム・ライミの映画を観に行ったら、ジーン・ハックマンにいじめらる牧師役でご出演。そのときは「おお!これがS・ストーンご推薦の俳優か!」という印象だけ〜。

■2.ファンになったきっかけは?

ず〜っと気になってた俳優でしたが、2003年8月7日、kumikoさんのサイトにあったP・オブライアンの文章の引用を見て。私もそうだ、と。

■3.あなたのラッセル歴はどれくらい?

ファン歴?…自覚してからなら20日程度。

■4.あなたのファン度数を%で表すと?

(いまのところ)100%

■5.ずばり、彼の魅力はなに?

演技力。不思議とハンサムに見えてくる熊さんな顔立ち。

■6.彼の出演作は何本みましたか?

だいたい観てますが、日本未公開作品の一部は観てません。
来月WOWOWで、日本でビデオ化になってない「伝説の白い馬(Silver Brumby)」(1993)を放送するそうなので、楽しみ〜♪

■7.彼の役の中で一番好きな役とその理由を教えて。

「Master & Commander」のジャック・オーブリー艦長
ジャックは私の理想だから♪

公開済み作品なら「L.A.コンフィデンシャル」(1997)のバドかニャ?

■8.逆にやってほしくなかった役はありますか?

とくにナイです。

■9.「グラディエーター」は何度みましたか?

映画館で1回。DVDで5回

■10.ラッセルの情報はどうやって入手していますか?

ネット。

■11.ラッセル関係のHPはどんなところに注目してます?(感想とか掲示板とか)

海外→情報の質と量、画像。
日本→どれだけ面白く個性的なコンテンツがあるかということ。

■12.彼の体で最もチャーミングな部分はどこ?

目。声。手(腕)。

■13.彼は髪型をよく変えますが、どの髪型で何色が似合いますか?

う〜ん…「人生は上々だ!」(1994)ラストシーンでの髪型、ちょっと暗めのブラウン。

■14.彼の体で好ましくないところはありますか?

おなか。もうちょっと引き締めたほうがいいニャ〜…。

■15.彼の映画衣装で最も似合っていたのは?

「ハマーアウト」(1991)の調教師服。

■16.逆に似合わなかったのは?

とくにナシ。19世紀の英国海軍服姿がどうなることやら…と危惧しましたが、見慣れました。カツラはかぶるのでしょうか〜?

■17.ラッセルに着てほしい衣装は何?

浴衣。

■18.彼に今後出演して欲しいのはどんな映画?

コメディ系。センスがあるかどうか観てみたい。

■19.何かラッセル関係で集めているものってあります?

ありません。

■20.彼の出演作で一番好きな映画は?

「L.A.コンフィデンシャル」

■21.どうしても観たいのに今の今まで観られない彼の映画があったら教えてください。

オーストラリア時代の作品。いくつあるのかわかんニャい…。

■22.ラッセルの映画で泣けた作品はありますか、またそのシーンは?

「グラディエーター」(2000)。故郷に戻ったところと、ラスト。

■23.逆に笑いが止まらなかった映画のシーンは?

「人生は上々だ!」…パパとのまるで漫才会話なシーン
「バーチュオシティ」(1995)…誕生シーン。最大の見所では?

■24.ラッセルの映画での数々の名セリフのうちあなたのハートをつかんだのは?

「体液の交換をしないか?」(「ビューティフル・マインド」)
…プライベートでも云ってそうだよニャ〜と。

■25.ラッセルの共演者で印象深い人はだれ?

キム・ベイシンガー

■26.ラッセルの相手役で好印象の女性は?

キム・ベイシンガー

■27.二度と共演してほしくない女優は?

工藤夕貴

■28.ラッセルと今後共演してほしい男優を3人挙げてください。

ジャック・ニコルソン、ロバート・レッドフォード、ジョン・キューザック

■29.ラッセルと今後共演してほしい女優を3人挙げてください。

ケイト・ブランシェット、ジュディ・デンチ、クィーン・ラティファ

■30.ラッセルとの共演が決まったら命に代えても阻止したい俳優は?(男女問わず)

トム・クルーズ
だってトムトムの映画って、結局「おれはカッコいいんだぞう〜」ってな映画ばっかだし。トムトム自身はキライではナイのですが。

■31.ラッセルと仕事をしてほしい監督はだれ?

ピーター・ウィアー…だったんだけど、実現しちゃったので…う〜ん…ピーター・ジャクソン、ロバート・アルトマンあたり。

■32.あの作品の、こんなところに気がついた!という発見はありますか?(独りよがりでもオッケ)

思い出せないニャ〜…。

■33.ラッセル出演作のDVDまたはビデオは何を持っていますか?

「グラディエーター」「人生は上々だ!」

■34.擦り切れるほど繰り返し見たシーンはどこですか?

「ハマーアウト」の冒頭シーン。

■35.「プルーフ・オブ・ライフ」のDVDに期待する特典映像は?

やっぱカットされたメグ・ライアンとのラブシーンでしょ!…で、結局その特典は付いたのですか?

■36.ぜひDVD化してほしいラッセルの出演作品は?

「クイック&デッド」

■37.印象に残っているラッセルのオージーアクセントは?

「G’Day, mate!」(「ぐっだい、まいと!」)

■38.ラッセルが映画の中で使った乗り物であなたのお気に入りは?

馬。

■39.映画の中で子持ちラッセルと独身ラッセルどっちが好き?

子持ちラッセル。

■40.映画に出てきた小道具であなたが一番欲しいのは?

ラッシーの映画ですか?…だったら「ビューティフル・マインド」(2001)のペン。

■41.今年(2002年)のアカデミー授賞式、ラッセルの服装について一言

首あたりがちょっとキツそう。

■42.今年ラッセルがエスコートしたのはex-girl friendでしたが、次回同伴してもいい人は誰?

ダニエル・スペンサー(奥さん)

■43.ラッセルの受賞スピーチへ一言

素敵でした♪
ただニャ〜…スティーブ・マーティンのジョークでは、笑って欲しかったです。

■44.ラッセルの主演男優賞は確信していましたか?

トム・ハンクスとどっちになるかな〜と思ってました。

■45.来年はラッセルが主演女優賞のプレゼンターになるハズですが、誰に渡して欲しい?

まさかハリ・ベリーになるとは。てっきりニコールかと。

■46.ラッセルがオスカー像を持ち歩いているというゴシップについてどう思う?

はははは♪

■47.ラッセルは主演男優に2年(3年になりました)連続ノミネート&受賞1回ですが、次は何を目指して欲しい?

「Master & Commander」での主演ノミネート。

■48.アカデミー授賞式に潜入できたら、あなたは何をする?

前の方に座ってるスターをずっと見てそうです。

■49.1億人から選ばれてあなたがラッセルのエスコートでレッド・カーペットを歩けるとしたら何を着る?

シビラのドレス。

■50.ラッセルにファン・レターやカードを送ったことはありますか?

ありません。

レモとボンド

2003年8月23日
今日、レンタルビデオ屋さんに行ってきたのですが…いや〜、24時間テレビのせいか、ビデオ屋さんはどこも大盛況ですね。人気作は軒並みレンタル中でしたもん。

店員さんも接客に追われて大変そうでした。そんな店員さんを捕まえ、自力で見つからないビデオの場所を尋ねる私。

私:「あの〜、『レモ/第一の挑戦』ってどこにあります?80年代のB級アクション映画なんですけど」

店員さん:「いま、お調べしますね」

店員さんが探している間、ボケーっと貸出カウンターの前で待っていたら、自分の横に「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」中ハリボテがあるのに気づきました。そのハリボテはなんと!レゴラスの矢付き。……芸が細かい…。

私:「こういうのって、店員さんが組み立ててるそうですね」

店員さん:「はい、そうです。こういった販促物は、折りたたまれて箱に入った状態でメーカーから来るんですけど、大きいのはけっこう大変なんですよ」

私:「あの『レッド・ドラゴン』のハリボテ、めちゃくちゃ大きいですけど、やっぱ箱も大きかったのですか?」

店員さん:「ええ、通常の2〜3倍はありましたね」

ふ〜ん…やっぱそうだったか。
それにしても店員さんは、「なんでこんなこと訊いてくるんだろう、ヘンな客だな」と思ったことでしょう。ちなみにそーゆー重箱の隅ネタが好きなだけで、レクター博士のハリボテが欲しいわけではありましぇん。

そんな会話をしていたら、別の店員さんが「レモ」を持ってきてくれました。在庫アリとは云え、「レモ〜」なんて80年代B級アクション映画、誰も借りないでしょうね。

「レモ〜」は、米国の人気小説であるデストロイヤーシリーズ(100巻以上出てる)を映画化した作品で、続編は作られないままB級ムービーになってしまいました。私はけっこう好きです。メロドラマ好きのシナンジュ先生・チウンが最高だから♪…ただ、久しぶりに観たいな〜と思っても、ビデオ屋さんによっては置いてないタイトルだったりするので、確認が必要になります。

ちなみにストーリーはですね――

「平凡な警官だったレモは、ある日いきなり某組織によって顔と指紋を変えられ、殉職扱いにされてしまう。その後、シナンジュという韓国武術を習得した彼は、組織の一員となり、さまざまな悪に立ち向かう」

…という、アクションヒーロー映画に近いストーリーなのですが、原作(残念ながら日本翻訳版は絶版)のレモさんは、ヒーローとしては信じがたいことに、「男を武器にする」とゆー人。なんつーか、その道の人だとわかると、情報ゲットのために自分の体を提供しちゃうんですね〜(映画ではそんなシーンはありません)。

でも映画はこれ1本ポッキリ。シリーズ化せず、1本きりで終わったのは…やっぱ主演のフレッド・ウォードが地味だったから、ストーリーがビミョーにヌルかったからでしょうか。けっこうキテレツで楽しいし、「マトリックス」より15年も前に「弾丸避け」をみせてくれたのになあ。

あ〜…こんな映画の話すると、マニアだと思われちゃう…。むむむむむ…。

>蛍風さん
う〜ん…そうですニャ〜、007ファンの私から申しますと、「ダイ・アナザーデイ」は「ブロスナンボンドもの」としてなにか足りない…と云うか、ブロスナンボンドの魅力が出てない上に、生身アクションよりCGアクションが目立っちゃってる作品なので、私的にはイマイチなんですよ〜…。さらにマドンナの歌が追い討ちをかけてくる!…私、マドンナはキライじゃナイのですが、主題歌だけはカンベンしてナリよ…。

でもって、ブロスナンのボンドって、洒落っ気があってジョークもスマート、ルックス系統は違うのになんでかコネリーボンド的魅力もあるという、なかなか上出来なボンドだと思うのですが、「ダイ・アナザーデイ」での彼は、中途半端にマジメでジョークもイマイチ…。違和感はかなりありました。むむむむ…。

人間くさいストーリーといえば、ダルトンが演じた「消されたライセンス」。個人的復讐に燃えるボンドでした。私がこの作品で覚えてるのはLARKとサメ、チンピラを演じたデル・トロくらい。ブロスナンはダルトン路線が似合わないと思うんだけどニャ〜…。

でもって、

>ブロスナン=神谷明でも「ジェームズ・ボンド=神谷明」はチョット考えてしまうな

まったく同意見です(私も「レミントン・スティール」のイメージが強いです)。神谷さん以外の吹替えがあまりしっくりしないというのは、私もようやく最近気付きました。かといって…

ボンド=神谷明=キン肉マン
ボンド=神谷明=面堂終太郎
ボンド=神谷明=ケンシロウ
ボンド=神谷明=冴羽リョウ
ボンド=神谷明=三鷹瞬

…ってのは、どうにもビミョー…。
いやはや――難しいです………ぐは!!
今日、いもりん(妹)と一緒に「HERO 英雄」を観て来ました。

いまのところ「すちゃらか!」で取り上げる予定はないのですが、ネタバレしない程度に感想をば。


日本公式サイト→http://www.hero-movie.jp/phase2/


う〜む!さすが中国4000年の歴史!
中国古典文学や歴史物語、漢詩の世界を、スケールのでっかい、そして中国的な美しい色合いを楽しめる映像で、いっぱいいっぱい精一杯、見せてくれました…という感じ。

その昔…初めて漢詩や漢文に接した高校生の頃、中国人の感性ってのは日本人のそれとは違って、比べられないほどの壮大なスケールを持ってるんだ〜と、カルチャーショックを受けたことを思い出しました。伸びた白髪を「白髪三千丈」(李白『秋浦歌』…とても好きな漢詩です)なんて表現するような民族だもんニャ〜…。だから、どんなに観てる側が引いちゃうような強烈なワイヤーアクションでも、ハリウッド映画と違って(好みかどうかは別として)しっくりくるわけだ。はあ〜…ため息が出ちゃった――だって私、フツーの日本人なんだもん。

キャスティングは豪華。リー・リンチェイ(私はジェット・リーより、この名のほうがしっくりくる世代です…阿!羅!漢!)、トニー・レオン、マギー・チャン、ドニー・イェン…と、人気俳優を揃えてきたこともあって実に贅沢だったんですが、個人的にマギー・チャンの老け具合には、ショックを受けてしまいました。まさに光陰矢のごとし(というより、明日は我が身?)。

アクションは…ここまでくると、もうなんだか力技で観てる側を黙らせてるような感じ。ツッコミしたいし、笑ったりもしたいんだけど…できましぇん。なんつーか、ケチつけると申し訳ないような気がして。なので「はあ、スゴイんですね〜」と、ただただ圧倒されてスクリーンを見つめるだけでした。もうちょっと、リンチェvs.ドニーを見せてもらいたかったかニャ〜とは思いましたが。

ラストは…中国の歴史物語、あるいは漢詩に出てくるような展開だったな〜と。映画という形で観たけれど、終わってみれば、「歴史大河ロマン小説(原文)を書き下し文で読みました」という印象を受けたのでした。う〜ん…叙情的なストーリーにも関わらず、感情移入できる隙を与えてくれなかったのが、やっぱり残念だったかな〜。ストーリーがどんなに壮大で美しくても、アクションがブレスレス系ハイテンションってのは、観ていてシンドイかもしれない。なので、私の中では「ああ〜スゴかった…」で終わっちゃったナリ。

ちなみに秋林姉妹の好みはトニー・レオン。観る映画の傾向や好みのタイプなど、思いっきり隔たりのある姉妹なのに、珍しく意見が一致しちゃった。いやはや…こんなこと、年に1回あるかないかっスよ!


しかし…「HERO」ってトータル99分なのに、なんでこんなに長く感じちゃったのかニャ?…う〜む…。
「パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち」(字幕版・吹替版の両方)を、先日――と云うか、かなり前――観て参りました。

「すちゃらか!」で取り上げる予定はありませんが、ネタバレしない程度に感想もどきをば。


日本公式サイト→http://www.movies.co.jp/pirates/


ここのところ、インディペンデント系映画ばかり出ていたジョニー・デップが、スケールの大きさがウリである、ジェリー・ブラッカイマー製作映画に出る…という珍しさにそそられたのと、あることをチェックするために観に行ったのですが。

ヘンテコリンでおバカなジャック・スパロウ船長がいなかったら、いったいどんな映画になってたんだか…と危惧しちゃうくらい、ジョニー(ジャック・スパロウ役)に救われた作品でした。いや〜…彼を観てるだけで楽しかったです、はい。

ちなみに、そのジョニーいわく「スパロウのイメージは、キース・リチャーズ(ローリングストーンズのギタリスト)を意識した」。キースね〜…ニャるほど〜(指輪もドクロだし)…でも私にはスティーブン・タイラー(エアロスミスのボーカリスト)っぽく見えたけどニャ〜…。

ストーリーは(多少ツッコミはしたいものの)、なかなか面白かったです。がしかし。海賊映画とぶってるわりには、海賊の迫力がイマイチだったというか…まあ、コメディが入ってるので仕方がないのかもしれませんが、海の男らしさがあまり見られず(スパロウ含む)、そのあたりを(事情があって)期待していた私としては、ちーとばかし肩透かしを食らった感じも受けました(トレイラーに騙された感もあり)。…チェックしたいことがいっぱいあったのに…。

映画自体は、夏休み映画らしさが出てたし、笑いありアクションありロマンスありで、全体的に楽しい作りになってたので、いいのではないでしょうか〜?…キーラ・ナイトリー、可愛かったよニャ〜♪

尺は長いかもしんない…けど、映画館で観るなら許容範囲…かニャ?…でもジョニーがいなかったら、おっそろしく長く感じたでしょう。


しかし…気になったのはオーリ。なんで彼は、女の子とのシーンより男とつるんでるシーンのほうが、活き活き度・色っぽさ度が倍になってるように見えるのニャ!?(ブラピもそんなタイプだよニャ〜)――それともただ単に、私の目が腐ってるだけでしょうか?…眼科に行けと?


で。本題。(←え?)
私がなんでこの映画を2回も観に行ったかというとですね――すべて「マスター&コマンダー」の予習と確認のため、です!!(←バカ)


スクリーンに映し出される船を見るたびに――

「あれはシップ型?それともブリック型?」
「マストはどれくらいあるの?」
「ジョニーの立ってる場所はコーター・デッキ?」
「あの砲門は何ポンド砲?いくつ搭載されてるの?」
「オーリがへばりついてるのはメン・ヤード?」
「大砲を撃つときは、スポンジ棒や込め棒とかいるんじゃないの?」
「あんな生ものをいっぱい積んでダイジョブなの?」
「あの体当たりは『上手まわし』それとも『下手まわし』?」
「で、結局、ロイヤルスルってどれなのよ〜〜??」


…とまあ、そういった疑問をなんとか自力で解決しようと、船が出てくるたびに身を乗り出して観てたんですが、やっぱりものすごく手強くて…わかんニャい…。誰か私に教えて下さいまし…。

「マスター&コマンダー」は、もっと史実に近い設定に持ってくると思うので(製作側のこだわりのほか、原作ファンもウルサイだろうから)、やっぱ「カリブ〜」で予習しようってのがムリなのか。あ〜あ…せめて写真付き用語集が欲しい…。


以上、感想もどきでした♪
自宅でインターネットをするようになって、もう3年が経ちます。いやはや、時の流れってのは――流され人生を送ってることもあってか――身に沁みるほどの速さですニャ〜…。

で。
ネットサーフ歴3年にして、ようやく波に乗ることに慣れて来たような気がします。なんつーかその…サーフするからって、すべての波に立ち向かう必要はナイんだよニャ〜…。ジャン・マイケル・ビンセントじゃあるまいし(…って、我ながら古い…)。

そんなことすら知らなかった時代は、来る波にすべてに反応し、あっぷあっぷ状態になっては…しんどい思いをしたもんです。まさに「ぜーはー」。

自分の考えと違った見解を持つ人が、世の中には大勢いるんだよニャ〜…。
以前はいちいち気にしてたけど、いまは「ふ〜ん…」と、そういった人たちを眺めてるという感じかニャ?…余裕ってんじゃないです。ただまったりとしてるだけ〜。

ま、ネット上(←ここポイント)で人に云われたこと(あるいは人の云ったこと)を気にするのもいいけど、云った相手は、云われた方がどれだけショック受けてるかなんて気付きもしないだろうから、気にするのもホドホドにしといたほうが(自分の精神面などに対して)いいよニャ〜…って思ったわけです。

ただ…逆もまた然りと云うか、自分もどっかで人を傷つけてるんだろうな〜とわかってるだけに、やっぱり心の中はもんもんとするのでした。


う〜む…今日はオチのない日記なのでした。


では、また♪
ままりん(母)がZOOKEEPERにハマってしまい、PCがなかなか使えましぇん(家族共有PCなのです)。

あ〜…レビューひとつ書くのに、3日かかってしまった…。


…はあ…。
ジュード・ロウ&セイディ・フロスト夫妻が、とうとう(やっぱり)離婚しちゃうそうです。

↓「ジュード・ロウが離婚」(日刊スポーツ)
http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/p-et-tp0-030816-0002.html

…あ〜あ。4人の子供が可哀想だニャ…。
原因は、ニコール(・キッドマン)との不倫だとかなんとか↑の記事で書かれてますが、真相はどうなんざんしょ?

↓「ニコール・キッドマン、“不倫”の名誉毀損訴訟に勝訴」(eiga.com)
http://www.eiga.com/buzz/030805/05.shtml

…という記事もあります。ジュードがどう思ってるのかは知りませんが。

そういえば、たしか(私の記憶が正しければ)彼の体には、「セクシー・セイディ」というタトゥが彫られているはず。やっぱ離婚後に消しちゃうのかニャ〜…。


というわけで、「すちゃらか映画レビュー!」どす!
お題は先週と同じで、ありましぇん。
今日取り上げる作品は――えっとどれにしようかニャ…う〜ん…そうだニャ〜…自覚記念ということで、ラッシー出演作にしようっと♪


「インサイダー」The Insider(1999・米)
IMDb→http://us.imdb.com/Title?0140352
監督:マイケル・マン
脚本:エリック・ロス、マイケル・マン
撮影:ダンテ・スピノッティ
出演:アル・パチーノ、ラッセル・クロウ、クリストファ・プラマー、ダイアン・ベノーナ、他

ストーリー:
米国CBSの人気報道番組「60ミニッツ」のプロデューサー、ローウェル(A・パチーノ)の元に、ある日、某タバコ会社の極秘ファイルが匿名で届く。その解説を、B&W社の幹部であるワイガンド博士(R・クロウ)に依頼をするが、博士は会社を突然解雇されたばかりで、慎重な態度を取ろうとする。だがなにか云いたげなその姿に、ローウェルは裏事情があると睨む。いったい博士は、どんな秘密を握っているというのか――。


2000年度に公開された映画の中で、私的ベスト1作品。

力のある映画ってのは、こういう作品のことを云うんだろうニャ〜…。スクリーンに吸い寄せられる感じは、まるで磁場にいるかのよう。もう抗えましぇん。ストーリー・演出・演技・映像…すべてに釘付けになり、157分間完全に集中させられて、観終わったあとクッタクタになっちゃった。私をこれだけ(いい意味で)クタクタにさせる映画って、なかなかないです。ホント参りました――いやはや…素晴らしい作品です(傑作とも云う)。

この「インサイダー」は、1994年に起きた実在の出来事を脚色して作られたため、企業も人物もほとんどが実名(「インサイダー」の公式サイトを覗くと、ローウェルさんとワイガンド博士の写真を見ることができます)。

ストーリーの要となる人物は、ふたり。

タバコが体に有害かどうかを巡る訴訟で、そのカギを握るワイガンド博士。真実を話すべきか…彼は葛藤する。タバコの有害性を知らせたいという、研究者としての使命と良心を持つ一方、大企業からの容赦ない攻撃と法律による制限を受け、プレッシャーとジレンマで押し潰されそうになる。出方次第では、社会的に抹殺されるかもしれないからだ。そして彼の立場は、どんどん苦しいものになっていく。

CBSの人気報道番組のプロデューサーにして、やり手のジャーナリストでもあるローウェル。いままでのスクープはすべて、情報源との信頼関係で築き上げてきたもの。その鋭い洞察力でワイガンドの心情を見抜いた彼は、博士から信頼を得てのち、インタビューに成功する。タバコの有害性を語るワイガンド。だがそのインタビューは、思わぬ内部からの圧力により、放送中止の危機に瀕することになる。

ワイガンドは、科学者としての自分と家庭および社会の狭間で悩み、ローウェルは、ジャーナリストとしての信念と企業の利害との狭間で悩む。そんなふたりの間に、信頼や友情のようなものが芽生えても、それぞれの場所では孤独。どんなに負け戦になりそうでも、たったひとりで男の意地を、自分の城を、守らなければならない。

当時、社会派ドラマか思って観に行ったら――いや、たしかにそうではあったんだけど――男臭い…というか、男の意地と友情と葛藤、そして孤独(←これが最大のポイント)を――実に丁寧に描いた重量級怒涛ドラマだった。まさにズシリ!という感じ。

ラッシーとアルパチのドラマが、(ちょっと乱暴な云い方をすると)前後半と分けて、それぞれ描かれている。

A・パチーノは、さすが十八番どころと云うか、いかにもな配役。彼ならこれくらいできて当然という感じ。ただ、年齢を重ねたことにより、さらに渋みと重みが増してる。う〜む!かっこいい!…私ですらそう思うんだから、男性にとってはアルパチ演じるローウェルなんて、憧れの対象になってしまうのでは?

この映画最高の演技を見せてくれたのは、やっぱりR・クロウ。オスカーノミネート当然。彼のなにが素晴らしいって、信念とプレッシャーの狭間で悩む姿を、その心理状態に合わせた視線、動作、セリフまわしで、繊細かつ堂々と、アルパチの向こうを張って演じきってるところ。
ジレンマと孤独が彼を襲う――そのときの表情と目線とセリフの間の絶妙さ。キレたときの声の抑揚と吐き方。…ラッシーって、そういう感覚が天性にそなわってるんだろうな〜。だって、(ジャンルによって)これほど器用に変えてくる俳優って…なかなかいないもの。

実際のワイガンド博士の年齢に合うよう、20歳も老けた役作りをしたそうだけど、普通なら年相応(50半ば)の俳優を持ってくるところに、ラッシーをキャスティングするなんて上手い。ラッシーの素晴らしさを見抜いた監督たちのベスト判断に感謝。これがもし、アルパチに合うような大御所俳優を配してたら…それぞれの俳優の魅力が相殺されてたかも。実際、「二大俳優共演」をウリにした映画って、意外にアタリが少ないし。

…とまあ、俳優ふたりをホメちゃったけど、この映画はそれだけでなく、脚本(脚色)・演出・撮影・音響・編集…などなど、すべてにおいて一流だったなと。こんな風に思ったのは、「L.A.コンフィデンシャル」以来だった(2000年当時ね)。
男節映画を撮らせたら、たしかにマイケル・マンは素晴らしい(そのぶん女の描写はイマイチ)。でも彼の演出だけでない。この私を釘付けにしたのは、スクリーンで映し出されたすべてであり……その一丸となったもの、だ。

実話をもとにした映画は、よくリアリティを問われる。ただ「インサイダー」に関しては、私はリアリティよりもその脚色や映像に酔っちゃった。本当は、こんなにドラマティックでなかったかもしれない。カッコよくなかったかもしれない。…でもこれは、男の意地や孤独、葛藤、そして信念を――描いた最高のエンターテイメント作品となっていたし、そのシーンひとつひとつがとても力強く――熱かった。

俳優や監督だけでなく、撮影や音響効果(と、あとやっぱ編集か)までもが効果的で、とても印象深い出来なのに…なんで1999年度アカデミー賞では、な〜んにも受賞できなかったんだろう?


それにしても…レビューのためにビデオで再見したら、なんだか私もシシャモとテンプラが食べたくなっちゃった。――オネーサーン〜!


♯こんな人にオススメ
「これが男の生きる道!」(←なんだそりゃ?)

体調不良

2003年8月15日
気持ち悪いし、頭も痛い…。
…もう最悪です。

暑かったり涼しかったりしたせいかニャ…。

……寝ます。

新作情報

2003年8月14日
え〜っと…まずはヒュー子ちゃん(ヒュー・ジャックマン)ネタから〜♪

以前からこの日記でも話題になってた、ヒュー子ちゃん主演の、オーストラリア産ブロードウェイミュージカル「The Boy From Oz」(Ozと云っても監獄は出てきません)の公式サイトが、先日UPされました。

↓The Boy From Oz
http://www.theboyfromoz.com/intro.html

上記サイトに行くと、「蒲田行進曲」の銀ちゃんみたいな格好(…)をしたヒュー子ちゃんが、下からせり上がってきて、そのまま落ちてきます。そしてでっかい文字で「HUGH JACKMAN」。正直云って、サイトの見所はそれだけ〜。

「ミュージカルの最大のウリ=歌って踊るヒュー子ちゃん」ってことかあ〜…。ま、昨今の全米におけるヒュー子ちゃん人気のスゴさを考えれば、それをメインに打ち出すのもよくわかりますが――なんかこのままいくと観客の8割は女性で占められそう〜。うひ〜!

そして、来年5月全米公開予定のヒュー子ちゃん主演映画「Van Helsing」ですが。今日なにげにギャガのHP見ていたら、日本公開は2004年9月だという記事を発見してしまいました…。1年も待てと!?…がぁあああああぁあん!!

↓「BRAND NEW LINE UP 2004-2005」(GAGA-HUMAX)
http://www.gaga.ne.jp/whatsnew/lineup/super-01.html

ユニバーサルがそれだけ力いれてるんなら、世界同時公開にしてナリよ!もう〜〜〜!!>ギャガ


…と、ふてくされ状態になりながら、ギャガやそのほかの映画配給会社サイトを見ていたら、なんだかヘンな邦題を発見してしまいました。

「ハリウッド的殺人事件」

…へ!?
これってもしかして――以前この日記でトレイラー紹介した、ハリソン・フォード主演「Hollywood Homicide」のこと!?

これにマジ決定したんですか〜〜!?>ブエナビスタさん
(そしてやはりMy予想通り、お正月映画に…)

さらに――

「N.Y式ハッピー・セラピー」

…へ!?
これももしかして――以前この日記でトレイラー紹介した、アダム・サンドラー主演(で、ジャック・ニコルソン共演)「ANGER MANAGEMENT」のこと!?

これにマジ決定したんですか〜〜!?>UIPさん


なんかセンスがイマイチだよニャ〜…。
でも「じゃあアンタが考えなさいよ!」と云われると、ぐうの音も出ない…。


あと、ついでにこんなのも発見しました。

↓「アシュトン・カッチャー来日嘆願署名キャンペーン」(20世紀FOX)
http://www.foxjapan.com/movies/justmarried/

以前この日記でも話題になった(←こればっか)A・カッチャーを、今秋公開される「ジャスト・マリッジ」(これもある意味ヘンな邦題か…)に合わせて、呼ぼうとしてるみたいです(デミ・ムーアまでくっついてきたりして)。でもこうして見ると、カッチャーって…やっぱ端正な顔立ちしてますね〜。


↓カッチャーの話が出たときの日記(6/20)
http://diary.note.ne.jp/25683/20030620

↓上の話題の追加日記(6/24)
http://diary.note.ne.jp/25683/20030624


「アメリカン・ウェディング」(「アメリカンパイ」シリーズ)が日本公開になったら、「ショーン・W・スコット来日嘆願署名キャンペーン」なんてのもやってくれるんでしょうか?…ショーンの写真付き専用リンクバナーなんてのも作ってくれるんでしょうか?…ポール・ベタニーは、嘆願しなくても「マスター&コマンダー」で(なんとなく)来日してくれそうだけど…。


以上、すちゃらか映画情報でした♪


では、また♪

たくましい想像力

2003年8月13日
暑い…暑い…へろへろへろ状態です。…はあ。

それでもなんとか、ようやっと本屋さんへ行ってきましたよ…。もう重労働っス……。はあ…。

で。
その本屋さんでぶらついていたら、マンガ単行本売り場にて、高校時代の同級生のフィーチャリングコーナー(ちっちゃいけど)を発見してしまいました。………。

――Cちゃんって、本当に売れっ子マンガ家(ボーイズラブ系…以下BL系)になったんだ…。人気あるとは聞いてたけど、田舎の本屋さんでコーナーができるほどとは思いませんでした。いやビックリ。

マンガ雑誌売り場へ行ってみれば、たしかに彼女のペンネームは、その手の雑誌にでかでかと書かれてるし、中には彼女の絵が表紙だったりするのもあるし…でもなんだか不思議な感じがするんだよニャ〜…。高校時代、学校の視聴覚室で一緒に「県立地球防衛軍」を観た、あのCちゃんがね〜…。

私自身は、あんまりBL系を読まない人なので、彼女の作品をそれほど読んだことはありません。でもたま〜に読むとですね――登場人物の名前に思わずニヤリ!としてしまいます。はははは♪

あ、これは町名、これはクラスメートの名前だニャ、とか。おかげで「今度はどんな名前が出てくるんだろう?」と、読むたびにワクワクしてしまうのでした。……私ってイヤなヤツかも(Cちゃんゴメン)。


で。
前述したように、ほとんどBL系は読まない私なのでですが(BL系を差別してるわけではありません〜)――山田ユギ先生の作品だけは別!

もう大好き〜〜〜♪

とくに「最後のドアを閉めろ!」が好きで、その昔、南風さん(お元気ですか〜?)のところで、「すんごい面白いの〜♪」と大騒ぎをしてしてしまったくらい。もし、「最後の〜」の感想(あるいはレビュー)を書けと云われたら、原稿用紙5枚以上は書けるでしょう。――おう!まかせとけってんだい!(なぜか江戸っ子風)


がしかし。その「最後の〜」でちょっと困ったことが。

「最後の〜」に、主人公の永井くんに恋する本田くん(好きだ〜!)というイケメンリーマンが出てくるのですが、私の現在勤めてる会社の取引先に、その本田くんが存在するんです。身長高くて、声も素敵で、イケメン、当然モテモテの――同じ名前の本田さん(推定30歳)が。………。

なんつーか――「きゃ♪本田さん♪」という気持ちは残念ながらナイのですが(既婚者だろうから)、彼からの電話を取り次ぐたびに私の頭の中ではですね……たくましい想像力が発揮されてですね…その……ごにょごにょ…。…………。


いや〜…名前って、人の想像力を豊かにするもんですね!(ゴーインなオチ)


では、また♪

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