今年の6月は、近年稀に見るとゆーか、怒涛のごとき話題作公開が続いています。
う〜ん。
書くか書かないでおくかで悩んだんですけども…書いておくか。
続々と公開される華やかなブロックバスターの影に隠れるかのように、あるドキュメンタリー映画が、今週末よりひっそりと公開になります。日本でも公開されるだろうと思ってましたが、まさかこれも6月だったとはなあ…。
↓「ブリッジ」(日本公式サイト)
http://the-bridge-movie.com/
確実に観る人を選ぶ映画。
内容はもちろん、映像もショッキングです。
私は助けられなかった側の人間。
その悔いが今でも強く…残っています。
(以下、yahoo!映画より引用)
う〜ん。
書くか書かないでおくかで悩んだんですけども…書いておくか。
続々と公開される華やかなブロックバスターの影に隠れるかのように、あるドキュメンタリー映画が、今週末よりひっそりと公開になります。日本でも公開されるだろうと思ってましたが、まさかこれも6月だったとはなあ…。
↓「ブリッジ」(日本公式サイト)
http://the-bridge-movie.com/
確実に観る人を選ぶ映画。
内容はもちろん、映像もショッキングです。
私は助けられなかった側の人間。
その悔いが今でも強く…残っています。
(以下、yahoo!映画より引用)
解説: トライベッカ映画祭など、世界各国の映画祭に出品され、賛否両論を巻き起こした衝撃のドキュメンタリー。観光名所であり、自殺の名所でもあるサンフランシスコのゴールデンゲート・ブリッジにカメラを向け、現代社会が抱える最大の問題のひとつである“自殺”の問題を検証する。監督は『アンジェラの灰』など、社会派作品の製作を手掛けてきたエリック・スティール。衝撃的なシーンとともに語られる、深遠なテーマについて考えさせられる。
毎年900万人の観光客が訪れるサンフランシスコの象徴、ゴールデンゲート・ブリッジ。約2週間にひとり、1937年の建設以来すでに1300人もの人間がここで命を絶っているという事実と向き合い、飛び降りた人々の肉親や友人たちの無念の思い、さらには奇跡的に助かった人物の証言を交え、自殺という問題について考える。 (シネマトゥデイ)
多忙につき、予告だけ
2007年6月13日 映画ヨタ話 コメント (2)
映画「300」なんですが。
「トム・ウィズダムの情報を!」という方がおられたので、今週末にトムくんほか、「300」ネタを書きたいと思います。
ちなみに私は鑑賞中、ステリオス役のマイケル・ファスベンダーに目が釘付け。私の腐った目には「ステリオス×アスティノスだ!うおりゃあ!」と映ったんだけども?それがなにか??(←末期)
この映画って、「ねえ、だれがよかった!?好みは〜??」とか語り合うのにいいっスね♪
↓以前書いた「300」ネタはこちら
http://diarynote.jp/d/25683/20070316.html
(イラン人はご立腹でも、ニッポン人がペルシア軍のアジア系を見たら腰砕けるよ…トホホ)
「トム・ウィズダムの情報を!」という方がおられたので、今週末にトムくんほか、「300」ネタを書きたいと思います。
ちなみに私は鑑賞中、ステリオス役のマイケル・ファスベンダーに目が釘付け。私の腐った目には「ステリオス×アスティノスだ!うおりゃあ!」と映ったんだけども?それがなにか??(←末期)
この映画って、「ねえ、だれがよかった!?好みは〜??」とか語り合うのにいいっスね♪
↓以前書いた「300」ネタはこちら
http://diarynote.jp/d/25683/20070316.html
(イラン人はご立腹でも、ニッポン人がペルシア軍のアジア系を見たら腰砕けるよ…トホホ)
←私が俳優としての彼を初めて観たのは、この作品でした。
あ、デカプ〜のことではありましぇん。
左利きリストを更新しました。
■左利きリスト
http://diarynote.jp/d/25683/20060926.html
(ちょこちょこ更新してます。今回はマークとバート・ヤングだけ)
感想の更新もガンバリマス。
月末に「デッドなんちゃら」シリーズ3巻(「DEADSHOT」だっけ?)が出るまでになんとか。
あ、デカプ〜のことではありましぇん。
左利きリストを更新しました。
■左利きリスト
http://diarynote.jp/d/25683/20060926.html
(ちょこちょこ更新してます。今回はマークとバート・ヤングだけ)
感想の更新もガンバリマス。
月末に「デッドなんちゃら」シリーズ3巻(「DEADSHOT」だっけ?)が出るまでになんとか。
「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」
2007年5月25日 映画ヨタ話 コメント (8)
公開前から某スジよりいろいろ情報を聞いていて、たいへんギモンに思ったのは、「いくら超大作って云ったって、なんでディズニーはプレス向け試写をしないんだろう?」ということ(日本では行われたかもしれません)。そんなときの理由ってだいたい…ごにょごにょ…なんだけど、もしやこのシリーズでも?と思っていた「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールドエンド」。
昨日、いもりん(妹)と観に行って、その理由がわかりました。
!ストーリーのネタバレはしません…が、いろいろ気になる方は以下、ご注意!
面白い/面白くないは、人それぞれ。
(私はけっこう面白く観ました)
とにかく難解。
海賊映画にしては難しい。
ストーリーを追っかけるのに一苦労、あれだけ楽しみにしていたキース・リチャーズの出演シーンをすっかり忘れてしまって、彼がスクリーンに現れた瞬間、「あ、そうそう、出てるんだった!」と思い出したくらい。
「デッドマンズ・チェスト」をおさらいしても難しいし、ジャック・スパロウだけ見たいという気持ちで臨まないほうがいいし、お子様にはキビシイ。
そして今回も――長いっ!
好きな人は好きだろうし、ニガテな人にはツライ2時間48分。
…というわけで、評価は真っ二つになると思います、はい。
!ストーリーのネタバレはしません…が、もしかしたら以下、ネタバレに感じる人がおられるかも!
で、結局、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズは、ジャック・スパロウの映画という印象の、実は「ウィル・ターナーをリッパな海賊にさせるまで」という話のような気が。「海賊になる」ではなく「海賊にさせる」というところが、キーラ&オーリらしいとゆーか…。
それにしても、出演作を観るたびに唸ってしまう……ジェフリー・ラッシュは上手すぎるよ!まったく!
昨日、いもりん(妹)と観に行って、その理由がわかりました。
!ストーリーのネタバレはしません…が、いろいろ気になる方は以下、ご注意!
面白い/面白くないは、人それぞれ。
(私はけっこう面白く観ました)
とにかく難解。
海賊映画にしては難しい。
ストーリーを追っかけるのに一苦労、あれだけ楽しみにしていたキース・リチャーズの出演シーンをすっかり忘れてしまって、彼がスクリーンに現れた瞬間、「あ、そうそう、出てるんだった!」と思い出したくらい。
「デッドマンズ・チェスト」をおさらいしても難しいし、ジャック・スパロウだけ見たいという気持ちで臨まないほうがいいし、お子様にはキビシイ。
そして今回も――長いっ!
好きな人は好きだろうし、ニガテな人にはツライ2時間48分。
…というわけで、評価は真っ二つになると思います、はい。
!ストーリーのネタバレはしません…が、もしかしたら以下、ネタバレに感じる人がおられるかも!
で、結局、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズは、ジャック・スパロウの映画という印象の、実は「ウィル・ターナーをリッパな海賊にさせるまで」という話のような気が。「海賊になる」ではなく「海賊にさせる」というところが、キーラ&オーリらしいとゆーか…。
それにしても、出演作を観るたびに唸ってしまう……ジェフリー・ラッシュは上手すぎるよ!まったく!
still green
2007年5月19日 映画ヨタ話
←これはリバー・フェニックスと若き日のキアヌ・リーブス。
ぎゃあ!
またスコット・グリーンが出てるんだ!<「Paranoid Park」
このヒト、「マイ・プライベート・アイダホ」でキアヌが演じたスコットのモデルとなった、いいところのボンなのに住むところがなかった人(と、たしか当時キアヌが云ってた)で、故リバー・フェニックスの友達だったハズ。いまもヴァン・サントのアシスタントしてるの?…「マイ・プライベート・アイダホ」では、ブルーボーイズ系雑誌のカバーボーイズが話し出すシーンに出てきて、キアヌの向かって右に映ってた(DVD持ってる方はよく見て下さい、ブルネットでかなりの美形です。ただし喋るとイマイチ…カフェで話す彼を見ると口元がちょっとね)。昨年日本公開の「ラストデイズ」では、マイケル・ピット演じるブレイクの友達を演じていて、「マイ・プライベート・アイダホ」から15年近く経過しているとゆーのに、その美貌に衰えはなく――スクリーンに登場したとき、絶句した。
――信じられない!
いったい彼はいくつなの?!
DVD 角川エンタテインメント 2006/05/26 ¥4,935
ぎゃあ!
またスコット・グリーンが出てるんだ!<「Paranoid Park」
このヒト、「マイ・プライベート・アイダホ」でキアヌが演じたスコットのモデルとなった、いいところのボンなのに住むところがなかった人(と、たしか当時キアヌが云ってた)で、故リバー・フェニックスの友達だったハズ。いまもヴァン・サントのアシスタントしてるの?…「マイ・プライベート・アイダホ」では、ブルーボーイズ系雑誌のカバーボーイズが話し出すシーンに出てきて、キアヌの向かって右に映ってた(DVD持ってる方はよく見て下さい、ブルネットでかなりの美形です。ただし喋るとイマイチ…カフェで話す彼を見ると口元がちょっとね)。昨年日本公開の「ラストデイズ」では、マイケル・ピット演じるブレイクの友達を演じていて、「マイ・プライベート・アイダホ」から15年近く経過しているとゆーのに、その美貌に衰えはなく――スクリーンに登場したとき、絶句した。
――信じられない!
いったい彼はいくつなの?!
DVD 角川エンタテインメント 2006/05/26 ¥4,935
ネットにアクセスできるけど、書き込みできない日々が続いている中、第60回カンヌ国際映画祭が開幕していました。
今年のコンペティション部門は、昨年より面白そうな監督作品が揃ってるなというのが個人的な印象です。22作品中、いったいどれがパルム・ドールに選ばれるか。やっぱり興味はそれなりにあります。
審査員のメンツ(今年の審査委員長はスティーヴン・フリアーズ)によって、毎年パルム・ドール作品の傾向が変わるんですけども、「パルム・ドールにもっとも近い」だの、「一番注目されている」だの、「話題性の高い」だのと云われている作品ほど、案外受賞しないもんである、というのは今年も変わらないような気がするので、ノラ・ジョーンズ初主演で、ウォン・カーウァイ監督作「マイ・ブルーベリー・ナイツ」はムリだろうなー、などと勝手に決め込んでいます。
で、今年は(とゆーか、今年も)ガス・ヴァン・サント最新作がそのコンペティション部門に出品されておりまして、10代の頃から彼の映画を観て(育って)きた私としてましては、彼が手がけている以上、チェックを怠るわけにはいきません。どんな映画なのかとIMDbとカンヌ公式サイトを覗いてみたらば、内容よりもまず――いや〜、さっすがヴァン・サント、また彼好みのキレイな男の子を見つけてきたもんだ、と感心してしまいました。
↓ガス・ヴァン・サント最新作「Paranoid Park」(カンヌ国際映画祭公式サイト)
http://www.festival-cannes.fr/en/archives/film/4431438
(スチール写真の男の子が主演のゲイブ・ネヴィンスくん。いったいいくつかな?19くらい?)
ちなみに「Paranoid Park」のストーリーは、スケートボーダーである10代の少年アレックス(ゲイブ・ネヴィンス)が、警備員を誤って殺してしまい、彼は黙秘を決めるが――というお話で、ブレイク・ネルソンの同名小説(たぶんかなり痛いと思われる青春モノ)を原作としています。あーもー、ストーリー書くだけで、ヴァン・サントがいかにも選びそうな題材だとわかるってもんです。さらにこれも舞台がポートランド(オレゴン)。あーもー!超ヴァン・サント印な映画じゃんっ!
とゆーわけで、原作付きなのは久しぶりですが、ヴァン・サント王道作品だと思われる「Paranoid Park」、日本公開は未定です。でも彼の映画なので、来年くらいに、ギャガとかエレファントフィルムとかワイズ・ポリシーあたりが、配給してくれるんじゃないでしょうか。いや、わかんないけど。
今年のコンペティション部門は、昨年より面白そうな監督作品が揃ってるなというのが個人的な印象です。22作品中、いったいどれがパルム・ドールに選ばれるか。やっぱり興味はそれなりにあります。
審査員のメンツ(今年の審査委員長はスティーヴン・フリアーズ)によって、毎年パルム・ドール作品の傾向が変わるんですけども、「パルム・ドールにもっとも近い」だの、「一番注目されている」だの、「話題性の高い」だのと云われている作品ほど、案外受賞しないもんである、というのは今年も変わらないような気がするので、ノラ・ジョーンズ初主演で、ウォン・カーウァイ監督作「マイ・ブルーベリー・ナイツ」はムリだろうなー、などと勝手に決め込んでいます。
で、今年は(とゆーか、今年も)ガス・ヴァン・サント最新作がそのコンペティション部門に出品されておりまして、10代の頃から彼の映画を観て(育って)きた私としてましては、彼が手がけている以上、チェックを怠るわけにはいきません。どんな映画なのかとIMDbとカンヌ公式サイトを覗いてみたらば、内容よりもまず――いや〜、さっすがヴァン・サント、また
↓ガス・ヴァン・サント最新作「Paranoid Park」(カンヌ国際映画祭公式サイト)
http://www.festival-cannes.fr/en/archives/film/4431438
(スチール写真の男の子が主演のゲイブ・ネヴィンスくん。いったいいくつかな?19くらい?)
ちなみに「Paranoid Park」のストーリーは、スケートボーダーである10代の少年アレックス(ゲイブ・ネヴィンス)が、警備員を誤って殺してしまい、彼は黙秘を決めるが――というお話で、ブレイク・ネルソンの同名小説(たぶんかなり痛いと思われる青春モノ)を原作としています。あーもー、ストーリー書くだけで、ヴァン・サントがいかにも選びそうな題材だとわかるってもんです。さらにこれも舞台がポートランド(オレゴン)。あーもー!超ヴァン・サント印な映画じゃんっ!
とゆーわけで、原作付きなのは久しぶりですが、ヴァン・サント王道作品だと思われる「Paranoid Park」、日本公開は未定です。でも彼の映画なので、来年くらいに、ギャガとかエレファントフィルムとかワイズ・ポリシーあたりが、配給してくれるんじゃないでしょうか。いや、わかんないけど。
先日、海の向こうのTV番組掲示板を見ていたら、「『料理の鉄人』のMr.カガの子供を生みたい!」という書き込みを発見、「なんじゃそりゃ?またモノ好きな」と思ったもんですが、違う板で「『プリズン・ブレイク』のウェントワース・ミラーの子供を生みたい!」という書き込みを見つけたときは、激しく同意致しました。あんな色気たれ流しな囚人がいていいの?狙われちゃうよ?…フォックスリバーじゃなくオズワルド州刑務所(HBO製作の海外ドラマ「OZ」より)だったら確実に襲われるな。……。いやホント、マジでいい男です、彼。でもなんであだ名が「Stinky」(臭い)なの?…あんまり考えたくない。
感想ばっかり書いてるとしんどいので、ちょっと息抜きを。
実は私め、性別は女ですが、昔からいわゆるムショ映画が大好き。メジャーなところでは「勝利への脱出」(しまった、これ正確に云うと「収容所モノ」だ!)や「ショーシャンク」、マニアックな「デッドロック」(ウォルター・ヒル監督のやつね)に「チェーン・ヒート」(…訊かないで)、衝撃作「カランジル」(英田サキさんがこの映画取り上げておられて驚愕。彼女と朝までムショ映画話ができそーだ)、TVドラマなら「OZ」…と、まあそのほかにもいろいろと見続けてきたんですが、最近ではやっぱり、この「プリズン・ブレイク」にハマってます。
がしかし。
ムショものだと思って見始めたのに、なんとこれ――兄弟ものでもありました。
二乗にツボだわ♪
兄を慕う弟、ってのが…もうたまらんっ!!
で、おにーちゃん役のドミニク・パーセルと云えば、my2004年ベスト作のガンカタムービー「リべリオン」の冒頭に出てくるレジスタンスリーダー役を思い出します。
「リベリオン」の監督カート・ウィマーは、DVDの音声解説でドミニク・パーセルのことをめちゃホメていて、「いまや彼は売れっ子。TVでよく見かける」と、自慢げに話していました。そのドミニクの次回作が、ジョエル・シューマカー監督のサスペンス映画「Town Creek」でして、どうやらこれもまた兄弟ものならしく(たぶん)、弟役(たぶん)としてヘンリー・カヴィルの名前がありました。
うわ〜、さすがジョエル・シューマカー、若手にーちゃん俳優を見る目はハリウッド一!右に出るものはいない!…ただし左にガス・ヴァン・サントがいる。
↓ヘンリー・カヴィルって、こんなルックスの人(IMDb)
http://www.imdb.com/gallery/hh/0147147/iid_1195800.jpg.html
(英国人。最近では「トリスタンとイゾルテ」に出てました)
これだけのハンサムですから、とーぜん人気は(まだ一部的ですが)あって、(一部の人の間では)ワーワー云われているにも関わらず、ウェントワース・ミラー同様、露出がないために情報がとっても少ない…。
とりあえず、これから追っかける新作リストに、「Town Creek」を追加しておこうと思います。
――― 『プリズン・ブレイク』鑑賞中 ―――
……ウェントワース・ミラーってやっぱ何度見ても飽きない。ウットリしちゃう、素敵だわ〜♪
DVD 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2007/04/27 ¥21,000
感想ばっかり書いてるとしんどいので、ちょっと息抜きを。
実は私め、性別は女ですが、昔からいわゆるムショ映画が大好き。メジャーなところでは「勝利への脱出」(しまった、これ正確に云うと「収容所モノ」だ!)や「ショーシャンク」、マニアックな「デッドロック」(ウォルター・ヒル監督のやつね)に「チェーン・ヒート」(…訊かないで)、衝撃作「カランジル」(英田サキさんがこの映画取り上げておられて驚愕。彼女と朝までムショ映画話ができそーだ)、TVドラマなら「OZ」…と、まあそのほかにもいろいろと見続けてきたんですが、最近ではやっぱり、この「プリズン・ブレイク」にハマってます。
がしかし。
ムショものだと思って見始めたのに、なんとこれ――兄弟ものでもありました。
二乗にツボだわ♪
兄を慕う弟、ってのが…もうたまらんっ!!
で、おにーちゃん役のドミニク・パーセルと云えば、my2004年ベスト作のガンカタムービー「リべリオン」の冒頭に出てくるレジスタンスリーダー役を思い出します。
「リベリオン」の監督カート・ウィマーは、DVDの音声解説でドミニク・パーセルのことをめちゃホメていて、「いまや彼は売れっ子。TVでよく見かける」と、自慢げに話していました。そのドミニクの次回作が、ジョエル・シューマカー監督のサスペンス映画「Town Creek」でして、どうやらこれもまた兄弟ものならしく(たぶん)、弟役(たぶん)としてヘンリー・カヴィルの名前がありました。
うわ〜、さすがジョエル・シューマカー、若手にーちゃん俳優を見る目はハリウッド一!右に出るものはいない!…ただし左にガス・ヴァン・サントがいる。
↓ヘンリー・カヴィルって、こんなルックスの人(IMDb)
http://www.imdb.com/gallery/hh/0147147/iid_1195800.jpg.html
(英国人。最近では「トリスタンとイゾルテ」に出てました)
これだけのハンサムですから、とーぜん人気は(まだ一部的ですが)あって、(一部の人の間では)ワーワー云われているにも関わらず、ウェントワース・ミラー同様、露出がないために情報がとっても少ない…。
とりあえず、これから追っかける新作リストに、「Town Creek」を追加しておこうと思います。
――― 『プリズン・ブレイク』鑑賞中 ―――
……ウェントワース・ミラーってやっぱ何度見ても飽きない。ウットリしちゃう、素敵だわ〜♪
DVD 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2007/04/27 ¥21,000
←どんなに若いおねーちゃんにヘベレケだろうと、私はこのハゲブルース・ウィリスが好きです。彼の名が世に知られるところとなったドラマ「こちらブルームーン探偵社」を見て育ったし(←ちょい大げさ)、アクション映画の「ダイ・ハード」だって、もちろん好きなシリーズです。そして昨年、やさぐれ刑事を演じた「16ブロック」を観たとき、ようやっと気付いたんですが、たぶん私は――彼の銃を構えながら前に歩く姿がすんごく好き、なんだと思います。
先日、映画館へ行ったときのこと。
今夏公開予定「ダイ・ハード4.0」のトレイラーが流れ、私の後の席に座っていた女性が、「『ダイハード』って映画、またやるんだね〜。死ぬほどしんどいアクション映画なんだよね〜?今度はハードに死んじゃうのかな?」と、お連れの方に話しかけていました。
え〜っと。
DIE HARD = HARD TO DIE
「死ぬほどしんどい」「ハードに死ぬ」ではなくて、「なかなか死なない」という意味になります。タンクトップ姿のマクレーン刑事が、血だらけひーこら状態になりながらもしぶとく生き残っていく姿が、まさにそれ。ルー・ダイヤモンド・フィリップス出演の「ハード・トゥ・ダイ」なんていう映画もありましたけど。
が、しか〜し!
「ダイ・ハード4.0」(邦題)の正式な最終原題は、「Live Free or Die」(「自由に生きよ、しからずんば死ね」「自由に生きられないなら、死んだほうがまし」「そのままにしておけ、でなければ死ぬ」)に引っ掛けた、「Live Free Or Die Hard」。これ、どう訳すとナイスでしょうか?…もっと深く考えたほうがいい?考えないほうがいい?
私はメリケン人ではないので、「ネバーセイ、ネバーアゲイン」のときも悩んだな…。
先日、映画館へ行ったときのこと。
今夏公開予定「ダイ・ハード4.0」のトレイラーが流れ、私の後の席に座っていた女性が、「『ダイハード』って映画、またやるんだね〜。死ぬほどしんどいアクション映画なんだよね〜?今度はハードに死んじゃうのかな?」と、お連れの方に話しかけていました。
え〜っと。
DIE HARD = HARD TO DIE
「死ぬほどしんどい」「ハードに死ぬ」ではなくて、「なかなか死なない」という意味になります。タンクトップ姿のマクレーン刑事が、血だらけひーこら状態になりながらもしぶとく生き残っていく姿が、まさにそれ。ルー・ダイヤモンド・フィリップス出演の「ハード・トゥ・ダイ」なんていう映画もありましたけど。
が、しか〜し!
「ダイ・ハード4.0」(邦題)の正式な最終原題は、「Live Free or Die」(「自由に生きよ、しからずんば死ね」「自由に生きられないなら、死んだほうがまし」「そのままにしておけ、でなければ死ぬ」)に引っ掛けた、「Live Free Or Die Hard」。これ、どう訳すとナイスでしょうか?…もっと深く考えたほうがいい?考えないほうがいい?
私はメリケン人ではないので、「ネバーセイ、ネバーアゲイン」のときも悩んだな…。
ブルースショック、続く
2007年4月15日 映画ヨタ話
←ケイト・ベッキンセイル主演のヴァンパイア映画。以前ちょろっと語ったんですけど、この映画のポスター(←のDVDジャケットと同じ)を映画館で見た瞬間、「なんじゃこりゃ!?末弥純じゃん!?」と、思わずつぶやいてしまいました。
それほど強烈に似てるんですよ、末弥さんが描くイラストに。
(そうお思いになる方、いらっしゃいませんか?)
末弥さんがもし「ワンダーワールド」のイラストを描いたら、きっとこんな風になる…と思います。
…映画自体も菊地系だったし。
↓「アンダーワールド:エヴォリューション」のちょっとだけ感想
http://diarynote.jp/d/25683/20060820.html
(個人的にはビル・ナイasビクターを贔屓にしております)
ホラー映画ファンでガンマニア、さらに無類のヴァンパイア好きとして有名な菊地秀行先生ですから、この映画を絶対ご覧になってるはずで、監督のレン・ワイズマンと対談したら、朝まで語り合っちゃうんじゃないんでしょうかね?…カシオミニを賭けたっていい。
すみません、せっかくの日曜日なのに、なんでこんな話を書いちゃったんだろう…「魔界都市ブルース」ショックが続いてるのかな…。
それほど強烈に似てるんですよ、末弥さんが描くイラストに。
(そうお思いになる方、いらっしゃいませんか?)
末弥さんがもし「ワンダーワールド」のイラストを描いたら、きっとこんな風になる…と思います。
…映画自体も菊地系だったし。
↓「アンダーワールド:エヴォリューション」のちょっとだけ感想
http://diarynote.jp/d/25683/20060820.html
(個人的にはビル・ナイasビクターを贔屓にしております)
ホラー映画ファンでガンマニア、さらに無類のヴァンパイア好きとして有名な菊地秀行先生ですから、この映画を絶対ご覧になってるはずで、監督のレン・ワイズマンと対談したら、朝まで語り合っちゃうんじゃないんでしょうかね?…カシオミニを賭けたっていい。
すみません、せっかくの日曜日なのに、なんでこんな話を書いちゃったんだろう…「魔界都市ブルース」ショックが続いてるのかな…。
アバウト・ヒュー・グラント
2007年4月13日 映画ヨタ話 コメント (2)
←ヒューのベストはこれだと思う。ジョージ・クルーニーが主演しなくてホントよかった、だってこれはまさにヒューのための映画だったから(日本でリメイクするなら、主演は絶対に阿部寛で!と思ってたら、「結婚できない男」というドラマが…)。ちなみに、ヒューと一緒に写ってる男の子は、ニコラス・ホルトくんという子役なんですけどね…実は彼、現在とんでもないことになってます。
ヒュー・グラント(46)が、ドリュー・バリモアと共演した新作「ラブソングができるまで」のキャンペーンで――「アバウト・ア・ボーイ」以来?…いや違う、「トゥー・ウィークス・ノーティス」以来だな――来日してくれました。
↓「ヒュー・グラント、踊る役は封印? ラストダンスを生披露!」
http://www.pia.co.jp/news/hot/20070413_musicandlyrics_repo.html
(めざましTVでも踊ってる姿を見ました)
(以下、引用)
監督と違って、俳優のインタビュー記事はつまんないことが多いのに、このヒトの受け答えは昔からマジで面白いです。期待を絶対に裏切らない、やってくれるよなあ、今回は踊ってもくれたんだ〜。
で、↑の記事を読んでいてふと気が付いたんですけど、あの「モーリス」から早20年経つんですね。そして「ブロージョブ事件」から10年か。あの頃は、まさかこんなヒトだとは思ってませんでしたよ、ええ、まったく。
「トップヘアメークの人たちがやってくれたんだけど、どうやっても26歳にはなれなかったよ(笑)」。あははは♪たしかにそれは云えてる♪
↓往年のヒュー・グラント主演(?)「幻の城」半券語り
http://diarynote.jp/d/25683/20051118.html
(ヒュー若いです。27歳くらい。懐かしい半券だ…朝日シネマまで観に行ったよ〜)
ヒュー・グラント(46)が、ドリュー・バリモアと共演した新作「ラブソングができるまで」のキャンペーンで――「アバウト・ア・ボーイ」以来?…いや違う、「トゥー・ウィークス・ノーティス」以来だな――来日してくれました。
↓「ヒュー・グラント、踊る役は封印? ラストダンスを生披露!」
http://www.pia.co.jp/news/hot/20070413_musicandlyrics_repo.html
(めざましTVでも踊ってる姿を見ました)
(以下、引用)
今回の作品で、落ちぶれた80年代ポップスターを演じるヒュー。劇中では、歌って踊れるポップスターだった過去のシーンも登場。もちろん演じているのは若作りしたヒュー本人。会場や司会者から「今、この場でちょっとだけ踊って!」のお願いに、なんと生ダンスを披露。会場はその奇天烈ダンスに大爆笑しながら、割れんばかりの拍手が起こった。もしかしたらこれがヒューのラストダンスとなったのかも? 実は、この歌って踊る過去のシーン、設定は26歳。有名なヘアメイクの方に顔作りをお願いしたがやはり顔に無理があった…と本音を暴露してしまう一幕も。
監督と違って、俳優のインタビュー記事はつまんないことが多いのに、このヒトの受け答えは昔からマジで面白いです。期待を絶対に裏切らない、やってくれるよなあ、今回は踊ってもくれたんだ〜。
で、↑の記事を読んでいてふと気が付いたんですけど、あの「モーリス」から早20年経つんですね。そして「ブロージョブ事件」から10年か。あの頃は、まさかこんなヒトだとは思ってませんでしたよ、ええ、まったく。
「トップヘアメークの人たちがやってくれたんだけど、どうやっても26歳にはなれなかったよ(笑)」。あははは♪たしかにそれは云えてる♪
↓往年のヒュー・グラント主演(?)「幻の城」半券語り
http://diarynote.jp/d/25683/20051118.html
(ヒュー若いです。27歳くらい。懐かしい半券だ…朝日シネマまで観に行ったよ〜)
デカプ〜のアナザーフリック!
2007年4月9日 映画ヨタ話 コメント (3)
←なんの映画、誰これ?…って、例の「デカプ〜攻のオヤジ受」映画こと「太陽と月に背いて」、お写真は往年(…)のレオナルド・ディカプリオですよ。DVD販社がジェネオンから紀伊國屋書店に変わったんです。それにあわせてジャケットも変更。断然こっちのほうがいいですね、さすが紀伊国屋。ただし、「まぼろしの市街戦」のジャケットはなんとかして欲しい…ってか、なんとかするべき>紀伊国屋
↓デカプ〜衝撃作「太陽と月に背いて」の話
http://diarynote.jp/d/25683/20060121.html
(ジュネオンはジェネオンのことですから。念のため)
天照さんに「キツネだと戻ってきますよ」と教えて頂き、ならばキツネで♪とキツネで書いていたら、今度は間違って「×」を押下、またもや続きを丸ごと消してしまいました…<米国監獄モノ感想
痛恨の一撃。
大ショック。
ブログにしろ原稿にしろ、下書きをせずに(バックアップすらしない。ただし本業ではするけど)そのまま仕上げるタイプなので、こんなことが起きると一気にやる気をなくします。あー!!もうっ!…監獄感想、頑張って書いてたのにぃ!キィ!!
…とゆーわけで、別の話題。
いきなりデカプ〜の話を。
サム・メンデス監督作「Revolutionary Road」にて、「タイタニック」以来、ケイト・ウィンスレットと久しぶりに共演する予定のレオナルド・ディカプリオですけど、さらにいろいろと主演作がウワサされていて、セオドア・ルーズベルトを演じるうんぬん、とか。その中でも私の耳にホヤホヤで入ってきたタイトルが、デイヴィッド・イグネシアスの小説を原作とした「BODY OF LIES」。
スタジオはワーナーで、リドリー・スコットが監督(予定)、ウィリアム・モナハンが脚本なんですって。
デイヴィッド・イグネシアスの小説がベースな以上、デカプ〜が演じるのはスパイだろうなと思っていたら、案の定、アルカイーダのリーダーを探すためにヨルダンに送られた元ジャーナリストのCIAエージェント、という役どころだとか。
アイドルから脱皮、俳優としてAリスト入りしてきたデカプ〜には、(まだ若いんだから)ラブハンドル(=おなか周りのぜい肉)をすっきりしてもらって、ぜひともかっこよく演じてもらいたい…んですけれど、果たしてどうなることやら。
このネタの続報が出てきたら、またお知らせします。
正直云うと、リドリー・スコット監督には、スパイ映画よりもう一度SF映画を撮ってもらいたいんだけどなあ…。
↓デカプ〜衝撃作「太陽と月に背いて」の話
http://diarynote.jp/d/25683/20060121.html
(ジュネオンはジェネオンのことですから。念のため)
天照さんに「キツネだと戻ってきますよ」と教えて頂き、ならばキツネで♪とキツネで書いていたら、今度は間違って「×」を押下、またもや続きを丸ごと消してしまいました…<米国監獄モノ感想
痛恨の一撃。
大ショック。
ブログにしろ原稿にしろ、下書きをせずに(バックアップすらしない。ただし本業ではするけど)そのまま仕上げるタイプなので、こんなことが起きると一気にやる気をなくします。あー!!もうっ!…監獄感想、頑張って書いてたのにぃ!キィ!!
…とゆーわけで、別の話題。
いきなりデカプ〜の話を。
サム・メンデス監督作「Revolutionary Road」にて、「タイタニック」以来、ケイト・ウィンスレットと久しぶりに共演する予定のレオナルド・ディカプリオですけど、さらにいろいろと主演作がウワサされていて、セオドア・ルーズベルトを演じるうんぬん、とか。その中でも私の耳にホヤホヤで入ってきたタイトルが、デイヴィッド・イグネシアスの小説を原作とした「BODY OF LIES」。
スタジオはワーナーで、リドリー・スコットが監督(予定)、ウィリアム・モナハンが脚本なんですって。
デイヴィッド・イグネシアスの小説がベースな以上、デカプ〜が演じるのはスパイだろうなと思っていたら、案の定、アルカイーダのリーダーを探すためにヨルダンに送られた元ジャーナリストのCIAエージェント、という役どころだとか。
アイドルから脱皮、俳優としてAリスト入りしてきたデカプ〜には、(まだ若いんだから)ラブハンドル(=おなか周りのぜい肉)をすっきりしてもらって、ぜひともかっこよく演じてもらいたい…んですけれど、果たしてどうなることやら。
このネタの続報が出てきたら、またお知らせします。
正直云うと、リドリー・スコット監督には、スパイ映画よりもう一度SF映画を撮ってもらいたいんだけどなあ…。
←杏野はるなちゃん(来月で19歳)というアイドル、ご存知ですか?…私の中では、広末涼子系の雰囲気を持っているすごく可愛い女の子という認識だけ(ゴメン!)だったんですが、彼女のブログを覗いて、久々に驚愕のバッケンレコードを更新してしまいました。
↓「杏野はるなの日常。」
http://blog.livedoor.jp/tokyozukananno/
↓ご本人によるプロフィール(上記ブログより)
http://blog.livedoor.jp/tokyozukananno/archives/cat_10019924.html
はるなちゃん…おねーさん、マジビックリした!
ルックスに相反してかなりマニアックなのね、西村知美以上だと思うよ。
趣味が「レトロゲーム、書道(5段)、水泳(1キロ以上)、歌、漫画、LDで映画鑑賞、マリオペイント」というだけでもビックリなのに、ズラリと書き並べてある、いままで遊んだゲームや観た映画のタイトル――そのどれもが、18歳の女の子(しかもアイドル)が遊びそう/鑑賞しそうなものとは、到底思えないんです。ゲーム攻略の画像(「グラディウス」とか)は貼り付けてあるし、本当に好きなんだろうなあ…。
映画に至っては、ヒッチコックやキューブリック、ポランスキー、サム・ライミ、ヴァーホーヴェン(!)作品まで観てる。マシュー・ブロデリック主演「ブルースが聞こえる」なんて、みんなが知らないようなタイトルまで挙げられてる…ひええ!
で、一番驚いたのは、顔文字などは一切使用していない、顔文字に頼らなくていいほどしっかりした、でもちゃんと女の子らしい文章を書いていること。これは好感度がひっじょーに高いです。
あとは…そうだな、彼女に同じ属性を感じます。
私は彼女のようなルックスはまったく持ち合わせていない、10人並程度なんですけど、10代の頃は彼女のように、実はギークに近いマニアっぷり、ただしそれをどこで表現していいかわからないタイプだったんです。
だってね、15〜6歳の女の子がキューブリックやヒッチコックを熱く語ったら、ちょっとコワイでしょ?
私は小学4年生の頃から映画館通いをしていて、初めて観た映画はディズニーアニメでも「ドラえもん」でもなく、「メリー・ポピンズ」(映画館で、もちろん字幕)に「キャリー」(これはTV放送で観た)でした。
↓こんな映画鑑賞生活してました。
http://diarynote.jp/d/25683/20040511.html
↓小学生の分際で、イタリアンエロスの巨匠ティント・ブラスの「サロン・キティ」を観に行こうとし、劇場で「あなたにはまだ早い」と入場お断り(当たり前である!)された話
http://diarynote.jp/d/25683/20030513.html
(大学生になってようやく観たら、たしかに「全裸で組体操」だった…)
私の話についていける友だちは、まったくいませんでした。
いまでもたまに、仲の良い友人たちから「秋林さ〜、ギャップ大きいんだよね〜」と云われます。ルックスとのじゃないよ…って、もうほっといて!
インターネットという情報収集の場ができたとき、真っ先にしたことは、似たような人はいないかという検索でした。そしたらば…出てくる出てくる!…思いがけないヒットに、とても感動したことをよく覚えています。ただし巨大掲示板にはまったく興味がなく、回覧すらしません。
今でもしょっちゅー、「そうそう!そうだった/そうなのよ!」と、←でリンクしている方々(映画関係なら蛍風さんですね、やっぱ)のブログを拝読しながら、PCの前でほくそ笑んでしまい、ままりん(母)から「なに笑ってるの?」と云われてしまいます。
ネット三昧な生活はしていないけど、いい表現の場ができたな〜と、しみじみ思うのでした。
杏野はるなちゃんのブログを読んでたら、うっかり思い出走馬灯グルグル状態になっちゃったよ…あ〜あ。
↓「杏野はるなの日常。」
http://blog.livedoor.jp/tokyozukananno/
↓ご本人によるプロフィール(上記ブログより)
http://blog.livedoor.jp/tokyozukananno/archives/cat_10019924.html
はるなちゃん…おねーさん、マジビックリした!
ルックスに相反してかなりマニアックなのね、西村知美以上だと思うよ。
趣味が「レトロゲーム、書道(5段)、水泳(1キロ以上)、歌、漫画、LDで映画鑑賞、マリオペイント」というだけでもビックリなのに、ズラリと書き並べてある、いままで遊んだゲームや観た映画のタイトル――そのどれもが、18歳の女の子(しかもアイドル)が遊びそう/鑑賞しそうなものとは、到底思えないんです。ゲーム攻略の画像(「グラディウス」とか)は貼り付けてあるし、本当に好きなんだろうなあ…。
映画に至っては、ヒッチコックやキューブリック、ポランスキー、サム・ライミ、ヴァーホーヴェン(!)作品まで観てる。マシュー・ブロデリック主演「ブルースが聞こえる」なんて、みんなが知らないようなタイトルまで挙げられてる…ひええ!
で、一番驚いたのは、顔文字などは一切使用していない、顔文字に頼らなくていいほどしっかりした、でもちゃんと女の子らしい文章を書いていること。これは好感度がひっじょーに高いです。
あとは…そうだな、彼女に同じ属性を感じます。
私は彼女のようなルックスはまったく持ち合わせていない、10人並程度なんですけど、10代の頃は彼女のように、実はギークに近いマニアっぷり、ただしそれをどこで表現していいかわからないタイプだったんです。
だってね、15〜6歳の女の子がキューブリックやヒッチコックを熱く語ったら、ちょっとコワイでしょ?
私は小学4年生の頃から映画館通いをしていて、初めて観た映画はディズニーアニメでも「ドラえもん」でもなく、「メリー・ポピンズ」(映画館で、もちろん字幕)に「キャリー」(これはTV放送で観た)でした。
↓こんな映画鑑賞生活してました。
http://diarynote.jp/d/25683/20040511.html
↓小学生の分際で、イタリアンエロスの巨匠ティント・ブラスの「サロン・キティ」を観に行こうとし、劇場で「あなたにはまだ早い」と入場お断り(当たり前である!)された話
http://diarynote.jp/d/25683/20030513.html
(大学生になってようやく観たら、たしかに「全裸で組体操」だった…)
私の話についていける友だちは、まったくいませんでした。
いまでもたまに、仲の良い友人たちから「秋林さ〜、ギャップ大きいんだよね〜」と云われます。ルックスとのじゃないよ…って、もうほっといて!
インターネットという情報収集の場ができたとき、真っ先にしたことは、似たような人はいないかという検索でした。そしたらば…出てくる出てくる!…思いがけないヒットに、とても感動したことをよく覚えています。ただし巨大掲示板にはまったく興味がなく、回覧すらしません。
今でもしょっちゅー、「そうそう!そうだった/そうなのよ!」と、←でリンクしている方々(映画関係なら蛍風さんですね、やっぱ)のブログを拝読しながら、PCの前でほくそ笑んでしまい、ままりん(母)から「なに笑ってるの?」と云われてしまいます。
ネット三昧な生活はしていないけど、いい表現の場ができたな〜と、しみじみ思うのでした。
杏野はるなちゃんのブログを読んでたら、うっかり思い出走馬灯グルグル状態になっちゃったよ…あ〜あ。
おかえり、アンドリュー
2007年3月21日 映画ヨタ話 コメント (4)
来年2月に公開予定である、パラマウント製作の子供向けファンタジー「The Spiderwick Chronicles」。主演は、「ネバーランド」「チャーリーとチョコレート工場」でジョニーと共演した、フレディ・ハイモアくん(もう15歳、大きくなったねー!)で、日本でもその原作本全5巻(「スパイダーウィック家の謎」)が翻訳出版されていて、出版元の文溪堂が、作品紹介サイトを開設しています。
↓「スパイダーウィック家の謎」特別サイト(文溪堂)
http://www.bunkei.co.jp/spiderwick/
(文溪堂…児童書系の出版社でしょうか?)
(以下、サイトより引用)
そんな私が、なにゆえファンタジー映画の話をするのか。
「The Spiderwick Chronicles」に、アンドリュー・マッカーシーが出演するからです。
↓アンドリュー・マッカーシーを熱く語る
http://diarynote.jp/d/25683/20040525.html
(ちなみに昨年「サンキュー・スモーキング」を観に行った第一の理由は、「ロブ・ロウが出ているから」でした)
当ブログを長く読んで下さっている方の中には、ご存知な方もおられると思いますが、私はこの何年も、大手映画会社製作のメインストリーム作品に、アンドリューがカンバックすることを願ってきました。また大きなスクリーンでアンドリューを観たい、いつか絶対、と。
そのねがいが、やっと、叶いました。
アンドリュー公式サイトには「現在、モントリオールで撮影中」とだけ、役柄の詳細は明らかにされていないため、どのポジションのどんな役を演じるのかはわからないのですが、たとえニガテな子供向けファンタジー作品だろうと、どんなにちっちゃい端役…たとえば瞬殺5秒アウトな役だろうと、私は絶!対!観に行きますっ!
ただ、まだ安心はできません。
どうかどうか――出演がカットされませんように…。
↓「スパイダーウィック家の謎」特別サイト(文溪堂)
http://www.bunkei.co.jp/spiderwick/
(文溪堂…児童書系の出版社でしょうか?)
(以下、サイトより引用)
ニューヨークから古びたスパイダーウィッ ク屋敷に引っこしてきたマロリー,ジャレッド,サイモンの3きょうだいは,ある日,屋敷のかくし部屋で,1冊の謎の書を見つけた。当ブログを長く読んで下さっている方ならお気づきだと思いますが、私めはたいへんファンタジーをニガテとしており…というより完全オンチ――そりゃアタシだって不得手ジャンルはありますよう!――たとえば映画版「ハリー・ポッター」は全作は観ていない(2〜3作くらい)、「ナルニア」にも興味ナシ、「エラゴン」に至っては完全スルーする予定が、いもりん(妹)にゴーインに押し切られとりあえず鑑賞、この数年でマジメかつマトモに観たのは「ロード・オブ・ザ・リング」三部作くらい、という情けない有様です。でもなんでか「レジェンド」と、「プリンセス・ブライド・ストーリー」のDVDを持っている。「レジェンド」に至ってはUS版まで…。
そこには,エルフ,ブラウニー,ゴブリン,トロルなどなど,いい者も邪悪な者もあわせて,妖精たちの秘密がすべて書かれていた!
そして,その日から,この書をめぐり,3人の子どもたち,妖精たちをまきこんだ,うばいあいがはじまったのだった…!
そんな私が、なにゆえファンタジー映画の話をするのか。
「The Spiderwick Chronicles」に、アンドリュー・マッカーシーが出演するからです。
↓アンドリュー・マッカーシーを熱く語る
http://diarynote.jp/d/25683/20040525.html
(ちなみに昨年「サンキュー・スモーキング」を観に行った第一の理由は、「ロブ・ロウが出ているから」でした)
当ブログを長く読んで下さっている方の中には、ご存知な方もおられると思いますが、私はこの何年も、大手映画会社製作のメインストリーム作品に、アンドリューがカンバックすることを願ってきました。また大きなスクリーンでアンドリューを観たい、いつか絶対、と。
そのねがいが、やっと、叶いました。
アンドリュー公式サイトには「現在、モントリオールで撮影中」とだけ、役柄の詳細は明らかにされていないため、どのポジションのどんな役を演じるのかはわからないのですが、たとえニガテな子供向けファンタジー作品だろうと、どんなにちっちゃい端役…たとえば瞬殺5秒アウトな役だろうと、私は絶!対!観に行きますっ!
ただ、まだ安心はできません。
どうかどうか――出演がカットされませんように…。
監督はディヴィッド・フィンチャー(昔、ジョージのビデオ「FREEDOM’90」を手がけてましたよね?>監督)、主演は秋林イチオシ!ジェイク・ジレンホールで、現在「300」と同じく全米公開中、たぶん日本でも「300」と似たような時期に公開されると思われる、「Zodiac」なんですが。
↓ワーナー・ブラザース公式サイト「近日公開作品一覧」
http://www2.warnerbros.jp/comingsoon/index.html
(「Zodiac」の日本公式サイトは未開設)
(以下、引用)
この映画は、60年代後半から70年代にかけ、サンフランシスコで実際に起きた「ゾディアック連続殺人事件」をヒントした、ロバート・グレイスミスの著作を原作としていて、ゾディアック事件そのままというより、「ゾディアック事件+フィクション」という内容になっています。ちなみにジェイクが演じているのは、著者であるグレイスミス。
ネタバレに気をつけながら情報を集めていると、「フィンチャーの最高傑作ではないけど、よく出来てるね」という評が多く、「300」の評価が「一般>評論家」ならば、「Zodiac」は「評論家≧一般」という感じでしょうか。評価はお高めだれど、客層を選びそうな題材と小難しい内容展開のせいか、興行的には少々厳しい状況のようです。
で、この映画が褒められているひとつに、実際のゾディアック事件に対する製作側のリサーチが挙げられています。映画製作のため、ゾディアック事件をリサーチしていたプロデューサーのブラッド・フィッシャーが、サンフランシスコ警察署に何年も放置されていたという、ゾディアックの犯行声明文を発見&通報。その手紙は、事件が起きたカルフォルニアのバレーオに送られ、それをもとにまた新たなDNA鑑定が行われることになって、たしかその結果が――今月末?来月?でしょうか、発表されると聞いています。
ネットで調べてみたら、2002年にゾディアックのDNAが一部解読されたそうですが、当時の第一容疑者(故人)とは一致せず、結局また迷宮入りになるという記事が出てきました(Newsweek。リンクしたかったけど、ナンバーがないとDLできない)。
60年代は鑑定技術がいまほど精度の高いものではなく、02年のサンプルでは一部しか解読できなかったゾディアックのDNA――今回の手紙の発見によって、新しいDNAサンプルを警察側は手に入れたわけで――もしゾディアックの唾液が切手に付いているならば、事件解決の糸口になるかも知れず、私もちょっとだけその結果に興味があります。
日本公開の頃にはDNAの鑑定も終わってるでしょうから、結果はどうであれ、このネタは映画宣伝に一役買いそうですね。
ところで。フィンチャー監督は、ハリウッドのダメ出し王、なっかなかOKを出さない、キューブリック並みに現場での30〜50テイクはザラ、という人だと聞いてます。……ジェイクに撮影がどうだったか、個人的にそこらへんを訊いてみたいっス。
↓ワーナー・ブラザース公式サイト「近日公開作品一覧」
http://www2.warnerbros.jp/comingsoon/index.html
(「Zodiac」の日本公式サイトは未開設)
(以下、引用)
監督: デビッド・フィンチャー
キャスト: ジェイク・ギレンホール、マーク・ラファロ、ロバート・ダウニーJr、アンソニー・エドワーズ
ストーリー: アメリカ史上最も謎に包まれた未解決事件に、『セブン』『ファイト・クラブ』のデビッド・フィンチャーが挑む衝撃作! サンフランシスコ一帯に“ゾディアック”と名乗る連続殺人鬼が現れた。管轄区内の4人の捜査官たちが殺人犯の捜査に奔走する一方で、まるで警察をあざ笑うかのように、不可解な暗号と手紙を残していくゾディアック。やがて4人の男たちは、謎めいた手がかりばかりが残されるゾディアック事件に取り憑かれていく――。
2007年初夏、丸の内プラゼール他全国ロードショー
この映画は、60年代後半から70年代にかけ、サンフランシスコで実際に起きた「ゾディアック連続殺人事件」をヒントした、ロバート・グレイスミスの著作を原作としていて、ゾディアック事件そのままというより、「ゾディアック事件+フィクション」という内容になっています。ちなみにジェイクが演じているのは、著者であるグレイスミス。
ネタバレに気をつけながら情報を集めていると、「フィンチャーの最高傑作ではないけど、よく出来てるね」という評が多く、「300」の評価が「一般>評論家」ならば、「Zodiac」は「評論家≧一般」という感じでしょうか。評価はお高めだれど、客層を選びそうな題材と小難しい内容展開のせいか、興行的には少々厳しい状況のようです。
で、この映画が褒められているひとつに、実際のゾディアック事件に対する製作側のリサーチが挙げられています。映画製作のため、ゾディアック事件をリサーチしていたプロデューサーのブラッド・フィッシャーが、サンフランシスコ警察署に何年も放置されていたという、ゾディアックの犯行声明文を発見&通報。その手紙は、事件が起きたカルフォルニアのバレーオに送られ、それをもとにまた新たなDNA鑑定が行われることになって、たしかその結果が――今月末?来月?でしょうか、発表されると聞いています。
ネットで調べてみたら、2002年にゾディアックのDNAが一部解読されたそうですが、当時の第一容疑者(故人)とは一致せず、結局また迷宮入りになるという記事が出てきました(Newsweek。リンクしたかったけど、ナンバーがないとDLできない)。
60年代は鑑定技術がいまほど精度の高いものではなく、02年のサンプルでは一部しか解読できなかったゾディアックのDNA――今回の手紙の発見によって、新しいDNAサンプルを警察側は手に入れたわけで――もしゾディアックの唾液が切手に付いているならば、事件解決の糸口になるかも知れず、私もちょっとだけその結果に興味があります。
日本公開の頃にはDNAの鑑定も終わってるでしょうから、結果はどうであれ、このネタは映画宣伝に一役買いそうですね。
ところで。フィンチャー監督は、ハリウッドのダメ出し王、なっかなかOKを出さない、キューブリック並みに現場での30〜50テイクはザラ、という人だと聞いてます。……ジェイクに撮影がどうだったか、個人的にそこらへんを訊いてみたいっス。
“世界の果て”からコンニチハ
2007年3月18日 映画ヨタ話 コメント (2)
…とゆーわけで、宣言通りゲットしてきました(しかも2個)「ジャック・スパロウ身代わり人形」。ラブリー♪ですよ〜♪…上手いこと考えたな!>ブエナビスタ
ちなみにキャプションは下記の通り。
汚れたりするのがイヤで、こーゆーものを袋から出す勇気のない私…。
ちなみにキャプションは下記の通り。
―ジャック・スパロウ身代わり人形―
使用上の注意!
彼は“世界の果て”からやってきた、
災いを食べてくれる守り神です。
ただし、気まぐれなので、下記の事を守ってください。
そうすれば、必ずあなたを
災いから守ってくれます。多分…
1.ちゃんと身につけてください
2.ちゃんと愛してください
5.25(金) 全世界同時公開!
汚れたりするのがイヤで、こーゆーものを袋から出す勇気のない私…。
フィアット・500・エンスー
2007年3月17日 映画ヨタ話
黄色のフィアット500というと、真っ先に思い出すのが「ルパン三世 カリオストロの城」。ルパンのトレードマークカーで、見事なカーチェイスを繰り広げてポンコツ寸前になった、あのキュートな車です。
最近ではピクサーアニメ「カーズ」に、ルイジという名の、陽気でフェラーリ命なイタリアンとして(だからボイスキャストがジローラモ)出演?していたのが、印象的でした。
で、映画や車のエンスー/マニアならニヤリとする設定、オマージュがちりばめられてるその「カーズ」。昨日たまたま観ていて、ルイジがちょこちょこっと出て来た際に、ふと気付いた&思い出したんですが――
ルイジって、「カリオストロの城」のルパンをオマージュしてるのかも。
だってボディカラーはイエローだし。
名前だって「Lupin」と「Luigi」だし。
監督のジョン・ラセター、こんなこと云ってる↓し。
ジョン・ラセター インタビュー:宮崎駿のアニメの魅力「僕が研究したポイントはココだ」
http://www.eiga.com/special/nemo/02.shtml
あ。ルパンで思い出した!
ハリウッド版「ルパン三世」はどーなったのよー!?
↓「ルパン三世」がハリウッドで実写映画化(zakzak)
http://www.zakzak.co.jp/midnight/hollywood/backnumber/L/030228-L.html
(2年ほど前、雑誌でモンキー・パンチ先生が「ジム・キャリー主演で考えてたけど、調整つかなくて。ルパンは新人でもいいね」といったことを語っておられたけど…)
最近ではピクサーアニメ「カーズ」に、ルイジという名の、陽気でフェラーリ命なイタリアンとして(だからボイスキャストがジローラモ)出演?していたのが、印象的でした。
で、映画や車のエンスー/マニアならニヤリとする設定、オマージュがちりばめられてるその「カーズ」。昨日たまたま観ていて、ルイジがちょこちょこっと出て来た際に、ふと気付いた&思い出したんですが――
ルイジって、「カリオストロの城」のルパンをオマージュしてるのかも。
だってボディカラーはイエローだし。
名前だって「Lupin」と「Luigi」だし。
監督のジョン・ラセター、こんなこと云ってる↓し。
ジョン・ラセター インタビュー:宮崎駿のアニメの魅力「僕が研究したポイントはココだ」
http://www.eiga.com/special/nemo/02.shtml
あ。ルパンで思い出した!
ハリウッド版「ルパン三世」はどーなったのよー!?
↓「ルパン三世」がハリウッドで実写映画化(zakzak)
http://www.zakzak.co.jp/midnight/hollywood/backnumber/L/030228-L.html
(2年ほど前、雑誌でモンキー・パンチ先生が「ジム・キャリー主演で考えてたけど、調整つかなくて。ルパンは新人でもいいね」といったことを語っておられたけど…)
ホットなスリーハンドレッド
2007年3月16日 映画ヨタ話 コメント (8)
←現在、全米で公開中の「300<スリーハンドレッド>」。フランク・ミラーのグラフィック・ノベルを原作とし、モントリオールでのグリーンスクリーンにおける撮影期間は60日だけ、そして主演は、日本女子の間でも人気が高いジェラルド・バトラー(スパルタ王役)という史劇アドベンチャーもので、全米で公開するや、今年一番の週末興行成績をあげ($70,885,301!Mojo調べ)、今週末には「ゴーストライダー」を抜き、「スパイダーマン3」や「パイレーツ・オブ・カリビアン3」が公開される5月まで、全米トータル興行成績1位を守るんじゃないかと(私が勝手に)思っている話題作なんですけど――
↓日本公式サイト(あらすじ付き)
http://wwws.warnerbros.co.jp/300/
↓私も「300」を楽しみにしているよ〜んという話
http://diarynote.jp/d/25683/20070102.html
ここにきて、ちょっとした問題が発生しております。
なんでも、「300」を観たイラン人のみなさんが、「裏づけがない、史実と違うじゃないか、しかも我々の祖先がモンスターのように表現されている!これはハリウッドからの宣戦布告だ!」と、かなり怒っているらしく、ネットなどで上映中止の署名活動が行われているそうです。たしかに私が見てもモンスターのよう。ちなみにイラン人はペルシャ系になります。
↓とりあえずソース(IMDb)
http://us.imdb.com/title/tt0416449/news
(日本語によるニュースは、数日後どこかの映画情報サイトがUPしてくれるでしょう)
うん…その…こういう話って、たとえば「ロード・オブ・ザ・リング」に対して、「トールキンは人種差別主義者だ、白人以外を蔑ろにしている」と云ってる人がいたし(わかる気がする)、最近ではメル・ギブソンが監督した「アポカリプト」あたりも、「史実と違う、間違ってるじゃないか」と一部で叩かれたりして(これもわかる)、比較的よく耳にする話だったりします。
でも結局、その両作品とも(メル・ギブソンの失言は別として)大問題には発展せず、それどころかオスカーにノミネートされたり、受賞したりして――つまり、たとえ人によっては人種的に問題があるように感じたり、史実と違ったとしても、映画として観ればよく出来ている、あるいは面白い作品であると、米国で高い評価を受けていたりするんですよね…。これこそエンタテインメントじゃないか、と。
中国では「不適切表現がある」という理由で、上映禁止になる作品もある(でもDVDが店頭に並ぶ)ハリウッド映画――今回は中近東でも上映されないかもしれないっスね。
ちなみに日本では7月公開予定、もしかしたらジェラルド・バトラー、キャンペーン来日してくれるかも?
あ、そうそう。
ご鑑賞予定のある女子のみなさんに告げておかねば。
スタイリッシュでダークでバイオレンスに溢れている、この一大CGエフェクト映画をご鑑賞の際は――
ジェラルド・バトラー!
ロドリゴ・サントロ!
ディヴィッド・ウェナム!
…の3人に、ご注目下さい。
↓レッドカーペット上の3人(IMDb)
http://us.imdb.com/gallery/granitz/5865/DavidWenha_Cohen_13014263_400.jpg.html
(目の保養です)
↓「300」でのロドリゴ・サントロ(IMDb)
http://us.imdb.com/gallery/ss/0416449/FCJG3000050.jpg.html
(最初、ロドリゴだとまったくわかんなかった…軽くショック)
↓「300」でのディヴィッド・ウェナム(IMDb)
http://us.imdb.com/gallery/ss/0416449/300FC00004.jpg.html
↓「300」でのジェラルド・バトラー(IMDb)
http://us.imdb.com/gallery/ss/0416449/FCJG3000098.jpg.html
↓日本公式サイト(あらすじ付き)
http://wwws.warnerbros.co.jp/300/
↓私も「300」を楽しみにしているよ〜んという話
http://diarynote.jp/d/25683/20070102.html
ここにきて、ちょっとした問題が発生しております。
なんでも、「300」を観たイラン人のみなさんが、「裏づけがない、史実と違うじゃないか、しかも我々の祖先がモンスターのように表現されている!これはハリウッドからの宣戦布告だ!」と、かなり怒っているらしく、ネットなどで上映中止の署名活動が行われているそうです。たしかに私が見てもモンスターのよう。ちなみにイラン人はペルシャ系になります。
↓とりあえずソース(IMDb)
http://us.imdb.com/title/tt0416449/news
(日本語によるニュースは、数日後どこかの映画情報サイトがUPしてくれるでしょう)
うん…その…こういう話って、たとえば「ロード・オブ・ザ・リング」に対して、「トールキンは人種差別主義者だ、白人以外を蔑ろにしている」と云ってる人がいたし(わかる気がする)、最近ではメル・ギブソンが監督した「アポカリプト」あたりも、「史実と違う、間違ってるじゃないか」と一部で叩かれたりして(これもわかる)、比較的よく耳にする話だったりします。
でも結局、その両作品とも(メル・ギブソンの失言は別として)大問題には発展せず、それどころかオスカーにノミネートされたり、受賞したりして――つまり、たとえ人によっては人種的に問題があるように感じたり、史実と違ったとしても、映画として観ればよく出来ている、あるいは面白い作品であると、米国で高い評価を受けていたりするんですよね…。これこそエンタテインメントじゃないか、と。
中国では「不適切表現がある」という理由で、上映禁止になる作品もある(でもDVDが店頭に並ぶ)ハリウッド映画――今回は中近東でも上映されないかもしれないっスね。
ちなみに日本では7月公開予定、もしかしたらジェラルド・バトラー、キャンペーン来日してくれるかも?
あ、そうそう。
ご鑑賞予定のある女子のみなさんに告げておかねば。
スタイリッシュでダークでバイオレンスに溢れている、この一大CGエフェクト映画をご鑑賞の際は――
ジェラルド・バトラー!
ロドリゴ・サントロ!
ディヴィッド・ウェナム!
…の3人に、ご注目下さい。
↓レッドカーペット上の3人(IMDb)
http://us.imdb.com/gallery/granitz/5865/DavidWenha_Cohen_13014263_400.jpg.html
(目の保養です)
↓「300」でのロドリゴ・サントロ(IMDb)
http://us.imdb.com/gallery/ss/0416449/FCJG3000050.jpg.html
(最初、ロドリゴだとまったくわかんなかった…軽くショック)
↓「300」でのディヴィッド・ウェナム(IMDb)
http://us.imdb.com/gallery/ss/0416449/300FC00004.jpg.html
↓「300」でのジェラルド・バトラー(IMDb)
http://us.imdb.com/gallery/ss/0416449/FCJG3000098.jpg.html
日本の女優さんでも「普段はほとんど化粧しないんです。洗顔も水だけ」という方――たとえば広末涼子や黒木瞳がそうだったはず――のお話はたまにTVでも流れていますが、ハリウッド女優で、本人の云う通り、ホントになにもしてないなんだな〜と思わせるのが、キャメロン・ディアス。
私の云ってる意味は、↑の画像をクリックすると(拡大します)お分かりいただけます。
「マスク」や「メリーに首ったけ」でのキュートさを知ってるだけに、年齢を重ねてきた最近の彼女はマジでヤバイ、SPFとPAの防止は重要だよと、極東から危険シグナルを送りたい私です。大きなお世話?ここ2〜3年の出演作や写真…たとえば先日のアカデミー授賞式での彼女を見るだけで、シワだけでなくハリもない弛みがちな肌がよくわかるんですよ…。
もともと肌が弱いといわれてるキャメロン。
お願いだから、サーフィンしに行くときはサンプロテクトを!
ちなみに映像がハイビジョン化していくと、肌の状態をごまかせなくなるので注意が必要です。綺麗な肌だと云われてるのが、ペネロペちゃんにゼータ姐さん、ニコール。逆にヤバイと云われてるののが、キャメロンやブラッド・ピット。男優だってちゃんと見られてます。
ま、どーせデジタル修正技術も上がるんでしょうけど。
私の云ってる意味は、↑の画像をクリックすると(拡大します)お分かりいただけます。
「マスク」や「メリーに首ったけ」でのキュートさを知ってるだけに、年齢を重ねてきた最近の彼女はマジでヤバイ、SPFとPAの防止は重要だよと、極東から危険シグナルを送りたい私です。大きなお世話?ここ2〜3年の出演作や写真…たとえば先日のアカデミー授賞式での彼女を見るだけで、シワだけでなくハリもない弛みがちな肌がよくわかるんですよ…。
もともと肌が弱いといわれてるキャメロン。
お願いだから、サーフィンしに行くときはサンプロテクトを!
ちなみに映像がハイビジョン化していくと、肌の状態をごまかせなくなるので注意が必要です。綺麗な肌だと云われてるのが、ペネロペちゃんにゼータ姐さん、ニコール。逆にヤバイと云われてるののが、キャメロンやブラッド・ピット。男優だってちゃんと見られてます。
ま、どーせデジタル修正技術も上がるんでしょうけど。
「第79回(2006年)アカデミー賞」
2007年2月26日 映画ヨタ話 コメント (2)
帰宅してから、授賞式の録画を見ました。
いや〜…今年は、コッポラ・スピルバーグ・ルーカスのプレゼンタートリオと、そして彼らから像を渡されたときのスコセッシが良かったスね。映画は、もしかして力をちょい抜きで撮ったほうがいいのかもしれないよ?…でも簡単に抜けない性分だろうけど>スコセッシ
ともあれ、スコセッシの受賞には「良かったね〜」と云いたいです。残念だったのはピーター・オトゥール。「授賞式には行かない」なんてウワサもあったのに、ちゃんと来てたよー…来てたのに…ううう。司会のエレン・デジェネレス(「ファインディング・ニモ」でドリーの声をアテた人)は頑張ってるのはわかる、でも…。ビリー・クリスタルの復活を希望。プレゼンターはスティーブ・カレル(正確に云うと、彼の顔)が面白かったなー。プレゼンターの云えば、なんで最後に出てきたジャック・ニコルソンはハゲになってたの?どーして?どーして?…ねえ、どーして?
イーストウッドの「硫黄島」紹介コメント。素晴らしかったです。アンチアメリカ映画だとほざいてるヤツ!ちゃんと聞いた!?
昨年亡くなった映画関係者のトリビュート。ジャック・ウォーデンが亡くなったことを知り、ショックを受けました。好きだったよ…うるうるうる…。有名なのは、たぶん「12人の怒れる男」での陪審員7番役だと思いますが、私は「天国から来たチャンピオン」でのフットボールコーチ役が印象的でした。…ご冥福をお祈りします。
そしてドレスが素敵だった女優さんは、ラクロワのヘレン・ミレン、めずらしく赤のバレンシアガを着ていたニコール・キッドマン、アルマーニのワンショルダーを着ていたケイト・ブランシェット。あとはリース・ウィザースプーン、ペネロペちゃん、レイチェル・ワイズ、ケイト・ウィンスレットも良かったな。
ヘンだったのは、なんとプラダを着てきた(!)メリル・ストリープ(彼女らしくない)、ジバンシーのエヴァ・グリーン(ヘアースタイルがとにかくヘンだった)、キルスティン・ダンスト、グウィネス・パルトロウか。菊地凛子は…私の好きなタイプのドレスじゃないけど、メイクは良かったです。
受賞に関して。
実はあるスジから、「『バベル』の受賞はない」という話を聞いていたので、それならばと本命からすべて外したまでは良かったけれど、同じスジより、今度は「アニメは『ハッピーフィート』が獲る」と聞いていたのにも関わらず、どうしても信じられなかったので、「カーズ」を本命にしたら…本当に「ハッピー〜」が本当に獲ってしまった。これには参った。あるスジとニューヨークタイムズの調査ってスゴイかも。
そしてビッグアプセットがあったのは、主演男優賞ではなく助演男優賞。
当確とまで云われたエディ・マーフィが、なぜ落ちたか。
理由1.投票用紙がアカデミー会員に送られた時期に、アンチ・エディの動きがあり、いろいろウワサを立てられたから。
理由2.2週間くらい前から公開されている、エディ主演「Norbit」が酷評されていて、タイミングが悪かったから。
…ヒネくれなければいいけど>エディ
本命ではなかったとしても、アラン・アーキンの受賞に問題はないし、良かったと思います。あんなに私の心をわしづかみにした素敵なグランパは、「ロストボーイ」でグランパを演じたバーナード・ヒューズ以来だし。
ちなみに、もしエディが獲っていたら、俳優の主要三部門(主演男優・助演男優・助演女優)はすべてアフリカ系、という初の快挙になったんだそうです。
今年は国際色豊かと云われつつ(私も云った)、結局おいしいところは米国の取り分でしたね。
さて。
来年の受賞はどうなるかな?
あ。採点結果。私は21点でーす。
いや〜…今年は、コッポラ・スピルバーグ・ルーカスのプレゼンタートリオと、そして彼らから像を渡されたときのスコセッシが良かったスね。映画は、もしかして力をちょい抜きで撮ったほうがいいのかもしれないよ?…でも簡単に抜けない性分だろうけど>スコセッシ
ともあれ、スコセッシの受賞には「良かったね〜」と云いたいです。残念だったのはピーター・オトゥール。「授賞式には行かない」なんてウワサもあったのに、ちゃんと来てたよー…来てたのに…ううう。司会のエレン・デジェネレス(「ファインディング・ニモ」でドリーの声をアテた人)は頑張ってるのはわかる、でも…。ビリー・クリスタルの復活を希望。プレゼンターはスティーブ・カレル(正確に云うと、彼の顔)が面白かったなー。プレゼンターの云えば、なんで最後に出てきたジャック・ニコルソンはハゲになってたの?どーして?どーして?…ねえ、どーして?
イーストウッドの「硫黄島」紹介コメント。素晴らしかったです。アンチアメリカ映画だとほざいてるヤツ!ちゃんと聞いた!?
昨年亡くなった映画関係者のトリビュート。ジャック・ウォーデンが亡くなったことを知り、ショックを受けました。好きだったよ…うるうるうる…。有名なのは、たぶん「12人の怒れる男」での陪審員7番役だと思いますが、私は「天国から来たチャンピオン」でのフットボールコーチ役が印象的でした。…ご冥福をお祈りします。
そしてドレスが素敵だった女優さんは、ラクロワのヘレン・ミレン、めずらしく赤のバレンシアガを着ていたニコール・キッドマン、アルマーニのワンショルダーを着ていたケイト・ブランシェット。あとはリース・ウィザースプーン、ペネロペちゃん、レイチェル・ワイズ、ケイト・ウィンスレットも良かったな。
ヘンだったのは、なんとプラダを着てきた(!)メリル・ストリープ(彼女らしくない)、ジバンシーのエヴァ・グリーン(ヘアースタイルがとにかくヘンだった)、キルスティン・ダンスト、グウィネス・パルトロウか。菊地凛子は…私の好きなタイプのドレスじゃないけど、メイクは良かったです。
受賞に関して。
実はあるスジから、「『バベル』の受賞はない」という話を聞いていたので、それならばと本命からすべて外したまでは良かったけれど、同じスジより、今度は「アニメは『ハッピーフィート』が獲る」と聞いていたのにも関わらず、どうしても信じられなかったので、「カーズ」を本命にしたら…本当に「ハッピー〜」が本当に獲ってしまった。これには参った。あるスジとニューヨークタイムズの調査ってスゴイかも。
そしてビッグアプセットがあったのは、主演男優賞ではなく助演男優賞。
当確とまで云われたエディ・マーフィが、なぜ落ちたか。
理由1.投票用紙がアカデミー会員に送られた時期に、アンチ・エディの動きがあり、いろいろウワサを立てられたから。
理由2.2週間くらい前から公開されている、エディ主演「Norbit」が酷評されていて、タイミングが悪かったから。
…ヒネくれなければいいけど>エディ
本命ではなかったとしても、アラン・アーキンの受賞に問題はないし、良かったと思います。あんなに私の心をわしづかみにした素敵なグランパは、「ロストボーイ」でグランパを演じたバーナード・ヒューズ以来だし。
ちなみに、もしエディが獲っていたら、俳優の主要三部門(主演男優・助演男優・助演女優)はすべてアフリカ系、という初の快挙になったんだそうです。
今年は国際色豊かと云われつつ(私も云った)、結局おいしいところは米国の取り分でしたね。
さて。
来年の受賞はどうなるかな?
あ。採点結果。私は21点でーす。
「第79回(2006年)アカデミー賞」予想
2007年2月25日 映画ヨタ話
なんつーか、今年のオスカー授賞式は菊地凛子さんのドレスが気になって気になって、どうにも仕方がない秋林です。またシャネルなんだろうか…。着物だと絶対にボロクソには云われないだろうけど、話題になることはないだろうしなあ。木村拓哉的視点もちょっと…。ちなみにラジーは、「氷の微笑2」が4部門受賞だそーです。
…というわけで、いったいどんなきっかけで始まったかよく覚えていない、今年で5年目を迎える恒例の企画!「第79回(2006年)アカデミー賞」予想です。←でリンクしているまりゅうさんのブログのルールに則って、予想します。
なお、オリジナルの企画として「もし私がアカデミー協会員だったら、どのノミニーに票を投じるか」の個人的な選択をプラスして書いておきます。こちらはルール外なので、別の観点でご覧下さいませ。
今年は予想コメントを頑張って書くぞ!
おー!
■作品賞
「バベル」
「ディパーテッド」
「硫黄島からの手紙」
「リトル・ミス・サンシャイン」
「クィーン」
「バベル」か「ディパーテッド」か「リトル・ミス・サンシャイン」か。
「バベル」は、いかにも評論家好みな群像劇。でも「クラッシュ」よりわかりづらいし、公開時の話題は完全に「ボラット」にもっていかれてたからなあ。「ディパーテッド」は、リメイクという点が協会員にどうひびくか。「リトル・ミス〜」は、候補作の中で唯一、ハートウォーミングかつフィールグッドなストーリーで、誰からも好かれる作品…ただし、ここ近年のオスカー傾向を考えれば、この手の映画はノミニー止まり、受賞しにくいようにも感じる。
個人的には「硫黄島」を推したい。ちなみに、オスカー賞キャンペーンで映画会社から強力プッシュされている作品は、「ディパーテッド」と「クィーン」(私調べです、はい)。
本命:「ディパーテッド」
対抗:「バベル」
個人的選択:「硫黄島からの手紙」
■監督賞
クリント・イーストウッド(「硫黄島からの手紙」)
スティーブン・フリアーズ(「クィーン」)
ポール・グリーングラス(「ユナイテッド93」)
アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ(「バベル」)
マーティン・スコセッシ(「ディパーテッド」)
まず、作品賞に選ばれていない時点で「ユナイテッド93」のグリーングラスは消える(好きな作品と監督なんですが)。「クィーン」のスティーブン・フリアーズは、「マイ・ビューティフル・ランドレット」から個人的にひいきの監督だけど、オスカーが米国の映画賞と思えばちょっとキビシイし、弱い。今年は(とゆーか今年も)「イーストウッドvs.スコセッシ」。このふたりのうちどちらかとなると――アメリカ監督組合(DGA)賞を受賞したスコセッシ。日本ではオリジナルのほうが評価されている「ディパーテッド」だけど、私はオリジナルより好き(日本ではかなり少数派)。でも…う〜ん、スッキリしない。正直、スコセッシはリメイクの「ディパーテッド」でというより、その昔「グッドフェローズ」で獲ってたっておかしくなかったんだってば!…個人的に選ぶなら、日本語を話せない&米国人で、あれだけの日本映画を撮ったイーストウッド。あの年齢で意欲的に野心的な2部作を作り上げたことに、私は感動しました。
本命:マーティン・スコセッシ
対抗:クリント・イーストウッド
個人的選択:クリント・イーストウッド
■主演男優賞
レオナルド・ディカプリオ(「ブラッド・ダイヤモンド」)
ライアン・ゴズリング(「Half Nelson」)
ピーター・オトゥール(「Venus」)
ウィル・スミス(「幸せのちから」)
フォレスト・ウィテカー(「ラストキング・オブ・スコットランド」)
デカプ〜は…ゴメン、「ディパーテッド」じゃなく「ブラッド・ダイヤモンド」でノミネートされた時点で、戦線離脱。「ブラッド〜」での彼はいいと思うけど、ジャイモン・ハンスゥのほうが印象に残る。ゴズリングとウィル・スミスは、ちょっと弱い。よって対決は、大本命と云われるフォレスト・ウィテカーと、悲願のオスカー受賞を目指すピーター・オトゥール。ウィテカーは日本でこそ知られてはいないものの、映画界のみならず米国TV界でも評価されている実力派の俳優。機会があって「ラストキング〜」を観たけれど、素晴らしかったっス。ただ、ピーター・オトゥールに賞をあげたいという協会員も多いはずで、ヘンリー・フォンダが「黄昏」で受賞したことを思えば、彼の受賞もありえそう。
このカテゴリでアプセットがあるんじゃ?
本命:ピーター・オトゥール
対抗:フォレスト・ウィテカー
個人的選択:ピーター・オトゥール
■主演女優賞
ペネロペ・クルス(「ボルベール 帰郷」)
ジュディ・デンチ(「あるスキャンダルの覚え書き」)
ヘレン・ミレン(「クィーン」)
メリル・ストリープ(「プラダを着た悪魔」)
ケイト・ウィンスレット(「Little Children」)
ヘレン・ミレンに敵なし。
本命:ヘレン・ミレン
対抗:なし
個人的選択:メリル・ストリープ
■助演男優賞
アラン・アーキン(「リトル・ミス・サンシャイン」)
ジャッキー・アール・ヘイリー(「Little Children」)
ジャイモン・ハンスゥ(「ブラッド・ダイヤモンド」)
エディ・マーフィ(「ドリームガールズ」)
マーク・ウォルバーグ(「ディパーテッド」)
…いちばん難しい。みんなにあげたいくらい、選べない。
復活組が多い中、たぶんエディ・マーフィが持っていくんじゃないかな?
本命:エディ・マーフィ
対抗:アラン・アーキン
個人的選択:この中ではマジで選べません…が、なんで「あるスキャンダルの覚え書き」でビル・ナイが選ばれないの!?
■助演女優賞
アドリアナ・バラッザ(「バベル」)
ケイト・ブランシェット(「あるスキャンダルの覚え書き」)
アビゲイル・ブレスリン(「リトル・ミス・サンシャイン」)
ジェニファー・ハドソン(「ドリームガールズ」)
菊地凛子(「バベル」)
日本的に云えば彗星、米国的に云えばrising starが有利かと。
ジェニファー・ハドソンでキマリ。
菊地さんは「Rinko Kikuchi」というより、「ネイキッ・ジャパニーズガール・イン・バボー」と覚えられているところが、同じ日本人として(そして女性として)ちょっとムカつく。あんまりだー。
本命:ジェニファー・ハドソン
対抗:なし
個人的選択:ジェニファー・ハドソン
■長編アニメーション映画賞
「カーズ」(ピクサー=ディズニー)ジョン・ラセター
「ハッピー フィート」(ワーナー)ジョージ・ミラー
「モンスター・ハウス」 (ソニー)ギル・キーナン
ウワサでは「ハッピー フィート」の可能性アリ。
でもやっぱピクサーじゃないの?
本命:「カーズ」
対抗:「ハッピー フィート」
個人的選択:「カーズ」
■外国語映画賞
「Indigenes(Days of Glory)」(アルジェリア)
「Water」(カナダ)
「Efter brylluppet(After the Wedding)」(デンマーク)
「善き人のためのソナタ」(ドイツ)
「Pan’s Labyrinth」(メキシコ)
外国語映画のノミネート作品は凡作が多くてガッカリすることがよくあるけど、今年は個性的(だろう)な「Pan’s Labyrinth」が選ばれていて、ちょっと嬉しかった。
本命:「Pan’s Labyrinth」(メキシコ)
対抗:「Water」(カナダ)
個人的選択:「Pan’s Labyrinth」
■脚本賞
「バベル」 ギジェルモ・アリエガ
「硫黄島からの手紙」アイリス・ヤマシタ ポール・ハギス
「リトル・ミス・サンシャイン」マイケル・アーント
「Pan’s Labyrinth」ギレルモ・デル・トロ
「クィーン」ピーター・モーガン
「バベル」か「リトル・ミス・サンシャイン」か。
批評家なら前者、一般なら後者だろうなあ。
本命:「リトル・ミス・サンシャイン」
対抗:「バベル」
個人的選択:「Pan’s Labyrinth」
■脚色賞
「Borat」サーシャ・バロン・コーエン他
「トゥモロー・ワールド」 アルフォンソ・キュアロン
「ディパーテッド」ウィリアム・モナハン
「Little Children」 トッド・フィールド トム・ベロッタ
「あるスキャンダルの覚え書き」パトリック・マーバー
う〜ん。
本命:「ディパーテッド」
対抗:「トゥモロー・ワールド」
個人的選択:「ボラット」を観てみないとわからない。
以上、こんな感じで選んでみました。
今年はどのカテゴリも国際色豊かっスね。
…というわけで、いったいどんなきっかけで始まったかよく覚えていない、今年で5年目を迎える恒例の企画!「第79回(2006年)アカデミー賞」予想です。←でリンクしているまりゅうさんのブログのルールに則って、予想します。
【ルール】
今回も「作品賞」「監督賞」「主演男優賞」「主演女優賞」「助演男優賞」「助演女優賞」の主要6部門。「脚本賞」「脚色賞」「長編アニメ映画賞」「外国語映画賞」の9部門が対象。
本命、対抗候補挙げて、本命が当たったら3点、対抗が当たったら1点。
総得点で勝負。
なお、オリジナルの企画として「もし私がアカデミー協会員だったら、どのノミニーに票を投じるか」の個人的な選択をプラスして書いておきます。こちらはルール外なので、別の観点でご覧下さいませ。
今年は予想コメントを頑張って書くぞ!
おー!
■作品賞
「バベル」
「ディパーテッド」
「硫黄島からの手紙」
「リトル・ミス・サンシャイン」
「クィーン」
「バベル」か「ディパーテッド」か「リトル・ミス・サンシャイン」か。
「バベル」は、いかにも評論家好みな群像劇。でも「クラッシュ」よりわかりづらいし、公開時の話題は完全に「ボラット」にもっていかれてたからなあ。「ディパーテッド」は、リメイクという点が協会員にどうひびくか。「リトル・ミス〜」は、候補作の中で唯一、ハートウォーミングかつフィールグッドなストーリーで、誰からも好かれる作品…ただし、ここ近年のオスカー傾向を考えれば、この手の映画はノミニー止まり、受賞しにくいようにも感じる。
個人的には「硫黄島」を推したい。ちなみに、オスカー賞キャンペーンで映画会社から強力プッシュされている作品は、「ディパーテッド」と「クィーン」(私調べです、はい)。
本命:「ディパーテッド」
対抗:「バベル」
個人的選択:「硫黄島からの手紙」
■監督賞
クリント・イーストウッド(「硫黄島からの手紙」)
スティーブン・フリアーズ(「クィーン」)
ポール・グリーングラス(「ユナイテッド93」)
アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ(「バベル」)
マーティン・スコセッシ(「ディパーテッド」)
まず、作品賞に選ばれていない時点で「ユナイテッド93」のグリーングラスは消える(好きな作品と監督なんですが)。「クィーン」のスティーブン・フリアーズは、「マイ・ビューティフル・ランドレット」から個人的にひいきの監督だけど、オスカーが米国の映画賞と思えばちょっとキビシイし、弱い。今年は(とゆーか今年も)「イーストウッドvs.スコセッシ」。このふたりのうちどちらかとなると――アメリカ監督組合(DGA)賞を受賞したスコセッシ。日本ではオリジナルのほうが評価されている「ディパーテッド」だけど、私はオリジナルより好き(日本ではかなり少数派)。でも…う〜ん、スッキリしない。正直、スコセッシはリメイクの「ディパーテッド」でというより、その昔「グッドフェローズ」で獲ってたっておかしくなかったんだってば!…個人的に選ぶなら、日本語を話せない&米国人で、あれだけの日本映画を撮ったイーストウッド。あの年齢で意欲的に野心的な2部作を作り上げたことに、私は感動しました。
本命:マーティン・スコセッシ
対抗:クリント・イーストウッド
個人的選択:クリント・イーストウッド
■主演男優賞
レオナルド・ディカプリオ(「ブラッド・ダイヤモンド」)
ライアン・ゴズリング(「Half Nelson」)
ピーター・オトゥール(「Venus」)
ウィル・スミス(「幸せのちから」)
フォレスト・ウィテカー(「ラストキング・オブ・スコットランド」)
デカプ〜は…ゴメン、「ディパーテッド」じゃなく「ブラッド・ダイヤモンド」でノミネートされた時点で、戦線離脱。「ブラッド〜」での彼はいいと思うけど、ジャイモン・ハンスゥのほうが印象に残る。ゴズリングとウィル・スミスは、ちょっと弱い。よって対決は、大本命と云われるフォレスト・ウィテカーと、悲願のオスカー受賞を目指すピーター・オトゥール。ウィテカーは日本でこそ知られてはいないものの、映画界のみならず米国TV界でも評価されている実力派の俳優。機会があって「ラストキング〜」を観たけれど、素晴らしかったっス。ただ、ピーター・オトゥールに賞をあげたいという協会員も多いはずで、ヘンリー・フォンダが「黄昏」で受賞したことを思えば、彼の受賞もありえそう。
このカテゴリでアプセットがあるんじゃ?
本命:ピーター・オトゥール
対抗:フォレスト・ウィテカー
個人的選択:ピーター・オトゥール
■主演女優賞
ペネロペ・クルス(「ボルベール 帰郷」)
ジュディ・デンチ(「あるスキャンダルの覚え書き」)
ヘレン・ミレン(「クィーン」)
メリル・ストリープ(「プラダを着た悪魔」)
ケイト・ウィンスレット(「Little Children」)
ヘレン・ミレンに敵なし。
本命:ヘレン・ミレン
対抗:なし
個人的選択:メリル・ストリープ
■助演男優賞
アラン・アーキン(「リトル・ミス・サンシャイン」)
ジャッキー・アール・ヘイリー(「Little Children」)
ジャイモン・ハンスゥ(「ブラッド・ダイヤモンド」)
エディ・マーフィ(「ドリームガールズ」)
マーク・ウォルバーグ(「ディパーテッド」)
…いちばん難しい。みんなにあげたいくらい、選べない。
復活組が多い中、たぶんエディ・マーフィが持っていくんじゃないかな?
本命:エディ・マーフィ
対抗:アラン・アーキン
個人的選択:この中ではマジで選べません…が、なんで「あるスキャンダルの覚え書き」でビル・ナイが選ばれないの!?
■助演女優賞
アドリアナ・バラッザ(「バベル」)
ケイト・ブランシェット(「あるスキャンダルの覚え書き」)
アビゲイル・ブレスリン(「リトル・ミス・サンシャイン」)
ジェニファー・ハドソン(「ドリームガールズ」)
菊地凛子(「バベル」)
日本的に云えば彗星、米国的に云えばrising starが有利かと。
ジェニファー・ハドソンでキマリ。
菊地さんは「Rinko Kikuchi」というより、「ネイキッ・ジャパニーズガール・イン・バボー」と覚えられているところが、同じ日本人として(そして女性として)ちょっとムカつく。あんまりだー。
本命:ジェニファー・ハドソン
対抗:なし
個人的選択:ジェニファー・ハドソン
■長編アニメーション映画賞
「カーズ」(ピクサー=ディズニー)ジョン・ラセター
「ハッピー フィート」(ワーナー)ジョージ・ミラー
「モンスター・ハウス」 (ソニー)ギル・キーナン
ウワサでは「ハッピー フィート」の可能性アリ。
でもやっぱピクサーじゃないの?
本命:「カーズ」
対抗:「ハッピー フィート」
個人的選択:「カーズ」
■外国語映画賞
「Indigenes(Days of Glory)」(アルジェリア)
「Water」(カナダ)
「Efter brylluppet(After the Wedding)」(デンマーク)
「善き人のためのソナタ」(ドイツ)
「Pan’s Labyrinth」(メキシコ)
外国語映画のノミネート作品は凡作が多くてガッカリすることがよくあるけど、今年は個性的(だろう)な「Pan’s Labyrinth」が選ばれていて、ちょっと嬉しかった。
本命:「Pan’s Labyrinth」(メキシコ)
対抗:「Water」(カナダ)
個人的選択:「Pan’s Labyrinth」
■脚本賞
「バベル」 ギジェルモ・アリエガ
「硫黄島からの手紙」アイリス・ヤマシタ ポール・ハギス
「リトル・ミス・サンシャイン」マイケル・アーント
「Pan’s Labyrinth」ギレルモ・デル・トロ
「クィーン」ピーター・モーガン
「バベル」か「リトル・ミス・サンシャイン」か。
批評家なら前者、一般なら後者だろうなあ。
本命:「リトル・ミス・サンシャイン」
対抗:「バベル」
個人的選択:「Pan’s Labyrinth」
■脚色賞
「Borat」サーシャ・バロン・コーエン他
「トゥモロー・ワールド」 アルフォンソ・キュアロン
「ディパーテッド」ウィリアム・モナハン
「Little Children」 トッド・フィールド トム・ベロッタ
「あるスキャンダルの覚え書き」パトリック・マーバー
う〜ん。
本命:「ディパーテッド」
対抗:「トゥモロー・ワールド」
個人的選択:「ボラット」を観てみないとわからない。
以上、こんな感じで選んでみました。
今年はどのカテゴリも国際色豊かっスね。