キーラ&スカーレット
←画像が荒いのは、ワザとです。
ウディ・アレンを始め、オヤジどもをイチコロにするスカーレット・ヨハンソンと、たいへん女子ウケの良いキーラ・ナイトレイ。

超仲悪いことで有名なふたりじゃないですか!

ふたりのヌードは「Vanity Fair」の企画だそう。たしかにこれでレイチェル・アクアダムスが加わっていたら、もっとすごかったでしょうね。

↓「キーラvs.スカーレット、犬猿の仲?」
http://www.walkerplus.com/tokyo/latestmovie/news/news2356.html
(犬猿の仲…って、どっちが犬で猿なんだか)

スカーレットは太ってないけど、二の腕注意報を出したい。
キーラはシワに気をつけたほうがいいと思うけど、ケイト・ブランシェットやアンジェリーナ・ジョリーのように、あまり気にしない「これが私なのよ!」なタイプに思えます。

そーいえば、ヌードで思い出した件が。
それについては、山情報を兼ねて明日書こうかな…。本日時間切れ。
←「ローハイド」かあ…うちのままりん(母)いわく、「昔、好きだったのよね」。

BS-2で「第63回ゴールデングローブ賞授賞式のすべて」を、見ました。

3時間くらいの放送だったでしょうか、中でも個人的にたいへん印象深かったのは、ジーナ・デイビスのスピーチ、目がうつろで足もおぼつかない状態だったホアキン・フェニックス、そしてクリント・イーストウッド(昨年の受賞者なので今年はプレゼンター)からグローブ像を手渡されたとき、アン・リーがもらした「なんて恐れ多い」という言葉あたりでしょうか。

あのクリント・イーストウッドが、「ブロークバック・マウンテン」を監督したアン・リーにグローブ像を渡すんですから、なんとも貴重な場面でしたね。

ところで。

いまだ諦めのつかぬ「BBM:USオリジナルポスター」ですけども、海の向こうのオークションに出品されてないかしら♪と思い(立ったが吉日)、eBayにアクセスし、「brokeback mountain」と検索してみたらばですね――なんかイチャイチャした画像ばっかり出てくるんですけど。………。

↓eBay(世界最大規模のインターネットオークション会社のサイト)
http://www.ebay.com/
(気になる方は「brokeback mountain」と入力してご検索を)

………ったく!

……どいつもこいつもっ!
今日は19:30からBS-2で「第63回ゴールデングローブ賞授賞式のすべて」が放送されるので、チェック!

私が仕事で忙殺されてる間に、ラジー賞とアカデミー賞のノミニーが決定しました。

ラジーに関しては順当ですね。ただ、主演女優賞にシャーリーズ・セロン(「イーオン・フラックス」)とキーラ・ナイトレイ(「ドミノ」)が選ばれるかなと思ったのですが、フタを開けてみれば選外でした。キーラの場合は「プライドと偏見」がとても良かったので、ちょっとした相殺効果があったのかもしれません。

オスカーに関しては…今年は難しいです。予想で自信があるのは、主演女優賞くらい。ビッグアプセットを期待するならば、「作品賞」か「助演男優賞」あたりかな。正直、どうなるかわかりません。

そーゆーわけで、まりゅうさ〜ん!
今年も恒例のオスカー予想をしませんか?

全部予想するのはシンドイので(未鑑賞作品が多いから)、主要6部門「作品賞」「監督賞」「主演男優賞」「主演女優賞」「助演男優賞」「助演女優賞」+「長編アニメーション賞」で。

…いかがです?(「脚本賞」など増やします?)
←イニス役はヒース・レジャー、ジャック役はジェイク・ギレンホールですが、リンクして下さっている方の情報によると、ヴィゴ・モーテンセンとブラット・ピットで、という話があったそうです。何年も続く忍ぶ恋(いや、愛か)を描いているので、オヤジになったふたりを想定して、そんなキャスティングがいっとき考えられたのかもしれませんが、そうなるとトーゼン「イニス→ヴィゴ、ジャック→ブラピ」ですよ…ね?じゃないとグレてやるっ!…ま、私としてはやっぱり若いおにーちゃんに演じてもらいたかったので、ヒースとジェイクで万々歳です、はい。

「ブロークバック・マウンテン」日本公式サイトが、めでたく稼動し始めました。

日本公式サイトもUSサイトと同じで、ボブ・ディランの「He Was a Friend of Mine」が流れています(歌ってるのはウィリー・ネルソンです、念のため)。ピッタリ過ぎて泣く…。

↓日本公式サイト
http://www.wisepolicy.com/brokebackmountain/
(注意!「ABOUT THE FILM」内の「STORY」にネタバレかなり有)

そこのお嬢さんっ!
のっけからフラッシュムービーが流れるので、スキップしないように!
はゆたさ〜〜ん!ジェイクasジャックの上に乗っかってるワンコ、激カワイイですっ!

日本語字幕だってちゃんとついてますから、「英語キライ、ニガテ!」というお方でもダイジョブです♪私も英語が得意ではありません。必要に迫られているだけ〜。

しっかし…「I wish I knew how to quit you!」「苦しすぎるよ」になるんだあ…ふ〜ん…ナルホド…。

ちなみにふたりの代表作は、「『ブラザーズ・グリム』ヒース・レジャー」、「『プルーフ・オブ・マイ・ライフ』ジェイク・ギレンホール」となっております。でもこれからのふたりの代表作は、BBMでしょうね。今後、それぞれの主演映画が公開されたら、ヒュー・グラントの「モーリス」のときみたいに(http://diarynote.jp/d/25683/20051118.html)、「ブロークバック・マウンテンのジェイク・ギレンホール」とかなんとか、前売りにキャプションがつくんだろうな…。

なお、上映館情報もUPされていますので、お近くの映画館で上映があるかの確認が可能です。

全国上演館(3/18より)

■関東甲信越(シネマライズは3/4より先行)
東京→シネマライズ、新宿武蔵野館、シネ・リーブル池袋
川崎→川崎チネチッタ
横浜→109シネマズMM横浜

■北海道
札幌→シアターキノ、ユナイテッドシネマ札幌

■東北
仙台→チネラビータ

■中部
名古屋→伏見ミリオン座、TOHOシネマズ名古屋ベイシティ

■近畿
大阪→シネ・リーブル梅田、ユネイテッドシネマ岸和田
神戸→シネ・リーブル神戸
京都→京都シネマ

■九州
福岡→シネ・リーブル博多駅、シネテリエ天神
北九州→シネプレックス小倉

がーん。
3月からの上映、北陸は完全スルー。

…とゆーわけで、私は出張が決定しました。

どこに行こう?

■原作本情報(みぐさん、ありがとうございます!)
2月17日に集英社から「ブロークバック・マウンテン」の翻訳本が発売されるそうです。

表紙はポスターと同じなんじゃないかと思いますので、原作を読んでから映画を鑑賞したい方は、2/17あたり、お近くの本屋さんでチェックを。
えっと、「山情報 2」で語り損ねたこぼれ話を。

↓山情報 2
http://diarynote.jp/d/25683/20060127.html
(惹句の話、アン・リー監督来日の話など)

アン・リー監督が来日記者会見で語った「ブロークバック・マウンテン」での、ぶっつけ本番ラブシーンについて、ジャック役のジェイク・ギレンホールがこんなことを語っています。

↓ジェイク・ギレンホール「ゲイのキスはスクラブみたい」(MovieWalker)
http://www.walkerplus.com/tokyo/latestmovie/news/news2340.html
(萌芽ときたか!…ぎゃははは♪)

(以下、引用)
ゴールデングローブ賞で最多4部門を受賞したゲイ・カウボーイ映画「ブロークバック・マウンテン」で、ヒース・レジャーとの熱烈なラブシーンを演じたジェイク・ギレンホールによれば、ゲイ同士のキスは髭剃り後の感触のせいで「顔をスクラブマッサージしているみたい」らしい。「互いの顔でごしごしスクラブマッサージしているみたいだった」「ゲイのラブシーンは絶対にもっと攻撃的だ。肉体的にずっと激しい」とエンパイア誌に語っている。またジェイクはバイセクシャルじゃないかという噂をまんざらでもないと思っているようで、「バイセクシャルの噂をたてられて光栄だよ。役柄の幅が広がるってことだし」「性的に男性に魅力を感じたことはないけど、そういうことが起きたとしても恐れはしないと思う」そうだ。

よく云った!…ってか上手い!>ジェイク

どこぞのスーパースターのように、躍起になってゲイ否定したり裁判起こしたりするより、ずっと頭がいいやり方です。ジェイク自身は、あんまりBBMでのラブシーンを覚えてないらしいけど、私が以前語った彼についての話がこれで実証されたかと。

↓ジェイク・ギレンホールについて
http://diarynote.jp/d/25683/20051214.html

ゲイのみなさんを味方につけるというか、支持を得ればそりゃー人気は高くなりますよ。マドンナ姉さんやアンジーなんか、その最たるもの。ご本人は、たぶんバイでもゲイでもない「女の子大好き〜♪」で、映画の宣伝だって兼ねた発言なんでしょうが、彼が云うとすんごく自然に感じるので、これまた得をしてる。同じことやっても、ヘイデン・クリステンセンは上手くいってないのに。

で、ヒゲの話については、そうだったんじゃないかな〜と思ってました。

↓私が思ってたこと
http://akirine.jugem.jp/?eid=38
(「ヒース・レジャー」のくだりです)

あのですね。
ノンケな男の人は、男の人と本気でキスすることなんて基本的にナイでしょうから、わかんないでしょうけど――ヒゲ剃り後の頬および口元が直接肌に当たると、ジョリジョリ感がして痛いんです!…ジェイクって上手いこと云うよなあ、だってマジでスクラブ洗顔だと思うもん。

で、「ゲイのラブシーンは絶対にもっと攻撃的だ。肉体的にずっと激しい」は、さすがに女の私にはわかんないので、ゲイの友人Fに訊いてみたところ――「お互い男だしね。自分はバイだと思ってた時代、追いかけられるなら女がいいけど、追いかけるなら男がいいと感じてたし…だいいち、燃え方が違うよ」。

答えになってるかどうかイマイチわかんないけど…ふ〜ん、そうなんだ〜…。としか云いようがない。

「性的に男性に魅力を感じたことはないけど、そういうことが起きたとしても恐れはしないと思う」に関しては、以前、雑誌のインタビューかなにかで、「同性でパートナーを選ぶなら?」という質問に対し、オーランド・ブルームが「ポール・ニューマン。カッコ良すぎる」なんて即答していたのが印象的でした。即答したってことはつまり――そーゆーことを日常で考えたことがあったからなんじゃ?>オーリ

でもってそれを実証する歌が、フランツ・フェルディナンドの曲「Michael」。

↓フランツ、新曲は「ゲイのことじゃない」(BARKS)
http://www.barks.jp/news/?id=1000001589
(「Michael」は1stアルバムに収録されています)

(以下、引用)
フランツ・フェルディナンドのニュー・シングル「Michael」は、ゲイの関係を歌ったものだとの憶測があったが、シンガーのアレックス・カプラノスはこの噂を否定している。曲にはゲイを連想させるような歌詞もあるが、カプラノスいわく「バンドが以前行ったパーティのこと」について歌っただけだという。

「Michael」には、「Beautiful Boys On A Beautiful Dancefloor(美しいダンス・フロアに美しい男の子たち)」や「Stubble On My Sticky Lips(濡れた唇に無精ひげ)」などの歌詞がある。

しかし、カプラノスはゲイのライフスタイル・マガジン『Boyz』誌のインタヴューで、曲のアイディアをこう説明した。「あれは、僕らがグラスゴーから来た友人達と一緒に遊びに行った夜のことを曲にしたんだ。倉庫で行なわれた“Disco X”っていわれるダンス・パーティに行ったんだよ。なんか乱れた夜だったよ。友人2人が、ちょっとセクシーな感じになっちゃってさ」

それには参加しなかったのかという質問に、カプラノスは「あの夜はみんな、素晴らしかったね」と答えをはぐらかせた。

フランツ・フェルディナンドはデビュー・アルバムが日本でもヒットを記録。今月末より開催される<FUJI ROCK FESTIVAL ’04>にも出演する。

言葉の使い方が違うけど、基本路線はジェイクと一緒かと。フランツも上手いよなあ。

とゆーわけで、山情報こぼれ話でした♪
←だから!何度でも(この画像を)出すって云ったでしょ?…その証拠に、↑の「Brokeback Mountain [Original Motion Picture Soundtrack]」をクリックすると、私と夜霧さん(わ〜い♪)の文章がいろいろと出てきます。

当ブログにアクセスして下さる(一部の)男性陣が、ドン引きするほど、すっかり私を腐女子モードにさせてしまった「ブロークバック・マウンテン」(以下、BBM)。シネマライズは3/4、全国は3/18より公開が決定、日本公式サイトもめでたく準備中となりました。

↓日本公式サイト
http://www.wisepolicy.com/brokebackmountain/
(もう昨年末から当ブログのネタは、ワイズポリシー配給作ばっか!)

そして、日本版ポスターと惹句(読み方は「じゃっく」、宣伝用コピーのこと)も決定してます。

映画史上、最も心揺さぶられる愛の物語。
はじまりは、純粋な友情の芽生えからだった…


↓ちっちゃいけど日本公式ポスター(シネマライズ)
http://www.cinemarise.com/
(「Detail」もしくはポスター画像をクリック!)

うんうん♪いいねえ♪
惹句評論家の私を満足させる出来です…と云いつつ、「はじまりは〜」のくだりは、まんま米国版トレイラーに出てくる文章なんですけど。

でもこうやってポスターを見ていると、構図がなんとなくデカプ〜主演の「タイタニック」を思い起こさせます。そういえば、デカプ〜の役名もジャックだったよなあ…。

↓これ(Movieposter.com)
http://www.movieposter.com/poster/A70-7494/Titanic.html
(…30ドルもするの!?)

ちなみに「タイタニック」公開時の惹句は――「運命の恋。誰もそれを裂くことはできない。」

運命ねえ…でも「タイタニック」と云えば、デカプ〜が叫び、映画史上もっともクサいセリフに選出された、“I’m the King of the world!”を思い出しちゃいます。

で、話をBBMに戻しますが、現在前売りが絶賛発売中なようで、「特製オリジナルポストカード(限定)付き特別鑑賞券 ¥1500(税込)発売中!」となっております。正直マジで前売り+カードが欲しい私です。東京の人、いいなあ…。

↑のシネマライズ公式サイト、BBM公式サイトよりよっぽど情報が出ているので、あなどれません。字幕担当も松浦美奈さんだと判明しました。

やっぱりぃ!
ずぇ〜〜ったい松浦さんだと思ってたもんっ!

ところで、同サイトによると「原作:アニー・プルー(集英社文庫刊)」となっているんですが――出てるの?or 出るの?

アニー・プルーの小説が集英社から数冊、翻訳出版されていることは知っていたけれど(ただし読んだことはない)、その中に入ってるの?…BBMは原書で読了してますけど、気になります。情報求む!

で、そんなBBM公開準備が(私の中で)着々と進む中、アン・リー監督が単独(…)で来日して下さいました。

↓『ブロークバック・マウンテン』、日本の年齢制限に監督バンザイ(Yahoo!JAPAN)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060127-00000005-flix-ent
(公開間近にジェイクが来てくれるとか、そーゆーの…ないですか?「ジャーヘッド」も控えてるし…昨年のモーガン・フリーマンみたいになりません?)

(以下、引用)
今年のアカデミー賞最有力候補と言われる話題作『ブロークバック・マウンテン』の来日記者会見が開かれ、先日同作で第63回ゴールデン・グローブ賞最優秀監督賞を受賞したアン・リー監督が登壇した。

本作は男同士の友情を超えた愛情が描かれており、劇中にきわどい性描写登場することから、全米ではR指定(17歳以下は観賞不可)扱いとなった。そのことに監督は納得いかない様子だったが、日本ではPG-12(12歳未満の観賞は成人保護者の同伴が必要)だと知ると「ワンダフォー!」とうなずきながら喜んでいた。

問題のラブシーンについては「あのシーンはリハーサルなしの本番勝負で撮ったんだ」とリアルさを追求してエピソードを披露。そして最後に「この映画をゲイ映画としてだけ見て欲しくない。純粋な愛の物語なんだ」と強調した。

『ブロークバック・マウンテン』は3月4日よりシネマライズにて独占先行公開。3月18日より全国拡大公開。

ふむ。欧州各国+豪州は、日本でいうところのR15(15歳未満(中学生以下)の入場禁止)が多い中、米国だけR(17歳以下の鑑賞には保護者の同伴が必要…ただし制限付き)か。

中国は上映禁止のようですね。

↓「アン・リー監督作品も禁止 中国」(Yahoo!JAPAN)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060129-00000081-kyodo-ent

(以下、引用)
 【香港29日共同】29日付香港紙、東方日報などによると、ゴールデン・グローブ賞で作品賞などを今月受賞した映画「ブロークバック・マウンテン」(アン・リー監督)が、中国本土では上映されない見通しとなった。同性愛を描いた作品のため「テーマが敏感」として中国当局が上映を禁じたという。
 台湾出身のリー監督は中国本土でも有名。今回の受賞も多くの中国紙などが報じていた。
 中国では、チャン・ツィイーさんら中国人女優が芸者を演じ話題を集めたハリウッド映画「SAYURI」も上映が禁じられたと伝えられている。

でも中国だし、海賊版DVDが店先に並ぶんじゃないですか?…って、すでに並んでるかもしれない。

黒い涙だって、ヨソの国はヨソの流し方があるんでしょうし…ニッポン人がとやかく云と、またいろいろ問題が出そう。それよりも重大問題なのは、我が田舎でちゃんと公開してくれるかです。お願いだから、3/18からどこかで上映して下さいまし。
←これはサントラですね。

賞レースの真っ只中な現在、「ブロークバック・マウンテン」(中黒「・」を入れてみました…以下、BBM)が、各映画賞を総ナメにしています。

人気若手俳優によるゲイロマンスものだということで、たいへん話題になり、米国では上映館数がひじょーに少ないのにも関わらず、興行成績が5位にランクされているという大快挙のBBMですが――ゲイうんぬん・ラブシーンうんぬんという前に、監督が正統派な映画を丁寧に作るアン・リーなので、彼のそういった演出面がかなり評価されてるんじゃないかと、私は考えております。

で、もし日本でBBMブームが起これば、BBMと路線や内容はまったく違うけれど、ゲイを描いたインディペンデント系アングラ映画(以前語った「Kiss Kiss, Man Man」作品の一部や、昨年で云うなら「ターネーション」など)あたりも、「ついでにブームに乗っかちゃえ♪」とばかりに、続々公開になるような…そんな予感がするんです。あくまで予感。柳の下のなんとかになりそうな予感も。

アングラではないけれど、コリン・ファレルが出ている「A Home at the End of the World」(配給はワーナー系だったような)など公開されておかしくないよねと思う中、チェックしているのが――グレッグ・アラキ監督による「Mysterious Skin」。

スコット・ハイム原作の、若い男娼と幼少時代に宇宙人に誘拐されたんじゃないかと思っている青年の話らしいのですが、なんかやたらと評価が高い。でもオーストラリアでは上映禁止になるところだったそう。

昨年全米で公開された際、かの有名な映画評論家のロジャー・エバートが3つ星半の評価をしていたので、どうしても気になっています。エバートは以前、アラキの「ドゥーム・ジェネレーション」に無星評価していたんだけどなあ…う〜ん。

グレッグ・アラキと云えば、若いゲイが主人公の映画をいくつか手がけていて、私はジェイムズ・デュバル主演の「トータリー・ファックト・アップ」「ドゥーム・ジェネレーション」の2本くらいしか観たことがありません。でもほとんど内容を覚えてない!…ポジション的にはインディペンデント畑のさらに奥地のアンダーグラウンドな人というか、乱暴に云えばガス・ヴァン・サントあたりに近い…かな?…うううん、ヴァン・サントですら彼の前ではメジャーになるか。ああ、だめ、上手く例えることができません。

「『レス・ザン・ゼロ』を撮るといいのに」とか、「ロジャー・エイヴァリーより『ルールズ・オブ・アトラクション』を上手く撮れたんじゃないか」とか云われてる、と書くと――一部の方にはなんとなく作風とポジションがわかってもらえるか…な?…う〜ん…。

というわけで、もしこの「Mysterious Skin」が日本で公開されましたら、とりあえず観に行ってみようかなと思います。ゲイムービーだからというより、メインストリームとは毛色の違うアンダーグラウンド色の濃い映画は、やっぱりチェックしておきたいので。

■アンダーグラウンド【underground】
商業性を無視した前衛芸術ないし実験芸術の風潮。また,その芸術。1960 年代アメリカで映画を中心に興り,日本にも波及。アングラ。三省堂提供「デイリー 新語辞典」より。
←はい、こちらが本来のオーランド・ブルーム(29歳)さんです。「世にも美しいヒーロー」…うんうん♪久しぶりに出てきた、穏やかな雰囲気の、上品なコスプレが似合う若手俳優さんですよね。秋林、基本的に金髪系よりブルネット系、ブルーアイズよりブラウンアイズ、サル顔よりワンコ顔が好みなので、オーリが大好きです♪…コスプレが似合うところも気に入っていて、個人的にダルタニアンを演じて欲しいな♪なんて思っているんですが…どうでしょ?>オーリファンのみなさま

↓オーリの公式サイト
http://www.theofficialorlandobloomsite.com/
(アクセスすると、いきなりご本人がご挨拶してくれます)

先日、「プライドと偏見」(以下、「P&P」)を観に行って参りました。

↓日本公式サイト
http://www.pride-h.jp/
(前売りを買ったら、ポストカードもらっちゃった♪)

その感想はまた別に書くとして――「『P&P』でMr.ウィッカム役を演じたルパート・フレンドが、たいへんオーランド・ブルームに似ている」という話を、日本でも海の向こうでもよく聞きます。

彼のお写真はなかなか出てこないので、お顔の確認は、映画を観るか、↑の公式サイトでご覧になるほうがてっとり早いです(だって「Rupert Friend」で画像検索すると、同じルパートでもルパート・エヴェレットの写真ばっかり出てくるし)。

実はこの私めも、Mr.ウィッカムが出てきた瞬間、「あり?オーリ?」とうっかり思ってしまったのでした。とくに顔の輪郭なんて、まんまオーリ!

がしかし。

よくよく観れば、オーリと違って目はブルーだし、柔らかな栗毛だし、眉毛はかなりの剛毛。そしてなんと云っても、漂う雰囲気が違うというか…オーリの持つキリリさと品の良さが、約60%ほど削られている――ずいぶんくたびれたオーランド・ブルームが出てきたものねといった感じの、なんとも偽オーリなおにいちゃんでした。

がしかし。

このおにいちゃんを、あなどってはいけません。

秋林が入手した情報(よってあんまりアテにしないでね♪)によると、このおにいちゃん――以前、当ブログで語ったことがある、17世紀の詩人兼ポルノ作家ことロチェスター伯爵をジョニー・デップが演じた映画「リバティーン」にて、なんとジョニーと…ちゅーしているらしいそうです!

↓めでたく日本公開決定「リバティーン」(日本公式サイト)
http://www.libertine.jp/
(ジョニー主演だから日本で公開されないわけがないと思ってたけど)

みなさんっ!
今度はジョニーですっ!

ただし。どれくらいのレベルのちゅーなのかはわかりません。しょーもないレベル(ってどんなレベル?)の可能性もあります。よって過度な期待はしないでおいたほうが良いかと思います。でもこの春、楽しみな映画がまた1本増えたことは事実。なんともあなどれない2006年の春なのでした♪わ〜い♪

★「リバティーン」における、ちゅーの真相
http://diarynote.jp/d/25683/20060612.html
(う〜ん…)

しかし…「リバティーン」のトレイラー見てると、なんだかジョニーasロチェスター伯爵に孕まされそうです。ジョン・マルコヴィッチが舞台で演じたのを、今度はジョニーが映画で…ってもう聞いただけで濃いとわかる話だよなあ…。

ルパート・フレンズがどのような役なのかはわかりませんが、公式サイトに出てないところをみると、チョイ役なのかも。

↓意地で探したルパート・フレンズのお写真(彼の新作「Mrs. Palfrey at the Claremont」公式サイト)
http://www.mrspalfreythemovie.com/castbios.htm
(こうやって見るとオーリに似てません。「P&P」はコスプレだったから余計に似て見えたのかも)

ちなみにルパート・フレンズの年齢は、my情報によると23〜24歳くらい…って、そうなの?もっと上かと思ったんだけど?どなたかご存知ないですか?
リバー亡き後、日本の腐女子/貴腐人界に「レオナルド・ディカプリオ」(以下、デカプ〜)という名が知られることになった衝撃作「太陽と月に背いて」。19世紀の詩人アルチュール・ランボーとポール・ヴェルレーヌの愛を描いたこの作品は、もともとリバー・フェニックス&ジョン・マルコヴィッチで撮影されるはずが、リバーの死によりデカプ〜に白羽の矢が立ったことでも有名です(マルコヴィッチは降りちゃった)。しかし…このDVDジャケット、最悪です。再販時には変えてもらえないでしょうか?

どもども♪
Kiss Man映画部門の特別講師(命名:まりんさん…ありがとうございます)、秋林瑞佳です。

↑の「太陽と月に背いて」についてお書きになってる方(Dさん&はゆたさん)がおられたので、私も書いてみようと思ったんですけど、おふたりにご指摘受けるまですっかり忘れてましたよ…デカプ〜の存在を。

いまでこそハワード・ヒューズを、スコセッシ監督のもとでリッパに演じるようになったデカプ〜こと、レオナルド・ディカプリオさんですが、その昔――「タイタニック」前の彼は、たいへん腐女子に人気のある若手俳優でした。

当時の彼は美しい顔立ちな上、痩せていて、前髪がハラリと落ちるスタイルだったせいか、ポスト・リバー・フェニックス的な存在でした。リバーが演じる予定だった「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」「太陽と月に背いて」「バスケットボール・ダイアリーズ」のうち2本を、実際にデカプ〜が演じていることを思えば、まわりも彼にそんな期待を持っていたと云えるでしょう。

ただ私には、デカプ〜はリバーとまったく違うタイプの俳優に思えました。

「太陽と〜」「バスケット〜」より前に公開された、「ギルバート・グレイプ」を観に行ったときに気付いてたのですが、デカプ〜は演技派俳優なんですよね。

似てるところがあるとすれば、初期キャリアで複雑な家庭・ドラッグ・同性愛など、比較的重めなテーマの映画に出演が続いたこと、若いうちから汚れ役を演じたこと、一時アイドル路線を強いられたこと…あたりでしょうか。

で、話を「太陽と月に背いて」に戻しますが、デカプ〜だってちゃんとちゅーしてるのに、なぜ「The Top 10 Man-on-Man Onscreen Kisses」に選出されず、また私も指摘してないのかというと、それはやっぱりこれがデカプ〜攻のオヤジ受映画だったからじゃないでしょうか。

…逆かよっ!?

衝撃も衝撃、腐女子には大衝撃でした。

はゆたさん同様、私もソレを観た瞬間、ソレまで&ソレ以降の内容がすべてぶっとびました。だからストーリーをイマイチ覚えてない。

…デカプ〜もこの手の映画に二度と出ないんじゃないかと思われますので、貴重と云えば貴重なんですけどね…。

以上、いまでこそフツーの演技派になっちゃったデカプ〜だけれど、昔は腐女子を衝撃で叫ばせるほどスゴかったんだよ、というお話でした。
←コリン・ファースの当たり役ですよね。そして連鎖的に思い出すのはメグ・ライアン&トム・ハンクスの「ユー・ガット・メール」かな?

年が明けてもオシゴトの忙しい日々が続いております。
それでも、劇場公開中の新作映画の中で、「これはハズせないな」と思ったものをチョイスし、都合のいい時間を見繕って観に行ってます。

時間が有り余っていた昔とは違い、なんでもかんでも観に行くなんてことはもうムリだし、映画鑑賞だけが趣味でもないので、劇場で観る新作映画は100本以内(←これは今年の話)、それ以外の――たとえば公開時に見逃したものや旧作などは、寝る前にCATV・DVD・ビデオなどで観る、という生活をここ10年くらい続けている状態です。

…というわけで、「1月公開予定の新作映画、これは観ておこうかな」リストです。

■「スパングリッシュ 太陽の国から来たママのこと」
公式サイト→http://www.sonypictures.jp/movies/spanglish/index.html
サンドラーものはハズせないので。

■「スタンドアップ」
公式サイト→http://wwws.warnerbros.co.jp/standup/
ず〜っと「North Country」(原題)として覚えていたため、「スタンドアップ」という邦題を聞いたときにピンと来ず、「ハテ?『AEON FLUX』のこと?」と思いっきり勘違いしていました。でも…これって「ノーマ・レイ」をなんとなく思い出しちゃうんだよなあ。ちなみに私はシャーリーズ・セロンではなく、共演のフランシス・マクドーマンド目当てで観に行きます。もう大好き♪

■「プライドと偏見」
公式サイト→http://www.pride-h.jp/
昨年からずっと楽しみにしていた作品。WT社製。前売り購入済。

↓私がWT社製作品をチェックする理由
http://akirine.jugem.jp/?eid=9
(この時点でキーラ版「高慢と偏見」を楽しみにしてました)

■「レジェンド・オブ・ゾロ」
公式サイト→http://www.zorro-movie.com/
ゼータ姐さん…「マスター・アンド・コマンダー」の続編が映画化されるなら、ぜひともダイアナを演じて欲しいナリ。前売り購入済。

■「僕のニューヨークライフ」
公式サイト→http://www.ny-life.jp/
田舎は遅れて公開されそうなウディ・アレン監督作。でも田舎うんぬんの前に、2003年度作品だったりするんですけど…。そしてダサイ邦題にガッカリ。

■「タブロイド」
公式サイト→http://www.tabloid-movie.jp/
おおおおおおおお!ジョン・レグイザモ主演!…サンダンスで話題になった作品ならば、(個人的に)ハズせません。

■「単騎、千里を走る。」
公式サイト→http://www.tanki-senri.com/
だって映画俳優の高倉健が出てるもの。

■「沈黙の追撃」
公式サイト→http://www.chinmoku.jp/
セガール様の沈黙シリーズ最新作!…でも我が田舎で拝めるかどうかはビミョー。

■「オリバー・ツイスト」
公式サイト→http://www.olivertwist.jp/
ポランスキー監督作品は絶対にハズせない。彼の映画なら長尺でも構わないです。

■「白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々」
公式サイト→http://www.shirobaranoinori.com/
昨年「ヒトラー〜最後の12日間〜」が面白かったので、これもちょっと興味が出てきました。たぶん遅れて公開されそう。

■「ホテル・ルワンダ」
公式サイト→http://www.hotelrwanda.jp/
田舎では遅れて公開されそうです。でも絶対に観る。

■「フライトプラン」
公式サイト→http://www.movies.co.jp/flight-p/
ジョディ・フォスターが主演だしぃ。そして、←でリンクしている夜霧のネオンサインさんの、「それ、ありえないから。」というコメントに俄然興味が。それってつまり、「あっち系」とか「そっち系」だったりするってことかしら♪

こんなところでしょうか?
←元子役スターのみなさんが出演、アダム・サンドラー製作のコメディ「ディッキー・ロバーツ 俺は元子役スター」。これたしか…米国で公開されたとき、第一週興行成績の順位がヒトケタだったような覚えがあるんですけど…。あれ?どうだったかな?…で、この映画にはダブル・コリー、アリッサ・ミラノのほか、なんとあのレイフ・ギャレットも本人役でちょっと出てきます。レイフ・ギャレットを覚えている人、おられますか?…アイドル歌手として有名だったそうですが、私には「アウトサイダー」に出てきた俳優さんとしてのイメージが強いです。彼って44歳なんだ…ってことは、世代的にトム・クルーズやラルフ・マッチオ、エミリオ・エステベスあたりと同じになるのか。でもいまは…。

今日、こんなニュースを見かけました。

↓元米アイドルのリーフ・ギャレット、また麻薬所持(Yahoo!JAPAN)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060119-00000049-jij-ent
(写真付きです)

(以下、引用)
1970年代にティーンのアイドルだった米国の俳優・歌手のリーフ・ギャレット(44)=写真=が、麻薬吸引容疑と地下鉄の切符を持っていなかった疑いで逮捕され、ヘロイン不法所持の罪で起訴されたことが18日分かった。
 ギャレットは今月14日、ロサンゼルス市内の地下鉄駅で逮捕された。18日中に法廷で罪状認否が行われる。
 検察当局によれば、ギャレットは以前にもコカイン系の麻薬を入手しようとした疑いで捕まり、有罪を宣告されており、仮釈放中だった。このため、今回の逮捕が仮釈放中の再犯に当たるかどうかについても18日、裁判所で審理が行われる。
 ギャレットは70年代を中心に人気歌手として活躍したが、麻薬にまつわる問題がたびたび取りざたされていた。
…ったく、どいつもこいつも!<ドラッグ

ただ、このニュースを読むと「リーフ・ギャレット」という名前になっています。う〜ん…あのレイフのことだと思うんだけどなあ。

ちなみにスペリングは「Leif Garrett」なんですけども、読みは「リーフ」じゃなくて「レイフ」が正しい(とゆーか近い)はず。「アウトサイダー」公開時、彼の名前の発音にまつわる話を聞いたような覚えがあるんですよ。そしてさらに、エドワード・ノートンが監督&主演した「僕たちのアナ・バナナ」でも、「アナの小さい頃のアイドルはレイフ・ギャレットだった」(うろ覚え)というナレーションに大笑いした覚えもあるし。

でもスペリングだけだったら、たしかに「リーフ」と読めます。リーフと云えば、現ホアキン・フェニックスもその昔は「リーフ・フェニックス」で、スペリングは「Leaf Phoenix」、こちらは間違いなく「リーフ」でした。いかにもヒッピー的なお名前ですしね。

ところがですね――レイフ・ファインズという俳優さんいますでしょ?…最近では「ハリポタ 4」、ちょっと前だったら「レッド・ドラゴン」や、ジェニファ・ロペスの相手役として「メイド・イン・マンハッタン」に出ていた、英国人俳優さんです。

彼のお名前のスペリングは「Ralph Fiennes」。

フツーならば「ラルフ」と読むところ、彼いわく「レイフ(Rafe)が正しい」。なんでも英国(彼はたしかイングランド人だったと思う)では、「Ralph」を「Rafe」と読む、ちょっと古い読み方があるそうです。

私めも学生時代に、英語のスペリングがまだ確立されてなかった時代の文献をしこたま講読させられたことがありまして(専攻が西洋史だったから)、辞書に載ってない単語が山のように出てきては――たとえば「“hath”?なに?この単語?どういう意味?」と悩んでいたら、実は「has」のことであり、単にスペリングが確立されてなかったから「hath」と書かれている…なんてことが多々ありました。そんな名残りのひとつだったのかな?<「Ralph」

で、つらつらこんなことを書いてなにを云いたかったのかというと、「レイフ」という名前を聞くと、つい条件反射的にスペリングのことを思い出し、始まりはRかLか、そして脳裏にはレイフ・ファインズとレイフ・ギャレットと、ホアキン・フェニックスが浮かんじゃうのよね、ということを云いたかったのでした。

で、結局、捕まったのはリーフ・ギャレットではなく、「アウトサイダー」でラルフ・マッチオに殺される青年を演じた、レイフ・ギャレットだったんですよね?……あれ?

■追記
「リーフ」・ギャレットのほうが発音に近いみたい…です。どっちにしろLとRにAとEだから、日本人にはどうやったってビミョーなんですけど。
←新年早々、自分のテリトリーの中でも一番端っこに属するホラーネタを書いたんだから、ついでにもうひとつ、端っこネタを取り上げてみようかな…ということで、木城ゆきと作「銃夢」。ネタ的には端っこも端っこで、どれくらい私が知らないかというと、「銃夢」を「じゅうむ」と読んだくらい。それくらい、無知なんです。日本を代表するサイバーパンクマンガのひとつだよと云われても、この手のマンガやアニメに関して私はものすご〜〜〜〜〜く疎く、なかなか読めません(理由:わからなくなるから)。よって「エヴァンゲリオン」もサッパリわかりません。いつかチャレンジしてみたいと思いつつ、星野架名や清水玲子のマンガですら、5ページでわからなくなる私にはやはりムリか(←ムリです!)。むむむむむ。

…と、見苦しい言い訳の前置きしておきながら、なにを書くのかといえば、来年年公開予定らしいジェイムズ・キャメロン監督作「Battle Angel」の話です。私以上に語れる人はゴロゴロいそうっスね。

↓「ジェームズ・キャメロンの次回作は日本のコミックの映画化!」(eiga.com)
http://eiga.com/buzz/041123/04.shtml

(以下、引用)
 「タイタニック」(97)以来、長編映画から遠ざかっているジェームズ・キャメロン監督が、次回作について口を開いた。NPR(ナショナル・パブリック・ラジオ)のインタビューに答えたもので、かねてから噂されていた木城ゆきとのSFアクション漫画「銃夢(ガンム)」の実写映画化「バトル・エンジェル・アリタ」にとりかかっていることを明言、現在脚本が完成したところだという。

 「銃夢」の舞台は、ジャンキーやサイボーグがあふれるスクラップ都市“クズ鉄町”。そこに住むサイバネ医師イドは、瓦礫に埋もれていたサイボーグの少女発見、ガリィと名付け修理する。ガリィは賞金稼ぎとして戦いながら自分の生きる意味を見いだしていく、というストーリーだ。

 キャメロン監督は、「本作は実写ではあるが、主要な登場人物はCGキャラクターになるだろう。そして、(『ジェームズ・キャメロンのタイタニックの秘密』などの)ドキュメンタリーのために開発した「リアリティ・カメラ」という3Dカメラ・システムを使って撮影するつもりだ」とコメント。公開時期などは未定。
…ふ〜ん。その「リラリティ・カメラ」とやらを使う予定の作品の中で、もっとも話題になってるのがこの「銃夢」こと「Battle Angel」。海の向こうでも、ファンがあーだこーだと語り合ってます。ただ私みたいなオンチ者の場合、「マトリックス」以降、映像面で「なんだこれわ〜〜〜!?」と驚愕させられることがなかったので、ストーリーよりとにかく映像で面白いものを見せてちょうだい!というのが本音。もちろん、ストーリーをまったく期待してないわけではなく、そこはやはりジェイムズ・キャメロンですから、たとえ凡庸でB級路線な内容でも、最終的に作品としてA級に持ってくる力量があると信じてます。2007年は、サム・ライミの「スパーダーマン3」とともに期待してますので、よろしく!>キャメロン監督

ちなみに監督によると、「Battle Angel」は原作三巻までの内容を組み合わせたものになるそうで、上手くいくようであれば続編も作りたいとのこと。ふ〜ん…監督、本当に「銃夢」のファンだったのね…。

で。現在、そんな監督がフレッシュな主演女優を募集中です(もう終わったかも)。

↓JAMES CAMERON SEEKS NEW TALENT FOR A MAJOR MOTION PICTURE
http://www.malifinncasting.com/

(以下、my和訳)
映画出演経験はなしでも構わない、ただし演技の基本ができていることが必須条件。16歳から20代まで、人種問わず(白人OK)、主人公の女性の動作とふるまいは自信に満ち、高雅、猫のようにしなやかである。活動的で敏捷な女性戦士。言葉の訛りに精通していること。

…だそーです。

もう終了してるかもしれませんが、「なんて自分にピッタリなの!」という自信がある、語学堪能ネコ系美人の方――いかがでしょうか?

■追記:ちょっと日付の引越しをしました。
←やたら賞をゲットしているので、少々面食らってます。いや、いいことだとわかってます、でも…。

日本公開日がやっと決定しました。

「3月4日よりシネマライズにて独占先行ロードショー/3月18日より全国拡大公開決定!」(公式サイトより)

↓日本公式サイト(ただいま準備中)
http://www.wisepolicy.com/brokebackmountain/

………。
結局、my予想通りオスカー(授賞式は3/5)まで、待たされることになってしまいました…。

ちなみに邦題は、原題をカタカナ化した「ブロークバックマウンテン」。
「ブロークバック」と「マウンテン」の間に中黒(「・」のこと)はないみたい。スペースもないのかな?

フォントは明朝体になるかと思ってたら、そのままゴシック体を使用するようで――まあカウボーイだし(?)、たしかにそのほうがいいかも。

遅くなったのは残念だけど、とりあえず公開日がわかったので、これでやっといろいろと計画できます。地元で遅れて公開されるくらいなら、旅行がてら関東方面に出かけ、ついでに観てこようかなと思ってるんです。えへへ♪

楽しみだなあ〜♪

そして今日は、ジェイク・ギレンホール出演の「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」を観に行かなきゃ♪

ジェイク出演作は、この後「ジャーヘッド」と「ブロークバックマウンテン」と続くので、しこたま嬉しい私。

たしかに以前、「ギレンホール家ではお姉ちゃんのマギーのほうが好き」とは云いました。

↓「モナリザ・スマイル」の感想文
http://diarynote.jp/d/25683/20041003.html
(マギーお姉ちゃんが出ているから観に行ったんですけど)
↓ジェイク・ギレンホールについて
http://diarynote.jp/d/25683/20051214.html
(ヒースファンのほうが多そうですが、私はジェイク派)

でもやっぱり弟も好きです。彼の出演作は全部観てますが、ジェイクってカワイイんだもん♪…ピーター・サースガードじゃないけど、「弟もいいいなあ♪」。

そーいえば、ワイズポリシーの公式サイトにあった、「アン・リー監督、1月に来日決定」というお話はどうなったんでしょう?

来日もスライドして遅くなるならば、ついでにジェイクも連れて来てくれません?>監督

ところで。
←でリンクしている方々が、「2005年映画ベスト10」なるものを順次書いておられます。ナルホドと思いつつ拝読しておりますが、いざ私が書くとなると、たいへんつまんない内容になるんじゃないかと思えるので、自分の分は…気が向いたら書くことにします。興味のある人、おられますか?
←ハヤカワ文庫SFから、フィリップ・K・ディック作「暗闇のスキャナー」が出ました。そしたらタイトルが「スキャナー・ダークリー」になっちゃった! ……。米国では3月末に限定で公開されるこの映画が、日本で公開されたら(インディペンデントでもキアヌ主演だから絶対公開されるでしょう)、その邦題も「スキャナー・ダークリー」になっちゃうんでしょうか?…ってか、ハヤカワ版の表紙に描かれている絵(たぶん主人公ボブ・アークター)ときたら、なんだかヒゲボーボーキアヌに似ていて、映画を狙ってる印象が強いし…。いやだなあ、映画の邦題は「暗闇のスキャナー」にして欲しいのに。

↓ハヤカワ版「スキャナー・ダークリー」の表紙画像:大きめ(amazon)
http://images-jp.amazon.com/images/P/4150115389.01.LZZZZZZZ.jpg
(東京創元社版よりずっとよく雰囲気は出てるか。翻訳は新訳のようで、浅倉久志さん…って大御所じゃん!)

…というわけで、キアヌ・ウォッチャー事務局便りです。

■「キアヌ・ウォッチャー事務局」とは
「キアヌのことは好きだけど、『キアヌ様♪うふ♪』と云う気はさらさらない。いいとこ、「ヘイ、デュード、次は何を演じるんだい?」(←事務局のスタンス)。でも新作が公開されると観たくなる…とゆーか観なくては!と思ってしまい、観たら観たで今度はなにかひとことふたこと云いたくなる」という極東ギャルによって、2004年春、勝手に発足された不定期活動体。活動内容はたった1つ――「キアヌを生あったかい目で末長く見守ってあげる」こと。現在、傍観者募集中。

事務局報が3ヶ月ぶりなのは、ぜんぜんネタがなかったからですっ!

いやだってさ〜、ホームレスすれすれな小汚い格好でうろついてたとか、お友達と一緒に食事してたとか、ライブに行ってたとか、バイク乗り回してたとか、なんかよくわかんないおねーちゃんと一緒だったとか、時々タックス着てプレゼンターしてたとか、アイドルと遭遇してたとか、ひとりでぽつんとレストランにいただとか―――そんなキアヌなんて、ここ15年くらい変わっとらんわっ!!

しばらくしたら、「A Scanner Darkly」「The Lake House」(サンドラ・ブロック共演のロマンスもの) のキャンペーンが始まるでしょうから、それまで待つとして……まずはちょっと古いネタから。

以前話題にしたロブ・コーエンのシンドバッド映画ですが、速報した通り、すっきりとポシャりました。

ロブ・コーエンと云えば昨年公開の「ステルス」が大オケ。回収がかなり厳しいので、ソニーがシンドバッドプロジェクトから手を引いたようです。私としては、キアヌのシンドバッドは正直カンベンしてちょうだい!というのが本音だったので、一安心しています。実際にオファーがあったとして、キアヌがサインしてたかどうかは知りませんけど。

ついで、サンドラ・ブロック共演の韓国映画「イルマーレ」リメイク作「The Lake House」。全米公開が6月16日に決定。配給はやっぱりワーナーで、日本でも年内公開が決まっているようです。

↓ワーナーブラザース近日公開予定作品一覧(公式サイト)
http://www2.warnerbros.jp/comingsoon/?frompromo=movie_comiongsoon_list
(あれ?スコセッシ監督の「インファナル・アフェア」リメイク作品もワーナーで2006年公開なの?…ってか、できるの?)

↓キアヌとサンドラの写真が小さいからわからんやんけ!という方はこちら(cinempire.com)
http://www.cinempire.com/multimedia/The-Lake-House/photos/01.html
(いい感じだわ〜!サンドラ、すてきぃ♪)

もうホント、つまんない内容の事務局便りですみません…。

そういうときは、Rちゃん(キアヌ中毒者)に頼るしかないっ!…というわけで、事務局の相談役Rちゃんにネタを求めたところ、こんな話をしてくれました。

「キアヌ映画でキスシーンのない作品って、ある?」

―――――脳内メモリーバンク リロード中…しばらくお待ち下さい(事務局)――――

………あれ?れれれれれれれ?

「栄光のエンブレム」といったチョイ役、「ギフト」のように問題外な完全脇役だったタイトル別として――うわ!思い当たらないっ!

「ビル&テッド」って、アレックス・ウィンターとはしてなかったよね?…「マイ・プライベート・アイダホ」は、ボブおやじとしてたし、リバーには別の箇所にチューしてたし…あれ?あれれれれれ?

多作な人だから思い出しにくいってこともあるけど、売れっ子な女優さんよりキスシーンをこなしてることは確実でしょうねえ。俳優ってのも大変だなあ…(遠い目)。

ちなみにキアヌと二度共演しているサンドラ・ブロックいわく、「もっともキスの上手い男優はヴィゴ・モーテンセン」だそうです。私もスクリーンで観る限り同感、まったく異議ナシです。

以上、「キアヌ・ウォッチャー事務局便り」でした♪

尚、キスシーンで思い出したネタがあるので、それはまた明日にでも書きます。
ついさきほど帰宅しました。

昨年から通勤でJRが遅れなかった日はありましぇん…。
やりたいことあったけど、疲れたし…いまからフテ寝します。

あ〜あ。

…と、その前に。

「ロード・オブ・ウォー」の宣伝について、もう少し語らせて下さい。

「ロード・オブ・ウォー」の感想でちょろっと書いた、「狙ってるんだろうけどハズしてる宣伝」ってのは、あの宣伝のノリで映画を観に行ったら、本編で描かれていることにビックリするだろう、そんな軽いノリじゃないんだよ、と云いたかったんです(かと云って、ずずず〜んと引きずるような重さはなく、どちらかと云えば、空虚に突き刺さされる感じ)。

アンドリュー・ニコルの作風を知ってるファンには、いつもの生活感がないニコルの演出だなと感じても、彼を知らない人が観ると、「こんな映画だとは思わなかったよ!新年早々、とんでもない映画観ちゃったじゃないの!騙された!」となるんじゃないかなと。私にはすんごく面白かった映画で、「リービング・ラスベガス」以来、ニコラス・ケイジの大ハマリ役だと思ったくらいです。一般的にはウケないだろうな…。

もし皮肉のつもりで、ギャガがあんな宣伝しているならば、ハズしてる…というか、すべってる。米国のほうがすべってない…けれど、米国だろうと日本だろうと、ニコル作品は映画ファンくらいしか見ないんじゃないかと思われるので、米国版は正統に(?)狙ってて一般向きの宣伝とは云えない。

結局どっちもどっち、宣伝しにくい映画なんだろうなあ、しかも日本はニックを宣伝しにくい俳優だというんだったら、なおさらシンドイだろうし…でもこの映画ってニックがプロデューサーやってるんだよねえ、フクザツ。

よくまあ2月に回さず、お正月映画にしたもんだ!>ギャガ

…と、云いたかったのでした。

■私の「S.W.A.T.」の感想
http://diarynote.jp/d/25683/20040713.html
(私の場合、こんな感じです>翠さん)
←ホラーがニガテな人にもオススメできる面白さです…って、英国産コメディでもあるので(ちなみにWT社製作)、やっぱりポップでパンクでヒネくれてます。ただ、英国産にありがちなスノッブさがさほど鼻につかないので、とっつきやすいと思います。…あ!秋林イチオシのビル・ナイが出てますので、よろぴくね♪

珍しくホラー映画の話を書いたのですが、実はホラーに対し饒舌になれません(←でリンクしているまりゅうさんの監修が欲しいくらい)。嫌いというわけではないし、最近だと「ショーン・オブ・ザ・デッド」は、なんて傑作なんだと思っております。ですが、観る映画の中のホラー比率はやっぱり少なめ、たいして語れないんですよ。なので「その程度の話か。甘いわ!」とは、どうか思わないで下さいまし。私だって「ノラ・エフロンのラブコメ論」ならば、3000字くらい楽勝で書けますよ、でもホラーは……ってか、ホラーを熱く!詳しく!激しく!語る女子って怖くありません?

そんな私の小さい頃のトラウマ映画は――「猿の惑星」「食人族」、そしてタイトルを忘れちゃった古い「化け猫」映画。たぶんまだあると思うけど、思い出せない…。意外に純粋なホラー映画とは云えないものが多かったりします。

♯「猿の惑星」
手術されるというのがものすごく怖かった。とくに頭の手術跡が出てくるシーンが子供心に怖かった。いまはごく普通に観れるし、映画自体も素晴らしいと思ってる。あのラストの絶望感――「バタフライ・エフェクト」もあんな風にして欲しかったなあ。

♯「食人族」
TVでトレイラーがガンガン流れていて、ものすごく怖かった。本気であんな種族がいるんだと真剣に思って、夜も眠れなかった。あんなトレイラーをTVコマーシャルで流した配給会社、許した映倫がいまでも許せない。もちろん、大人になった現在は、あれがエンタテイメントだとわかっているけど、それでも観る気にはなれない。一生のトラウマ。

♯「化け猫」映画
純粋に怖かったから。いまではビビってた当時の自分がカワイイと思うナリ。

小さい頃から映画を観てるので、映画によるトラウマに関してはけっこう敏感です。レイティングや宣伝とか気になりますもん。いまでこそエンタテイメントだからと割り切れるけど、小さいうちはなかなかできないんじゃないかな(自分がそうだったから)。たとえば「食人族」の人体串刺し映像は、公開当時TVスポットでガンガン流されて、個人的にいまでもショックな思い出として残っています。

ジャンルはホラーに限らず、「なんで15歳以下は観れない?これこそ、中学生が観るべきだ」なんて云ってる大人がいるけど、それは大人になってからの観点であって、小さい頃からいろいろと映画を観てた私は、一概にそんな風に云えないです。でもレイティングを設定するのは大人なわけで……う〜ん…難しいナリ。
←イタリアンホラーの巨匠ことダリオ・アルジェント。彼の監督作の中では、これがもっとも有名ではないでしょうか?…私がまだ幼稚園児くらいだった頃、家のお風呂が壊れて近くの銭湯に行ったら、脱衣所にこの映画のポスターが貼られてあったことよく覚えています。なんて銭湯だ!…で、当時流行った本作の惹句――「けっしてひとりでは見ないで下さい」。幼心にとても怖く、「決して(ひとりでは)見ないでおこう…」と誓ったものです。実際にその誓いは守られ、鑑賞したのは最近のことでした。ウド・キアが出てたぞ。とりあえず私は「フェノミナ」世代なので、彼の作風はそれなりに知ってはいるんですけど、ダリオ・アルジェントって、ヒロインへの愛が屈折してるっていうか…つくづく「美少女いじめがお好きなしと」ですよねえ…。そう思いません?

今年の私はちょっと違うじょ!
だって新年早々、ホラーの話をするんだから!

というわけで、今年最初に観た作品はダリオ・アルジェントの新作「Jenifer」でした。「え?そんな映画ないよ?DVDも出てないじゃん?」とお思いの方もおられるでしょう。

実はクリスマスのちょっと前から帰省…じゃないや、帰国していた友人E(米国人)が、先日ようやく我が田舎に帰って来まして、その際に、米国産おみやげとして、米国ケーブルTV局SHOWTIMEで放送中の、ホラー・アンソロジー番組「MASTERS OF HORROR」を録画したテープを持ってきてくれたのです。それを昨夜、みんなで鑑賞したんですけどね、これ――全世界のホラーマニアがめちゃ喜ぶアンソロジーだったことが、私なんかでもわかります。

別に映画ファンでもホラーファンでもないEが、なんでこんなマニアな番組を持ってきたのか最初はフシギでしたが、聞けば、どうやら彼の日本の友人でこの番組を見たいというマニアがいて、その人のために録画したのだとか。で、観たらたしかに「さもありなん」なメンツでした。それくらい豪華です。

↓「MASTERS OF HORROR」(公式サイト)
http://www.mastersofhorror.net/
(アクセスするといろいろ見れます。まりゅうさん、どうっスか?)

↓IMDbデータ(IMDb)
http://us.imdb.com/title/tt0448190/
(ジョージ・A・ロメオは、残念ながらお流れになったようです。彼は映画を2本撮ってたから仕方ないでしょうね)

↓超豪華!ホラー・アンソロジー『MASTERS OF HORROR』サントラ(CDジャーナル)
http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=9689
(日本語サイト。サントラの話ですが、番組についても語られてます。)

■「MASTERS OF HORROR」TV-Series(2005・米)
弟1話:「Incident On and Off a Mountain Road」(監督ドン・コスカレリ)
第2話:「H.P. Lovecraft’s Dreams in the Witch-House」(監督スチュアート・ゴードン)
弟3話:「Dance of the Dead」(監督…トビー・フーパー)
弟4話:「Jenifer」(監督…ダリオ・アルジェント)
弟5話:「Chocolate」(監督…ミック・ギャリス)
弟6話:「Homecoming」(監督…ジョー・ダンテ)
弟7話:「Deer Woman」(監督…ジョン・ランディス)
弟8話:「Cigarette Burns」(監督…ジョン・カーペンター)
弟9話:「Pick Me Up」(監督…ラリー・コーエン)
弟10話:「Imprint」(監督…三池崇史) 
弟11話:「Sick Girl」(監督…ラッキー・マッキー)
弟12話:「Fair Haired Child」(監督…ウィリアム・マローン)
弟13話:「Haeckel’s Tale」(監督…ジョン・マクノートン)

…すんごいでしょ??
B級ホラー/スリラー界の巨匠が勢ぞろい!
サム・ライミがいないのがちょい残念。「スパイダーマン」絡みで、それどころじゃないんだろうけど。

あんまり映画を観ない人、B級映画やホラー映画に興味がない人のために、A級ラインで活躍する、あるいはオスカー常連の監督でたとえて云うならば――スティーブン・スピルバーグ、ピーター・ジャクソン、リドリー・スコット、ロン・ハワード、ジェイムズ・キャメロン、マーティン・スコセッシ、クリント・イーストウッド、ピーター・ウィアー、マイケル・マン、アンソニー・ミンゲラあたりが揃ったようなものです!

形式・内容としては、それぞれの監督による「1話60分完結のオムニバス」を取っているホラー/サスペンスもの。「トワイライト・ゾーン」みたいな感じ。13話というあたりがいかにもホラー的な数で、ちょっとほくそ笑んでしまいました。昨年10月28日からのスタートだから、まだ13本終わってないはず。

個人的に注目したのは、やはり我が巨匠ジョー・ダンテが参加していることでしょうか。

んがしかし。私が観たのは、ダリオ・アルジェントの1本だけ。

コラ〜〜っ!
なんでダンテ巨匠の回を撮らなかったのよっ!?ばかもんっ!>友人E

それでも「Jenifer」は、アルジェントの近作の中では久しぶりに面白かったです。

襲われそうになっている金髪女性を助けた男。女は知恵遅れで歪んだ醜い顔を持っていたが、スタイルは抜群、非常に肉感的であった。つい情にほだされてしまった男は、ジェニファという名前らしいその女を連れて帰るが――というストーリー。

このジェニファの醜さってのが、またB級ホラーなメイクの仕上がり。冷蔵庫を開けた主人公、その中にあったものは……ってあたりも、実に「らしい」感じ。さらにジェニファと主人公の絡んでるシーンときたら、アルジェントの真骨頂、その屈折・倒錯っぷりが大炸裂してました。

そうだな…日本女子向けにたとえると、高階良子にスプラッタ風味を加えた感じ、でしょうかね?…う〜ん…ちょっとキレイ過ぎかなあ?…キレイ過ぎです!

日本では、ジュネオンかSPOあたりが絶対にDVD-BOXで出してくるでしょう。ホラーファン必見のDVDになると思います…ってか、米国では評判がいいらしいので、オススメ致します。
←ジョージ・マイケルのソロと云えば、この「FAITH」が一番知られているアルバムではないでしょうか?…もともと彼は、WHAM!時代からセクシャルな雰囲気を漂わす人でしたけども、明るく楽しくそして若々しいお色気を振りまいてたWHAM!とは違い、ソロ初期は、←のように「タイトなジーンズ・BSAのバイカージャケット・サングラス」の三点セットで、米国マーケットを強く意識した、マッチョなお色気をウリにしておりました。そのくせ歌い出すと甘美な声が聞こえてくる――よって女子層の支持は厚く、「ハリウッド女優が選ぶ『抱かれたい男』」でも、No.1選出されたことがあります。でも実はゲイだった――いま思えば、その片鱗は昔から見えてたか。BSAのバイカージャケットにチェーンじゃなく真珠付けてたあたり、ヘンだったもんなあ…(遠い目)。

というわけで、映画感想を書く前に、12/15(木)に開催された「舞台挨拶付!『ジョージ・マイケル 〜素顔の告白〜』ジャパン・プレミア」と、秋林のすったもんだ上京レポートをば。

12月15日(木)。
←でリンクしている夜霧のネオンサインさん(素敵なお方でした〜)のお誘いを受け、約20倍(!)の競争率だったという、「舞台挨拶付!『ジョージ・マイケル 〜素顔の告白〜』ジャパン・プレミア」へ、12/15(木)会社を休んで、行って参りました。

生ジョージを見るのは、「Cover to Cover」ツアーから実に14年ぶり。私の住むホクリークでは、記録的な大雪となり――ジョージがらみのイベントは毎回すったもんだだよなと、朝起きて、まずため息をひとつ。そしてジョージなだけにドタキャンを心配しながら「めざましTV」を見れば、昨日成田に到着したばかりのジョージが出てきたので、ひと安心。そのまま朝7:00に家を出ました。

13:40、東京にブジ到着。

17:30、渋谷LUSHでお買い物。
17:45、夜霧さんとの約束時間である18:00のちょっと前、「舞台挨拶付!『ジョージ・マイケル 〜素顔の告白〜』ジャパン・プレミア」が開催される、渋谷Bunkamuraル・シネマに到着。

エレベーターで6Fに上ってみると、レッドカーペットがお出迎え。こんな街中(まちなか)のミニシアターに、仰々しくもささやかなレッドカーペット……この上をジョージが手を振りながら歩くかと想像するだけで、思わず笑いがこみ上げる秋林。だって……ねえ?

待ち合わせ場所であるカウンターに行くと、「入場受付をされる方は、こちらの階段にお並び下さい」と云われ、階段を覗いてみたら、人がいっぱい。引換ハガキは夜霧さんがお持ちなので、並ぶわけにもいかず、そのままカウンター奥のイスに座り、夜霧さんをお待ちすることにしました。

18:15過ぎ、整理券のために並んで下さっていた夜霧さん現る!

ごあいさつしながら、食事のためにル・シネマを出て、近くのお店へ。ゴハンを食べながら話に花を咲かせていると、のんびりしていた私に「開演時間は19:30で、開場時間の19:00に、整理券の順番で入場するんですよ」と夜霧さんが教えて下さり、時間を見ると、なんと開場時間5分前!

慌ててお店を出て、Bunkamuraル・シネマまで走る――も、今度はエレベーターが使えないっ!!

「階段をお使い下さい」と云われ、階段で6Fまで駆け上がる夜霧さんと秋林……ジョージのレッドカーペットウォーキングのせいでエレベーターが使えないのかと思うと、怒りが。……うううう…夜霧さん、走らせてゴメンなさいいいいぃ!

なんとか6Fのル・シネマに到着し、息を切らせながらカウンター前に行くと、整理券番号20番台が読み上げられていて、私たちの番号である「37番」はギリギリセーフ!…真ん中の列・真ん中の席をゲット!…ジョージを近くで見ることより、映画をベストポジションで観たかったし、もともとミニシアターなので、真ん中の列と云えどもかなり前。本当にいい席がゲットできました。

本人のご登場まで時間があるため、夜霧さんとお話しながら待っていると、私の隣に男性ふたりがお座りになりました……が、口調を聞かずとも、ちょっと見だけで**のカップルだとわかるふたり連れだったので(服装とか髪型とか…東京に住む元同僚で**のこーこちゃん、元気?)、やっぱなあ、そうだろうなあ、ジョージ・マイケルの映画だもんだあ、**のファンは多そうだもんだあ…と、思ったのでした。でも客層は圧倒的に女子が多かったです。

19:30くらい、「わあああ!」という声が聞こえてきて、あの仰々しくもささやかなレッドカーペットにジョージが登場したんだなと思うや、女性司会者の前説開始。写真は撮ったらダメだの、プレスも挨拶が始まったら撮影はダメだのという指示の後――「それではジョージ・マイケルさんです!」。

黒のヴェルサーチに身を包んだジョージ・マイケルさん、14年ぶりに登場!

髪は、量こそ減ったけど形は90年代初の頃と、ほぼ同じ。
ヒゲは、↑の「FAITH」ジャケットと、ほぼ同じ。
サングラスは横に長い、いつもの茶色いやつ(ヴェルサーチ?)。

盛大な拍手を贈る大喜びのファン、パシャパシャと撮影するプレス、「撮影は終わりです!」の司会者の声、そしてジョージの舞台挨拶開始!

「今日は寒い中、来てくれてありがとう。この映画は〜うんたらかんたら〜…」

と、話すジョージの姿をひと通り見た後、舞台挨拶なるものを耳に入れながら、私の目はスライドして舞台袖へ。絶対にケニーが出てくるはず!とドアを凝視していると、案の定ケニーひょっこり登場。思わず「あっ!ケニーが来てる!」と口走りながら、そのままケニーを見ていると――「ジョージさん、ご退場になります」。

登場→舞台挨拶、なんと正味5分!!

早っ!ってか、なんやそれぇええええ〜〜〜っ!?

あっさり出て行ったジョージに対し、「短い時間でしたが…」と女性司会者が必死のフォローをするも、あまりの短さと内容の薄さに、秋林、思わず大笑い!だって笑うしかなかったんだもん!…そして劇場内は、上映開始となるまでビミョーな空気が流れていたのでした。

いくら隣のシネマ2でもう一度挨拶があって、さらにヴェルサーチのパーティが待ってるからってねえ――ともに場所は同じでしょ??

プレミアというよりは、「ジョージ・マイケル ファンクラブ」のイベントのよう、なんともささやか〜な「舞台挨拶付!『ジョージ・マイケル 〜素顔の告白〜』ジャパン・プレミア」でした。おみやげもナシ!…ジョージは、いっつもここぞというときにキメられないんだよなあ…。

ちなみに上映終了後、エレベーターで帰ろうとすると人が多くてなかなか乗れず、階段で降りようとしたら、今度は階段が使えませんでした!!プンプン!

そんな私が後悔していること。

同じワイズポリシー配給なんだから、「ブロークバック・マウンテン」の日本公開がいったいいつ頃になるのか、訊けばよかった〜〜〜〜〜!!
目的が(相変わらず)本末転倒です>秋林さん

■映画の感想はこちら
http://diarynote.jp/d/25683/20051224.html
(ネタバレ上等!なので、お気をつけ下さい)
←何度でも(画像を)出してやる!
だって!私の中で現在大盛り上がりなのは、ゴリラよりカウボーイなんだもん!

…というわけで、まだ家にいます。
もうカンベンしてナリよ…<雪

で、またしてもBBM系の話なんですが。

12/11の日記「Climb The Mountain」で、コメントを下さったnanaさん(就職活動、応援してます!)によりますと…(以下、引用)
ヒースとジェイクのドリームがなかったかわりにシャーベット、じゃなくて「ジャーヘッド」の撮影中、ピーター・サースガードが「マギーに会えないから弟でいっか〜」的なノリでジェイクと共同生活をしていたというのを見まして、fu女子が喜びそうな発言だぁ〜と思ってしまいました。

…ホント、そうですね♪きゃ♪

私の場合、ギレンホール家では、弟ジェイクより姉マギーのほうが好きなんですけども、若手男優というカテゴリだと、ジェイクはかなり上のほうにランクされます。ヒースより好きかもしれません(「なんで!?ヒースのほうがルックス上じゃない!」と云われそうだ〜)。彼の出演作って、私好みのものが多いんですよ。能面演技俳優(ヘタという意味はまったくありません)だということ、そしてマギーお姉ちゃんと似てるところも気に入ってるんだろうなあ。

↓BBMプレミアでのギレンホール姉・弟・ピーター(IMDb)
http://us.imdb.com/gallery/granitz/3910/MaggieGyll_Cohen_6622396_400.jpg
(「弟でもいっか〜」が、本気で「弟いっか〜♪」になったらどうしよ?)

日本ではあまり知られてないギレン弟ですが、米国ではたいへんな人気がある若手俳優です。今、かなり引っ張りだこ状態なんじゃないでしょうか?…彼はリベラルな発言をさりげなくする(から、とても自然で好印象に思われる)人で、「ゲイを否定しないよ」みたいなことを云ってるため、そのスジの人からもたいへん人気があるし…上手いことやってるなあという印象です。

で、ピーター・サースガードのほうも、脇役としてですが、しょっちゅー見かけるので、これまた引く手あまたな模様。とーぜん、私もチェックしてます。

現在マギーお姉ちゃんと付き合ってる彼は、視線と仕草に独特の色気がある人。今年日本で公開された「キンゼイ」では、私だけでなく、一緒に観に行った友人E(ストレート)とF(ゲイ)までもが、リーアム・ニーソン演じるキンゼイ教授のアシスタント役の彼を見て、「俺なら確実に落ちるな」(F談)、「そういう趣味はないけれど、魔が差しそうだ」(E談)、「こりゃ奥さん、嫉妬しそうだ〜」(私談)と鑑賞後、彼の持つ雰囲気と色気に唸ってしまったくらいです。

……。
どうやら私は、おじさん俳優より若手俳優のチェックのほうに勤しんでしまうタイプみたい…。

↓BBMについて
http://akirine.jugem.jp/?eid=33
(ちょっと古い話ですが、当時は「まずは一報」だったので)

↓続報:「Brokeback Mountain」「LAST DAYS」
http://diarynote.jp/d/25683/20051128.html
(海の向こうの掲示板は、さらに回る回る回るの絶賛高速回転中!)

↓公式サイト
http://www.brokebackmountain.com/splash.html
(すでに秋林家のお茶の間PCの壁紙は、ここからDLしたBBM仕様となっております)

↓日本配給元の公式サイト(ワイズポリシー)
http://www.wisepolicy.com/films/index.html
(まだ作品自体の公式サイトはありません。↑にアクセスすると、BBMの情報がちょろっと読めます)
言霊、さらに高く飛ぶ
←数年前に手に入れたワム人形です(クリックすると画像はもっと大きくなります)。ソフトビニール製。一部の方はご存知かと思いますが、私、中学生の頃に買えなかったこの人形がどうしても欲しくて、大学時代、ソニーまで就職活動に行ったことがあります(理由:ひとつくらい倉庫に転がってるんじゃないかと思ったから)。ついでにマクセルUDIIの「えっへん!ハイポジション!」CFビデオが欲しくて、日立マクセルにも就職活動で行きました(理由:1本くらい倉庫に転がってるんじゃないかと思ったから)。ホント、バカですよね。そんな不純な動機ですから、とーぜん二次・三次面接で落とされましたよ、はい。

←でリンクしているtkrさんから、でっかい情報を頂きました!(ありがとうございますっ!>tkrさん)

なんと!

以前からブログでも取り上げてる映画、「ジョージ・マイケル 〜素顔の告白〜」の公開に先駆けジョージ・マイケル本人が舞台挨拶をするジャパン・プレミアが開催されるそうです。

「どーせジョージが来日するわけないしぃ〜」なんて云ってたのに、本当に来るとは…。ケニー同伴だな!

↓あきらめモードだった秋林さんの言動
http://diarynote.jp/d/25683/20051006.html
(「Brokeback Mountain」についても語ってます)

↓舞台挨拶付!『ジョージ・マイケル 〜素顔の告白〜』ジャパン・プレミアに10組20名様ご招待!(MTV JAPAN)
http://www.mtvjapan.com/club_mtv/present.html
(締め切りは明日12/8で、プレミアはその一週間後の12/15)

いったいヤツの来日は何年ぶり!?…ひぃふぅみぃ〜…

申し込んでみたけれど、東京近辺在住の方優先のような気がします。しかもライバルはハイレベル…。

…というわけで、もし東京近辺ご在住で、「ご招待を申し込んだんだけど相手がいないのよね」もしくは、「しょうがねーな、秋林のために申し込んでやるか」という方がおられましたら、私めが行きますので、どうかご連絡下さいませ。

ただなあ…ジョージなだけに、いきなりキャンセルにならないとも限らないんだよなあ…。

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